私の仕事用サンダル、そろそろ一番下の層がなくなってきた。靴底直しに出そうかなと思ったけれど、足元がシャキッとしていない医者というのは、だらしなく見えるかなあ。
それであちこち物色して、最終的に、白に青いラインの最安値のか、当院カラーの黄色のか、どちらにするかで凄く迷った。30ユーロの差。
一番安いので、その分さっさと買い替える方が、清潔感があっていいやん!
とも考えたのだけれど、
毎日履く度に、合わない色で、気持ちが沈むかも知れない。割り切って見ないようにするのも、心が荒む。それって絶対によくないよね。それに、白と青って病院っぽい威圧感が出て、患者さんにもよくないかも。
今のサンダルは、もう4年以上履いているから、差額は1年に10ユーロ以下。
それで毎日にやにやしながら働けるのなら、お金の価値があるんじゃない?
と考え直して、気に入った方を注文。
うん、やっぱり黄色にしてよかったと思う♪
(でもこの色を製品にしてちゃんと売れるというのが、ちょっとびっくり。一体誰が買うの?!)
並べてみて、びっくり。靴底が擦り減っただけじゃなくて、クッション材のコルクもここまでへたっていたんだ!
特に親指や踵のところが、えらい事になっていて、これはもう、靴底を張り替えるかというレベルじゃなかったな。
初代は上の部分が革じゃなかったら、横もこうして破れてきた。でも、まだまだ履けて、履き潰すには至っていない。強いね。
今迄は初代を缶詰当番医用にしていたのだけれど、今後は二代目を当番医用にして、初代は外用つっかけに、とローテーションさせよう。
因みに、こういうオープンなつっかけサンダルは、実は医療用にはNGです。
転んだり、注射針を足に落としたり、病院ならベッドを押していて足をひいたり・・・という事故があった時、労災として補償されない可能性がある。
なので、私も病院勤務時代はきちんとした靴を履いていた。どうしてもサンダルがいいなら、前が塞がっていて、踵にバンドがあるもの。
でも、今の仕事ではもう、事故の危険は非常に小さくなったので、労災のリスクと自分の快適さや足の健康を天秤にかけて、自己責任でこちらを履いている。
革もコルクも呼吸するので、とっても快適。
余談:BIRKENSTOCKとかCROCSとか、日本で流行り始めの頃、もの凄いハイブランドで身を固めた人が得意気に履いているのを見かけたりしたけれど、それは、こちらではちょっとあり得ないかな。飽くまでも実用サンダルという位置付けです。
私は昔は、お金はプライベートで使いたくて、だから仕事で必要な物はなるべく安く済ませたかった。
その考えを変えてくれたのは、実は夫。働き始めでまだお金がなかった頃、何かを買うのを迷っていたら、「仕事は毎日のことで、お金をもたらしてくれるもの。だから、ストレスなくベストの状態で働けるよう、仕事に使うものこそ、投資を惜しまないべきだ」と言われて、そうかー、と感じ入った。
好きな物に囲まれて仕事するのって、やっぱり凄く大事。
更に最近は、言霊というか、言葉の力というものを凄く感じる。
だから、日々のパスワードも、なるべく気持ちよく笑顔になれるものを使うようになった。
前にも書いたけれど、聴診器の刻印も同じこと。自分の名前なんて見ても面白くも何ともないから、見る度に「うふふ」となる刻印にして、よかった♪
加えて、素敵な刺し子布巾が仲間入り。勿体なくて使えなくて、まずここに。なんと、麻酔科医のお手製です。すごっ。






