2025/11/16

ミラノのアールヌーボー&アールデコ


ミラノ旅行記に戻ります。
私がアールヌーボー好きなので、案内して貰いました♪




元々は映画館として建てられたのだって。

* * * * *


うわーっ、なんか凄い建物が・・・




雨樋のところまで飾りが!




ぷりぷりの天使はいらんが、このバルコニーは欲しいな。




お店の看板の字も、如何にもー。
でも、ちょっとやり過ぎとちゃう?

* * * * *


タイル画がミュシャみたい。




窓の柵も。




屋上のこの柵、欲しい!

* * * * *


おおー、あそこにも。



これでもか、という位、本当に隅々まで装飾が施してあって、写真でも一体どこを切り取ればいいのやら・・・という感じ。恐れ入りました。





2025/11/11

頑張った秋休み(2)遊び編


片付けの合い間に、遊びもちゃんと頑張った。




兄こぐまの友達が泊りがけで遊びに来てくれた。
朝、焼きたてパンとソーセージを買ってきて、ホテルみたいな朝ごはん。




滑り初め。昨シーズンは行きそびれたので、今シーズンは早々に。整氷したてのこのフツフツとした感じ、大好き♪




去年は淋しかったハンスくん、今年は子ども達が沢山来てくれて、大人気でした。籠に何度も補充した位。くわえているチョコレートも、ちゃんと取って行ってくれた。




兄こぐまのマウンテンバイクのサスペンションを交換して貰い(これまた、うちの軽自動車に苦労して積んで自転車屋さんに持って行き、出来上がったら取りに行きで、二往復)、試したくてうずうずしていたので、初めてトレイルに連れて行った。
この2本の木の間がスタート地点で、ここから見ると大した事ないみたいだけれど・・・



スタート地点に立ってみると、こんな急傾斜よ。他にもジャンプ台とかあって、大喜びしていた。後には泥まみれの洗濯物の山。

兄こぐまは最近、知人のお手伝いをするようになって、それで貰ったお小遣いなどを貯めて、マウンテンバイクの部品を買っている。




秋休みの最終日、兄こぐまにお願いされて、日本のお惣菜パン。
奥の丸いのはカレーパン。ふっかふかに焼けて、一同大満足。

* * * * *


片付けとか、遊びとかの間中、乾燥機はほぼフル回転でした。




2025/11/08

頑張った秋休み(1)片付け編


ミラノ旅行記、ちょっと中断して・・・少し前の秋休みの話しを。

一週間の秋休み、頑張りました!
もうね、床が見えない生活とか、掃除機を見ながら食事とか、つくづく嫌だ!
私は断捨離というのは好きじゃなくて、物にぎっしり囲まれて暮らすのは全くOKなんだけれど、何がどこにあるのかを把握できていて、何でもさっと出してきて使える状態である事が大前提。

いつもなら、土・日はゆっくり休んでから活動開始するのだけれど、今回は目一杯やりたくて、金曜日の終業後にすぐIKEAに行って、色々と材料を仕入れ。
IKEAで棚を買っても、組み立てて貰えなくて置きっ放し・・・というのが多かったけれど、もう自分で組み立てちゃう。やってみたら、めっちゃ簡単やん!




折角の素敵な吹き抜けも、酷い状態で、後ろの物には手が届かないどころか寄り付く事すらできず、
極小の玩具の部品なんかも転がっているので、掃除機もかけられなくて、綿埃だらけ。これで「場所がない」って、当たり前やろ!
家中がこういう状態だと想像してみて。
こうなってしまったら、もう、子ども達にはお手上げ。そりゃ、無理やわ。




床にすら置ききれない物は、夫が何でもかんでも、がさがさーっと段ボールに入れて積み、しかもきちんと詰めていないから、場所も取るし、積み上げた段ボールが潰れて崩れてくるし。
「その時、床にあった物」をがさがさ放り込むので、色々なものが、あっちの箱、こっちの箱、と分かれて入っていて、もう何が何だか。
取っておいても、どうせどこにあるかも判らない状態では、意味ないよね?!

子ども達のノートやプリント類は、前年度の分だけぴっちり箱に収め、あとは全て捨てる事にした。のだけれど、ビニールのカバーやクリアファイルなんかは古紙に入れられないから、ごみを仕分けするだけでも大変!
あと、ガラクタの中に、大事な玩具のセットの部品が紛れていたりして、それは私には判らない。
なので、これらは自分達でやらせて私は手伝うだけにしようとしたら、妹こぐまは地道に頑張ったけれど、兄こぐまが逆ギレ。
(後で「あなたの態度はOKじゃなかった」と言おうとしたけれど、いや、待てよ。私が一番伝えたいのは、道理じゃなくて私の感情の方。それに、兄こぐまが学校の先生に酷く扱われていた頃のノートとか、見たくもない気持ちも解る。
それで、「さっき、あなたの言動が私を悲しくしたよ」という表現にして、「私が勝手に全部捨てる訳にいかないでしょ。要る物かどうか、いちいち訊かないと判らないもの。だから本当ならあなたが自分でやるべき事だけれど、面倒だし大変だから代わりにやってあげてるんでしょ」と説明したら、「そんなつもりじゃなかった」と、反省していた様子。はあー・・・)

