2026/07/14

余韻を楽しむ


出掛けた週末の、次の週末。

泊まりのお客さんがあった時とか、旅行の後とか、後片付けの山ができる。
昔はそういうのが結構億劫だったのだけれど、誰かが泊めて貰った時の「いいよ、いいよ。それで余韻を楽しむんだから」という叔母の言葉を伝え聞いてから、自分の意識がガラリと変わった。

* * * * *

洗濯機を何度も回す。
旅行鞄の中身を出して片付ける。
医師会のお出掛けだったので、報告書などまとめる。
「余韻を楽しむ」と思えば、凄くポジティブに頑張れる。

一週末留守にしただけで、荒廃している庭や畑の手入れも。
そしていつもの家事も。
そこに「ママ、これ洗って」「ママ、迎えに来て」などが加わる。
我れながら、よくやった!と思う位、くるくると、よく働いた。

でも、晩にはそういうのを全部置いておいて・・・
妹こぐまと、取って置きの日本のスナック菓子をつまみながら、トランプで遊ぶ「パーティー」。
そういう時間は、今だけだもの。




妹こぐまのリクエストで、久しぶりに辰巳芳子さんのボロニェーゼをことこと煮込んだ。作り始めは「あれ?今回、普通?何か間違えた?」と思うのが、きちんと煮込むと、びっくりのおいしさに変身するの。
牛ミンチが震える位高くなっていた(普段は、その3分の1位の値段の豚ミンチばかり使っている)けれど、まあ、たまには。
しんどい時のために、少し冷凍しておこうかな。


↓レシピはこちら
この一冊には、色々な「目から鱗」を体験させられている。




2026/07/11

いつかじゃない、今


木曜日の晩の診療時間終了後、車で1時間近く離れた所に住む、元同級生の誕生日パーティーに。しかも、招待が届いたのが前日の夜中。
普段なら「幾ら何でも急で、ちょっと無理」と断るところだけれど、闘病の合間を縫って「やっぱりパーティーしよう」と思い立った彼女の気持ちを考えると、これは会いに行って元気づけなくては、と。

プレゼントを用意する時間も、シャワーを浴びてお洒落する時間もなかったけれど、そんなのよりも、兎に角行く事が大事だ!と、20時迄の仕事を終えてすぐに飛び出した。帰宅は勿論深夜。




飾り付けは子ども達が頑張ったのだって。そこに皆が持ち寄った花が溢れて、とっても素敵。凄く喜んで貰えて、行ってよかった。

最近、時の流れの速さが、人生の短さに直結して、しみじみと感じさせられるようになった。だから、今を大切にしたい。
「また次に」と延ばす事はよくあると思うけれど、私達は、いつかじゃない、今を生きているのだ。



2026/07/06

遂に買った!食卓


少し前のこと。

我が家の食卓は引っ越し以来、IKEAのテーブルを二つ、取り敢えず並べて置いてあった。




一つは23年前、もう一つは13年前に買って、別のシリーズなので高さまで違って、こんな状態。表面もはげちょろけで、みすぼらしい感じ。
椅子も、当時子ども達はハイチェアを使っていたので大人用を4脚だけ買って、買い足そうと思った時には、もう廃番になっていた。




子ども達が大きくなって、もうこれでは狭い!
真ん中にどんと大皿を置く事もできないし、お花やローソクすら邪魔。

きちんとした大きな食卓を買いたいというのは、ずーーーっと思っていたものの金銭的に全く余裕がなかったのと、「これ!」というのに巡り合わなかったのと。
私は家具には余り拘りがなくて、大半がIKEAのもの。でも、食卓は、家の一番いい場所にした位、私にとって大事なもので、だから適当には買いたくなかった。(ドイツの家では多分、一番いい場所は居間にするのが一般的だと思う。)
椅子は座ってしまえば見えないけれど、テーブルって、食事の間ずーっと見続け、触れ続けるものだからね。

色々見て、テーブルの縁に幹の表面を使ったゴツゴツのタイプが気に入ったのだけれど、いやー、でもやっぱりきっと、座る場所を選んで使いにくいよね。
そして、何の木にするか、どんな脚にするか、悩みに悩んで、結局決められず。

