2026/05/17

ストラスブールの街並み


祝日で一日フリーだったので、トルコからの交換留学生をストラスブールに連れて行った。彼は初めての外国なので、折角だから国境を越えてフランスにも、と。

兄こぐまの高所恐怖症がなくなったので、初めて大聖堂の上にものぼる事にした。私達が並び始めた時は行列が全く進まなくて、冷たい雨も降っていて寒くて、もうやめようかと何度も思ったけれど、そのうちにすっと進んだ。窓口が閉まっていたのかな?

大人10ユーロ、小人6ユーロ。結構高いなあと怯んだけれど、階段の擦り減り具合を見たら、「これだけの人が行き来するのかー。うん、お金を取って、しっかり安全管理続けてね」という気持ちになった。

私は体調が悪かった後で、いつものつもりで階段を上ろうとしたら、体が重くてびくともせず、そんな感覚は初めてで、自分で「えっ、何これ?!」と愕然とした。手すりにぶら下がるようにして、ゆっくりゆっくり、何とか上ったよ。
ふうふう言いながら松本城を上っていた祖母の気持ちが、今頃解ったわ。




絶景!
大昔、無料デーに一度上ったきりだったので、すっかり忘れていた。




ストラスブールの街並みって、上から見ると本当に独特。
細長くて歪んだ建物がぎっしり組み合わさっていて、面白い。




歴史とか地理とか余り興味ない年頃だと思うけれど、折角黒い森の険しい峠を越えてアルザスに行ったので、この国境近辺の歴史を少しだけ話したり。




タルトフランベを食べさせようと思ったのに、子ども達は結局全員ハンバーガーにした。
黄色い丸いのは、じゃが芋じゃなくて、アルザスのチーズ。




雨が降ったりやんだり、かなりどしゃ降りの時もあったけれど、殆ど濡れずに済んで、教会の上では日も差して、凄くラッキーでした。



2026/05/15

兄こぐま15歳


兄こぐまが15歳になりました。
今年の誕生日は、トルコからの交換留学生が来ていて、友達も呼んで賑やかにお祝い。



平日だったうえ、子ども達は晩に町に遊びに行く約束をしていて、早く早くと急かされて、色々テキトー。
晩御飯というから18時位のつもりでいたら、16時半に学校から帰って来るなり「18時半のバスに乗って遊びに行きたいから、すぐに食べたい」って・・・。あんた、一般家庭でそんなの無理に決まっとるやろ!ホウレンソウしなよ!

メインは夫のウィーン風カツレツ。子ども達の分で力尽きて、私の分はなかった・・・。いやね、でも、昔は何時間単位で間に合わなくて、私(達)を夜中まで空腹で待たせていたあの夫が、子ども達の分を何とか間に合わせたって、凄いわ。
(夫はソースを作るのももう忘れていたけれど、兄こぐまも気付かなかったし、私はソースなしの方がおいしいと思うので黙っていた。)

付け合わせのシュペッツレとサラダは私が横でささっと用意。
前日の残りのポテトサラダと人参サラダがあったので、レストランみたいな「色々ミックス」ができた。




相変わらずシフォンケーキ。ローソクも欲しいって。

シフォンケーキを初めて食べた男の子達が唸って「今迄の人生で食べた物の中で一番ふわふわ!」と驚き、もう入らない位お腹一杯なのに「・・・やっぱり、もうちょっとだけ、食べてもいい?」とお代わりをねだってくれて、嬉しいなあ。

ゆっくり食べさせたかったので、結局バスは逃す事にして、私が車で送って行った。ま、誕生日だしね。

* * * * *

実は私は体調が悪くて、いつものように前日に焼けず、当日も腸痙攣を起して仕事の後すぐ横になり、ベッドの中で「もう『今日はケーキは無理』って言おうかな」と何度も思った。言いさえすれば、兄こぐまは絶対に許容してくれる。

でもまあ、シフォンケーキはそんなに大変じゃないし、起き上がってちょっと体を丸めながら作り出したら、何とかなった。
子ども達の喜び様を見て、「頑張ってよかったなー」と、改めて。




シフォンケーキを焼き始めた頃。それ迄マフィンとかホットケーキとかしか食べさせておらず、強いケーキはまだ食べさせたくなくて、「そう言えばシフォンケーキというものがあったなあ」と思い出して、初めて焼くようになった。

それからずーっと、兄こぐまはシフォンケーキが一番好き。お祝いの時に焼くから「おめでとうのケーキ」と呼んでいる。

こんなに小さかったのにねえ。最近はちょっと難しい年頃になっているので、よその子達の素直な反応が嬉しかったよ。
成人まで、6分の5が過ぎて、あとたったの6分の1。


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2026/05/11

医者になって20年!


