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2025/08/26

やっと夏休み



子ども達の夏休みも後半に突入し、私の医院もやっと夏休みになりました。

ラストスパートがちょっと大変で、終わってから腸痙攣を起こしたり、鼻血が出たり。さあ、休むぞー!




まずは兄こぐまと二人で散髪に。
美容師さん、会心の出来だったみたいで、写真を撮っていた。




待ち焦がれていた自転車も届いて、大喜び。

何しろ、夫が自分の昔のマウンテンバイクを実家から持って来たけれど、ちょっと走るとすぐにチェーンが外れたりして、修理、修理、修理・・・で、碌に乗れないまま、もう1年以上。

バスの本数が少ない田舎なので、自転車がないと友達の家にも遊びに行けなかったりして、私が送迎できない時は断るしかなかったり、色々不便で不憫で。
でも、育ち盛りの頃に買うと、すぐにサイズアウトしてしまうからなあ、というのもあって、待たせていたのだけれど、そろそろ小さめの大人サイズでいけるようになったので、遂に。

私は普通の自転車を買うつもりだったのが、できれば本当に欲しいのはマウンテンバイクだと言う。
「えー、贅沢じゃない?」と大分迷ったけれど、私も十代の頃憧れたから気持ちはわかる。この辺は急坂だらけだし、ゲームやスマホから離れて外に出て体を動かして欲しい気持ちもあり、やっと出来た友達付き合いも大切にしたいし、これだけ長い間文句も言わずに待ったのだし、よっしゃ、大奮発。
そんなにいいのは買ってやれないけれど、最近のはそれでも昔の上級機種くらい軽くて、夫とびっくり。



2025/08/05

天気が悪い時にこそ


兄こぐまが段々自立してきたので、自転車を買ってやる約束をしていた。田舎でバスの本数がもの凄く少ないので、そりゃ欲しいよね。
兄こぐまは最近いじらしい位で、お金がなくて「ちょっと待って」でも文句を言わず、やっと買えるかというタイミングに村で火事があって、自転車購入を延ばして寄付するのに即同意したり。最近は手伝いもよくしてくれる。
なので、「夏休みには、ガレージを片付けて置き場を作って、必ず買うからね!」と宣言してあった。

実はうちのガレージ、一番最初は夫の物置になっていて、ガレージがあるのに外に駐車しなければならず、エアコンが壊れていて使えない車なので、炎天下や冬の凍結で「なんで、こんな目に!」というのが、確か1年以上。
それで、引っ越しの時に手伝いに来てくれた皆が、兎に角車だけは入れられるように、大片付けしてくれた。ゆっくり悩む暇もなく適当に置いてもらって、その後は一人では動かせなくて、そのままになっていて、もう4年位か。

うちのガレージには食料品も置いてあるので、猛暑の時にはシャッターを開けておきたくない。余りにも大雨だと、降り込むし、ゴミの処理に外に出られないのも困る。
それで、小雨が降ったりやんだりの週末に、「今だ!」と決行。

片付け始めたら、兄こぐまがすぐに気付いて、「ママ、ガレージ片付けてるの?!」とびっくりして喜び、「ぼくも手伝えるよ!」と。

残念ながら、またもビフォー写真を撮り忘れたけれど、車の両側、人が通れるか通れないか位、物が一杯だったの。しかも、家を建てた時に床材など予備で何箱か置いていってくれて(壊れた時に修繕できるように)、そんな滅多に要らないものが、いい場所を占領していて。
そうすると物も整理して置けないし、取りたい物に届かなかったり。
しかも夫は隙間に突っ込んだり、置きやすい手前にどんどん並べて置くので、更に通れなくなったり、掃除も満足にできない。

タイルの箱はかなり重くて一人では運べないので、それらを二人で地下室まで運んだ。
その後は、私一人でゆっくり悩みながら、物の置き場を決めていく。



アフター。埃まみれの力仕事の成果。
スペースを空けておくと、すぐにまた何か置かれてしまうので、わざと床に広げて置いてあるけれど、すっきり。うちのガレージ、こんなに広かったんだ!




