先週、兄こぐまの学校の歴史学習で、ミュンヘン一泊旅行があった。
主な内容は、白バラ記念館、白バラ裁判が行われた裁判所、ダッハウの強制収容所などの見学。
私自身は日本の学校教育では、被害者としての戦争が中心で、加害者としての戦争はちらりと名称位しか習わなかった。
中学生の時に、たまたま図書館で戦争の証言シリーズに出会い、加害者としての様子を知れた事は、本当に人生の宝になったと思う。
だから、こうして加害者としての歴史を辿る学習旅行って、感心した。
被害者というのは受け身な訳だから、本当に世界を平和にしたかったら、加害者としての立場を学ぶべきだよね。
夜、兄こぐまから写真が送られてきて、頬が緩んだ。
晩御飯。何が嬉しいって、最初の2年間担任の先生に嫌われてクラスの仲間外れにされていた兄こぐまが、今は真ん中に笑顔で座っていること。
どんどんやめて学年の人数が減って、今年度一クラス減らすクラス替えがあったのだけれど、皆のこの笑顔を見て安心した。
この年齢で男女混じって遊ぶというのも、私は皆無だったなー。
と、後で訊いたら、晩は21時半まで自由行動だったんだって。
中3だけの大グループで、こうして晩御飯を食べに行けたって、凄いな。大人でも、これだけの人数だとテーブルを取るのに苦労したりするのに。
学習と遊びとどちらもガツンと、という感じで、そのメリハリがいいな。
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金曜日の晩、もうすぐ帰って来る頃かなー、とスマホを見たら、何だか深刻な件名のメールが学校から届いている。
夜中に部屋から出て羽目を外した子達がいて、よその酔っ払い客とも絡んでしまい、騒音で警察まで呼ばれてしまったのだとか。何と学年の約4分の1が該当で、これから対応を考えますと。
「あちゃー・・・これはきっと保護者面談に呼ばれるな」と覚悟したのだけれど、兄こぐまは出て行かなかったのだそうで、セーフだった。
該当者はホステルの防犯カメラに写っているので言い逃れできないそうで、部屋の外で騒いじゃうなんて阿呆やなー、廊下は声が響くし、そりゃあかんわ。こっそり誰かの部屋に忍び込んで集まればいいのに。
少し位の悪ふざけはつきものだけれど、警察まで呼ばれたら、やり過ぎ。
でも、警察沙汰になる前に先生が注意しなかったの?と訊いたら、「夜中なんだから、先生だって寝てるよ」
へえーっ、私の修学旅行では、先生達当番で巡回して、見張っていたよ。と言ったら、兄こぐまが「そんなの、先生の仕事内容じゃないでしょ」と言うので、確かに!と、これまたカルチャーショック。
兄こぐまは多分、規則を破りたくなくて真面目を貫いた訳ではなく、本当に興味がなくて寝たかったのだと思う。
兄こぐまの同室男子は全員出ていたそうで、そこに加わらんって、どこまでもマイペースやなあ・・・。こんな時くらい、つられて羽目を外してもいいのに、と思ったりもしたけれど、ノリが悪くても許される、自分を殺して同調しなくてもいい友達関係ができているのだな、と、ほっとした。
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そして土曜日の朝。
兄こぐまと一緒に朝御飯の買い物に出たら、保護者何人かに会った。皆にやにやして、開口一番「(懲戒処分対象グループに)入っていた?」と訊き合い。
帰りの車の中で、「今日会ったのは、誰も入っていなかったのねー」と言ったら、「いや、〇〇は入っているけど」
〇〇くん、まだ親に言えてないんかーい!












