2023/07/30

妹こぐま、卒業



入学式から、もう4年経ったのか。




小学校最後のお弁当。
右が妹こぐま。玉子焼き、ミニハンバーグ、パプリカ、二十日大根、葡萄。
左が兄こぐま。葡萄の代わりに茄子、マッシュルーム、ミニトマト。
ちょっと彩りが悪かったな。




卒業式のビュッフェに持っていくのはベルギーワッフルがいいと言う。イースト生地だから適度な時間発酵させないといけないし、やっぱり焼きたてを持っていきたい。
お昼休みに住居に駆け上って、生地を用意したら医院に下りて仕事を続け、また駆け上って大急ぎで焼いて、粗熱を取ってすぐに抱えて卒業式に行き、ビュッフェ開始と同時に医院に戻り、晩まで診療。

ワッフルは大好評で、蓋ができない位の山盛りが、一、二番を争う勢いでなくなっていたって。嬉しー♪




卒業生全員集合。兄こぐまの年度より大分多いね。

小学校の間に習ったのは、乗馬とフルート。と聞くとお嬢様みたいだけれど、田舎のお転婆娘です。成績は並みだったけれど、本来より1年早く入学したのだから上等、よく頑張ったと思う。英語と体育だけ、ちょっとよかった。





2023/07/24

てんこ盛りの1週間



嗚呼、教養物理を思い出すー。

朝7時からお昼まで普通に診療して、午後からシュトゥットガルトまで、超音波検査のリフレッシュコースに。高速道路や都会での運転は疲れるので電車で楽々行きたかったのだけれど、時間が間に合わないので仕方なく車で。
講演する先生方はプログラムが押さないように機関銃のような早口で喋りまくり、実技練習も12分(!)ごとにベルが鳴るローテーションで、ぎっちり。それが晩20時迄という鬼スケジュールで、家に帰ってご飯とお風呂を済ませたら、もう夜中。翌朝また7時から診療。
疲れたけれど、行った甲斐はあった!



兄こぐまの林間学校のおみやげ。こんなに石好きやったっけ?
実はコウモリというのは超音波のシンボルなので、何だかシンクロで嬉しかった。

兄こぐまが居ない間、妹こぐまを思いっきり甘やかしてやろうと思っていたのに、バタバタ働いている間に帰って来ちゃった。




でも、兎も角矯正器具は外れた!そして嚙み合わせがもう正しくなっている!




約束していたお祝いユフカ。

あとは、元に戻らないように時々マウスピースを使って、歯が生え変わっていくのを様子見するだけらしい。「きつくても一気に片をつける」という治療方針、済んでみれば、まあそれもアリか。


来週の予定は更にてんこ盛り。それをこなしたら、ちょっと落ち着くかな。




2023/07/20

続・最近の医院と金魚



紫陽花と百合が美しい季節になりました。 

今年は畑はなしで、この植え込みだけ。というのは、日本旅行している間に雨が降らず、野菜の苗が全滅してしまったのだ。ホームセンターで苗を買ってこようかとも思ったのだけれど、もう今年は思い切りよく休みにして、家の中を整える事に集中しよう。




採血する時の椅子、今迄のだと
嵌ってなかなか立てない人が時々いるので、一回り大きなものに買い替えた。違うメーカーで同じ色がないので、サンプル生地を送って貰って悩んだ挙句、今度は茶色。




暑中お見舞い申し上げます。




金魚というのはどうも放っておけない性格なようで、食べない水草でも抜けてしまうまで引っ張るし、結構歯が鋭くて、食べなくてもぶちぶち噛み切ってしまう。で、引っこ抜かれたのとか、バラバラに噛み切られたのとかが、プカプカ漂う大惨事になるのだ。浮いている葉っぱのかけらを口に入れては、ぺっと吐き出しているのを見ると、「吐き出す位まずいなら、なんで齧るのよ!」とつっこみたくなる。好きな水草なら、勿論とことん食べ尽くして、茎が棒のように残るだけだしね。

金魚が余り食べない水草を調べ、前回買ったのは、確かアマゾンソードとクリプトコリネだった。アマゾンソードは辛うじてしょぼしょぼのが残っているけれど、葉は齧られてボロボロ。クリプトコリネは何度植え直しても全部引っこ抜かれてプカプカ漂っているうちに、段々と減っていった。

