2025/03/27

小康状態



ちょっと小康状態が戻ってきて、このカレー弁当を最後に、平日の台所を夫にまたバトンタッチする事ができた。

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兄こぐまが、もうすぐ水泳のテストで、飛び込みが出来た方がいいので、練習に行きたいと言う。
うう、プールかー・・・暫く行っていないから、億劫。
最初は私抜きで行って貰うつもりだったのだけれど、「私も一緒に行こうかな」と言ったら、こぐま達が凄く喜んだので、後に引けなくなってしまった。

渋々行ったものの、久しぶりに泳いだら、やっぱり体が凄くすっきりした!
水泳って、ぐーんと思いっきり体を伸ばすので、他の運動と違うのよね。

最初は怖がって震えていた兄こぐまも、何十回も飛び込みして、すっかり平気になった。そういう成功体験って凄く大事だから、よかったねえ。

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気が滅入る事も色々あるけれど、頑張る。





2025/03/25

もうすぐ春



鉢植えの桜、はっと気付いたら、もう咲き始めていた。




こちらも、もりもり咲いてきた。セットで買ったのを、色も全部は判らないまま植えたので、咲いてきたら派手派手になってびっくりした。でもまあ、医院の入り口なので、元気が出る色で案外いいかも!と思う事にしよう。




お雛様と交代。
いつもは旧暦のお雛祭りを待ってから替えるのだけれど、今年はちょっと早めに。




隙間時間料理。カレーの残りがあったので、ブロッコリーを蒸している間にお米を研いで、炊飯器へ。

蒸しブロッコリーって、トウモロコシみたいな風味が出て、家族全員大好き。こんな山盛りが、あっと言う間に空っぽになる。




雷と共に雹が降ったよ。





2025/03/23

同じ屋根の下


今日では、「職場とプライベートを分けたい」と、自宅と医院を別にするのが主流で、同じ屋根の下で計画したら、皆から「本気?」と口々に心配された。
でもこれ、私の場合はやってよかったなあと、しみじみ思う。

お昼休みにも仕事が入っているのだけれど、その隙間に、たとえ15分でも自宅に上がって横になると、晩の馬力が全然違う。
こぐま達が病気で学校を休んでも、一人ぼっちで留守番させなくて済む。
学校から帰って来てお腹を空かせていれば、駆け上ってささっと何か作ってやれる。

同じ村の中で徒歩数分の距離のアパートでも、できなかった事。それに、時々足音が聞こえてくるのも、凄く安心感がある。

晩の診療がある日も、診療が済んでから事務仕事を片付けないといけないのだけれど、もし医院と自宅が別なら、全部片付けてからの帰宅になる。
でも同じ屋根の下なら、診療終了したらまず上がって、こぐま達の事を済ませてから、また医院に下りてきてゆっくり事務仕事を済ませられる。
もう大きくなったとはいえ、食事や寝る時刻などはまだまだ目を光らせていないと乱れてしまうので、これは本当に便利。

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たとえシングルマザーになったとしても、同じ屋根の下ならやっていける。

たとえ私が骨折したり大きな手術を受けたりして、車の運転ができない期間があっても、通勤がなければ長期休業しなくても済む。

そして年を取って、医院をフェードアウトさせたくなっても、自宅と同じ建物なら一人で細々とやっていける。(他人の後継者に引き継ぐ場合は自宅だと鬱陶しいのだけれど、それは最初から全く期待していないので。)

こういう「もし何かあっても何とかなるだろう」というベースがあると、自分の心の崖っぷち感が凄く軽減されるの。

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この日も、晩の診療の後、まず自宅に上がってお風呂を済ませ、ささっとお弁当を作りながら自分のごはんもあたため、こぐま達の寝る準備をさせてから、22時頃に医院に戻って事務仕事。
(またピーナツで済ませようと思ったけれど、皆さんの声を思い出して、「いかん、いかん」と、ちゃんと食べましたよー。)

身を引き裂かれる思いで家族を残して出勤したり、時計を気にしてどちどちしながら仕事を片付けたりせずに済むのって、すんばらしーい。

このお弁当を作っている時、もう思春期で普段は自分の部屋に閉じこもっている兄こぐまが「いい匂い!」と台所を覗きに来て、そういうのが幸せだなあと思う。因みにこの時のBGMは、久々のキング・クリムゾン。




金曜日の晩御飯、ホワイトシチュウが少しだけ残っていて、買い物に出る気力がなかったので、山盛りの人参サラダと玉子サンド(と言っても、サンドにせずに、パンに山盛り載せる)をメインにしたら、こぐま達大喜びだった。
この日は生キュウリ入りで、なんとキューピーマヨネーズをたっぷり♪







