2024/10/28

隙間時間料理、第一週


忘れっぽいし怠惰なので、いつまで続くか判らないけれど、一応反省して心を入れ替えました。火曜日と水曜日は、こぐま達二人ともお昼過ぎに帰って来るので、お昼ご飯を用意する事に。




火曜日の隙間時間は30分程度。
買い物に行く時間がなかったので、台所に転がっていた玉ねぎとジャガイモを使って、ホワイトシチュウ。彩りのパセリはベランダから。




水曜日の隙間時間は15分程度。
台所を片付け(ここで大幅に時間ロス。キーッ!)、お米を研いで新しく買った炊飯器にかけ、白菜と豚ひき肉のあんかけ丼に。




木曜日はお昼で帰って来るのは妹こぐまだけなので、カイザーシュマーン。
これは、子どもが帰って来た時に丁度空き時間があれば、ささっと10分位で作れる。出来立て熱々が、ふんわりしていておいしいの。
この一人前に卵3個も使って、粉や砂糖は驚く位少ししか使わないのよ。




木曜日の夕飯は、辛くない肉味噌麻婆みたいなの丼。
玉ねぎ、トマト、赤パプリカ、豚挽き肉、ほぐした豆腐を味噌味で炒めて、彩りの葱はベランダから。

こぐま達の喜びぶりを見ると、こんな簡単な事を何でもっと早くしてやらなかったんだろう、と、ちょっと自己嫌悪。でもまあ、今日は明日より遅くない!今日が一番早い日!ということで、兎に角始めたんだから、前を向こう。

・・・とやる気になったところで、秋休みに突入です。





2024/10/24

初めてのラテン語テスト


夏休みに姪が遊びに来た時、妹こぐまが英語をペラペラ喋るのを初めて聞いて、「ええー、5年生でこんなに喋れるの?!」「そんな単語も知ってるの?!」と、びっくりした。

そして6年生になって、第二外国語でラテン語が始まり、少し前に初めてのテストがあった。夫にトレーニングして貰っていたよ。




テストの朝、自分の部屋でランドセルの中身を揃えている妹こぐまに、夫が最終確認をしているところ。答えられないと「ちょっと、まずランドセルを詰めてから!」と逃げる妹こぐま。
でも、スラスラ答えるのに感心。やっぱりこれがあるから、「勉強を手伝ってやれる言語」というのがいいんなんだなー。




初テスト、よく頑張った。わざわざ医院にまで見せにきたので、ご褒美のお菓子。

妹こぐまはギムナジウム進学の推薦を貰えなかったのだけれど、よく勉強する友達に影響されたりしながら楽しく頑張っていて、年度末には何と兄こぐまよりいい成績を持って帰ってきた。

兄こぐまは今はだらだら期。夫に言わせると、男の子はそういうムラがあるのも普通で、早く頑張らせ過ぎると終わり頃の大事な学年で嫌になって頑張れなくなったりするから、今はそこそこのレベルで放っておけと。ふーん、そうなの。
まあ兄こぐまも今は、やっと友達も沢山できて泊まりがけで遊びに行ったり、今年度から村の青少年消防団にも入り(誰かにくっつかず全くの一人で何かに参加するのはこれが初めて!)、夫の実家からお古の自転車を持って来て貰って自由な行動範囲も広がり、ゲームオンリーではなくなったので、よしとしよう。





2024/10/22

自然のリズム


人間は、想像以上に環境の影響を受けているらしい。

明らかに蒸し暑い日に呼吸困難の患者が続出するとか、鬱陶しい天気が続くと鬱が増えたりするのは、わかる。
腹痛が重なれば、まあそういうウィルスが流行しているのかな、とか。
満月や新月に色々と増えるというのも、よく聞く。

でも、何という特徴もない日に、説明のつかない重なり方をする事が、結構あるのだ。

胸部の痛みが続出して、心電図と血液テストばかりする日とか。
精神的に限界を超えて、来院して泣く人が続出する日とか。
遺体検案も同じ日に重なる事が多く、普段は何か月に一件位の低頻度なのに、或る日の24時間往診当番では、なんと3件。しかも全員88歳だったのには驚いた。そういう日だったんだろうなー。




