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2024/03/29

二日目、ニュルンベルク動物園


旅行前に引いていた風邪がほぼ治り、空咳だけ残っていた私。
本当は二日目、家族を動物園に送り込んで、その間に私一人でオーガニック・メッセを楽しむつもりだったのに、朝起きたら声が枯れていた。メッセというのは喋らないといけないので、これでは行けないわ・・・残念無念。

で、私も家族と一緒に動物園へ。
ドイツの動物園は、飼育場が広い。
飼育場が広いという事は、動物が遠くて、ぽつりぽつりとしかいない。陰に隠れて見えない事もある。水槽でも遠い所を泳いでいたら全然見えない。日本の動物園の迫力ある見せ方に慣れている人は、がっかりするかも。

飼育場の裏とか、階段を下りて半地下の水槽とか、いちいち遠くて、頑張って歩いて見に行っても、空っぽで何も見えなかったり。
実演しているのが遠目に見えても、観客席に辿り着いた頃には終わっていたり。

でも、ま、動物たちが気ままにのんびりしていて、見ていて息苦しくならないのはいいね。




「フラミンゴはどうして1本足で立つか知ってる?」という、私が子どもの頃のネタを誰も知らなくて、ワーワー大ウケして貰った。




白くまが氷山オブジェじゃなくて森の中というのは、新鮮。




でもやっぱり遠いな。




この子だけ、たまたま近くに来てくれて、皆大喜び。




私達を呼ぶでもなく、気付かれるまでずっとこうして立っていた、妹こぐま。




そして・・・ごめんなさい!
南ドイツにもイルカ、いました!

動物園サイトで見つけて、夫に見せて、家族で「ええーっ?!まさか!」とびっくり。南ドイツで海水の水族館というものを見た事がないので、てっきりいないと思っていたけれど、動物園にいたのか・・・日本のあちこちで間違った事を言っちゃったよ・・・。

ショーは勿論、ドイツの緩さで♪


 
・・・というのが、カーニバル休暇の一泊二日旅行でした。






2024/03/28

ニュルンベルクごはん


さて、ニュルンベルクに弾丸旅行したのは、ニュージーランドのオーガニックファームのブロガーさんが、メッセ(見本市)に出店されるというのを知り、たまたま学校も医院も休みだったので、急遽決めたという訳。




夕方、歩き疲れた家族がホテルで一休みしている間、私達二人だけでカフェに。全く期待せずに入った駅の中にダルマイヤーのカフェがあって、ちょっと奥まっていて静かで、コーヒーもおいしくて、話しに花が咲きまくり。
とっても素敵でユニークな生き方をされていて、聞いた事を忘れるのが勿体なくて、後で色々とメモしてしまった位、楽しかったー♪




皆と合流して晩御飯。ニュルンベルク名物のソーセージは、白くて小さくて、ハーブや香辛料の粒々が見える。パリッと焼いて3本パンに挟んだのが、ニュルンベルクのホットドッグ。




このポットには、玉ねぎの下にソーセージが隠れている。酢とワインに月桂樹などハーブや玉ねぎを入れた煮汁に、ソーセージを入れて作るらしい。これもフランケン地方の名物。

左の小さなカップは西洋ワサビ。奥のお皿はポテトサラダとザワークラウト。
このレストランの豚肩肉のオーブン焼きを楽しみにして来たのに、売り切れだったー。残念。

ご夫君に「このレストラン、男性客ばかりだね」と言われて、た、確かにー!いや、私達にとっては何の不思議もない光景で、全く意識していなかったよ。
ソーセージというのは基本的にB級グルメだし、脂っこいのをビールと合わせてガッツリ、というのは、美容に気を付けている女性は無理無理。デートでここに連れて来たら、きっと振られるね。
というような話しをして、大笑い。
でもね、サラミを作っておられるし、名物ソーセージを是非おいしいお店で食べてみて欲しかったの。