ほんの数ページしか使っていないノートとか、勿体ないなあと思うけれど、まあ、私も子ども時代は「新しいノートで心機一転」というの、あったもんねえ、と小言を飲み込む。
でも、買って間もないのに「これもう使わない、いらない」とか、ちょっとムッとする。もう要らないものも、きちんと整理したら、お下がりとしてあげられるよね?確かに面倒臭い仕事だけれど、喜ばれるよね?と、これはちょっと説教。




吹き抜けスペース、完了。子ども部屋が小さいので、部屋の前の共同スペースを大きめに取ってあったのが、やっと使えるようになった。あとはランプだな。

いい玩具は、年下の子が来た時に一緒に遊べるように、きちんと棚に整理。
手前の白いキャビネット(上に座れる)は非常用梯子を入れるために、新しく買ったもの。これまた、いざという時にパッと出せないのでは、意味がないから。上に座布団代わりに置いてあるのは化繊じゃないウールなので、火事の時に何かの役に立つかも。あとは、古い柔道着の帯も入れた。これも木綿で凄く強いので。




私の物は、もう夫の物と混ぜて置かない事にした。私の棚は整理してあるからスペースが残してあって、その手前や隙間に勝手にちょこちょこ置かれるのが、凄いストレスだったの。
それで、夫の勉強部屋に置いてあった私の本棚を、全部リビングに担ぎ出して、食器戸棚の後ろを、図書館みたいな隠れ家スペースにしてみた。
リビングに夫の物がごちゃごちゃ山積みになっているよりは、私の物がリビングに出ている方が気分いいもの。棚の中身は、またゆっくり整理しよう。




左の馬鹿でかい食器戸棚、壁に足をつけて「ふんぬーっ!」と踏ん張ったら、一人でずらせたよ。




台所も、棚の横の床に色々積んであるのが嫌だったので、棚を拡大。もっとみっちり棚板を入れられるけれど、取り敢えずはこれで。
ついでに、中も見えない位汚れて炭だらけだったオーブントースターも掃除。




夫の部屋の、私の物を出して空いたスペースに新しく棚を二つ入れ、夫があちこちの床に積んでいた物を集めて納めた。
こりゃ、床が見えなかったのも当然やわ。洋服も、山の一番下にあったのなんて、絶対に着ていない、デッドストック。




トレーニングルームの床の隅に積んであったものも、ここは暖房が入っていないどころか、床は外気と接しているサンルームで、温度差からの湿気がくるので、小さなワゴンを買って収納。本当は壁棚を吊るといいのだけれど、そうするとドアが開かなくなってしまうのだ。




ついでに職人さんも来てくれて、ふわふわの断熱材が剥き出しになっていた、ガレージの壁を閉じてくれた。

それで、ガレージの棚を動かしたついでに、古~い(賞味期限切れなんて生易しいレベルではない)食材も、断腸の思いで処分して、整理。もう食べられないと判っていても、勿体なくて捨てられなかったの。
折角の頂き物も食べる余裕がなかった、そんな過去の日々とも、これでお別れ。

約十年前に自分で漬け込んだ果実酒をざばーっと捨てたら、凄くいい匂いが立ち込めて、あ、早まったかな、と思ったけれど、どうせ私も砂糖入りのは飲まない方がいいので、もういいのだ。




あちこちに散らばっているものを整理してまとめるという事は、「あ、これはあっちだ」と、兎に角歩き回るし、階段を上ったり下りたり。もの凄い運動量だった。

まだ使える物は、人にあげるものはきちんと整理し、誰も要らなさそうなものは処分。

ごみも一体どれだけ運び出した事か。
夫がインターネットで注文しては、中身だけ取り出し、梱包材ごと山積みにしてあった抜け殻を、箱を一つずつ潰し、梱包材を分別し。

でもね、我慢して生きるのはもうやめる!と決めたから、頑張った。
9日間フルにやって、時間切れ。なので、未完の部分や改善点はいっぱいあるけれど、取り敢えず目鼻立ちがつくところまで漕ぎ着けて、これでかなり気持ちよく生活できそう。




2025/11/06

ブラマンテによる だまし絵教会



偶然開いていて、入れました!




正面入り口から見ると、普通の教会に見える。ところが・・・




横から見ると、この通り。面白ーい!




ここまで平らなのか!
普通なら祭壇の後ろが奥まって、十字型になっているものだけれど、どうしても場所が取れなくて、苦肉の策でこうなったのだとか。




くっついている昔の部分(設計図の左端円形)。
時代が変わると、壁画とか手っ取り早く塗りこめてしまっていたんだって。壁の表面を剥がすと、こうして昔っぽい顔が出てくる。





2025/11/03

ミラノの緑


ミラノの緑がもくもくの高層マンションの写真を初めて見た時には、度肝を抜かれた。

でもね、ミラノに来てみて、納得。
凄く緑が多くて、特にベランダとか、屋上を空中庭園みたいにしているのとか、一体どうやっているんだろうという位、上手に育てている。








ドイツなら花を飾る事が多いけれど、ミラノは兎に角グリーン。あっちもこっちも、わさわさ茂っている。

そして、古い建物は背の高ーい入口から中庭に抜ける事が多く、その中庭が「公園か?!」という位大きい事も結構あって、凄い事になっているので、入り口という入口の中を覗いてしまう。


これなんか、向こうの建物が見えるから、可愛い方。大先輩曰く、「昔はフラミンゴを飼っている家もあったわよ」。
イタリアは、相続税がなかったり、今日でも相続税が低く、貴族が一等地のお屋敷を分割せずに抱え込み続けられたのだと聞いた。