2023/11/29

秋から冬へ



日曜日の朝起きたら、結構積もっていた。




前日はススキと落ち葉で秋の庭だったのに・・・




一気に冬っぽくなった。

日曜日は久しぶりの当番医。
病院への道が凄ーくきれいだったのだけれど、工事迂回があったので遅刻しないか心配で、写真を撮れなかった。

今年は当番医6回だったのに、来年は8回割り当てられたー。この地域の医師不足に拍車がかかっているという事かな。
まあ、病院勤務時代の事を思えば楽勝だし、今は出稼ぎしたい気分なので丁度いいのだけれど、先が思いやられるわ。

この当番医の嫌なところは、自分が病気になろうと車が故障しようと、自力で代理を見つけない限り、這ってでも行かないといけないというプレッシャー。実際に、往診当番医の時に車が壊れて、急遽バイトで運転手を頼んだ事もある。)
実はこの2、3日前に風邪気味になって、「やばっ」と思ったのだけれど、発酵タラ肝油、自家製蜂蜜で作った蜂蜜レモン、コエンザイムQ10、ビタミンC、Yogi Teaなどなどで、何とかやり過ごす事ができた♪





2023/11/27

妹こぐま、10歳



ギムナジウムの新しい友達みんなに、大好きなマドレーヌを食べてみて欲しいと言うので、前の晩に頑張って焼いた。
病欠の子達の分が余ったのだけれど、きょうだいがいる子達にお土産に持たせてあげて、全部なくなったんだそう。




当日は揚げたて棒ドーナツ。誕生日だからと思って頑張ってきれいな棒状に作ったけれど、やっぱり私はいつものゴツゴツの方が好きかな。




そして週末。肉団子のお味噌汁と玉子焼き。うちのは甘くないの。
当番医があるので、おにぎりは作れなかった。ごめーん、更に後日ね。こうして誕生祝いが延々と続くのが我が家です。




妹こぐまが生まれた日も初雪で、毎年大体その頃に初雪になる。




自然の色って、どうしてこんなにきれいなんだろう。




誕生日プレゼントに、ラマが赤ちゃんを産みました。

今年は「おめでとうのケーキ」をお願いされた。
お客さんがあると分け前が減るから誰も来ない日に焼いてと男性陣に言われる位、みんな大好き。
余りにも皆が好きなので、前回の帰国の時に継ぎ目なしのシフォンケーキ型を買ってきて、大正解だった。

十歳になったけれど、年齢の割に幼いところのある妹こぐま。臨月のラマの世話をかいがいしくしていました。

先日、「ママは一体何歳なの?」と訊くので・・・
私「四十歳だよ」(嘘)
妹こぐま「えー、じゃあ何年生まれ?」
私「1983年」
妹こぐま(暫く考え込んで)「そんな訳ないよ!」
私「何で?」
妹こぐま「それなら二十歳だもの!」
・・・それ、どういう計算よー?!やばっ。

妹こぐま「それに、ママはパパより年上でしょ」
私「そう見える?」
妹こぐま(自信たっぷり)「うん!!」
私「なぬーっ?!」
妹こぐま「だって、ママの方が大きいもん」
・・・お主、それ、まだ言うか!

ギムナジウムに上がって、パッと数えられない位たくさんの友達ができて、楽しくやっているみたい。一番好きなのは生物だって。



(↑Amazonリンク)
値段に怯んだけれど、分厚くて、
今迄のよりずっと上手に焼ける♪




レシピはいつもこれ。
お裾分けしたドイツ人にもファン急増中。



うちのドーナツのレシピはこれ。





2023/11/24

コーディネイトを考えて服を買う


バーゲン巡りをしている時、ただ好みの物を選んでいると、前のバーゲンで買った内容を忘れて似たようなのを買ってしまったり、色がバラバラで、いざ着ようと思ったら合わせる相手がなかったりする。
多分これは、バーゲン特有の問題。一期一会でどんどん売り切れていくという焦りがあって熟考できないし、一度に複数を買ったりするから、把握しきれなくなってしまう。シーズン最終のバーゲンで買うと、翌年まで着られずにしまっておくので買った事を忘れたり。しかも売れ残ってバーゲンになっているのは、定番から外れたものが多い。