デザートにアップルパイのバニラソースがけ。南ドイツからオーストリアにかけての名物かな。普通のパイ生地ではなく、春巻きの皮みたいな薄い生地でぐるぐる巻く感じ。





2024/03/26

一日目、ニュルンベルクのナチ党党大会会場


カーニバル休暇に一泊二日で出掛けた先は、ニュルンベルクでした♪

こぐま達にそろそろ見せたいなあと思ったのは・・・

最初「ニュルンベルク?一人で行けば?」と言っていた夫も、私が「こぐま達にあそこを見せたくて」と言ったら、「あ、それなら僕も行く!」と気が変わった。




資料館は現在改装中で、ほんの一部しか展示されていなかったので、あの圧倒される感じはなかったけれど、こぐま達の「初めて」には、飽きない程度の量で丁度よかったのかも。
サイトでは「14歳以上に適する」となっていたので、入れて貰えるかちょっと心配していたのだけれど、年齢を訊かれもしなかった。よかったー。




「はいはい、インフレね」位で通り過ぎたのだけれど、夫に呼び止められて、よく見てびっくり。写真
右上の、なんと1ミリオン(100万)マルク札だよ!
1ユーロが約2マルクで、今は1ユーロが160円位。という事は8千万円紙幣ということ。

そして、右下の「本日の」価格表。小さな丸パン1個30、牛乳1リットル300、ビール1リットル520・・・とか書いてあるけれど、小さな表記をよく見ると、何と単位がビリオン(十億)!
丸パン1個24兆円、牛乳1リットル240兆円、てこと?!余りにもゼロが多過ぎて、ちゃんと計算できているか自信ないけど。




ツェッペリン広場の演壇と大観客席
(建物が老朽化して壊される前の状態は、一枚目の写真の左。)



妹こぐまが立っているのが演壇。




演壇から見た大観客席。




議会ホール。




外廊下。




議会ホール遠景。


足を棒にして歩いたのだけれど、この右上の見取り図で、見たのは⑤と⑪だけ。めっちゃ近いやん。

ほんの2年前には少しの観光でも文句たらたらで歩くのを嫌がったこぐま達が、何も言わずによく歩くようになって、嬉しい。歩くルートも綿密な計画を立てなくてもよくなって、楽ちん。


余りにも広大で全体像が掴めないからと、GPS位置情報を使っての説明を読めるアプリ。
帰宅してからバーチャルがあるのに気付いたのだけれど、これが凄い。「Rundweg」をクリックしてスマホを動かすと、まるでその場に立って見渡しているかのように、スマホに360°景色が映るの!





2024/02/21

スマホ解禁


昨冬、私の誕生日に夫がこぐま達と一緒に選んで、掘り出し物の傷ありスマホを買ってくれた。「今の、まだ使えるのにー!」と思ったのだけれど、充電が切れるのが早くなってきていて、仕事で使うのに夫が心配してくれたみたい。
半年以上放置されていたそれを、やっと使えるようにしてくれたのが、昨年末。
(一応庇っておくと、スマホを替えると私の仕事上のオンラインバンキングも登録し直さないといけなくて、それには郵送で日数が掛かるため、タイミングが難しかったのだ。それに、初代スマホなんて一年以上放置されていて、見かねた友人が使えるように設定してくれたんだもの、それと較べれば大進歩。)




向かって左が初代、右が二代目。

こういうリングは私には必須。左のはナビとして使う時、車のエアコン吹き出し口に挟めるのだけれど、充電する時に立たないので、今度は三脚や短い自撮り棒みたいに使えるタイプにしてみた。縦横角度が自由自在で、とっても便利。

 * * * * *

公衆電話というものが殆どなくなり、田舎なのでバスを1本逃すと何時間待ちとなったり、乗り間違えると何もないところに連れて行かれる可能性があって、こぐま達に緊急連絡用の携帯電話は持たせたい。それで兄こぐまには、私のお古の携帯電話を持たせたのだけれど、妹こぐまにはまだ何も持たせていなかった。
それで、私のお古のスマホを兄こぐまに回し、兄こぐまが使っていた携帯電話を妹こぐまに・・・と考えていた。

