2026/08/20

私でも蠅を捕まえられる道具


夫は、飛んでいる蠅を素手で捕まえる事ができる。パクっと拳の中に入れて、外に出すと飛んで行く。
妹こぐまは、止まった蠅をコップで捕まえる事ができる。コップに閉じ込めて、下から紙を差し込んで蓋をして、外に逃がしに行く。
でも私は、素手は絶対無理だし、コップでは逃げられてしまう。蠅が窓に近付いた時に、それっと全開にして、団扇で外に追いやるのが精一杯なのだけれど、蠅は何故かUターンしたり、開いていない窓に執着したりして、なかなか上手くいかない。
子どもの頃、祖母の家でハエたたきで「空中で蠅を叩き落とす(叩き潰さない)」という技をやっていたけれど、そもそもハエたたきという物自体が嫌い。

台所で作業している時など、妹こぐまを呼んで頼む事が多いのだけれど、コップを蓋して両手で持つので、私が料理を中断して窓やドアを開けてやらないといけない。

それで、友人の家で存在を知った捕虫器を買ってみた。



(写真は新品&ガラス細工の蠅です。蓋を少し出した状態)
上部のバーをスライドさせると、薄い蓋が滑り出てくる仕組み。そろそろと閉めれば蠅はどくので挟まらない。蠅に触れるのは内側だけで、ハエたたきのような不潔感がないのがいい。

いやー、これ、楽々、簡単。開口部が結構小さくて難しいかと思ったのだけれど、コップよりも手が遠いからか蠅が逃げず、私でも捕まえられるわ。

■捕虫器(←Amazonリンク)
日本にもあるんだ! 
因みにドイツ人には、蜘蛛が苦手な人が非常に多い。日本人がゴキブリに対して騒ぐのに準ずる位。なので、これも「蜘蛛キャッチャー」と名付けられていたりする。



2026/08/16

熱気球の大会 2026


2023年に初めて見に行った熱気球の大会、今年は妹こぐまを誘って、スタート地点に行ってみた。最終日の日の入り時、大会の最終飛行。



スピードではなく、正確さを競うので、スタートはバラバラ。




巨大なのが、続々と立ち上がっていく。




最初は大きな送風機で空気を送り込む。




或る程度膨らんだら、バーナーで火を入れて、熱を送り込んで浮かばせる。バルーンは結構動くのに、
よくまあ、焼けない・融けないなあ!




浮力と戦いながら、最後の調整。




さあ、行くよー!




いってらっしゃーい!

地上要員は、浮かんだ途端、見守る事すらせずに、脇目も振らず撤収。
前の大会で、気球を先回りして風の計測をしている地上要員を見かけたので、色々やる事があるのだろう。




動画も撮りました。




水色の数字が最終順位。

何かもたもたしていて、やっと出発して一旦上がったと思ったら、引っ掛けそうな低空飛行になっていた彼等、ちゃんと辿り着くんかいなと心配していたけれど、2位のチームだったんだ!
素人目には解らないもんだなー。

* * * * *


この新バージョン(と言ってももう古いけれど、当時)の存在は知らなかった。ドイツ語とフランス語のミックス。



2026/08/13

11年ぶりに見られた!部分日食


部分日食でした。前回見られた時は、こぐま達まだ小さかったので、覚えていないって。その後もう一回あった時は、お天気が悪くて見られなかった。




日没までだったので、見晴らしのいい丘の上で観測。今回はフィスラーのスチームプレートを持って行った。快晴!