ネットなら買う時にスクリーンショットを撮っておくと、着こなしの参考にもなるし、それらを集めておくと、何が足りないのか、次に探すべきものがよく判る




こういう感じで、持っているものや検討中の候補をざっとでいいので並べてみると一目瞭然で、買おうかなと思っているものが他の上下と合うかどうか、着回しできそうか、などを想像するのがとても容易になる。

最初はただファイルに集めていたのだけれど、並び替えが不便。
ふと思いついてパワーポイントに貼り付けてみたら、写真を自由に動かせて、これはいい。ページごとに半袖、長袖、スカート、ズボン・・・と仲間同士集めれば足りないものが一目瞭然。
自分のワードローブでこういうのを作って買い物に持って行けば、売り場でも決めやすくなると思う。

着ていく服を考える時にも「これとこれなら合いそう」というのが、ぱっと判るし、バッグや靴も考えやすい。実際に写真を動かして、ぐちゃぐちゃに並べ替えても、最後に保存しなければいいんだもの。

本当は、実際に合わせて着てみて、コーディネイト写真を撮って「この組み合わせがいい」というのを残しておくと、出掛ける直前にあれこれ着て迷ったり、後で写真を見て「しまった!」と思う事がなくなるので一番いいのだけれど、まあそれは余裕のある時に。




持っていない服や、自分が着ないであろう色の服でも、「お、こんな色を合わせられるのか!」とか「これ素敵!」という写真を見かけたら、それも集めておく。
自分で色合わせをするのって難しくて、つい同系色とか、相手を暗色にするとか、無難なところでお茶を濁してしまうので。




色数が多くてもまとまるやり方とか、柄物と柄物の組み合わせとか、自分では思いつかないような差し色の使い方とか、凄く勉強になる。

それにこういう写真って、眺めているだけでも楽しくて、作業が全然苦にならないの♪
プロが考えて撮影した素敵な着こなし写真なのに、売り切れてしまったらもう消えてしまうので、「お!」と思ったものはどんどん保存しておくのがお薦めです。




2023/11/21

ドイツの複雑な保険制度


ドイツにはプライベート保険と公的保険の二種類があるというのはよく知られているけれど、実際はもっともっと複雑。

公的保険にも様々な保険会社があって、更に保険医組合と家庭医組合(私の訳語)がある。保険医組合の方は一応全部まとめているけれど、家庭医組合の方は保険会社(グループ)ごとに別々。なので、うちの医院では公的保険分だけでも請求先が数か所に分かれている。
組合に、やった診療の番号を提出すると、番号に相当する点数で半年後(!)位にお金が支払われる仕組みなので、幾ら丁寧に診療をしても番号を書き忘れたら収入はゼロという訳で、だから番号はとっても大事。ところが番号カタログが結構よく変わるのだ。

例えばの話し。〇〇病の予防プログラムを始めましょう、となって保険医組合から新しい番号が知らされる。ところが保険会社全てが足並みを揃える訳ではない事が多く、そうなると「家庭医組合でもこの会社は、この番号だけ家庭医組合じゃなくて保険医組合の方に請求してもよろしい」とか、「この会社は独自の番号にします」なんていうのもあったりして、実に複雑。
更に、これはスクリーニングとして1年に1回やってもいいとか、もし異常が見つかったら別の番号になって半年に1回になるとか、それぞれやるべき事はこういう内容の検査だとか、細かく決められている。会社によって頻度などの内容が異なる場合もある。
番号が廃止される事もあれば、内容が変わる事もある。「いつまで」という期限付きの場合もある。
そんなん、覚えられるかー!なのである。その度に調べる暇などある訳がない。