今回はミクロソリウムとハイグロフィラ。
ミクロソリウムは活着させるといいというので、オブジェにテグスで結び付けてみた。
ハイグロフィラは兎に角成長が速くて養分を吸収するので水質浄化作用があるそうで、確かにこれを入れた途端、ガラスにつく苔が激減した。

金魚たち、わざわざ茂みの中を泳ぎ抜けたりしているので、どうやら気に入った様子。ただ、ハイグロフィラは昔一度買った事があるような気がして、その時はやられちゃったんだよなー。
楽しみたかったら、齧るなよー。引っこ抜くなよー。





2023/07/17

ギムナジウム


或る日、兄こぐまがまた荒れまくって妹こぐまを泣かせ、これは学校でまた何かあったなと思いつつ、まずは妹こぐまを外に連れ出して、楽しく過ごさせた。
晩になって、やっと収まったところで、夫が兄こぐまの青痣を見つけた。学校の先生は喧嘩は両方悪いというスタンスだけれど、いや、兄こぐまは(恐らく)やり返してないから。やり返すと、何故か兄こぐまだけ罰を受けるので、諦めてされるままになっているらしい。で、夫がカンカンになって、またモンペ上等!の抗議メールを書いていた。
因みに「こぐまにはママがいなんだぜ」というの、夫に訊いたら「お前の母ちゃんでべそ」の外国版で、特に意味はないと言う。本当かなー。

でもまあ、親友も一人できて、彼に誘われてサッカーに通うようになったら、今迄重石でもついているのかという位ダランダランだったのが、歩くのも嫌がらなくなり、心配になる位夜型だったのもあっさり直った。友達の家に遊びに行ったり、うちに遊びに来たりというのも、遠くて送迎がいるので時々しか無理だけれど、始まった。
そして今度、妹こぐまが同じ学校に上がる。しかも、その親友の妹と同じクラスになった!これからは、兄同士、妹同士で遊べるね。

兄こぐまの時は、うちの村からギムナジウムに行ったのは兄こぐま唯一人で、だから友達も居ないし、病欠の時に宿題などを届けるペアを作るのも大変だったのだけれど、妹こぐまの学年は数人そこに進学し、しかも同じクラスになれて、ヤレヤレ。保護者会とかでも、知っている顔があると、気が楽~。

因みに妹こぐまは、ギムナジウムへの推薦は貰えなかった。小学校の先生は親が無理させているのではと心配していたけれど、「いや、私達はどうでもいいんだけれど、本人がどうしても兄と一緒のところに行きたいと言うので。そもそも小学校の勉強なんて、才能とかじゃなくて、やれば誰にでもできる内容なんだから、行きたければ勉強するしかないでしょ」と言ったら納得され、妹こぐまもそれから結構頑張ったよ。




ギムナジウム入学前の説明・歓迎会。兄こぐまの時はコロナだったので、保護者会だけだったのだけれど、今回は盛大に。

「もう次は産まないの?」と訊かれた。もう更年期やっちゅうの(爆)。




カレー粥弁当。


さて、兄こぐまの6年生の締めくくりは、初の林間学校(?)。4泊5日って、長い!今迄学校では1泊旅行しかした事なかったから、ドキドキ。でも、凄ーく楽しみにしているので、よかった。



いってらっしゃい!

妹こぐまはまだお粥弁当なので、ご飯まで二鍋炊いた。頑張ったぞ、私。

お弁当箱は向こうで毎日サンドイッチを入れるのに使うらしいので、なるべく汚れない献立で。
おかずの串は、茄子、ズッキーニ、マッシュルーム、三色パプリカ、胡瓜、ソーセージ、ハム入り玉子焼き。おにぎりは、勿論梅干し入り♪





