2026/09/27

Colmarの町並み



コルマールはうちからちょっと離れているので、行ったのは凄く久しぶりでした。
人出が多くて、皆楽しそうで、その賑わいを見るのが嬉しかった。




とても暑い日で、日が落ちてからが過ごしやすく、テラス席が大人気。




Hansiの小さな私立美術館にて。
こんな素敵なラベルのワインがあったら、買っちゃうわ!

それにしてもHansiというのは正しく「最後の授業」(←Amazonリンク)の世界で、アルザスがフランス愛国というプロパガンダになったのだと読んだ事がある。
でもアルザスって、本当は多分サルトルの言葉通り、フランスの事もそんなに好きじゃなくて(ドイツの事は勿論大嫌い)、アルザス人としての矜持なのよね。

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翌朝、カメラ片手に一人で散歩。



この辺りは「プチ・ベニス」と呼ばれている。




中高生位の生徒が次々に登校するのを、門の前に立って挨拶して迎えている先生がいて、びっくりした。ここは、そういうの、するんだー。







右の大きな建物はマーケット・ホール。




こういう石の使い方とか中庭とか・・・




隙間の使い方とか・・・




屋根裏の詰め込み方とか、何だか愛おしくて好き。
そして、ちょっと渋いパステルカラーが、甘過ぎず、派手過ぎず。




洗練し過ぎず、でも下品にならず。これぞアルザス、と思う。

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家族へのお土産、幸せのお裾分け。
暑い日のドライブで、クーラーもないオンボロ車なので、生ものはなし。

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計算違いで焦ったのは、「この辺より多分安い、国境近辺で給油しよう」と思っていたら、はっと気付いたらもう国境を越えていて、フランスに入って初めてのガソリンスタンドは「ディーゼルのみ」になっていて、「そんなの、あり?」と絶句。なんと、その次のガソリンスタンドも、ディーゼルのみ。えーっ、フランス、一体何がどうなってるの?!

その時点で私のタンクはもう空に近く、あと10-20km位しか走れないという状態。アルザスの田舎の方では、ガソリンスタンドの数は少ない。次のガソリンスタンドまでならもつけれど、無駄に探し回ったらガス欠になるかも。
幸い、その次のガソリンスタンドにはガソリンがあって給油できたけれど、冷や汗をかいた。

その後、Q太郎パパさんも3軒目でやっと給油できた話しを読んで、ああ、そうだったのかー、と。教訓としては、地元以外では、余裕を持って給油しておこう!


2026/09/24

Colmarで至福の時


これも夏休み中の、チロル旅行の後のこと。

暑い日が暮れて・・・



川の上のこの素敵なテラス席で・・・




至福の晩御飯。
シュークルートもキッシュ・ロレーヌも、凄ーくおいしかった! 泊まりなのでアルザスワインも堪能できた。

実はこの日、途中で買い食いする予定だったのが、お昼に寄った店寄った店「いまいち」の顔で、朝から殆ど何も食べていなかったので、お腹ペコペコだったの。
ここのは、「やっぱり変なものでお腹を膨らませなくてよかったー!」と、しみじみ思う位、おいしかった。


(↓Amazonリンク)
おいしいアルザス料理で皆が幸せになるお話し。勿論シュークルートも出てくる。いろいろツッコミどころもあって、笑っちゃう。

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一人の朝。



散歩していたら、カテドラルの横のパティスリーカフェがもう開いていた。




いい顔!




焼きたてパリパリのパンオショコラ、絶品だった!
(私の数少ない経験だけれど、パンオショコラは、パン屋さんよりパティスリーの方が、絶品に会う確率が高い。)

教会の鐘の音を聞きながら、美しい町並みを眺め、一人でゆったりと至福の朝御飯。

余りにも素晴らしくて、クロワッサンとコーヒーでお代わりしようかと思ったけれど、ぐっと我慢して・・・




開店と同時に、大好きなパティスリーGILGへ。朝一番だと品揃えが凄い!
ここは持ち帰りのみなので、宿がないと食べづらく、久しぶり。




悩みに悩んで、ラズベリーのケーキを選んだ。5.10ユーロ也。
コーヒーを淹れて、朝御飯の第二部。




中はヘーゼルナッツ味。はあ~、素晴らしい~。

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日帰りでも可能だったのだけれど、どうせならその後泊まってゆっくりしちゃえ、としたの、大正解だった。