それで、電子カルテに短縮キーで入力すると、それぞれに合った番号とか、やるべき内容や注意事項のテキストとか、出てくるようにしておくのだけれど、短縮キーは自作するしかない。
作る時に間違えたら、その後全部間違いになってしまう訳だし、入力忘れをした分はただ働きになるので、もの凄く集中して、色々と調べながら入力していく。

しかも、新しい番号の詳細って、組合に問い合わせても最初は誰もよく解っていなかったりする。ただの「間違い」で済めばまだしも、内容を満たさずに点数請求したら、最悪の場合「詐欺」と見做され、「犯罪者」になり、保険医の資格剥奪とかもあり得る。なので何十ページもある契約内容のようなものを必死に読んで、調べて、何とか理解するしかない
短縮キーだけではなく、幾つもの文書や図表に分かれているのの要点だけまとめて「これを見れば」を一つ作ったり、詳細が必要になった時のために「原典はここ」のリンクも作ったり。

本当はスタッフがやってくれるといいのだけれど、内容を一番理解しているスタッフはコンピューターが苦手なので、今は私がやっている。
週末にそういう仕事をしていて、凄く疲れた~。




珍しくスーパーに生椎茸があった(田舎なので滅多に入荷しない)ので、すき焼き風に。
茸が苦手な妹こぐまが恐る恐る欠片を食べて、「♪椎茸は茸じゃない」と言い出した。分け前減るやん!

私は本当は、椎茸を焼いて、椎茸の味がついたフライパンで目玉焼きを焼いて、全部ごはんに載せて醤油をかけて食べるのが一番好きなのだけれど、糖質制限でごはんが食べられないので。





  1. 人参と白菜を薄ーい塩味で煮て、豆腐、葱、春雨を入れる。
  2. 椎茸と牛挽肉は、すき焼きのように醬油たっぷりで炒め煮にして、溶き卵に絡める。鍋肌においしい味がついているので、必ず1のスープにゆすぎ入れること!
すき焼きだけでは味が濃いけれど、薄味の煮込みと交互に食べると丁度いい。
おいしい、おいしいと大好評で、大きな白菜一株と牛肉600g使って、一回分にしかならなかった。





2023/11/17

深まる秋の庭



モミジがこんなに真っ赤になるのは、今年が初めて。美しくならない種類なのかとがっかりして植え替えを考えていたのだけれど、早まらなくてよかった。
穂が開いていなくて写真ではよく見えないけれど、石灯籠の左側はススキみたいなの。

医院前の植え込み、3年半前と較べると、いい感じに茂ってきた。
ここは土や水はけがよくないので難しく、ツツジは枯れてしまった。逆に笹は茂り過ぎたので庭に植え替え、新しく小さいのを植え直した。




雨に濡れそぼる紅葉。


本当は日に透けているところを撮りたかったのだけれど、ここは北側で日が差す時間が凄く短いのと、霧や雨が続くうちに、どんどん落葉していき、今年はもう無理そう。来年は剪定も頑張って、もう少し美しい枝ぶりで写真を撮れるかな。


追記:


夢見心地になれる朝の風景。うちの果樹園で2本紅葉しているのは、ソメイヨシノと八重桜。桜の紅葉がこんなにきれいだとは。
ソメイヨシノは違う場所に植え替えたいと思いつつ、一人ではできないので叶わないまま、もうこんなに大きくなってしまった。





2023/11/15

もうひと頑張り


遅れに遅れている税金の後払いが待っていて、蛇の生殺し気分。口座を一時的にマイナスにして凌げる事は銀行に確認を取ったので、
開院直後のような綱渡りではないし、向こうの都合で遅れる分には無利子なのだから(追記:利子ちゃんと取られていました)、遅れてくれるのは本当は有難い事なのだけれど・・・スッキリしない!
実はこれ、余りにも遅れ過ぎて、その存在をすっかり忘れて余裕をこいていて、夏に税理士さんに言われて青ざめたという。「でもまあ秋まで節約すれば、少しのマイナスで何とかなるかな」と思っていたのだけれど、従業員も増えたし、今月は冬のボーナスもあって、何とかなるどころか口座がいよいよ心許なくなってきた。喩えるなら胸にぽっかり開いた穴を風がヒューヒュー吹き抜けていくような気持ち。でもスタッフは宝だし、物価上昇で皆の生活も苦しくなっているだろうから、そこは気前よくいきたい。

