2026/09/11

チロルのMTBパーク(2)


8月末までがハイシーズンだったので、9月に入ってから行ったら、そんなに混んでいなくて、よかった。



青が初心者、赤が中級者、黒が上級者用コース。

兄こぐま達は、「赤までだけにする」と言っていたのに、一箇所工事中で少しだけ黒に行くしかなくて、かなり怖かったって。




全体でオーストリア最大のバイクパークになっているのの、一部。




ロープーウェイは、4箇所の共通券。
バイクはゴンドラの中にも積めるし、外にぶら下げる事もできる。




麓には練習場があって、ジャンプ台とかハーフパイプとか、色々。
つかまって引っ張って貰って(見えないので黄色い線を描きました)上れるリフトもある




凄くいいなと思ったのは、無料の水場があって、なんならボトルも置いておける事。丸
一日分の水を背負って走るのは重くて大変なので、これは本当に有難かった。
横にはミスト扇風機も。

レストランは勿論、麓には小さなスーパーマーケットやパン屋さんもあるので、色々持ち歩かずに済むようになっている。

* * * * *

私達の車は小さいし、そもそも兄こぐまのマウンテンバイクはそんなにいいものじゃなくて無理があるので、現地でレンタル。
ロープーウェイ乗り場のすぐ前にお店があって、事前に身長・体重も記入して予約しておくと、それに合わせたバイクを用意しておいてくれて、すっと受け取れた。



バイクと一緒に、こういうプロテクターもレンタル。

バイクのレンタルは怯む位高いけれど、ちゃんとした「いい」バイクが借りられて、例えば二日間借りても毎晩返して、メンテナンスして貰える。泥まみれのをそのまま返していいので、掃除の手間もなく、そもそもマウンテンバイクのタイヤはかなり短期の消耗品なので、そういうランニングコストの事も考えると、まあ妥当な値段なんじゃないかな。
(去年、兄こぐまのバイクをメンテナンスして貰ったら、既にタイヤ交換まで必要で、約190ユーロかかった。バイク自体は約450ユーロで、買ってまだ1、2か月位だったので、びびったー。)

二日分の料金 
  • マウンテンバイク レンタル:190ユーロ
  • プロテクター レンタル:30ユーロ
  • 壊した場合の保険:25ユーロ
  • ロープーウェイ乗り放題(子ども料金):61.50ユーロ
合計 306.50ユーロ
家族でなんて、とんでもないわ。兄こぐま一人分で、よかった!

それにしても、これだけ用意して、酷い悪天候でできなかったらどうしよう・・・と、予約にはかなり勇気が要った。
幸いお天気に恵まれて、ぬかるみもなかったので洗濯物の後始末も楽で、本当にラッキーだった。

因みに前述ADACには、国外で手術をした時など、ドイツまで医療搬送してくれるサービスもあるので、入っておくと安心です。

* * * * *

妹こぐまは「兄こぐまばっかり、ずるい!」などと言わない子で、私達と一緒に主にハイキングをしていた。
とっても助かるけれど、お金のバランスが余りにも悪いので、「何かしたい事があったら、させてあげるよ」と言っていたら、選んだのは・・・




何とこれ。最大時速130キロ! ようやるわー。




動画の最後に飛んでいるのが妹こぐま。
兄こぐまには会えなかったので、バイカーは全て他人です。



2026/09/09

チロルのMTBパーク(1)


こぐま達に「夏休み、何がしたい?」と訊いたら、兄こぐまが「・・・もし、おねだりしてもいいのなら、友達とチロルのバイクパークに行きたい」と言う。
しかもチロルの中でも、うちから近い所にも色々バイクパークがあるのに、かなり奥の方の、うちから440kmも離れた所に行きたいと言う。

仕方ない、頑張るか。友達ママとも話し合い、3泊4日で計画・予約。
うちの車がいよいよ怪しくなってきているのだけれど、買い替えは間に合わなかったので、ADAC(日本のJAFみたいなもの)にも加入。




ロープーウェイから見えたジャンプ台。




コースは幅が結構狭い。外れて落ちないでよー!




ヘアピンカーブがいっぱい。




カーブではウォールライド(遠心力を利用して塀の上を走るの)が出来るように塀が立ててあったり、土手を作ってあったり。




おおー、やってる、やってる。




直滑降の恐ろしいコース。




急斜面か、横からジャンプか、選べる。




気持ちよさそうー!

