2026/08/13

11年ぶりに見られた!部分日食


部分日食でした。前回見られた時は、こぐま達まだ小さかったので、覚えていないって。その後もう一回あった時は、お天気が悪くて見られなかった。




日没までだったので、見晴らしのいい丘の上で観測。今回はフィスラーのスチームプレートを持って行った。快晴!




写真では判らないけれど、肉眼では月が斜め後ろから照らされて光って、月の輪郭が二重になっているように見えた。

日食中の不思議な光線も、写真に撮ってみたけれど判らない。それらとか、日食が始まった途端にすっと涼しくなるのとか、やっぱりその場でなければ体験できないので、こぐま達を連れて行けてよかった。




約90%の部分日食で、これがピーク位。上下左右が逆に写るのね。
持っている指の隙間かな?も、ピンホールになっていて、同じ形。




月が、向かって右から左へと動いていく。




日食が進み、影の向きが反対になった。




日食の状態で、日の入り。


友人と一緒に行って、通りがかりの人にも何度か下敷きを貸して見せてあげたりして、皆で楽しみを分かち合えて、よかった♪

本当はこの夜、流星群もあったのだけれど、前夜が夜間当番医だったのと、当日も翌日も仕事があったので、そちらはパス。



2026/08/10

残暑お見舞い申し上げます


ドイツもまた暫く暑い日が続くようです。でも、前回程には酷くない予報だし、夜ちゃんと気温が下がるので、何とか。

ただ、またも日照り続きで毎朝の水遣りは欠かせない。
地面はカチカチ、そもそもずーっと寒くて育っていなかったのが、急に日照りの猛暑になって、今年の畑の出来は悪い。



雹に当たってしまったけれど、ようやく色づいてきて、毎日一個食べるのが幸せ。

* * * * *

今年も数日間バルーンカップをやっていた。
熱気球は日の出と日の入りの前後しか飛ばせないそうで、早朝に換気しながら水遣りしていると、丁度見掛ける感じ。




この朝は、うちの真上を通っていった!
見に行った話しは、また今度。




これは熱気球じゃなくて風船の歌なのだけれど、熱気球を沢山見ると、自動的に頭の中で流れる。

当時の私はドイツ語なんて全く解らなかったので、内容を知らずに聴いていたのだが、実は、若者が「賢い大人」の戦争を皮肉る、かなり強烈な歌詞。
今の政治家達は、当時の東独のやり方に負けず劣らずと言うより、輪をかけて酷いかも。



2026/08/07

女性の宴の話題



いつもの4人組で集まりました。

家に帰ってから、妹こぐまに「そんなに長い時間、何を話したの?」と訊かれた。

最近のドイツ語の崩れ、外来語の混じり方、文学や詩の翻訳で失われる言葉の美しさ、異文化の翻訳の難しさ、様々な語源。
昔の文学では無視されて描かれない女性の姿、男性偉人の妻たちの隠された偉業、女性の社会的地位・・・

と聞いて、途端に興味を失った妹こぐま。わはは。

あ、でも、高尚な話しばかりしていた訳じゃない。
A「お腹いっぱいー、もう食べられない!」とソファーに寝転び、
「ローマ人の気持ちがわかるわー」
「ま、ローマ人だったらきっと、女は食卓にもつかせてもらえなくて、男限定だけどさ。」
B「それにしても暑いわね。ローマ人なら、横から美女に扇がせるところ」
C「いや、そこは、美男でしょ!筋肉隆々で・・・薄着の!」
「薄着の?!」と皆で大爆笑。




考えてみたら、この中に一人も生粋のドイツ人はいないのに、ドイツ言語論。
ま、私以外は全員言葉のプロ(ドイツ語の先生と作家)だもんね。

* * * * *

実は今、久しぶりに和訳の「イリアス」(←Amazonリンク)を読んでいて、その表現に色々と思いを巡らしていたところで、実に興味深い話題だった。

女性の美称として「白い腕(かいな)」「銀(しろがね)の足」「眼光輝く」などはわかるけれど、「牛眼(うしめ)」と言われて嬉しいものなのかー。脚注には「ホメロス以後は明らかに単なる女性の美称」だって。あ、そう・・・。

男性は「脛当美々しき」とか、肩幅とか重要らしい。




人物の名前を「〇〇の子」と呼び換えたり、別の名前があったりするので、読み始めはちょっと混乱して、メモして栞に。でも、ロシア文学の登場人物の名前程ややこしくない。
神々はもう常識として説明なくガンガン登場するので、検索して背景を調べたり。

登場人物の事をきちんと解っていなくても充分面白くて、一旦読み進んだのだけれど、もう一度戻って読み直して理解を深めているところ。
医学生時代に初めて読んだ時も、戦いのシーンの表現の医学的正確さに痺れたのだけれど、今読んでもやっぱり痺れるわー。
もうね、こういうのを読むと、現代文学なんか私は要らんわ!と思う。



2026/08/04

笑顔で仕事できるように


私の仕事用サンダル、そろそろ一番下の層がなくなってきた。靴底直しに出そうかなと思ったけれど、足元がシャキッとしていない医者というのは、だらしなく見えるかなあ。
それであちこち物色して、最終的に、白に青いラインの最安値のか、当院カラーの黄色のか、どちらにするかで凄く迷った。30ユーロの差。

一番安いので、その分さっさと買い替える方が、清潔感があっていいやん!
とも考えたのだけれど、

毎日履く度に、合わない色で、気持ちが沈むかも知れない。割り切って見ないようにするのも、心が荒む。それって絶対によくないよね。それに、白と青って病院っぽい威圧感が出て、患者さんにもよくないかも。
今のサンダルは、もう4年以上履いているから、差額は1年に10ユーロ以下。
それで毎日にやにやしながら働けるのなら、お金の価値があるんじゃない?
と考え直して、気に入った方を注文。




うん、やっぱり黄色にしてよかったと思う♪
(でもこの色を製品にしてちゃんと売れるというのが、ちょっとびっくり。一体誰が買うの?!)