とは言え、ない袖を振るにも限界があるので、何とかしなくちゃいけない。でも医院は今でも予約は一杯で、これ以上詰め込むとクオリティが下がってしまう。診療時間外というのも、鍼灸など急患が入った時に押し込める大事な役割があるので、そこは詰めたくない。
それに、一旦患者数や診療時間を増やしてしまうと、もう減らせない。今苦しいのは「税金の後払い」という一回限りのもので(それ以降の税金はもう前払いにしている)、それが過ぎたら今のペースの働き方で恐らく食べていける筈だから、細く長く続けるためにも、そこは増やしたくないのだ。

夫は「出歩くのをやめよう」と言うのだけれど、こぐま達はずーっとどこにも連れて行って貰えず、お友達があちこち遊びに行った話しを聞かされるばかりという年月が長かったし、今でもよその家庭と較べれば少ない方だと思うので、あと僅かしか残っていない子ども時代は何とか無理してやりたい。とは言え、実際に口座残高がマイナスになったら、流石に遊ぶ気にもなれなさそう。

それで、ぐるぐる悩む日が続いていたのだけれど、遅まきながら「あ、遊びに使いたい分は、缶詰当番医バイトに行けばええやん!」と思いついた。
当番医というのは割り振りされるのだけれど、きついのでやりたくない医者は沢山居て、それを代わりにやってあげると臨時収入になる。自分の医院を開ける訳ではないのでスタッフの労働は増えないし、その時その時で一回ずつ入れられて、先の縛りがないのがいい。幸い最近、他の事が法的に問題になって、今迄のやり方では回せなくなったので、勤務時間が大幅に減らされて8時間になって、そこまで覚悟しなくてもこなせそう。うちで稼げない分、よそに出稼ぎに行く感じかな。
いつもは週末に事務仕事などしなければいけない事も多いのだけれど、今はToDoリストもほぼ片付いている。「皆で遊びに行く分」「あれを買うお金」と思って当番医に行くのなら、ポジティブに頑張れそうだし、家族もわいわい応援してくれそう。

こういう自由な選択肢がある今の私の状況は、本当に恵まれていると思う。
多くの人は働くペースに選択の余地はなく、決められた月給で足りなければ副業するしかなくて、それにも色々な制約があるよね。私も雇われだった頃に他の当直バイトに行っていた時なんて、足元見られて、専門医だというのに最低賃金ギリギリ(今のうちのスタッフの半分以下!)の時給だったもの。
だから、スタッフが生活が苦しくなってちまちま副業するより、恵まれている私が代表で出稼ぎに行ってスタッフに還元する方が、断然効率がいいと思うの。

さーて、じゃあ、皆の笑顔のために、もうひと頑張り。




週末に兄こぐまの友達が遊びに来たので、おやつに日本のお惣菜パンを焼いてみたら、帰り際に「レシピ頂戴」と言われて、びっくりした。
いやー、レシピ持って帰って来られたら、お母さん迷惑だと思うよ。





2023/11/11

夫を雇う


今迄でも、最近の夫は色々やってくれていた。毎朝の換気、医院前の落ち葉掃除や雪かき、コンピューター関係のこと、私のドイツ語の添削、器機の掃除や修理・・・
ただ、全くあてにならなくて、「今!」という時に連絡が取れなかったり、起きてこなかったり。スタッフが急な病欠になった時、採血か、せめて電話番だけでも何とかお願いできないかと訊いても、きっぱり断られたり。