夕焼けこやけ

自然というか、地球というか、宇宙というか。兎に角大きなものに抱かれて生きている、人間の小ささよ。





2024/10/20

最近の「!」



今年も食べて来ました、秋祭りの屠殺プレート。豚肉はパンの下まで続いている大きさで、この下に更にもう一枚隠れている。
何が凄いって、同席した人が93歳で、この量をペロリと平らげて、ビールも0.5リットル飲み干した事。




2年に一度、医院で使う全ての電子機器の検査(TÜV)が必要で、そのついでにPCも分解掃除してくれた。えらいこっちゃ。これでもうちは、きれいな方だって。




妹こぐまに算数を教えていて、発見。めっちゃ外国人ぽい落書きやん。文化の違いを感じたわー。




医学情報誌はわさわさ届くので、ちょっと気を抜くとすぐにこんなに溜まってしまう。これで3ー4週間分位かな。
サーッと斜め読みとか見出しを見るだけでも今のトレンドが判るし、大事な情報を逃さずに済むので、凄い勢いで全頁めくっていって拾い読み。





2024/10/19

やればできるわ


週末も連続で予定と当番医が詰まっていたし、風邪シーズン到来で予約が納まりきらなくて、ダブルブッキング続出どころか時間外まで溢れ、更に今週は欠員も出て、家でもごたごたしたり、ストレスが手伝ってか蕁麻疹が出て幾夜も眠れない程の酷い痒みに襲われ続けたり。

・・・と、ちょっと大変だったのだけれど、兄こぐまが初めて私の側について、抱き締めて慰めてくれたので、珍しく兄こぐまと色々話した。
こぐま達が大きくなって自立してきたのをいい事に母親業を怠け過ぎたな、と私も反省。
(体が資本だから休息は削れないけれど、実は私、だらだらネットサーフしたり、怠け心を甘やかしているところがあるのです。ついでに、夢の家が荒れているのを見たくなくて、逃げているところもある。基本的に自分に甘いんだな。)

大きくなってきたとはいえ、まだまだ子ども。全部はしてやれないけれど、話し込んで大事なポイントを聞き出したら、やっぱり手料理のあたたかさが嬉しいみたい。夫があてにならないので、そこは私がやるしかないな。

いつも「お腹が空いていて、自分で食べられるものが何もない時には、言いに来なさいね。何か作ってあげるから」とは繰り返し言っているものの、言いに来た事が殆どないので、きっとありあわせで我慢しているのだろう。
それはとても有難い心である反面、残り少ない子ども時代なんだし、親の事情に振り回されてばかりでは可哀想。もう少し大切にしてやらなくては、と、心を新たに。(って、何度も同じ反省を繰り返している気もするが・・・)

お昼過ぎに妹こぐまが帰ってきて、いつもなら自分で適当に何か見繕って食べているところ、往診前に15分位あったので、台所に駆け上がってカイザーシュマーンを作ってやったら、歓声を上げて抱きついてきてくれた。

往診から戻ったら、夫から帰りが遅くなる連絡が入っていた。
晩の診療開始迄、30分ちょっとある。慌ててまた台所に駆け上がり、吸水させなくてもいいバスマティ米を研いでお鍋にかけ、横で野菜をさっと炊いてソーセージを入れて、簡単カレー。
帰って来た兄こぐまに「晩御飯作っておいたから、二人で食べなさいね」と言ったら、ぱっと笑顔になった。

なーんだ、やればできるやん、私。
そもそも何品も並べなくていい、ささっと作る一皿料理で大満足してくれるのだから、お安い御用でしょ。こんな当たり前の事すら当たり前じゃない子ども時代を送らせてきた事に、改めて心が痛んだ。

そうそう、こういう事をしてやりたくて、家と医院を同じ建物にしたんだったよ!と思い出し、折角のひとつ屋根の下、有効利用しなくちゃね。
夏にはもう消えてしまいたいと思っていたけれど、もう少し頑張ろうっと。家族の胃袋から、私の存在意義を取り戻すのだ。取り敢えず、隙間時間が足りない時のために炊飯器を買うかな。




金曜日の夜、とっておきのかっぱえびせんを出してきて、一人でお疲れ様会。