2025/03/21

勉強の義務


専門医になると、勉強を続ける義務ができる。

実際に勉強会に行ったり、オンラインで参加したり、医学雑誌についているので自習したり。どれも最後に小テストがあって、「ちゃんと勉強しましたよ」という事を証明しないといけなくて、それに合格すると、医師会で認定された点数が貰えるという仕組み。
朝から晩まで1日がかりの勉強会なら大体8-10点、2-3時間の勉強会なら2-4点、医学雑誌についている記事&テストなら2-3点くらい。

5年間に250点集めるのが義務で、保険医がそれを満たしていないと最初の1年間はまず診療報酬10%カット。その1年間に不足分を取り戻せなかったら、次の1年間は診療報酬25%カット。怖っ。
まあね、どのみち勉強は必須だし、興味があるところに積極的に参加していたら、これ位の点数は取れるものなんじゃないかと思う。

先日、「期限まで1年を切りましたよ~」というお知らせが来た。
(2020年がコロナで勉強会が殆ど開催されなかったので、今回は例外として1年延長の6年間)
昔は色々と資格(鍼灸とか自然療法とか)を取るために、3ー5日間の勉強会に定期的に参加していたので、点数は有り余っていたのだけれど、最近はもう資格も取ってしまってそれがなくなったので、一体どうなっているかなと急に心配になって、自分の点数口座を覗いてみた。



466点!延長分がなくても、
充分あったー。ヤレヤレ。
右端の数字が勉強会毎の点数。結構ちまちま頑張ってるやん、私。




この日も、晩にオンライン勉強会があって、その前にささっと晩御飯を作って食べさせた。見えないけれど玉ねぎと白菜もたっぷり入っているの。

私は出掛けて行く勉強会の方が、色んな人と知り合えるから好きなのだけれど、家を留守にせずにさくっとできるオンライン勉強会も便利なもの。オンラインは長時間になると疲れるけれどね。
(医学雑誌についているのも、クイズ感覚でやれるし、普段触れない分野が取り上げられたりしていて新鮮なので、結構好き。)




勉強会が終わってから、お風呂を済ませ、簡単お弁当作り。
二人分でトマト3個、玉ねぎ1個、パプリカ半分、キュウリ1本、長いソーセージ2本使っているので、これ一品でOK。
黄色のパプリカが保護色になってしまったー。でも赤いパプリカだとトマトと同じ色だし、緑のパプリカは妹こぐまが苦手だし。

「メガおいしかった~♪」と言って貰えると、元気百倍。





2025/03/19

そこに愛はあるのかい?



①ない!(爆) 自分の当番医バイト弁当。
ちゃんと食べる暇もないし、作るのも面倒臭いし、最近はこんな感じ。
糖質控えめパンにチーズを載せたの2枚と、ソーセージ2本。買ったパックのままで。




②ある! こぐま達のお弁当。
前回は鳥そぼろだったけれど、今回は牛そぼろ。
付け合わせは蒸しブロッコリーとスナップエンドウ、人参サラダでさっぱり。今回は菜の花卵じゃなくて玉子焼きにした。

妹こぐまが、「何もかも、野菜とのコンビネーションも、勿論玉子焼きも、全部凄くおいしかった!」と何度も繰り返して言ってくれた♪

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月曜日、晩の診療時間の開始直前に、「ところで今晩、君は何を食べるの?」「子ども達凄くお腹空かせているのに、君、何も作り置きしなかったの?少なくともお弁当は必要」というふざけたメッセージが届いた。

晩の診療は定時で20時迄なので、晩の診療がある日に私が晩御飯を用意できないのは自明の事で、普段なら晩御飯もお弁当も、私の担当じゃない。

無理な日は、お昼休みに何とかするから、早く言えっていつも言ってるよね?
そもそも土曜日は当番医バイトで、帰宅したら晩御飯がない状態で、更に日曜日も私が作ったよね?それで「作り置きがない」やとー?
今からじゃ、買い物にも行けんやん。

でも、こぐま達のためならエンヤコーラ、で作ったのが・・・


③ある! あり合わせの材料で作ったお弁当。
小分け冷凍してあった挽き肉と、玉ねぎ、トマトを炒め合わせ、最後にキュウリを混ぜて胡麻油を垂らしたパスタ弁当に、人参サラダ。

(こぐま達が学校から帰って来てから食べるかなと思って、わざと多めに作って鍋に残しておいたのに、こぐま達が帰宅したら、もうなかったって・・・)




④ない! 私の晩御飯。
お弁当を作った後で、書類仕事を片付けながら。
自分のために何か作るには、材料も気力も残っていなかった。私は糖質制限があるから、こぐま達のお弁当を作っても、同じものは食べられないのだー。

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その翌日はちゃんと買い物に行って、晩御飯とお弁当。


⑤ある!
豚団子の生姜醤油あんかけ、玉子焼き、海苔を挟んだ紫蘇ごはん、グリーンアスパラと椎茸のバター醤油炒め、人参の煮物。

いつもなら、晩御飯のおかずをそのままドカンと詰めるのだけれど、頑張って一部別メニュー。愛のかたまりだぜい♪