でも実は、友達が少なくて滅多に遊びにも行かない兄こぐまはそこまでスマホを必要としておらず、スマホをどうしても欲しがったのは妹こぐまの方。小学校の頃の友達とか、今は別の学校になっても繋がっているしね。
私としては、スマホはまだ早過ぎると思うのだけれど、こぐま達が今迄ずっと夫のスマホを使わせて貰っていたら、夫が遂に「もう、うるさくて、かなわん!」と音を上げだした。

夫のスマホも壊れてきてテープで留めたりしていたので、色違いのお揃いで買い替え。それでお古が二台できたので、こぐま達(10歳+12歳)に解禁する事にして、夫が頑張って旅行に間に合うように三台まとめて設定して、この旅行で使い初めとなった




さあ、出発♪

条件としてファミリーリンクというのを入れた。親のスマホから子どものスマホを使用制限したり、GPS追跡したり、使用時間や、何をしているのか覗いたりできるアプリ。「やり過ぎたり、成績が落ちたりしたら、使えないようにするからね」と夫に言われているらしい。
最近は結構あちこちでフリーWiFiがあるので、基本的にそれがあるところでのみ使うように言い、月額料金のないプリペイドにして、緊急連絡用に最小金額だけチャージした。

こぐま達は夢が叶って、大はしゃぎ。夫もこれでようやく、こぐま達の「スマホ貸して」の嵐や、その後のベタベタのスマホや、山のような写真や友達チャットなどから解放されて、幸せを噛みしめていた。




夢のMyスマホ。

ここのアルパカは学名にLamaが付いていて、ラマ好きの妹こぐま、大興奮。アルパカに向かって親指を立てて(!)、「いいね、いいね!」と話しかけながら、撮りまくりだった






2024/02/17

ただいま!


一泊二日で出掛けていました♪
最初は「行かない」「君一人で行けば?」と即答していた夫も、上手くのせたらその気になって、久しぶりの家族旅行になった。




途中の駅で見掛けたオーストリアの消防電車。

お祝いバーガー以来、「電車の旅=バーガーキング」となっている、我が家。
そのために、わざわざ乗り換え時間の長い連絡にするのだ。夫とこぐま達は、旅の前からバーガーキングのサイトを覗いて、ああだこうだと、どれにするか悩みまくっている。
そんな特別な楽しみのバーガーを100%満喫するために、テーブル付きの指定席を取るのも、もうお約束。




兄こぐまが選んだダブルゴーダチーズバーガー。フライの中身がチーズで、バンズの上にもチーズを載せて焼いてある。




ぬいぐるみ達にじゃんけん(!)させたり、何故行きたいのか討論(!)させたりして、今回はこの子に決まった。




駅前のパトカー。ホイールの中心の青と白、判るかしら。
うちの州ではパトカーもバスも救急車も何でもベンツが主だけれど、この州はBMWBMWのマークの青と白は、州章(パトカーの後部ドアの警察のマークの中心部分)にもなっている州のシンボルカラーから
因みにBMWというのは略語なのだけれど、実はうちの州では、正式名称の事を別の失礼な言葉に置き換えて、悪口を言われてます。




ドイツのスーパーで普通に売っているのは「Mikado」なのだけれど、旅行前日に兄こぐまが「あ!ポッキーがある!」と目ざとく見つけ、しかも普段ないイチゴ味だったので、旅のお供に奮発。




タイ製だって。妹こぐまは「日本の苺ポッキーの方がおいしい」と断言していたけれど、本当かな。

* * * * *

帰りの電車に乗る前に、バーガーキングで注文したら、なかなか出てこなくて、後から来た人達が次々受け取っていく。
夫が注文したのがちょっと珍しい特別なバーガーだったからかな、と思っていたのだけれど、発車迄あと十分を切ってから、夫に「これ、おかしいよ!」と。店員さんに「あと、どれ位かかる?」と訊いて貰うと、確かめもせずに「もうすぐ」という答え。それで安心するのが夫、食い下がるのが私。「いや、もうずっと待っているし。電車出ちゃうし!」
店員さんがミスに気付いて慌て出したのが、発車5分前位。走りたくなかった私は、夫のトランクを引き受けて妹こぐまだけ連れて、先にホームに向かう事にした。
電車のドアの前でヤキモキしながら待っていたら、夫と兄こぐまが無事に現れて乗り込めて、はー、ヤレヤレ。夫が「荷物持って先に行って貰って助かったー!」と言う位、ギリギリだった。