おまけ。兄こぐまが最近作ってくれた、カルボナーラ。パスタは手打ち。
パスタマシーン、新旧2台あるのに、夫がどこかに突っ込んでしまって見つからないので、本当の手打ち。

旧母屋を物置きにしているのだけれど、夫が段ボールにガサガサ突っ込んでは積み上げ、その段ボールが変形して崩れ、手前に手前にと物を置き、ある筈の物が見つからず、きちんと包まずに裸で放り出しておかれて埃まみれになっていたり、もう本当に、めちゃくちゃ腹が立つ状態になっている。
使えなかったら、持っている意味がないんじゃー!!折角持っているものを大切にせんかー!!と吠えたくなる。

食材も、レシピ通りにスパイス類も全て買い揃え、封を切って忘れてまた次を買って・・・というのが、あちこちに埃まみれになっていて、本当に勿体ない。それらも怒りながら整理。

本来なら、使う頻度の少ないものを旧母屋に整理しておけば、家の中をすっきり保つ事ができるのに、家の中までぐちゃぐちゃ。
今年は少しずつ整理するぞー。





2025/07/17

村の新しい消防署


少し前のこと。



村の消防署が新しくなって、お披露目パーティーがありました。
いつも通り、前夜祭から始まり、食べ物・飲み物の販売があり、村のブラスバンドが演奏し。




少年消防団が、車の消火の実演をした。まずは遠くから放水。




水を盾のように広げて近づいて放水。でも車の中からまだ炎が。




車のドアをこじ開けて、更に消火する。




目に見える火がなくなってから、熱量計カメラで計測して、まだ熱い箇所を見つけて、完全に鎮火させる。




ホースは一旦巻いてぺっちゃんこにしてから、収納ケースに合わせて畳む。




その後、一般の子ども達も順番に放水させて貰っていた。




かっこいいロッカールーム。




女子トイレのドア。

* * * * *

因みに、先頭で消火しているのも、最後にホースを片付けているのも、兄こぐま。

消防団で村内の友達もできて、最近とても楽しそう。そして内面が急に成長して、私にわざわざお礼を言ったり、私の事を凄く気遣ってくれるようになった。






少し前は、まだこんなんだったのにねー。




ここで子ども達の消火体験を監督しているのも、少年消防団の子達。
兄こぐま、ちょっと近過ぎない?!





2025/06/13

兄こぐまの成長



少し前、兄こぐまが豚カツのお礼に、遅ればせながら私の誕生日祝いを作ってくれた。




前のアパートの台所では、生地を作るのも食卓だったし、お皿を並べる場所もない位で、片付けながら作業しないといけなくて難しかったのだけれど、今は楽々。




茄子とトマトのパスタに、羊のチーズをのせて。幸せー!

* * * * *


また別の日は、ハンバーガー。
実は前回のは、お肉に焦げ目をつけるのを張り切り過ぎて、炭の味しかしなかったのだけれど(内緒)、今回は上手に焼けていて、おいしかった♪

* * * * *

村の少年消防団に入ってから、村の友達ができた。
この村からギムナジウムに行った同級生は一人もおらず、ギムナジウムの友達は家が遠くて、ふらっと遊びに行き来する事ができなくて、普段はオンラインゲームで一緒に遊ぶ位しかできなかった。
それが最近は、妹こぐまの友達と入れ替わり立ち替わりで、玄関によその子の靴が沢山脱ぎ捨ててある。やっと楽しくなってきて、よかったねえ。

消防団というのは、お互いに命を預け合うペアを作ったりするので、人間関係が特別なんだって。(勿論、少年消防団では危険な事はまだしないけれど、そういう精神を習って、ちゃんと訓練する。)
あと、消防団に入る子というのは、基本的に人助けしたい気持ちがある子達なので、趣味のスポーツクラブなどとはちょっと違う、そこもいい。