2023/07/13

最近の医院



何か月か前に買った鏡、夫が掛けてくれた♪




看板もきちんと掛け直してくれて、すんばらしーい。
少しずつ、少しずつ、前進しています。
因みに、1年半前のあれは、まだ。




休診時の代診医院など、臨時のお知らせを貼るための場所が欲しくて、看板屋さんに同じガラスをお願いしてあったの。
今迄は看板の下にぶら下げていたのだけれど、折角の美しい看板にセロテープで貼り付けるのが、ずっと嫌だった。外壁は木材で塗装が壊れるから直接は貼れないし、ドアに貼ったら看板屋さんに「シート(イラストを描いたのを、ドア全体に貼ってあるの)が壊れるよ」と叱られたし。




やっと新しい水草を買ってきた。
日本旅行後、八雲が病気で、今迄からの感じだとそのまま弱って死ぬパターンだったのだけれど、隔離して塩水浴と絶食で元気になった!治療って加減が本当に難しくて、きちんと成功したのは初めて(過去の金魚ちゃん達、ごめんよー)。成功が信じ難かったのだけれど、戻してからもう半月以上経ったので、遂に隔離水槽を片付けた♪




貫禄が出てきたモモコ。




奈良の五重塔の手ぬぐいは、殺風景だったところに。




この注染手ぬぐいは、ブレーカーボックスを隠すのに。ちょっと賑やか過ぎる気もするけれど、ぱっと見て「うわあ、楽しい!きれい!」と思ったので、患者さんの心も愉しませてくれるかなと。




金沢のだるまさんと、京都の桜。


他にも電気コードの乱れとか、椅子の足に付けているクッション材が取れているのとか、ちょこちょこ直していたら、半日位かかってしまった。
でも、久しぶりに夫とゆっくりお喋りしながら作業して、あっちがいい?こっちがいい?やっぱりこうしようか?と相談しながら色々できて、楽しかった。





2023/07/10

頑張ってます



先々土曜日に丸一日緩和ケアの勉強会があり、しかも片道2時間近くかかるところだったので、先週はちょっと疲れ気味の一週間でした。
(勉強会の部屋の前に停まっている車、窓から部分的に見えるのが何か長いなーと思って、外に出てみたら・・・。)


妹こぐまの、マウスピースみたいな全く噛めない矯正器具は、約十日で外れる予定で、顎整形外科のアポにウキウキと出掛けて行った。最初だけそれで、その後は着け外しできるタイプを家に居る時だけ着ければいい、という話しだったので。
その翌日は小4卒業前の遠足だったので、「よし、じゃあ兄こぐまの時みたいなお弁当を作ってあげるね!」と約束していたのに、何と外れるのが2週間延長になってしまった。
医院を出た途端、泣いてしまったとか。そりゃ、あと2週間はつらいわー。可哀想に。

もう、マッシュポテトもヨーグルトも果物ピューレも飽きてきて、とっておきの日本のふりかけをかけたり、食べさせた事のなかったインスタントカップスープをあわせてみたり、インスタントラーメンのスープを少しかけてみたり、騙し騙し何とかやり遂げたと思ったのに。




おにぎり用にお米も研いであったし、何にするか悩んだ挙句の玉子粥弁当。ブロッコリーの先っぽだけ入れて、浅葱をちらして、味噌だれをちょっと。腹持ちがいいように、卵は何と3個入っている。
傷まないか心配だったのだけれど、涼しい日だったので大丈夫だったみたい。

大きくなってからのお粥は初めてで、「凄くおいしかったー!」とニコニコ顔で帰って来て、ヤレヤレ。




金属だけじゃなくて、歯の上にプラスチックでマウスピースみたいに嵌めてあるの、判るかしら。初めて見た時は、「こんなのあるの?!」と、びっくりした。噛むどころか口を閉めるのもままならない。これをあと2週間と言われたら、そりゃ、泣きたくもなるわな。

クラスで発表があったけれど、妹こぐまが話し終わっても、お決まりの拍手喝采がなかったそう。多分、何を話しているか、いつ終わったのか、誰も解らなかったんだろうな・・・。




カレー粥弁当。

いつもの煮込みをミキサーにかけ、日本のカレールーを入れるだけで、こぐまには特別なごはんになった。




兄こぐまも相変わらず学校で色々と大変で、二人とも可哀想なので、金曜日の晩に頑張って
IKEAに連れ出した。「この夏休みこそ、子ども部屋もきちんと整えようね」と色々と選んで、ソフトアイスを食べて、二人ともご機嫌になったのでした。