あと、幾ら気に入っても、余りにも繊細な物は無理。
子ども達も大きくなったとはいえ、宿題をやる時にコンパスの針をぶっ立てたり、ボールペンをがりがり使ったり、私が思いもよらない事を、まだ平気でするの。その度に卒倒しそうになって叫ぶけれど、時既に遅し。
傷をつけないようにと私だけが気を遣わなくちゃいけないのも、常にテーブルクロスで覆うのも嫌だし、かと言って、ぶつけたらうずくまる位硬い木も嫌だ。
「傷も思い出」と言える位、大らかでいられるのって、ないのかな。

* * * * *

休暇中、久しぶりに検索してみたら、え、何?これ!という写真を見つけた。
インドネシアの家に使われていた80-150年物のチーク材で作っていて、だから新しい机なのに、凄く表情がある。

サイトはなんかちょっと素人臭くて解り難く、怪しい感じだったけれど、隅々まで読み込んでいくと、いや、この工房、いいかも。
見学も可能とあるけれど、残念ながら行くにはちょっと遠い。それでメールで質問したら、もの凄く丁寧に、詳細に渡って説明してくれた!
それで一気に安心、信用。

ついでに調べてみたら、チーク材というものは、新しいのは水分が多くて全然ダメで、だから解体した古いものを再利用する事はよくあるらしい。
タールが含まれていて、耐水性・耐久性に優れるので船や家屋によく使われ、経年変化が楽しいのだとか。

引き出して大きさを変えられるタイプにするか、凄ーく悩んだのだけれど、折角素敵な机なのに、目の前に継ぎ目が来たら興醒めだよなー。それに、椅子の置き場がどうせ必要な訳だし。と思って、もう、どーんと、大きなのを。
大きさは、段ボールを切って今のテーブルの上に置いて、実際に食器を並べてみたり、それで椅子に座って背後のスペースが充分かどうかも確認。

私は未知のオンラインショップには、通常は必ずクレジットカード払い。何か問題があっても、カード会社が引き受けてくれるから。
なのだけれど、ここはもう信用しようと思って、えいやっと現金前払いにしたら、「机板は重いし大きい(訊いたら何と66 kg!キッチンの作業台ほど重く・長くはないけれど、幅はあれより広いから、設置する場所まで運び込むオプションをサービスします」だって!有難や~。

二人がかりの特別配送なので、暫く待って・・・遂に来た!




運送屋さんが螺旋階段を見るなり「無理!」と言うので、一瞬「じゃあ、自分達で運び上げるから、もういいよ」と引き下がりそうになったけれど、待て待て、私。
素人の手伝いをかき集めるより、彼らはプロ。そしてそもそも、そのための特別料金も貰っているんでしょ。遠慮している場合じゃない。

うちの階段状況は工房の人に予め相談してあって、「問題ない筈」と言われていたので、「夫にも手伝わせるから」「内階段は壁にぶつかるから絶対無理」「兎に角ちょっと、できそうかだけでも、みて」と、強気でお願いしたら、渋々ながら挑戦してくれた。




ほらー、できるやん!(やる気出せば!と、心の中で)
頑張り損と思われないよう、ちゃんとチップあげたよ。




あとまだ高さを調整しないといけない(一つ一つ微妙に違って脚の交換ができないので、最初は高めに作ってある)のだけれど、工業製品だらけの家の中にまた一つ、手作りのあたたかさが加わって、そしてインドネシアとの縁が、とても嬉しい。




追加:まだ椅子がバラバラだし、高さが合っていないのだけれど、リクエストがありましたので全体像写真。

足場もやっと取れたし、長年嫌だった壁も塗ったし、あー、すっきり。
(因みに私が壁を塗ったの、夫は「継ぎ目が見えるこんなやり方では、やり直ししなくちゃいけない!余計な仕事が増えた!」と怒っていたけれど、結局もう半年以上、そのまま放置してある。余計な仕事、やらんのかい。)




最近検索して、医学生時代によく踊って大好きだったこの曲が、サンタナのものだったと知った。
そして・・・このやたらに存在感のある、目が釘付けになるシャツは、インドネシアのバティックじゃない?!