お天気にも恵まれ、兄こぐまは二日間、朝のロープーウェイの開始と同時に乗り、夕方のロープーウェイ最終便でまだ上って、大満足。最後は「手に力が入らなくて、手が使えない~」となるまで。

こういうパーク作りって自然破壊で、見ると心が痛む面もあるけれど、自然を守りながら生きていくためにはお金も人手も必要な訳で、最近は温暖化でスキー場も雪不足の年が多い中、マウンテンバイクに目を付けたやり方は賢く、こういう共存の仕方もありなのかな、と思った。

詳しい話しはまた次回。



2026/09/06

お腹の風邪


大分前の話し。

私は胃腸が丈夫な方で、お腹を壊す事は滅多にない。下痢をしても、大体2、3回でおしまい。家族が寝込んでいても、私はお昼寝などで補えば何とかなる事が多い。

それが、30年ぶり位で酷かった。その期間は御飯を食べなかったのに、三日で多分百回以上トイレに行ったな。体重も2キロ減った。

もの凄い回数なのに、薬も使わず結構普通に生活できていたのは、タイミングを大体コントロールできていたから。

* * * * *

注)以下、健康な成人で、短期間の場合です。高齢者や乳幼児でも基本的な事は同じですが、基礎体力がないので早目の介入が必要で、要注意。

下痢の期間は何も食べない方がいい。というのは、消化というのは胃腸にも体にも負担をかける行為で、下痢している時には働かせずに休ませた方がいい。
動物も、病気の時には飲食せず、じっとしている。あれは、エネルギーを消耗しないための、とても賢いやり方。

下痢止めもなるべくなら服用しない方がいい。さっさと出してしまって、腸を空っぽにしたら、大体は一旦収まる。この時に食べて次の中身を補充してしまうと、いつまで経っても収まらない。

なので、下痢が始まった時は、止めようとせず、補充もせず、兎に角全部出して、空っぽにすること。これは多分、半日位で一旦ましになる。
全部空っぽになって、もう何も出ないのに便意が止まらなければ、そのタイミングで下痢止めを飲むのは、あり。

食べたり飲んだりすると下痢が再開するのは、飲食物がそのまま出てくる訳ではなく、飲食という行為によって腸の蠕動運動が起こるから。
なので、一旦全部空っぽになった後なら、飲食のタイミングを合わせれば、或る程度下痢をコントロールできる。食べるのは一切控え、飲むのもなるべくちびちびと、小分けにして。
出掛ける前や、トイレに行き難い状況になる前は、早目に飲むのをやめて、胃腸を一旦空っぽにしておく。逆に、「今なら大丈夫」という時に、しっかり飲む。
夜中の下痢を避けたければ、晩は早めに飲むのをやめ、寝る前に胃腸を空っぽにしておく。

飲み物は、浸透圧の関係で、強い糖分や塩分は避ける。同じ理由で、そして更に酸もあるので、ジュースもダメ。
私はいつも、何も入れない紅茶を飲む。
目安としては、或る程度まともな排尿がある事。もし尿の量が極端に減って、色も濃くなったら、それは危険信号なので、飲む量を増やす。どうしても無理なら点滴で補う事になるけれど、健康な成人なら大体はなしでいける。

下痢が収まってきて、問題なく普通に飲めるようになったら、本当に少しずつ、様子を見ながら食べ始める。
実はお粥というのはそんなに消化はよくなくて、量も多過ぎるので、私が重宝するのは、何も入っていない塩せんべい・かきもち。その次の段階は、お餅を焼いて、塩で。
基本的に、一旦粉にしてあって、油の少ないものが、消化がよい。私の感覚では、お餅>にゅう麺>お豆腐>お粥という感じかな。