追記:
噛み合わせが逆なの、判るかしら。今ならまだ上顎が成長できるのと、一部まだ子どもの歯なので、矯正が楽らしい。




これが妹こぐまの顔だったので、顔が変わるのはちょっと淋しい気もするけれど、見た目だけでなくて色々と噛みにくくて大変だったので、ガンバロウ。





2023/07/08

京都 内御所


そして京都へも日帰りで。家族は京都も初めて。私は修学旅行以来。




まずは東本願寺。凄い迫力。
部屋によっては、壁まで金が貼ってあったり。




将軍塚から見て、その屋根の大きさにびっくり。広大な敷地の中に建っているのでそこまで感じなかったけれど、周囲のマンションと比べてみてー。

さて、京都の友人が、内御所を案内してくれると言う。
「え?お寺や神社じゃなくて、なんで御所?」と思ったのだけれど、いやー、これが本当に凄かった。
言われてみれば確かに、主上(=神)の住居だったのだもの、気合いが違うわな。友人に言わせると、「〇〇神宮なんて、御所のコピー」だそうで。




屋根は檜皮葺き。美しい~。
側面には鳥が穴をあけて巣を作ってしまうそう。




瓦にもいちいち菊の御紋。




紫宸殿のあの奥から帝の勅令が出ると・・・




勅使がこの門から出て行ったのだとか。




正に、正に、古文の世界。




ここの庭園の美しさは言葉にできない程。




色々と詳しい説明を聞きながら、質問し放題で、じっくり見て回れて、本当に素晴らしかった。

因みにこの友人も、私の宝のうちの一人で、台風で来られなかったのはこの人。これまた卒業以来の再会で、こちらで会えて、よかった♪
前日見た東大寺のあれも、興福寺のあれも、彼のところで作ったものと聞いて、びっくり。いい仕事しとんなー!じゃあ、まあ、物理屋やめても仕方ないか。



 
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この漫画が好きな人は、絶対行くべし!



2023/07/06

奈良



大阪のホテルに泊まって、奈良に日帰り遠足。私は奈良も初めて。




姪が阿修羅像を見たいというので、まずは興福寺へ。こういうのをゆっくり観るのは本当に久しぶりで、堪能しました。建築も仏像も、京都のとは大分雰囲気が違う!




これは私の大事の写経よ!あげないわよ。

鹿カチューシャは100円ショップで調達。クリスマスにはこれでトナカイさんごっこができるな。




「ごはん頂戴」とお辞儀する鹿さんは礼儀正しいのに、鹿せんべいがあると追い剥ぎなみに豹変。妹こぐまは腰を噛まれて泣きべそ。




仁王様、大きいー!!




あのう、余計なお世話かとは思いますが、静脈瘤は放置せずに何とかなさった方がよいかと・・・


東大寺で義兄が全員分の入場券を買ってくれている間、私達が待っていた場所が悪かったらしく(でも、特に通行の邪魔にはなっていなかったよ)、係のおじ(い)さんに突然背後から抱きかかえるようにして場所を移されて、もの凄くびっくりしたし、トラウマもある私はぞわぞわっときた。常識として、あり得んやろ!
本当に凄く嫌だったので、「言ってくれれば自分で動きます!」「言葉で言えば判りますから、触るのやめて下さいね!!」と、怒ってしまった。




気を取り直して、大仏様。第一印象は「思っていた程大きくないかも」だったけれど、見れば見る程、やっぱり大きかった。




背後もこの通り。柱も木を接ぎ合わせて箍(?)で留めてある太いもの。




お供えのキャベツ(向かって左)なんて歯に挟まるわ。



帰りは鹿電車。かわいいー!




鹿の座席は、ちょっと猫バス気分。
この吊り広告、格子に切った紙が貼り合わせてあって、裏から見ると障子にシルエットが写っているみたいで、凄く凝っている。



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また読みたくなっちゃった。



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私が持っているのは「完本」の前の最初のだけれど、それでも凄く解りやすい。
お釈迦様は誰でも知っているとして、そもそも観音様って誰よ?とか、そういう次元から説明してくれる。