2022/11/30

妹こぐま、9歳


またまた旅行記一回休み。




早いもので、妹こぐまも先日9歳になりました。
18歳で成人のドイツでは、もう半分過ぎたのねー。

予定帝王切開だったので、私が決めた誕生日。




学校には今年もマドレーヌを持って行きたいと言うので、クラス全員+先生分焼いたよ。去年大好評だったの。
一人休みだったので余ったのだけれど、お友達が「これをママにどうしても説明できない」と言うから、持たせてあげたんだって。患者さんに色々レシピを訊かれる事があるのは、こういうところからか。




今年もリクエストは肉団子のお味噌汁とおにぎり。




もうキャラ弁じゃないけれど、久しぶりにお弁当。

9歳でこれって大丈夫かいなと思う事もよくあるけれど、先日家族でお会いした著名な精神科医の先生に「私の子どもの頃にそっくり」「わかる、わかる!」と言われて、ほっとした。
個人的には、妹こぐまの発想や感性は私にはないものなので書き留めちゃう位好きだし、社会に押し潰されてつまらない普通の大人にならず、個性として大事にして欲しい。
妹こぐまは、セカンドネームの意味の通り老若男女皆から愛されていて、村中に私が知らない大人の友達(!)もいっぱいいる位なので、社会からはじかれる心配は要らないかな。よそのおばさんを指さして、「あれはアンナ」とか言うので、「誰かのママ?」と訊くと、「ううん、違うよ。ブドウくれたの」とか。患者さんに「妹こぐま、友達と時々おやつ貰いに来るよー」と言われて、目が点になったり。

先日、高速道路で妹こぐまが「ちょっと!あの車のドアハンドル見て!」「あれ、テスラだよ!」と叫ぶ。何でも、YouTubeでこのドアハンドルが目に留まって気になって、テスラについて色々調べたのだそうで、テスラのマークすら知らなかった私はびっくりした。

いよいよ小学校最終学年で、今年真面目に勉強しなかったら兄こぐまと同じ学校に行けないというのは一応理解している。が、どうなる事やら。




リンゴのカットをよく訊かれるので、動画を撮ってみた。
飛び入りで妹こぐまも出てきます。
「正にこういうのがよかったの!」「おいしそうー!」「ロウソクも立ててね。9本」「じゃあパパとちょっと勉強してくるね」と言っています。

あ、内側はリンゴを置く向きを変えると、食感がもっと楽しくなるのだった。忘れていたよー。




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2022/11/28

モンマルトル散策




サクレ・クール寺院、青空に映えるわー。



秋休みで、これ位の人出。




朝ちょっと早めだったので、そんなに並ばずに入れた。出てきたら、行列がもっとずっと長くなっていたよ。




祝日でミサをしていて、ローソクの灯りや音響が素晴らしかった。




神を擬人化して描いたモザイク画にもびっくりしたけれど、ミサの合唱隊が少年合唱じゃなくて修道女合唱だったのに、もっとびっくりした。修道女と合同でのミサって、初めて見たかも。




ステンドグラスから色とりどりの光が差し込む。




映画「アメリ」の八百屋さん。同級生と映画館に観に行ったなあ。




初めてのガレット♪
狭い狭いキッチンで手際よく次々に焼いていくのを感心して眺めていた。





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2022/11/26

メトロを楽しむ


いちいち驚いては写真をいっぱい撮り過ぎて、ちょっと持て余し気味。頑張らにゃー。




このメトロの車両は、レールには横向きにくっついていて、車輪自体はゴムタイヤみたいなのだった。




新型車両は自動運転。同じ路線を運転手付きのと混じって走っているというのに「え?それ混ぜちゃう
の?」と驚いた。




自動運転の一番前に、子ども用に運転席が作ってあるの。こういう遊び心にお金を使うのって凄い。




子ども達、鈴なり。
ボタンはただのシールなんだけれど、子ども達大興奮、押しまくり。




空いていて、遂に独占できた!

そう言えば、幼稚園の頃の将来の夢、他の女の子は「お花やさん」「ケーキやさん」とかだったのに、私は地下鉄の運転手さんだったなー(地下鉄で通園していたので)。一番前に乗れるのが羨ましかったの。
トンネルの向こうに明るい駅が見えて、段々と近付いてくる感じが好きだったのを思い出した。





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2022/11/25

パリのメトロの美


悪名高きパリのメトロは美しかった。




写真で見掛けた事のあるこれ、特別な駅だけなのかと思っていたら、あれ、ここにも!ここにも!と、あちこち普通に建っているのにびっくり。





アールヌーボー好きにはたまりません。

ちょっと調べてみたら、多くは流行りが廃れた頃に取り壊されて(!)、その後価値が認められてまた復刻したらしい。その取り壊されたの、欲しかったよ!!当時のゴミ(屑鉄)収集所に行きたーい!!