私達の時代のテュービンゲン大学医学部には、卒業式というものがなかった。
最終国家試験は実技・口述なので、試験日もバラバラで、その試験に合格した人から卒業。合格証書や医師免許は代引き(!)で送りつけられる。

しかも医学部の最終学年というのは、大学病院と提携している複数の病院に分かれての実習だったので、はっと気付いたら、皆バラバラになって終わってしまっていた。
当時はまだSNSも一般的ではなかったので、繋がりがないまま。

そんな中、「医者になって20年を祝おうぜ!」と誰かが声を挙げてくれて、結構な人数が集まった。


(私が撮影した、皆の弾ける笑顔。)

豪華なホテルとかではなく、こんなピクニック形式。このゆるさが、如何にもドイツ。地べたに座ってお喋りしている私達が、20年の経験を積んだ医者の集団だとは、誰も思うまい。わはは。

残念ながら私の仲良しグループだった子達は殆どおらず、今回初めてちゃんと喋った人達も。
私達って、同じ学年で顔見知りでも実際の接触が余りなかった位、本当に勉強しかしていなかったたんだなー・・・と、改めて。

風貌が変わっていて、暫くじーっと表情を観察していてようやく「ああ!」と昔の顔を思い出したり。
(明るい巻き毛の王子様みたいな外見だった子の、髪がほぼなくなっていたのは、かなり衝撃だった。)

一番遠方は、メキシコで働いている子。南オーストリアとか、北ドイツとかからも。そして二人めの訃報を聞いた。あんなに死にもの狂いで勉強してやっと卒業したのに、早過ぎるよ。



2026/05/07

友達に会いに


連休には友達に会いに2回出掛けました。一人とは何と20年ぶり位の再会。




朝から汗だくになって草刈りを済ませ、シャワーを浴びて、いざ出発!




私が気付かない間に、12歳の娘さんが描いてくれていて、大感激。めちゃくちゃ気に入った。
ディテールまで凄くない?




上半身はKENZO。サンダルブーツは気に入って履き過ぎて底に穴が開いて、修理して貰いたて。
Tシャツとジーンズで、帽子もかなり色褪せているのに、全く知らない人が二人も、声を掛けて褒めてくれた♪ 

* * * * *


木漏れ日の下のケーキ。




別の日はシリア料理へ。前菜プレート。




ラムの串。




ピザみたいに見えるけれど、薄い生地二枚の間にチーズを挟み、更に上に具とチーズを載せてある。

おいしかった! 楽しかった!



2026/05/03

平日夜の勉強会


水曜日、朝7時から仕事をして、終業後100キロ以上離れた場所までドライブ。
夜の19時から22時までの勉強会が入っていたの。丁度通勤ラッシュの時間帯に当たってしまうので、行きは下道を延々と。

翌木曜日は晩の診療が20時迄あるというハードスケジュールだし、遠いし、参加するか凄く迷ったのだけれど、死体検案の勉強会で、法医学者だけでなく刑事警察と保健所からも一人ずつ来て講演するプログラムというのは初めて見た。しかもオンラインじゃないので、ディスカッションが面白そう。
これはもう、頑張って行くしかない!

私が保健所や警察と揉めた症例数件を見直して、色々プリントアウトして持参。
平日の晩なのに満席で、定刻を過ぎても質疑応答とディスカッションが続き、終わったのは何と22時半過ぎ。0時前の帰宅となった。

でも、行った甲斐があった!それぞれの立場が求めるものが解って、何度か挙手質問もして、あれこれ小さな疑問が解決された。
あの告発された件も報告して皆をざわつかせ、法医学者に「警察の圧力に負けず、よくやった!」とお褒めの言葉を頂いて、気持ちがすっきり。もし刑事警察が引き下がらずに訴えられたら、この先生に連絡を取って味方になって貰おうっと。




刑事警察って、そうそう、こういう感じなんだよなー・・・。

戦隊ヒーローものかっちゅうの。というのは私の心の声で、兄こぐまがこれになりたいなんて、萎えるわー。