消防団の靴。見て「でかっ!」、持ってみて「重っ!」。




私の靴と並べてみた。ひえーっ・・・

* * * * *

兄こぐまとIKEAに寄った時、待合室の木製ハンガーで壊れかけているのがあったなあと思い出して、買い直す事に。
ナチュラルと黒で迷って、兄こぐまに「どっちがいいかな?」と訊いたら、「ぼくはナチュラルが好きだけれど、待合室には黒が似合うかもね」と答えるので、びっくりした。今迄なら、「知らなーい」「どっちでもいい」と答えていたところで、きちんとした答えなんて全く期待していなかったよ。



以前はナチュラルだったのだけれど、そこだけちょっと居住空間みたいだったので、黒にして正解だったかな。

買い物に付き合うのに嫌な顔をするどころか、「ぼくが押す」とカートを押してくれたり、買った物同士がぶつかって傷付かないようにそうっと重ねたり、いつの間にそんな成長したんだろう。




2025/05/21

兄こぐま、14歳


なかなか日本旅行記に進みませんが・・・


少し前に兄こぐまが14歳になりました。幾つになっても、やっぱりシフォンケーキで、やっぱりローソクを立てて欲しいんだって。

最初は夫のごはんを希望していたのに、ちょっと考え込んで、「やっぱりママに作って欲しい」だって。まあ、賢明な判断だと思うので、それが成長の証でもあるのかな。
注文は豚カツ。よっしゃ、まかしとき!




バゲットを小さく切って、更にフードプロセッサーにかけて、パン粉作り。面倒だけれど絶対においしいので、お薦め。




豚ヒレ肉は、塩をしてキッチンペーパーにくるんで、ビニールに包んで冷蔵庫に2、3日寝かせておく。キッチンペーパーは毎日交換。これをすると、雑味が取れて断然おいしくなるし、お肉のベタベタねちょねちょ感が消えて、触るのが気持ち悪くない感じになる。

小麦粉をまぶすのはシリコン刷毛を使うと、余分な粉を落としやすい。
私は少しの油で揚げるのだけれど、使うのは深鍋。そうすると周りに油がはねにくいの。慣れていないので、温度計は使う。




どんどん揚げて、ヒレ肉2本平らげた!




お腹一杯になり過ぎたので、デザートはお風呂の後で。自家製苺ジャムで、苺ヨーグルトアイス。




取り分けた分でカツカレー弁当。薄焼き玉子で仕切りを作ってみたの、我ながら名案♪と、自画自賛。

兄こぐまが「ママ、ありがとう!」と何度も抱き締めてくれた。

そして、はっと「ママの誕生日・・・御馳走あったっけ?」と思い出し、「ぼくが作ってあげる!」と、翌週末に手打ちパスタを作ってくれた♪


(この時は楽しかったのに・・・
やっぱりトンネル抜けてなかった。ちぇっ。)





2025/05/11

この一週間の元気の素



兄こぐまの前菜。




メインはハンバーガー♪




夕焼け。




笑顔。




鳥の声や風の歌に囲まれての散歩。


* * * * *

こぐま達の元気の素はお弁当なので、頑張った。




朝飛び起きて作ったお弁当。

全く予定外で、もう時間もなかったけれど、昨晩の残りのパスタがあったので、ベランダの浅葱を彩りに。あとはソーセージと玉子を焼いて、パプリカとサラダを詰めただけ。




翌日は心づもりした。

けど買い物には出られなかったので、あるもので何とか。炊飯器を仕掛けておいて、冷凍庫の豚挽き肉とベランダの葱、トマト、パプリカを炒め合わせた。




そのまた翌日も。

さっと買い物に出る事ができたので、スナップエンドウ、ソーセージ、玉ねぎを一緒に蒸して、玉子焼きとパプリカ。

* * * * *

どれだけできるか判らないけれど、この夏は少しずつでも庭仕事をしようと思って、まずは鉢植えの手入れから始めた。
今迄は家の中を片付けるのを優先して、庭はほぼ放置していたのだけれど、ほんの少しでもいいから、私の心と体の健康のために。




