2024/05/26

子ども部屋、その後


去年の夏に何とか使えるようにした子ども部屋、その後。




兄こぐまのはゲーマー部屋になっている。

出来上がって呼ばれて見た時はびっくりして「ちょっとー、甘やかし過ぎじゃないの?」と思ったけれど、このコンピューターは、夫が1年以上かけて特価パーツや中古品を買い集めて組み立てたので、凄く安くできたのだそう。まあね、お祝い金なども全部つぎ込んだと言うし、うちはテレビすらないのだから、まあいいよ。

ギムナジウムで孤立していたのが、担任の先生が替わった今年からやっと友達が増えてきた。皆住んでいる村がバラバラで、バスを乗り継いで行かないといけないので、なかなか行き来できないのだけれど、オンラインゲームで一緒に遊んで大騒ぎしている。

そして初めて、「ぼくも誕生日パーティーしたい」と言い出した。
うえーっ、遂に来たか・・・と内心げんなりしつつ、「自分の部屋もない、かわいそうな子」で、家の中がぐちゃぐちゃで昼間でも寝ている人がいて恥ずかしくて友達を呼べないとか、そもそも呼ぶ友達もいないとか、そういう子ども時代でここまで来たのだから、いいよ、いいよ。
パパにピザを焼いて貰って、クラスで「寝太郎なんだぜ」とか言われていたパパの株も上げておきな。




妹こぐまは
夫のお下がりのノートパソコンに、少し買い足して貰った。
アルザスで買ってきたアンジの額絵を飾り、カフェカーテンを付けてやったら、大喜び。

同じ村に仲のいい友達が3、4人いて、しょっちゅう行き来して、泊まりで遊びに行ったりして、楽しく過ごしている。

第二外国語の希望を出すのに、友達がフランス語を取るので一緒に取りたいと言い出したのだけれど、フランス語だと誰も助けてやれない(夫は当時フランス語を取っていたけれど、壊滅的でAbiのネックになったらしい)。個人的には語学で世界が広がるのは大歓迎だけれど、Abiが絡むとなると人生を左右し兼ねない。妹こぐまの性格では、一人で語学を勉強してAbiのレベルまでやるのはかなり厳しいでしょう・・・と、親子で話し合って、妹こぐまは自分でラテン語にすると決めた。ラテン語なら夫が助けてやれるし、兄こぐまもラテン語を選んだので、3人で一緒に勉強できるから。

* * * * *

夫がそれぞれのベッドサイドに壁棚を吊って、ベッドも壁に固定して、一応完成(兄こぐまの部屋の壁はまだ塗られていないけど・・・わはは)。
実は今迄家族4人一緒に寝ていたのだけれど、この機会に自分の部屋で寝るようになった。




もう二人とも大きくなったので、夜中に具合が悪くなってもトイレまでは辿り着けると思う。けれど私達の寝室は別の階なので、2年前にパリで買ってきたこの呼び鈴をトイレに取り付けた。結構大きな音がするので、これを鳴らされればすぐ目を覚ますでしょう。
川沿いに園芸店スタンドがずらりと並んでいるところで、うわあ、素敵!と一目惚れ。見本の方がいい音だったので、釘付けされていたのを外して売って貰ったの。ようやくぴったりの場所が見つかって、よかった!





2024/05/25

心の窓



お天気が悪くて庭仕事ができないので、窓拭き。

本当は花粉の季節がきちんと終わってからやりたかったのだけれど、窓が汚れていると心が曇っていくので、よっしゃ、やるか。
うちは本当に顕著で、私が窓を掃除すると、夫が片付けを始め、家の中が動き出す。なので、セラピーのつもりで頑張るのだ。

去年、上の三角窓だけ「まあ、いいか」と放置したら、夫が「気になる」と脚立を出して来て、これだけに丸一日かかっていた。しかも、夏の直射日光を浴びて、滝のような汗をかきながら。
今回も「まあ、いいか」と思いかけたのだけれど、それを思い出して、うーん、やっぱりやっておくか。夫にはもっと他にやって欲しい事があるからね。




窓拭きは、直射日光で熱くなっていると乾いてやりにくいので、小雨が降っている位の方がいいのよー。
そして、必ず窓枠から始める。窓枠:窓ガラスで掃除の労力は8:2位かな。ガラスを拭く事自体は、きちんとした道具さえあれば本当に簡単。




台所は網戸も張り替えて、すっきり。

窓拭きって、上ったり下りたりが激しくて、下半身がしっかり筋肉痛になったわ。
私はきれい好きだけれど、掃除好きでは決してない。普段から小まめに掃除していれば大変じゃないのに、やりたくなくて「もう限界!」というところまで放置してしまうので、余計に腰が重くなり、汚れていると家族も無頓着に怠惰になり、どんどん淀んで悪循環。