ファイナンシャルアドバイザーと税理士には最初から「夫君を雇ったら、雇用主として支払う年金は税金控除できるよ」と薦められていたのだけれど、当時の夫は全くもってそんな事をできる状態じゃなくて、幾ら税金で有利になると言われても、全く仕事しない人を雇う気にはなれなかった。
(追記:三年寝太郎どころか優に十年寝太郎で、夫の奨学金も私が全額返済し、生活費は勿論、夫のプライベート年金も私が積み立ててきたし、税金の関係で家敷地の約三分の二を夫に贈与し、でもローンは私一人で支払い、しかも夫に医院の家賃まで払っているのだ。無為の人に更に給料なんて、幾らトータルで得になると言われても、私の気持ちとして「やってられるか」という感じだった。)
落ち着いてきてからも、時間数はどうするか、家族保険の枠を超える方がいいかよくないか、など、なかなか決まらなかった。

それが、この11月から、いよいよアルバイトとして正式に雇用が始まって、タイムカードのチップも用意した。対人仕事はまだ荷が重いので裏方としてだけ、家族保険の枠を超えないミニアルバイトで。

医師免許を持つ夫を雑用アルバイトとして雇うのも、私がボスになるのも、夫の気持ちとしてはどうなのかなー、と懸念していたのだけれど、初めてタイムカードを押して「これでぼくも一員」と、純粋に喜んでいた。

いそいそと、ずーっと溜まっていた仕事を片付けてくれて、あっちも、こっちも、と小さな事にも気付いてくれて、私が「ちょっとー、超過勤務やめてよ!」と冗談を言う位。



1年以上前に買ったケーブルトレイも、やっと取り付けて貰えた。小さな事だけれど、コードがごちゃごちゃぶら下がっているのが、凄く目障りだったの。
(自分で適当に付けると色々と後でけちがつく。)

夫も「仕事」としてきちんと見られるし、私もただ単にお願いしている心苦しさや遠慮がなくなり、双方気持ちがスッキリした感じ。実際にやって感じてみないと判らない事だから、凄くほっとした。きちんと仕事できない時に始めたら、なあなあになってしまっただろうし、今回とてもいいタイミングだったなあと思う。
今迄は電話しても反応してくれない事の方が多かったのだけれど、「これからは、ちゃんと携帯電話が聞こえるようにしておかなくちゃ」とやる気を出してくれて、私も「何かあっても誰も助けてくれない」という崖っぷちの気持ちが大分楽になった。

少しずつ、少しずつ、前進できているのが凄く嬉しい。





2023/11/08

台所ほぼ完成♪で、IKEAの台所を2年間使った感想


2021年にやっと台所が使えるようになってから、まだ完成していなかったの?というツッコミはさておき・・・

先月のこと。



夫が換気扇を調べてセール品を探して買って、付けてくれた!!私は全くタッチしなかったのよ。凄ーい!こんなの初めてかも!
今迄、換気扇がなかったから、冬でも窓全開にして料理したりして、しかもホースからは常にスースー冷気が入ってきて、大変だったのだ。

まだこれから、上の煙突みたいな部分のサイズを合わせて切って、上のホースみたいなのを隠すのも作らないといけないのだけれど、取り敢えず使える。
(換気扇のところで丁度三角屋根の斜めの部分が始まるので、DIYで合わせるしかないのだ。)

私は知らなかったNeffという台所家電専門会社の、かなりいいのを半額位で。フィルターは二つに分かれている金属製で、何と食洗器に放り込める!つまり、あのベタベタ換気扇掃除が必要ないという事。
「使う時は気圧が下がらないよう、どこか窓を少し開けること」って。ドイツの家の気密性、どんなけ凄いの?!