ふえーっ、こんな素敵な柵、あの治安でよく盗まれないもんだ。
重機で根こそぎやるなら、私ならATMなんかより、この柵の方が欲しい。




石かよ!と、びっくり。後ろの広告塔や街灯も凄い。






メタルの使い方も美しい。この鉄柱の透かしも、窓も、屋根も。




まん丸で可愛い。こんな椅子、待合室に並べたら素敵じゃない?
どうせメトロのために制作するのなら、メトロショップとか作れば絶対に色々売れると思うのにな。

いやー、恐れ入りました。これで清潔だったら、メトロ巡りとかしたい位。





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2022/11/23

家族旅行のホテル


パリに行くはいいけれど、土地勘がゼロだから、ホテルをどこにしたらいいかすら、決めようがない。知人に相談しつつ、お財布の許すあたりで、ここ、と決めた。

うちの基準は、
  • 一部屋を4人で使えること。これは絶対。
  • 基本的には寝に帰るだけなので、多少の事には目をつぶる。ホテルにお金をかける位ならおいしいものを食べる方がいい。
  • 乗り物は好きで街歩きは苦手なので、セントラルから少し離れても、メトロやトラムの駅が近くて、治安が悪くなければOK
  • できれば高評価の朝食ビュッフェ付き。うちの家族にとって、ホテルの朝食ビュッフェというのは凄ーく特別なものなので。

コブなしなら、もっとセントラルの近くにして、街歩きやナイトライフを楽しめる方がいいと思うけれど、それはどうせ無理だから。

秋休みなので、電車のチケットもホテルも2箇月近く前に予約した。キャンセル可にするといちいち値段が高くなって、その分で朝食付きにできてしまう位だったので、もうこれは運だと思って、キャンセル不可のものをエイヤッと予約。
家族経営好きのうちにしては珍しくチェーンのホテル。と言うか初めてかも。だって、高評価で安かったもの。




ホテルの窓からの眺め。
メトロとトラムの駅がほぼ目の前で、通りを渡ればバス停があり、ちょこちょことお店もあって、暗くなってから歩いても怖くない感じだった。

バスタブがなかったのが残念だったけれど、部屋は「パリだから」と覚悟していたより広かったし、窓を閉めれば騒音も気にならなかったし、スタッフが凄くフレンドリーでにこにこ笑いかけてくれたり、ユーモアがあったりして、気持ちよく滞在できた。
連泊だと部屋のコーヒーやティーバッグが補充されないホテルが多いので、初日にスーパーで買っておいたのだけれど、ここは毎日ちゃんと補充されていた。




大人だけなら「素泊まりにしてカフェで朝ごはん」とか「おいしいパン屋さんでパンを買って来てホテルの部屋で朝ごはん」とかにしてもいいと思うけれど、コブつきでそれは大変なので、朝食付きにした。でもどうせフランスの朝食は軽めだろうと、全く期待していなかったのが、
ここは大アタリだった。
果物も充実していたし、フレッシュジュースとか、ビオのものとか、クロワッサンもバター100%とか、一つ一つのクオリティが高かった。スタッフがちゃんと目を配ってどんどん補充しているし。




ここには写っていないけれど、パンケーキ、フレンチトースト、ピザトースト、ケーキなど色々並んでいて、スクランブルエッグもおいしくて、みんな大喜び。最終日には更に、ティーバッグがお茶っ葉にレベルアップしていたよ。

出歩いている時には、トイレを我慢するから水分摂取も最小限にしがちで、外食が続くと重いけれど、逆に食べ損なう事もあったりして、朝ごはんでゆったり調整できたのが、とっても有難かった。
ホテルを決めるのって、いつも本当に難しくて悩むのだけれど、「朝ごはんよければ全てよし」という感じで、ここにしてよかった!





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2022/11/20

料理は化学だ


旅行記は一回休み。

いつものリンゴのケーキを焼いて、パーティーなのでちょっと豪華にしようと、隙間にブルーベリーを散らしてみた。
後になって考えてみたら、私のベリーマフィンは色が気持ち悪くなる事が多いので、これって冒険だったなあと。



それがね、こんな素敵な色になって、びっくり!
家族も驚いて歓声を上げていた。




そっか、リンゴの酸でこんなに紅くなったのかな。
(という事は、ベリーマフィンが青・緑・灰色になるのは生地のソーダがアルカリのせいで、改善の余地あり?そんなもんだと思って諦めていたよ。)
リンゴのケーキはおいしいのだけれど、見た目が地味で華やかさに欠けるのがなー・・・という感じだったのが、これなら凄くハッピーな色。

切れ目に沿って紅色が染み込むので、次回はちゃんと位置も考えて散らそう。もう少し沢山、隙間にギッシリ詰めてもよさそう。
という事で、覚え書き♪




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いつものリンゴのケーキのレシピ。





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