夫の部屋も然りで、「どうせシャッターを下ろして閉じこもっているから、窓は拭かなくても」と思いがちなところこそ、窓をきれいにするとシャッターを開ける気にもなるし、そうなると片付ける気にもなるというもの。なので網戸も張ってあげた。

夫が「どこもかしこもピカピカ!凄いね、気持ちいいね」と感激して、あそこもここも片付けたいと言って動き始めたので、頑張った甲斐があったかな。
休暇旅行は無理だったけれど、一緒に家の中を片付けて、毎日私が台所に立つのを凄く喜んでくれて、家族の絆が少し修復された気がする。


「私の窓の拭き方」(2022/06/08)





2024/05/23

家を飾る


最初に住んでいたアパートを出て、次のアパートは今の家ができるまでの仮住まいと判っていたので、必需品以外のものは段ボールから出さなかった。
今の家に引っ越してからも、まずは兎に角生活を整えなくちゃと、飾りを出す余裕がなかった。

一週間の休暇で、そういうのを今やっと少しずつ出してきている。




大好きなこれも。当時は大きいのを吊るす場所がなくて残念に思っていたら、ミニ版を見つけて飛びついたのだった。
ああ、でもこの家なら、大きいのがさぞ似合うだろうなあ・・・。




脚立によじ登って、スワロフスキーのサンキャッチャーもぶら下げた。プリズムになっていて、虹色の光がミラーボールみたいに部屋中に散らばるの。(左の窓の上に薄っすらと写っています。)
直射日光が長時間入る窓というのが難しいのだけれど、上の三角窓はシャッターもカーテンもなしなので、ぴったり。




貰って初めて見た時の、こぐまの顔!




曾祖父の柱時計も、やっと場所が決まった。犬や山羊の飼い主さんに、彼女のおばあさんの引き出しを頂いたので、それと合わせて。
額は取り敢えず掛けてみたけれど、やっぱり他のに替えるつもり。




アルザスで少しずつ買い集めたお菓子の型。

思い出の品を飾るという行為で家に心が吹き込まれる感じ、すっかり忘れていたよ。今迄、兎に角「生活できればいい」という感じで走り続けていたのだなあ。
家族も「違うね!」「きれい!」と大喜びしてくれて、そう感じる心がちゃんとあるという事が嬉しい。




晩御飯の後、食卓で読書。ふと目を上げるとテーブルの上のガラスの色がうっとりする程きれいで、夜の帳が下りていき、飾った物たちがそこに溶け込み、いつ迄でもここに座っていられる感じ。

「死の棘」(←Amazonリンク)は十代の頃に一度読んだきりで手放したのだけれど、何のご縁かまた手元にやって来て、今何となくそういう気分になって手に取った。真夏の灼熱の安アパートで、涼を求めて少しずつ移動し、最後は玄関に座り込んで読んだ事まで覚えていて、
作家としても内容も決して私の好みではないのだけれど、やっぱりそれだけの力があるという事なのだろう。そして飽くまでも文学なので、登場人物の言動について、今の正義感を振りかざしてあれこれ批判するのはナンセンスと思う。



2024/05/22

しんどかった


しんどくなると、私はビートルズ。
不安定で生きづらかった思春期に、私を生に繋ぎとめてくれたのがビートルズだったの。




I'll follow the Sunを歌いながら焼いた、チーズスフレケーキ。

うちの家族は食卓で繋がっているな、とよく思う。
おいしいものを一緒に食べると、不機嫌でトゲトゲしていたものも、何となく丸くなる感じ。
私が休みの時しかしてやれないのを心苦しく思っているのだけれど、お陰で特別感や有難みがあって、却って助かっているかも。

一般的には一番いい場所をリビングルームにするのだけれど、私達は食卓を置いたの、大正解だったと思う。




そして、森の散歩。キラッキラの新緑が気持ちいい!




鳥の囀りに囲まれ、時々立ち止まって空や緑に見惚れ、2時間位歩いたら、ささくれ立っていた気持ちが落ち着いた。


おっとの暗黒時代のトラウマ、ずーっと蓋をしてあったのだけれど、重い腰を上げて遂に蓋を開けたのです。やっとの事で小康状態になっていたのをまた壊すのは、一大決心が要ったのだけれど、各々心の奥底で納得していない部分があり、いつかぶっちゃけ合うしかないのは解っていた。そして予期してはいたものの、やっぱりしんどかった。
でも、これをやるという事は、また前進するという事なのだ。





2024/05/20

トラックはこぶよ、見ちゃった



こぐま達が小さかった頃、こどものとも年少版が大好きだった。これは確か、帰国セールの人からおまけとして頂いた本。




こうしてどんどん大きな車に乗せて貰う話し。




先日、こんなの見掛けて「うわー、『トラックはこぶよ』やん!」と一人で興奮してしまった。どんな運転手さんだったのか、想像が膨らむ。