そしてやっと、天板の継ぎ目シリコン(天板と背板の間とか、天板は三枚に分かれているのでその間とか)も、やってくれた。

* * * * *

台所の購入を考えている人の参考になるかも知れないので、ちょっとまとめます。

専門会社で台所をオーダーする場合は、高いので色々削って価格を抑える事になりがちだけれど、IKEAのは元が安いので、欲しいパーツやオプションをじゃんじゃん付けられたのは、凄く気持ちよかった。

実は最初はIKEAで買うつもりではなかったの。ところが、きちんと見積もりを出して貰ったのは、石じゃない天板でもこの倍近くの値段だったので、石なんてとんでもない!無理無理! それでも高い、どこを削ろう?という感じだった。
でも私の一番の夢は「天然光が入る、広い石の作業台」で、それさえあれば後は結構どうでもいい位だったので、じゃあもうIKEAにするしかないか、と。
結果として「流し付き天板(作業台)」と「オーブン、コンロも入れたその他全部」が、ほぼ同じ値段。この配分にはびびったけれど、それが私の一番の希望だったのだから、それでいいのだ。

オーブンやコンロは他のメーカーのを付けるつもりだったのだけれど、IKEAが作っている訳ではなく一応ちゃんとした家電メーカーのもので、IKEAの名前にしているから安いだけで、元のメーカーの名前ならもっと高く売られているのだと聞いて、試してみる気になった。

うちは独立型のキッチンなので、食洗器や冷蔵庫は別置きのものにした。組み込むタイプはいちいち高いし、交換も大変だし。最初はコンロとオーブンも別置きにしようかと思ったけれど、料理する時にどうしても隙間にゴミが落ちるし、これはやっぱり組み込み型が便利だと思う。


IKEAの台所を2年間使ってみた感想は・・・

全体:
意外にしっかりしている。引き出しなど不調なし。
北欧人は大柄なので、作業台は高め。身長171cmの私(室内履きは履かない)でも、例えばお鍋の高さ、まな板の高さなどが加わる作業によっては足元にPro-Pedesを置いて丁度いい位。売り場で試す時は自分が履いている靴の高さに気を付けて。

白い人工石の天板:
いい!こぼれた物がよく見える(借家時代、模様入りのでイライラした)。生地を直接置いて作業できる。熱い物でもちょっと置ける(長時間置く時は鍋敷きを使った方がいいらしい)。汚れは簡単に取れるしケアも不要。錆だけはスッとは取れない。気に入らないのは、食器を直接置く時のカチッという堅い感触だけ。
戸棚はアイボリー系で、この石はややブルーグレー系で、白味が違うので心配だったのだけれど、特に違和感なし。

背板(グレーの模様入りマット):
汚れが目立たなくて、ゴシゴシ掃除できて、とてもいい。タイルやガラスだと、ピカピカに保たないとみっともなくて、大変だもの。

縁のない流し:
掃除しやすくて最高!但しオーダーで工場付けなので、簡単に交換はできないね。
流しは、借家時代のホーローの流しがお鍋やフライパンを洗う時に擦れて黒ずむのが嫌だったので、ステンレスにした。54x44cmので、大きなお鍋でもオーブンの天板でも洗えるし、流しが一杯でも水が使える深さがある。角ばった流しが「かっこいい!」と思ったのだけれど、四隅の掃除がちょっと面倒なのと、底面が平ら過ぎて小さな野菜屑などが排水口(の網)になかなか流れてくれないのが、誤算だった。でも見る度に「かっこいい!」と思うので、やっぱりこれでよかったかな。

流しの下のゴミ箱スペース:
足で押すと電動で開くオプション、付けてよかった。但しIKEAあるあるで、「どこを蹴れば開くのか」というのにちょっとコツあり。

コンロ(IHじゃない電熱):
いい感じ。左手前が大き過ぎて、私がよく使う大きさのが右奥になっているのが、使いにくいと感じる時もある。でも、逆に一番大きいのが奥だったら、それはそれで「こんな大鍋を奥で使うのは無理!」となるので、まあ仕方ないのかな。
大鍋同士だとつかえたり、奥の背板が結構近いなと思う事もあるけれど、それはまあ家庭用なら普通の事かな。

オーブン:
イースト生地発酵機能や蒸し機能付きにしたのだけれど、これもとっても便利。床暖房になって、醗酵室が使えなくなったからね(床暖房は温度が低いので、床に直置きではなかなか進まない)。


という訳で、私は満足して使っています!