2025/04/04

朝の即席弁当


私は普段は、前の晩にお弁当を作ってしまう。
でも晩の診療があって、その後時間外が続き、お弁当を作るには疲れ過ぎていた。よし、まず寝て、朝少しだけ早く起きて、ささっと作ろう。寝る前に炊飯器だけセットしておけば、何とかなるだろう。

それで夜更けにお米を研いでいたら、兄こぐまが「何してるの?」と覗きに来て、「明日のお弁当の準備だよ」と言ったら、「そんなの、ママ、大変じゃん!僕たち、自分でできるから、いつも作らなくてもいいよ」と言ってくれて、じーん。
でもさ、私が作ったら嬉しいでしょ。だから私も君たちのためなら喜んで作るんだよ。

ベッドに入ってから、「買い物に行けなかったけど、野菜は何があったかなー。ま、最悪、野菜なしで玉子焼きとソーセージで潔くいってもいいか。あ、トマトがあったな。じゃあ起きたら、まず・・・」と、手順を考えながら就寝。

さて、翌朝。おかずの用意をしていたら、炊飯器がピーッと鳴って炊き上がりを知らせてくれたので、パカッと蓋を開けて・・・目を疑った。
既に混ぜてあるやん!夜行性動物が気を利かせたつもりやろうけど・・・。




トマトと挽き肉と葱の玉子とじ弁当。
起きてからお弁当箱に詰め終わるまで、多分15分くらいだった。





2024/11/03

秋休み



一週間の秋休み、余り義務感に縛られず、自分のやりたい事を中心に過ごした感じ。
物置きの段ボールに少し手をつけて、懐かしいものが一杯出てきて、楽しい♪
(出て来たものについては、後日少しずつご紹介します。)

面倒臭い喧嘩もしたり。
ちゃんと話し合って向き合わないと前進しないのだけれど、普段は仕事に響くのが嫌で、なかなかできないのよ。



こぐま達が小腹が空いたと言うので、アジア食品店で買って来て隠してあった貴重なキューピーマヨネーズを開けて、オープン玉子サンド(挟まずに、山盛りのせる)。
茹で卵に塩コショウし、りんご酢をジャバッとかけて潰し、マヨネーズたっぷりに、マスタードと玉葱ドレッシングを少々。私は、作りたてのまだあたたかいのが一番好き。
「日本のマヨネーズ、どうしたの?!」「次いつまた作ってくれる?」と大騒ぎになった。




私はこの青りんごを干したのが一番好き。と言ったら、夫が追加で収穫してきてくれた。出来がよくないし、生では酸味がきついから、この木はもう放置してあったんだって。確かに小粒で面倒なんだけれど、頑張るわ。




出来立てのりんごピューレと一緒に、カイザーシュマーン。
「ママのごはんは、どうしてこんなにおいしいの~?」というのが、最高の誉め言葉。


こぐま達の着る服がどうにも足りなくなってきて、セールを待てない分だけ、買いにも行った。
田舎暮らしなので、遠方のショッピングモールに行って、服を選んで、最後にイートインみたいなところで食べて帰るのが、みんな凄く嬉しいの。でも半日掛かり位になってしまうので、前回行ったのはもう2年前!そりゃ、着る服もなくなるわな。
妹こぐまにセーター、兄こぐまに上着と、それぞれにズボンを2本ずつ買えて、二人とも大喜び。




兄こぐま、この新しい上着を着ると、何だか凄くティーニーっぽくなってしまった。まだはいていないけれど初めてジーンズも欲しがって買ったし、遂にランドセルも卒業して、普通のリュックサックになったし。

今、体育でバスケをやっていて練習したいと言うので、公園に。
でも、「両手で持っているボールは奪っちゃダメ」って、そんなルール、私は知らんよ!新しいの?それとも授業用ルールなの?