写真では判らないけれど、肉眼では月が斜め後ろから照らされて光って、月の輪郭が二重になっているように見えた。

日食中の不思議な光線も、写真に撮ってみたけれど判らない。それらとか、日食が始まった途端にすっと涼しくなるのとか、やっぱりその場でなければ体験できないので、こぐま達を連れて行けてよかった。




約90%の部分日食で、これがピーク位。上下左右が逆に写るのね。
持っている指の隙間かな?も、ピンホールになっていて、同じ形。




月が、向かって右から左へと動いていく。




日食が進み、影の向きが反対になった。




日食の状態で、日の入り。


友人と一緒に行って、通りがかりの人にも何度か下敷きを貸して見せてあげたりして、皆で楽しみを分かち合えて、よかった♪

本当はこの夜、流星群もあったのだけれど、前夜が夜間当番医だったのと、当日も翌日も仕事があったので、そちらはパス。



2026/08/10

残暑お見舞い申し上げます


ドイツもまた暫く暑い日が続くようです。でも、前回程には酷くない予報だし、夜ちゃんと気温が下がるので、何とか。

ただ、またも日照り続きで毎朝の水遣りは欠かせない。
地面はカチカチ、そもそもずーっと寒くて育っていなかったのが、急に日照りの猛暑になって、今年の畑の出来は悪い。



雹に当たってしまったけれど、ようやく色づいてきて、毎日一個食べるのが幸せ。

* * * * *

今年も数日間バルーンカップをやっていた。
熱気球は日の出と日の入りの前後しか飛ばせないそうで、早朝に換気しながら水遣りしていると、丁度見掛ける感じ。




この朝は、うちの真上を通っていった!
見に行った話しは、また今度。




これは熱気球じゃなくて風船の歌なのだけれど、熱気球を沢山見ると、自動的に頭の中で流れる。

当時の私はドイツ語なんて全く解らなかったので、内容を知らずに聴いていたのだが、実は、若者が「賢い大人」の戦争を皮肉る、かなり強烈な歌詞。
今の政治家達は、当時の東独のやり方に負けず劣らずと言うより、輪をかけて酷いかも。



2026/08/07

女性の宴の話題



いつもの4人組で集まりました。

家に帰ってから、妹こぐまに「そんなに長い時間、何を話したの?」と訊かれた。

最近のドイツ語の崩れ、外来語の混じり方、文学や詩の翻訳で失われる言葉の美しさ、異文化の翻訳の難しさ、様々な語源。
昔の文学では無視されて描かれない女性の姿、男性偉人の妻たちの隠された偉業、女性の社会的地位・・・

と聞いて、途端に興味を失った妹こぐま。わはは。

あ、でも、高尚な話しばかりしていた訳じゃない。
A「お腹いっぱいー、もう食べられない!」とソファーに寝転び、
「ローマ人の気持ちがわかるわー」
「ま、ローマ人だったらきっと、女は食卓にもつかせてもらえなくて、男限定だけどさ。」
B「それにしても暑いわね。ローマ人なら、横から美女に扇がせるところ」
C「いや、そこは、美男でしょ!筋肉隆々で・・・薄着の!」
「薄着の?!」と皆で大爆笑。




考えてみたら、この中に一人も生粋のドイツ人はいないのに、ドイツ言語論。
ま、私以外は全員言葉のプロ(ドイツ語の先生と作家)だもんね。

* * * * *

実は今、久しぶりに和訳の「イリアス」(←Amazonリンク)を読んでいて、その表現に色々と思いを巡らしていたところで、実に興味深い話題だった。

女性の美称として「白い腕(かいな)」「銀(しろがね)の足」「眼光輝く」などはわかるけれど、「牛眼(うしめ)」と言われて嬉しいものなのかー。脚注には「ホメロス以後は明らかに単なる女性の美称」だって。あ、そう・・・。

男性は「脛当美々しき」とか、肩幅とか重要らしい。




人物の名前を「〇〇の子」と呼び換えたり、別の名前があったりするので、読み始めはちょっと混乱して、メモして栞に。でも、ロシア文学の登場人物の名前程ややこしくない。
神々はもう常識として説明なくガンガン登場するので、検索して背景を調べたり。

登場人物の事をきちんと解っていなくても充分面白くて、一旦読み進んだのだけれど、もう一度戻って読み直して理解を深めているところ。
医学生時代に初めて読んだ時も、戦いのシーンの表現の医学的正確さに痺れたのだけれど、今読んでもやっぱり痺れるわー。
もうね、こういうのを読むと、現代文学なんか私は要らんわ!と思う。