壁に収納してあるベッドを下ろすと横を歩けない位、小さなアパートメントでも、バスタブがあったし、コーヒーを淹れてケーキを食べられたのは、とてもよかった。

アパートメントと提携している屋内駐車場も借りておいたのだけれど、これは予想外に大変だった。
普通のガレージを想像していたら、行ってみたら契約者専用の地下立体駐車場で、中の電灯が最低限で暗く、番号も書いてあったりなかったり、駐車スペースも飛び飛びなので順序が判らず、目的の番号の駐車スペースを見つける迄、スマホの懐中電灯片手にウロウロ歩き回る破目になった。
最後、たまたま来た人の助けを借りて、やっと見つけられたー。
アルザスの都市部ではよくある事だけれど、私の軽自動車でも切り返しをしないと曲がれない位、狭かったし。
でもまあ、見知らぬ土地、それも外国語での駐車場探しは難しいので、借りておいてよかったかな。



2026/09/22

ドイツ語の長さ


梨の木さんの「略語難民」を読んで、ふと気付いた。
そう言えばドイツ語にも、略語は溢れているわ。

そこから、略語が必要となるドイツ語の長さというものを、改めて実感した。
例えば私の住むバーデン・ヴュルテンベルク州の保険医組合は、
「Kassenärztliche Vereinigung Baden-Württemberg」
という長ったらしい名前なのだけれど、略して「KVBW」と呼ぶ。
私の銀行も、「Deutsche Apotheker- und Ärztebank」という長い名前なのだけれど、通称は「apoBank」。

「紅の豚」(←Amazonリンク)で、冒頭に豚のタイプライターで、同じ文面が多言語で書かれる。あれで、他の言語はもう書き終わっているのに、最後に書き足されるのの一つが、ドイツ語。


この最下行。文字のフォントもかなり縦長で、ギッチリ詰めてある。

因みに「紅の豚」をドイツ語吹き替えで見ると、寡黙な筈のポルコが、まあペラペラと、喋る喋る。軽薄っぽくて、興醒めするったら。

ドイツに遊びに来た日本人がよく、ドイツ人の口数の多さにびっくりして、「この人、一体何を一所懸命言っているの?」と訊くのだけれど、ただ単に言葉が長いだけで、大した事を話している訳ではなかったりして、訳すと「え?たったそれだけ?」と拍子抜けされる。
私もドイツ語だと、講義でノートをとるのも、問診でメモするのも、キーワードを書くだけで精一杯。

だからドイツの医学用語にも略語が多い。一般的なのは・・・
Koronare Herzerkrankung → KHK
Gastrointestinale Blutung → GI-Blutung
intravenös → i.v.

そもそも医学用語は英語でも、ちゃぶ台をひっくり返したくなる程長いのがあって、原形をとどめない位に略されたりする。
non vitamin K antagonist oral anticoagulants → NOAC(ドイツではNOAK)
heart failure with mildly reduced ejection fraction → HFmrEF

・・・という訳で、ドイツで医学をやっていると、略語の嵐なのだー。
新しい手術法の名称など、医者でも専門外だと意味が解らなかったりするので、「医者の手紙に使う略語は、最初に括弧で元の言葉を書いておくこと」という暗黙の決まりがある位。

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覚えるのは大変だけれど、これはまあ、こういう言語でこういう分野では必要なものなのだと納得がいくし、大体は頭文字を取るだけなので、そんなにイラッとしない。
ロシア文学でも愛称に振り回されて、人物表が必要になるけれど、あれもあんな長い名前では仕方がないのかなと思える。

が、日本語のそんなに長くない単語で、いちいち要らんやろ!というの、同感です。




2026/09/19

チロルまとめ



宿の近くを散歩中に出会った子ヤギ。赤ちゃんぽくて、可愛い~。




一番小さい子は、私達がやる草には見向きもせず、うさぎに近付いては逃げられたり(「遊んで~」という感じ)、小屋の前で何かを訴えるように鳴き続けたり(「もう帰ろうよ!」と
あとの二匹を呼んでいる感じ)。




この二匹は草に喜び、ばっちりカメラ目線!

