炊飯器って、日本で買うのでも、実際に使ってみないとおいしいかどうか判らない、博打みたいなものだと私は思っている。それをドイツで買うのだから、もう完全なる博打。
パッと見たところ、20ユーロ台から200ユーロ超えまであったのだけれど、余り高いものに賭ける気にはなれず、二桁で探した。
私の条件は:
- 子どもの間食用にも使いたいので、少量でも炊けるもの
- 内釜に変な物質を使っていないもの
- タイマー付き
「ファジー」なんて言葉、目にするの何十年ぶり?という機能が付いていて、ちょっと笑った。
それで、週末にそれぞれ1合ずつ炊いて、食べ較べしてみました。お米はいつものMilchreis。
こちらがいつもの、シラルガンのミルクポット。
こちらが炊飯器。炊き上がりを見た時は「何じゃこりゃ、外したー!」と思ったのだけれど、食べてみたら意外や意外、「何でこの顔でちゃんとおいしい?」と驚いた。商品説明の写真のごはんも私の目には全然おいしそうに見えなくて、まあドイツだからかなと思ったのだけれど、もしかしたら韓国人にとってはこちらの方が「おいしそうな顔」なのかなあ。
食べ較べた結果は、私と兄こぐまは「シラルガンで炊く方がおいしいけれど、僅差」という意見。味が違うのは全員一致だけれど、炊飯器のはまた別のおいしさで、好みの問題かも。夫は炊飯器の方が好きだって。
(でもまあ、Milchreisなので。私の印象では、シラルガンの方が元々のお米の味がパキッと出るので、日本のお米ならシラルガン圧勝なんじゃないかと。夫は多分、Milchreisの元々の味がぼやける方がおいしく感じているのかな。というのが私の分析です。)
それなら上等やん!
お鍋で炊くのは本当に簡単なのだけれど、「研いで吸水→炊く時に傍についている→蒸らし」を料理のタイミングと合わせるのが、時間のない時には厳しかったの。そこに更に「蒸らした後におにぎり」なんて、本当にハードルが高かった。
タイマー付き炊飯器があれば、ごはんを炊く頻度を上げられるわー。週末とか落ち着いて料理する時はお鍋で炊けば、ちょっと特別感が出るしね。
ごはん命の妹こぐま、食べたい時に自分でも炊けるように、ごはんの炊き方をメモしています。
* * * * *
おまけ。先代の炊飯器は、妹こぐまの隣にある、一番安いタイプ。意外においしく炊けて(ちゃんとカニ穴もできた)、侮れなかったのだけれど・・・
それで元々、横についていられない時だけ使っていたのだけれど、壊れてからもう数年かな。
妹こぐまちゃん、偉いね。ご飯の炊き方をメモ。
返信削除わぁ!小さい子供ちゃんたち!可愛いなぁ。
2人とも大きくなったよね。早いなぁ。
mさん、こんにちは。
削除妹こぐまは、おかずよりも白いごはんが好きなのですが、お鍋で炊くのが難しかったみたいで、炊飯器に大喜びしていました。
本当に、あっと言う間に大きくなります。
陶器の内釜はいいですね。と言っても我が家は10年以上前から炊飯器はありません。米を夫が食べないので。私は時々「サトウのご飯」を食べています。でも結構美味しいです。(笑)
返信削除妹こぐまちゃん、本当に可愛い。出来る女に向かっていますね。
cocoさん、こんにちは。
削除そう、炊飯器なしでもやっていけますよねー。こちらにそんな便利でおいしいご飯はありませんが。ふふ。
内釜を割られないか、だけが心配の種です。