2023/11/05

グローバルセミナーの受付開始しました



前回の帰国で、名東高校でお世話になった先生に、久しぶりにお会いしました。何とその先生は、転勤のタイミングがぴったりで、うちの四姉妹全員を知っているという、大変レアな存在。

そのご縁で声を掛けて頂き、姉妹二人でグローバルセミナーの講師をする事になりました。二人とも外国からのオンライン講演になるので、停電とかインターネット接続とか、色々と不安はありますが、やってみます。

申し込みはこちらから。



名古屋市の催事なので、対象は名古屋市在住または在学の中学生・高校生のみです(保護者の付き添い可)。一応ハイブリッドですが、実際に会場に行くと、いい事あるかも♪

姉は、名東高校英語科一期生。名古屋市初の英語科という事で、先生方の意気込みも凄かったし、姉の勉強ぶりも「ほえーっ・・・」という感じの新世界で、衝撃だった。高一でシェイクスピアの原文とか、嬉々としてやっているんだもの。
私は五期生だったので、もう大分落ち着いていたものの、それでもまだまだ新しい学校で、前例云々という議論がなくて、かなり自由を満喫させて貰えた。
人生の恩師達にも巡り会え、私も姉も、週末に名東方面の空を眺めて淋しがる位、名東高校が大好きだった。




今回は、私達のご恩返しという感じで、頑張ります!

パワーポイント、私は夏休み中に一応もう作っておいたのだけれど、手直しって、やってもやってもキリがないね。



(↑Amazonリンク)
中高生の頃の気持ちを思い出すために、当時読んでいた本を久しぶりに開いたら、また襟を正させられた。





2023/11/03

初めてのボウリング


滅多に行かないスーパーの横にボウリング場があって、「へえ、こんな田舎のはずれに!」と驚いたのを、何年ぶりかにそのスーパーに行って思い出した。

兄こぐまの友達が遊びに来る予定だったのが風邪で来られなくなって、がっかり、しょぼーん・・・となっていたので、よっしゃ、行くか!
最初行ったら家族連れで一杯で、一旦家に帰ってオンライン予約して、大急ぎで夕食を作って食べて、出直した。




2時間の値段で3時間遊べるというお得な日だったので、いきなり3時間。長過ぎたら途中で帰ってもいいや、と。
最初は自分に合ったボールを探したり、色々時間がかかるしね。
夫はティーンエイジャーで、私は二十代前半に行ったのが最後。しかも二人とも、数える程しか行った事がなくて、「ワンゲーム何回あるんだっけ?」「デジタルスコアじゃなかったら、点数の数え方が解らない」という状態。
夫など、ちゃんとしたボウリング場じゃなくて、バーの地下室のゲームコーナーで遊んだ事があるだけ(多分ボウリングじゃなくてKegelnなので、「レーンって、本当はこんなに長いの?!」と。

ピンに見えない紐がついていて、倒れたのがヒューッと飛び上がって戻されるという仕組みで、初めて見て「お化け屋敷みたい!」とびっくりした。

80年代の音楽がかかっていて、レトロないかがわしさ(子どもの頃、学校で「ゲームセンターには行かないようにしましょう」と言われていた、ああいう雰囲気)の漂うゲームコーナーが併設されていて、何かいい感じ♪




1ゲーム目は爆笑もののスコア。ちょっと
見た事のない酷さなので、記念撮影。
1投目左ガター、2投目右ガター、という感じのガター競争で、兎に角溝に落ちなければヤッター!、隣の若者グループのレーンを見て「ちょっと、あの人100点超えてるよ!(ひそひそ)」というレベル。