2026/07/02

警察のその後と、今朝の台所


警察に嫌がらせされた件、医師会が私の言い分を認めてくれた。
はあー・・・。

どう考えてもただの言いがかりだと思ってはいても、世の中には冤罪というものもあり、私が仕事できなくなる可能性もあり、心にずしんと重石になっていた。
やっと疑いが晴れて、やれやれ。

それにしても、本当に無駄なエネルギーを使わされたもんだ。なので、「晴れ晴れ」という感じではなく、後味が悪い。

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妹こぐまが遠足で動物園に行くというので、早起きして、久しぶりのお弁当。「作らなくてもいいよ」と遠慮していたけれど、最終的にはおずおず嬉しそうに「うん」と。
蒸しブロッコリーと挽き肉入り人参サラダは、晩御飯からの取り分け。デザートは冷凍ブドウ。

前の晩に兄こぐまにも「お弁当要る?」と訊いたら「ノーサンキュー」と言っていたのに、私が作っているのを見たら「やっぱり要る」だって。ふふ。ちゃんとあるよー。
帰宅後に家で食べるのかと思ったら、「持って行く」と言うから、驚いて訊き返しちゃったよ。
外では格好つけしいで家の中では不機嫌な、思春期真っ只中だけれど、この誘惑には負けちゃうなんて、まだまだ可愛いところがある♪




私がお弁当を作る横で、兄こぐまが自分で作った朝ごはん。
これをくるくるっと巻いて、玉子ラップサンド。



2026/06/29

早起き生活


何度も書いているけれど、熱波中は、朝4時5時には起きて、家中の窓を全開にして扇風機も回し、換気して家を冷やす。
(本当は夜の間ずっと開けておきたいのだけれど、雨が降るかも知れないし、防犯上も心配なので。)

そして、しょっちゅう窓の様子を見て、外気の方が熱くなるギリギリまで粘って、熱が入り始める前に、窓もシャッターも閉める。



きちんとやると、室温は安定。
この写真は午後2時半頃。クーラーなしでこの温度差は凄いと、いつも思う。晩にまた窓を開けられるようになる直前でも、室温はせいぜいこれより1度上がる程度。
それ迄住んでいたアパートは古くて断熱が悪く、最善を尽くしてもここまでいかなかったので、これは本当に有難い。

但し診療のある日は、人の体温があるし、人の出入りの度に熱気が入ってきてしまうので、もう少し上がってしまうけれど、それでも30度以下で、何とか我慢できる。

それにしても、熱い(感覚として「暑い」じゃない)。私が子どもの頃には「体温より高い気温」というのが考えられない事で、「どういう状態なんだろう?」と、一所懸命想像した記憶がある。

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ドイツに来て初めて感じたのが、扇風機の威力。
日本にいた時は、扇風機なんて、全く涼しいとは思わなかったもの。
一番緩い風で、首は振らせず、風も自分に直接当てず、ただ単に部屋の空気を僅かに動かし続けるだけで、全然違う。
これは多分、こちらの気候や家に合っているからなのだろう。

あと、場所による外気温の温度差。
隣り合った窓でも、入って来る風の温度が全然違うの。なので、どの窓を開けて、どの窓を閉めるかというのを、小まめに見ないといけない。
うちなんて、おまけに付けたみたいな、家で一番小さい窓が、一番長く涼風を入れてくれて、その威力にびっくり。

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今週は涼しくなるらしいので、早起き生活も終われるかな。



ここは午後の日差しがきつい所なのだけれど、一番最初に植えたブドウが大分茂ってきて、涼風が入る時間が断然長くなった。緑の力って、凄い!
木陰って、人工の屋根で作った日陰と、風の温度が全然違うのよね。

本当は剪定するともっときちんとした印象になるのだけれど、今はまだ兎に角わさわさ茂っていて欲しいので、剪定は最小限。
ブドウの収穫はおまけで、主目的は日陰作りと階段の装飾。

一昨年追加で2本、去年更に追加でもう2本(デラウェアと巨峰!)植えたので、ここは緑に覆われる予定。冬は葉が落ちるから暗くならないよ。