2024/05/26

子ども部屋、その後


去年の夏に何とか使えるようにした子ども部屋、その後。




兄こぐまのはゲーマー部屋になっている。

出来上がって呼ばれて見た時はびっくりして「ちょっとー、甘やかし過ぎじゃないの?」と思ったけれど、このコンピューターは、夫が1年以上かけて特価パーツや中古品を買い集めて組み立てたので、凄く安くできたのだそう。まあね、お祝い金なども全部つぎ込んだと言うし、うちはテレビすらないのだから、まあいいよ。

ギムナジウムで孤立していたのが、担任の先生が替わった今年からやっと友達が増えてきた。皆住んでいる村がバラバラで、バスを乗り継いで行かないといけないので、なかなか行き来できないのだけれど、オンラインゲームで一緒に遊んで大騒ぎしている。

そして初めて、「ぼくも誕生日パーティーしたい」と言い出した。
うえーっ、遂に来たか・・・と内心げんなりしつつ、「自分の部屋もない、かわいそうな子」で、家の中がぐちゃぐちゃで昼間でも寝ている人がいて恥ずかしくて友達を呼べないとか、そもそも呼ぶ友達もいないとか、そういう子ども時代でここまで来たのだから、いいよ、いいよ。
パパにピザを焼いて貰って、クラスで「寝太郎なんだぜ」とか言われていたパパの株も上げておきな。




妹こぐまは
夫のお下がりのノートパソコンに、少し買い足して貰った。
アルザスで買ってきたアンジの額絵を飾り、カフェカーテンを付けてやったら、大喜び。

同じ村に仲のいい友達が3、4人いて、しょっちゅう行き来して、泊まりで遊びに行ったりして、楽しく過ごしている。

第二外国語の希望を出すのに、友達がフランス語を取るので一緒に取りたいと言い出したのだけれど、フランス語だと誰も助けてやれない(夫は当時フランス語を取っていたけれど、壊滅的でAbiのネックになったらしい)。個人的には語学で世界が広がるのは大歓迎だけれど、Abiが絡むとなると人生を左右し兼ねない。妹こぐまの性格では、一人で語学を勉強してAbiのレベルまでやるのはかなり厳しいでしょう・・・と、親子で話し合って、妹こぐまは自分でラテン語にすると決めた。ラテン語なら夫が助けてやれるし、兄こぐまもラテン語を選んだので、3人で一緒に勉強できるから。

* * * * *

夫がそれぞれのベッドサイドに壁棚を吊って、ベッドも壁に固定して、一応完成(兄こぐまの部屋の壁はまだ塗られていないけど・・・わはは)。
実は今迄家族4人一緒に寝ていたのだけれど、この機会に自分の部屋で寝るようになった。




もう二人とも大きくなったので、夜中に具合が悪くなってもトイレまでは辿り着けると思う。けれど私達の寝室は別の階なので、2年前にパリで買ってきたこの呼び鈴をトイレに取り付けた。結構大きな音がするので、これを鳴らされればすぐ目を覚ますでしょう。
川沿いに園芸店スタンドがずらりと並んでいるところで、うわあ、素敵!と一目惚れ。見本の方がいい音だったので、釘付けされていたのを外して売って貰ったの。ようやくぴったりの場所が見つかって、よかった!