向かって一番左が初代。真ん中が二代目。今回は、いつものサイズは細身しか残っていなくて、革はのびるからいけるかなと凄く迷った挙句、やっぱり一サイズ大きいのにした。

並べてみて、びっくり。靴底が擦り減っただけじゃなくて、クッション材のコルクもここまでへたっていたんだ!
特に親指や踵のところが、えらい事になっていて、これはもう、靴底を張り替えるかというレベルじゃなかったな。



コルクが潰れてぺちゃんこで、割れているうえに、こんなに反り返っている。
初代は上の部分が革じゃなかったら、横もこうして破れてきた。でも、まだまだ履けて、履き潰すには至っていない。強いね。

今迄は初代を缶詰当番医用にしていたのだけれど、今後は二代目を当番医用にして、初代は外用つっかけに、とローテーションさせよう。




初代の箱を見て、びっくり。セールとはいえ、当時はこんな値段で買えたのか!これでも結構思い切って買った記憶があるんだけど。今はどんなに安くてもこの1.5から2倍はするかな。

因みに、こういうオープンなつっかけサンダルは、実は医療用にはNGです。
転んだり、注射針を足に落としたり、病院ならベッドを押していて足をひいたり・・・という事故があった時、労災として補償されない可能性がある。
なので、私も病院勤務時代はきちんとした靴を履いていた。どうしてもサンダルがいいなら、前が塞がっていて、踵にバンドがあるもの。

でも、今の仕事ではもう、事故の危険は非常に小さくなったので、労災のリスクと自分の快適さや足の健康を天秤にかけて、自己責任でこちらを履いている。
革もコルクも呼吸するので、とっても快適。

余談:BIRKENSTOCKとかCROCSとか、日本で流行り始めの頃、もの凄いハイブランドで身を固めた人が得意気に履いているのを見かけたりしたけれど、それは、こちらではちょっとあり得ないかな。飽くまでも実用サンダルという位置付けです。

* * * * *

私は昔は、お金はプライベートで使いたくて、だから仕事で必要な物はなるべく安く済ませたかった。
その考えを変えてくれたのは、実は夫。働き始めでまだお金がなかった頃、何かを買うのを迷っていたら、「仕事は毎日のことで、お金をもたらしてくれるもの。だから、ストレスなくベストの状態で働けるよう、仕事に使うものこそ、投資を惜しまないべきだ」と言われて、そうかー、と感じ入った。

好きな物に囲まれて仕事するのって、やっぱり凄く大事。

更に最近は、言霊というか、言葉の力というものを凄く感じる。
だから、日々のパスワードも、なるべく気持ちよく笑顔になれるものを使うようになった。

前にも書いたけれど、聴診器の刻印も同じこと。自分の名前なんて見ても面白くも何ともないから、見る度に「うふふ」となる刻印にして、よかった♪




この麻の葉のダイヤフラムも、壁の子も、見る度に、にやにやしちゃう。
加えて、素敵な刺し子布巾が仲間入り。勿体なくて使えなくて、まずここに。なんと、麻酔科医のお手製です。すごっ。



2026/08/01

村の泉まつり


今年も村の泉まつりへ。



ソーセージとパンが4ユーロ。カツとフライドポテトとサラダが13.50ユーロ。
田舎の村人たちは舌が肥えているから、どれも凄くおいしいし、樽ビールが飲めるのも嬉しい。

赤ちゃんからお年寄りまで老若男女が集い、大人は話しに花を咲かせ、子ども達は自由に走り回って小川で水遊びをしていて、関係ない大人も横目でちょっと気を付けてやっていたりして、いい村だな~。




妹こぐま、初めて村の青少年音楽隊で演奏。しかも、合同練習の日、私達はハンブルクだったので、妹こぐまはぶっつけ本番。
それで「(上手く演奏できないから)出ない」とずっと言っていたのだけれど、楽譜を届けて根気強く誘ってくれる人がいて、前日に「やっぱり出ようかな」と。

「わからない音があったら、飛ばす事にする」と言うので、その発想に仰け反ったけれど、まあ名案と言えば名案か・・・わはは。
小さな音で目立たなーいように吹いていて、実際時々飛んでいたわ。

消防団も音楽隊も、スポーツやカーニバルの団体でも、こういう青少年の部があって、それが「Nachwuchs(後に続いて育つもの)」と呼ばれて、村全体から凄く大事にされていて、皆が大らかにあたたかく見守ってくれるの、凄くいいなあといつも思う。




お揃いのTシャツも貰った。
JUKAというのは「Jugendkapelle(ユースバンド)」の略。

うちはヨハネ騎士団が500年以上にもわたって駐屯した村なので、ヨハネ騎士団の十字架が村の紋章になっている。

楽器は楽団のを借りています。