2021年は、今思えばまだまだ苦しかった。特に前半、引越しまでは、その前のトラウマがしょっちゅう顔を出して、本当にしんどかった。
コロナ規制も昨年の初めはまだ、夜間外出禁止とか、世帯外は一人迄しかダメとか、凄く厳しかったし、ワクチン接種も大混乱で、色んな論者のいがみ合いも激しくて。そして何より、知っている人がコロナで亡くなるというのが何件かあって、本当に堪えた。
あれらが全部、まだ去年の出来事だったんだなー。
まだまだ低空飛行だけれど、2022年はようやく楽しい写真でいっぱいにできた。(あ、サーカスのこと、まだ記事にしていない・・・)
コロナの心配が少なくなってきたので、陸路での小旅行なら、やっとできるようになった。
こぐま達も、心の傷が少しずつ癒えてきているのかなという印象を受ける。お友達が当たり前のように享受している事どもを与えてやれない年月が続き、それでも文句も言わずにずっと我慢してきた子達だから、子ども時代が過ぎてしまわないうちに、なるべく色々してやりたい。というのが、少しずつ実現できてきたかも。
兄こぐまは、ギムナジウム2年目になってようやく友達ができ、「友達とお昼にドネルケバプを食べに行く約束したからお金頂戴」とか「友達と一緒に宿題をする約束をして、学校の後一緒にバスでその子のうちに行くから、夕方に迎えに来て」とか、言うようになった。
クラス担任の先生からは相変わらず嫌われているけれど、学年が上がると別の教科担任が増えるので、相性のいい先生にも当たるようになって、少しずつ楽しくなってきたみたい。
何年間もずっと、私はサンドバッグでパパにべったりだったのだけれど、最近は私にくっついて甘えてくる時も出来てきて、やっと解けてきたんだなあと思う。食べるのだけが楽しみだったのも、やっと収まってきたし。
コロナ規制はどんどん緩和され、もう陽性隔離もなくなった。医療機関と一部公共交通機関でのマスク着用義務があるだけ。それに伴い、人々のいがみ合いも収まってきた。
私は開業から2年経ち、初めての収支報告と納税も済み、綱渡り状態からやっと抜けて、余裕が出てきた。医院の評判はよくて、年末に患者さん達から心のこもったお礼状やらプレゼントやら沢山頂いて、スタッフ達も仕事ぶりが肯定されて凄く嬉しそうだった。
今後は少しブレーキをかけて、自分の体も人生も大事にしていこうと思う。まだまだ長い道だからね。
戦争とか物価高とか、世界中で色々ある中で、私達はこうして静かな気持ちで年末年始を迎えられる境遇にある事に、心から感謝。
皆様も、どうぞよいお年を!