はー・・・また再検査の時期がやってきました。仕方ないので重い腰を上げて・・・最初の時から、これで3回目。
絶食に突入する前にもう制限が始まるので、腸で溶けるけれど腹持ちがよくて糖質少な目のおいしい物・・・と考えて、チーズクッキーを焼いておいた。
ご褒美級のおいしい物があるって大事!
あと、トイレや洗面所、床など、全部ピカピカに掃除しておくと、気持ちよく使えます。
前日は午前中にこのクッキーをつまんだ以外は絶食で、夕方から下剤を飲んで準備。前の2回はまあまあ楽勝だったのだけれど、今回しんどい事があったので、一応ご報告。私の失敗を教訓に「備えあれば患いなし」にして欲しいだけなので、怖がらないでね。
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指定の時刻に下剤を飲んだのだけれど、何だか今迄より効き方が遅い?弱い?という感じで、こんなもんでいいのか?と思いつつ、でもまあ夜遅くなったし、お昼過ぎまで普通に働いた後で疲れていたので、就寝。
そうしたら、やっぱりトイレに行きたくなって、夜中に目が覚めた。皆が寝静まっているから、起こさないようにそーっと抜け出し、一番遠いトイレに。
ところが、眠っていてトイレに行くタイミングが遅くなったからか、もう出ないのに便意が止まらなくなって、トイレから立てず、そのうち脳貧血みたいになってしまった。
(起きている時は、お腹がちょっとでもゴロゴロしたら念のためにすぐトイレに行くので、そんな事にはなった事がないし、前回までは夜中に起きる事はなかった。)
何とかトイレを終わらせたものの、寝室まで戻るどころか1-2メートルの距離すら歩けず、トイレの前の床に直に寝転がり、冷や汗びちょびちょ。苦しくてはっきり覚えていないけれど、お腹も痛かった気が。足を上げると瞬時に足からさーっと血の気が引く感じで、最終的に回復体位みたいな寝方が一番楽だった。
わざわざ住居外のトイレに行ってしまったので、助けも呼べず、多分半時間位そこに転がっていたかな。床暖房のお陰で何とかなったけれど、パジャマ1枚ペロンと着ているだけで、スマホは寝室に置いてきてしまったし、固定電話まで歩くのはちょっと危ない感じで、しまったー!と思った。
飲み水も点滴もなしに、寝転がっているだけで戻るのか?とかなり絶望したのだけれど、どうしようもなくて転がっていたら、何とか収まった。
下剤というのは、浸透圧を利用したりして、体内の水分や電解質を大きく動かすし、刺激された腸が血流をぶん取ってしまう事もあるので、脳貧血みたいになってしまうのは「充分あり得る事」なのだけれど、今迄が平気だったので想定外だったよー。
教訓としては・・・
- スマホはトイレに置いておく。
- トイレの前に毛布や湯たんぽ、飲み水を用意しておく。
- 家族がいる場合は、トイレに行く時に声掛けしておいたり、時々様子見してもらう。
- 後から思いついたのは、声は届かなくても、壁をコンコン叩けばきっと聞こえた筈。
- 効き方が遅い場合の事を考えて、指定よりちょっと早目の時刻に下剤を飲む方がいいかも。
でも、そう言えば家族全員ちょっと胃腸風邪気味だったので、もしかしたら私も水面下で感染していて、そういう反応が出てしまっただけなのかも。
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大腸内視鏡検査は億劫だけれど、癌になる前の段階で発見・切除できる唯一の検査なので、「大腸癌になって手術や化学療法が必要になるよりはずっといい!」と思って頑張るしかないのだ。
高リスクでない人の予防としては、男性50歳・女性55歳で1回、十年後にもう1回が、ドイツのガイドラインです。
ポリープを切除した場合は、その数や細胞組織によって、3-5年後に再検査。
私が受けたところでは、下剤は、錠剤1回と、粉末を溶かしたこういうのを2回。溶液は激マズだけれど、まあこの分量なら何とか。
そして、前回までは、住まいの洗剤みたいな風味で「これは口に入れるものじゃない」という本能と戦わなければならない位だったのが、今回は結構すっと飲めた。改良されたのか?それとも私が慣れただけ?
あとは透明な液体なら何を飲んでもいい。
私の必需品はノンアルコールビール。流石ビールは「液体のパン」と言われるだけの事あって、空腹感に襲われずに済むので、とってもお薦めです。