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車で15分位のところに凄ーくおいしいアイス屋さんを見つけて、毎日ハイキングの後に通った。
オーガニック牛乳と、なるべく地元の食材を使っているんだって。一玉1.90ユーロ。




しかも、毎日一種類は、砂糖を使っていないアイスも!
私は糖質制限があるため、アイスは食べても一玉だけにしているのだけれど、お陰でここでは「二つの味を交互に楽しむ」というのが可能になって、嬉しいー♪
凄くおいしいコーンだったけれど、それは流石に我慢。

店の前には自動販売機も置いてあって、一度夜に行ったら、他にも結構買いに来ていて、びっくり。買ってその場でベンチに座って食べているカップルもいた。

一台の自動販売機の調子が悪くて買えなくて、私のお金を飲み込んだまま返してくれなくて焦ったのだけれど、他のお客さん達は「明日、お店に行ってそう言ったら、ちゃんと返金してくれるよー」と、もう慣れっこ。わはは。
結局、何度もしつこく返却ボタンを押していたら、いつしか返してくれた。




おまけ動画。

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この休暇旅行は予定外の大きな出費で随分迷ったのだけれど、追加で当番医も引き受けて何とか実現させた。

理由は色々あるけれど、一番大きなのは:
現代っ子はスマホやコンピューターから離れがたく、お膳立てされた遊びに慣れているので、少しでも自然に触れて、自分で考えながら身体を動かすという体験を、応援したかったから。

楽しい旅行にできて、よかった。


余談:
ガソリンがドイツより20-30セントも安かった!
ただ、ドイツで「Super」というのはE95/E5の事なのが、あちらの「Super」はE10だった。給油ノズルのシールで気付いて、よかった。

食材は、ドイツより全体に高め。
でも、恒例のRio mareのツナ缶は買い込んで来た♪(ドイツの普通のスーパーではSaupiquetと提携したのばかりだけれど、オーストリアは本家イタリアの隣だからか、あるのだ。)


2026/09/16

Leogangの宿


私は旅先では家事から解放されたいので、断然ホテル派。それも、チロルなら朝晩の食事付き(Halbpension)が大好き。
でも今回は兄こぐまのバイクパークにお金がかかるので、食事なしのアパートメントで我慢する事にした。

二家族(大人3人+中学生3人)で、3泊4日の滞在。
男女が混じっているし、親同士は初対面だしで、100平米、三寝室の、ゆったりとしたところを選んだ。シャワーは一つだけれど、洗面台とトイレは二つずつ。



向かって左が家畜小屋で、毎日搾りたて牛乳や卵が買える。右が住居。
屋根の上に立っているのはGlockenturmと言って、農家が「ごはんだよ~」と呼んだり、警鐘に使ったりしたらしい。この辺りでよく見かける。




この最上階が貸しアパートメントになっている。




朝のバルコニー。皆が起きてくるまで、牛の鈴の音を聞きながら、紅茶を片手にのんびり。

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廊下には色々な賞状やメダルが。




カメラが間に合わなかったけれど、小学生位の息子が、民族衣装でびしっとキメて、得意気にトラクターを運転してお手伝いしていて、凄く可愛かった。
(私有地や私道でトラクターを運転させて貰うのが、農家の子の特権。)




後列に花嫁さんっぽいのが写っているので、結婚式を村中でお祝いしたのかな。




こんな可愛い子もいた!

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一晩だけ外食もしたけれど、ボーイズはドロドロで力尽きて帰って来るし、順番にシャワーを浴びて、それから出掛けるというのは、やっぱりちょっと大変。

短期の事なのだから、もう栄養とか考えず、兎に角お腹が満たされればそれでいいや!と、簡単料理を提供する事にした。



これにパスタ1キロ茹でた。食材はドイツより高めで、あれこれ買い揃えたくなかったので、味付けは塩のみ!  
大きなパックで買った食材も、残さず全て使い切り。




心配していたのだけれど、大鍋があって、よかった。
別の晩は、クリームチーズパスタにしたよ。残りもリメイクして朝ごはんに並べ、全て食べ切った!

友達ママがボーイズの面倒を見てくれた(休憩を取らせたり、迎えに行ったり)ので、その間に私が料理、とか、買い物は手分けして、とか分業できて、助かった。
(兄こぐまは最初、私一人で子ども3人連れて行けばいいと考えていたのだけれど、それは拒否した。)

反省:次回は、調味料やスパイス・ハーブ類を少しだけ持って行く事にしよう。できれば包丁も・・・。




おまけ動画:バルコニーからの眺め。