妹こぐまは出だしがよくて、有頂天ハイの饒舌さで生意気にも兄こぐまを慰めまくって、あんた、うざいよ!わはは。

ボウリングを知らない方へ:
一人2回ずつ投げて、1投目に倒した数がマスの左上、2投目に倒した数が右上、そこまでの合計点数が右下。10周したらワンゲーム終了。
「-」はGutter(溝に落ちたハズレ)、「/」がSpare(2投目で全部倒せた)、「X」がStrike(1投目で全部倒せた)。スペアやストライクを出すとボーナス点が貰える。




全然当たらなくて嫌になってきていたのが、段々と当たり始めて、初スペア。




一番小さいボールでも巨大に見える・・・。
妹こぐまは、2ゲーム目から全然当たらなくなって、兄こぐまと立場逆転してすっかりブルーになっていたのが、これまた最後の方になって、当たり始めた。

写真を撮らなかったけれど、投げられない子ども用に滑り台みたいなレール台もあって、余りにも当たらなかった時に何回か使ったのだけれど、それではやっぱり嫌みたいで。




妹こぐまのは、真っ直ぐコロコロ転がって行って、最後の最後にひゅっと急カーブを描いて溝に落ちる魔球で、見ちゃおれん!
逆にこの技術を進化させたら凄いんじゃないかと思う位、皆が首を捻る凄い回転がかかっている。




調子が出てきた夫。




やっと私もストライク!
夫は重いボールを力強く投げるから球威があるのだけれど、私の軽い球でストライクは難しいのだ。




4ゲーム目の途中迄で時間切れ。みんな当たるようになって、よかったね。
こぐま達二人とも「楽しかった!絶対また行きたい!」、夫も「こんなに楽しいとは思わなかった」って。

という訳で、兄こぐま12歳・妹こぐま9歳の、楽しいボウリングデビューになりました。
3時間なんて長過ぎると思ったのだけれど、もし1時間とか2時間だったら、こぐま達はブルーな只中に終了で、「もう行かない」になっていたと思うし、時間に追われずゆっくり説明したり試行錯誤できて、よかった。
(なので、生まれて初めてのボウリングは長めがお薦めです!)



私が知っていたのはこのタイプ。


行ったところはこのタイプ。



(↑Amazonリンク)
中高生の頃一番好きだったマンガ。
ボウリングに行くシーンがあるのだけれど、
ここで「運動神経ないのか」と言われている夕紀サン、
私達とやれば勝てるよ!





2023/11/01

のんびり秋休み



明るい月夜。




秋の朝の長ーい影。




秋休み、本当は久しぶりにこぐま達をチロルに連れて行ってやりたかったのだけれど、宿が軒並み休み。なので家でのんびりする事にした。

私も疲れが溜まっていたみたいで、久しぶりに不整脈とか腸痙攣とか起きたので、余り色々頑張らず、だらだらのんびりしている。




夫と兄こぐまがまたダイエット&筋トレをしているので、糖質オフごはん。真ん中にどんと置いてあるのは、蒸しブロッコリー。
煮込みには、最後にお鍋の一番上にムール貝を入れる。こぐま達は貝が苦手なので、貝は全部掬い出して親二人で山分け♪
(お肉はかなり値上がりしたけれど、スーパーのムール貝は今のところ値上がりしていなくて、昔はちょっと奮発して買うものだったのに、今は貝の方が安い位。)




久しぶりに玉ねぎドレッシングも作った。暫く寝かせると、凄くおいしくなるの。生野菜だけじゃなくて、何にかけてもいい。

今回は、玉ねぎ700g、塩大匙3杯、オリーブオイル200g、白バルサミコ酢200gで。(本来のレシピは砂糖も入れて、グレープシードオイルと白ワイン酢だったと思う。でも、上等のオリーブオイルを頂いて、普通に出すとあっと言う間に平らげられてしまって勿体ないので。)