醤油や味噌、動物性の出汁、卵などは、私の場合、一番しんどい時には体が拒否する。椎茸と昆布の精進すまし汁にして、それも最初は塩で、回復してきたら醤油。

* * * * *


月曜の朝用意して、食べられなくて冷蔵庫に突っ込んでおいたの、金曜日にやっと食べられるようになった。流石にヨレヨレやー。

頂きものの塩せんべい、おかき、お餅、自分では買わない高級ティーバッグのおいしさに救われました! 有難う、有難う。



2026/09/01

またも、自然のリズム



以前にも書いたけれど、死体検案のある日は、1件で済まずに複数重なる事が殆ど。

先日の24時間往診当番は凄かった。死体検案がなんと5件もあって、私の新記録。その多さがピンとこないかも知れないけれど、死体検案は当番医でもゼロの日の方が断然多くて、うちの地域の医者なら、恐らく年間合計が二桁いくかいかないか程度だと思う。

1件だけ時刻が離れていたけれど、1時間以内に立て続けで3件の要請が入り、死体検案のはしご(!)をして、やっと帰宅したと思ったら、もう1件追加の連絡。

全員、緩和ケア中で死期が迫っていた人達。しかも、そのうち3件が同じ生まれ年で、またも87-88歳。
猛暑も過ぎて比較的過ごしやすい気候で、私の目には特に何の特徴もない日だったのだけれど、何かそういうタイミングだったんだろうなあ。自然のリズムって、本当に不思議。

死体検案の際、私は遺族となるべくしっかり話しをするようにしていて、一件に40分はかかる。プラス移動が、田舎なので片道20km以上のところが多い。そして戻ってから、全てコンピューターに入力。
なので、5件もしたら、文字通りふらふらになってしまった。

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ドイツに来てびっくりしたのは、遺体が遺族から取り上げられてしまう事。葬儀社が来て引き取られたら、その後は棺を開けるのもままならなくなる。
火葬した場合、分骨は可能だけれど、完全に密封された状態で渡される。
(ただそれは、遺体や遺灰を保護するという意味でもあるので、一概にそれが悪いとも思えない。)

なので、死体検案をした後、「慌てて葬儀社に電話する必要はないので、しっかりお別れをしてから葬儀社に来て貰って下さい」と言うようにしている。勿論、なるべく遺体を涼しい状態にするアドバイスや、気候によって時間の目安などは説明しておく。

関連過去記事

* * * * *

24時間当番医は朝8時から翌朝8時まで。
それが終わったら、その日ばかりは贅沢に、私一人のためにバスタブにお湯を張って、バスソルトも入れて、ゆーっくり朝風呂。

普段は次がつかえているので、お湯を入れながらもう浸かり始め、お湯が溜まったらすぐに出る感じだけれど、私一人なら思う存分つかれる。
実際、当番医の後は体が緊張していて、芯まであたたかくほぐれるには、かなりの長風呂が必要なの。

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うちの螺旋階段の葡萄が食べ頃になりました。
外観と日陰作りが主目的だし、蜂が甘い実を食べてしまうし、そもそも今年は日照りが酷かったしで、結構スカスカだけれど、それでも食べ切れない位ある。




これはマスカットの筈なのだけれど、気候のせいなのか、色も味も違う。



2026/08/28

夏休みは窓拭きから


例年通り、夏休みは家中の窓拭きから始めている。

何度も書いているけれど、私は窓拭きというのは決して好きではないのだけれど、窓やブラインドがうざーっと汚れているのは精神衛生上絶対によくなくて、それをきれいにしていくというのは、私にとって、曇っていた心の目を晴らす作業のようなもの。なので、重い腰を上げて、何とか頑張る。

でも、飽くまでも休みなので、「あともうひと頑張り」はしないと決めている。
「もうちょっと、やっちゃう?」という考えが出た段階で、既にかなりやったという事なので、その日はそれでおしまいにして、あとは欲望のままに自由時間。
窓拭きは日の差さない時間帯しかできないので、朝早くから頑張っておくと、その後のダラダラ過ごしてもいい時間が長くなって、休みを満喫しています。




窓の光がピカッ・パキッとなった♪ 
寝室の壁ランプは、眩しくないように間接照明。コードの始末がまだだけれど、とても素敵な光で、奮発した甲斐があった。




キノコみたいな傘は好きな方向に傾ける事ができて、本を読む時に自分の方を明るく照らしたりもできるの。




兄こぐまは友達の家に泊まりに行ったので、妹こぐまとトランプパーティー。
チョコとココナツをまぶしたケーキは、妹こぐまが友達の家で焼いてきたもの。