2023/10/23

バタバタ一週間と賞品ごはん



先々週末は何と、6年ぶり?にジョギングに連れ出された。
「皆で行こう」と言われて、「まじかよ・・・私なしで行って欲しいわ・・・(皆が出掛けている隙に、私はのんびり♪)と思ったのだけれど、兄こぐまのモチベーションを上げるために、渋々付き合う事にした。この村に引っ越してから、初めてだよ。

でも、いざジョギングしてみたら、やっぱり体がすっきりした。そりゃ、私もいい加減運動不足やしねえ。ほんのちょろっとジョギングしただけなのに、5千歩いったって。

* * * * *

先週は色々あった。

私は今迄の自分の雇用主達と比較してかなり被雇用者寄りだと自負しているのだけれど、それでも不満が出てきたみたいで、その対応に悩まされたり。
「一体どこまでやればいいの?」と泣けてくる程ショックだったけれど、まあ雇用主というのは不満を持たれる運命なのだと割り切り、誰が正しいとか正しくないかとかの議論ではなく、兎に角皆がそこそこ満足してくれるような相対的な結論に持っていくべきなのだろうけれど、私にはまだ結構難しい。
(それが事実かどうかではなく、そういうネガティブな考えに至ってしまった事自体が問題な訳で、そうならないように配慮するのが私の役割なのだろう。なので、「そうじゃない」と否定したり、誰が悪かったのか議論するよりも、「何故、何がきっかけで、そういう印象になったのだろう」という点から改善して、未来を建設する感じでいきたいもんだ。)

私達の同級生が上級医をしている病院に、知人が計画手術で入院する事になったので、仕事を済ませてから、お見舞い&同級生に会いに行ったり。
当時私の寮の近くに住んでいて、一緒に勉強したり料理したり、帰省シーズンに私が寮で一人ぼっちになるので実家にも何度か連れて行ってくれた同級生。今度、副ボスになるんだって。裏表がなくて面倒見がいいから、下につく人達は幸せだろうなー。
外出したついでにIKEAにも寄って、引き出し整理用の小箱など、ちょこちょこ買い物。

また別の日は、学校でガス・薬品漏れ疑惑があって、妹こぐまが同級生何人かと一緒に学校から救急車で病院に運ばれてしまったので、昼休みに迎えに行ったり。
妹こぐま自身は全然大した事なくて、救急医が「知っていたら、病院じゃなくてママのところに運んだのに!」と言った位。病院まで片道25km位だから、結構遠いのよ。
私がお迎え最後で、他の子のママが一人、親切にも残ってくれていた。妹こぐまは一人で救急車に乗せられて、私が仕事があるので誰も迎えに来られないかもと凄く心配していたみたいで、ギューッと抱きついてきた。仕事があっても迎えに行くに決まってるやん、というのは大人の考えで、まだ携帯電話も持たせていないし、仕事は大事でなかなか動かせないというのを解っているだけに、さぞ気を揉んだ事だろう。可哀想に。

その後、兄こぐまが数学が解らないというので、一緒に勉強したり。
数学の内容自体は大した事ないのだけれど、用語のドイツ語を知らないのと、記号の書き方が日本と違ったり(「÷」が「:」、「x」が「・」。で、「x(エックス)」を筆記体で書かないので、日本の「x(かける)」と混乱する)、数字も一の位を十の位の前に読んだり、分数も分子から読んだりするので、喋って教えるのは結構頭を使う。晩の診療が始まるギリギリ前までやったので、休まらなかったー。

また別の晩は、兄こぐまとプレゼンテーション競争したり。
「中世のお城の生活について」のプレゼン、兄こぐまが全然やらないので、「よし、ママと競争しよう。兄こぐまが勝ったらチョコレート。私が勝ったら兄こぐまの手打ちパスタ」と言ったら、俄然やる気を出した。
お陰で私までプレゼンを作る破目になったけれど、私が本気を出したら勝負にならないので、適当にささーっと。審査員(夫と妹こぐま)は、賞品のチョコレートを分けて貰うか、パスタを食べたいか、で迷っていた様子。わはは。
結局引き分けで双方賞品を貰える事になり、兄こぐまも自分の改善点が判ったみたいで、めでたし、めでたし。




前菜。手前のはモッツアレラ、奥のは羊のチーズが載っている。




私がリクエストした、茸とハムの手打ちパスタ。




兄こぐまがはまっているデザート。苺を潰して混ぜながら食べるとおいしい♪