夫がどうしても食べたかったこれは、バンズからして特別だった!よかったねえ。こぐま達が「ママ、ありがとう!」と抱きついてきて、妹こぐまは頬にキスまでしてくれた。

旅行の話しは、また今度。





2023/12/28

ベルリンの壁


偶然通りかかって、ベルリンの壁を見た。




結構薄いのね。セルフィーしている若者達がいたけれど、とてもそんな気持ちにはなれなかった。




壁を越えようとして両脚を撃ち抜かれ、監獄病院で適当に手術されたので脚が曲がったまま固まってしまった。
胸一面に、レーザーとかではなく肌を壊して刺青を消した傷跡。「ドイツ連邦共和国(旧西ドイツのこと)」と入れてあったのだという。それ程、西に行きたかった訳だけれど、消したにも理由がある訳で。
リハビリに来たけれど、恐怖症や不安症が酷くて「やっぱり無理」とすぐに中断して帰って行った。

彼にとって一番たまらないのは、壁があっさりなくなって、今はその存在を知らない人までいる事だと言っていた。(壁がなくなったのは勿論嬉しいのだけれど、自分が命懸けでやった行為、そのために一生引きずる事になった苦痛は、ただのやり損やったないか、というところ。)

空港のお土産物屋さんには、未だに壁の欠片が並んでいた。ちょっと欲しくなるような展示になっていたけれど、彼を知った私には重過ぎて。
今、どうしているんだろう。と、時々思い起こす。





2023/12/16

電車のストと空の旅


先週末は、勉強会でベルリンに行ってきました。
電車でのんびり行くつもりだったのに、「ストだって!」と前日に連絡が入り、急遽飛行機に変更。空港までの電車も危なそうなので、初めて空港駐車場を使う事にした。電車がストだと高速道路が殺気立って事故が多くなるので、なるべく下道で。

行きはすんなり行けたのだけれど、帰りは直行便がなくて、ミュンヘンで乗り換え。
そうしたら・・・やってくれたよ。ベルリンからの便が遅れた。既にくたくたで、吐き気がする位疲れていたのに。
ミュンヘンでの乗り換え時間8分と言われ、一応全速力で走ったのだけれど、何せ別の建物でシャトルで移動しなくてはならず、「次のシャトルは3分後」という表示を見て、あ、こりゃあかんわ・・・。

翌朝の便とホテルは航空会社が用意してくれるのだけれど、もう夜も遅く、兎に角くたくた。
ホテルは「ディナーと朝食付き」となっていたけれど、レストランはもう閉まっており、翌朝一番の飛行機なので朝食が始まる前に出発という・・・。レストランが閉まっているからと、マクドナルドのチケットを18ユーロ分もくれて「おお!」と思ったのだけれど、500mlのミネラルウォーターが4ユーロ弱もして、それを2本買ったら、あとはそんなにあれこれ買える訳ではなかった。それに、この歳で、この疲れで、夜中のマクドナルドはきついわー。
因みに空港ホテルではなく、シャトルバスで農道を半時間位走ったところのホテルだった。

ルフトハンザのスタッフも、ホテルのスタッフも、とってもフレンドリーで、「お気の毒に・・・」という感じだったのに救われて、全然腹も立たず、まあ、しゃーないなー、という感じで。嗚呼、でも、疲れたー。




行き。セキュリティが長蛇の列でびびったけれど、無事出発。




ホテル到着♪




演者の教授陣。女性による、女性のための、心臓循環器内科の集まりで、凄く楽しかった。心臓循環器内科というのは結構保守的な科だと私は思っていて、それを女性だけでやるというのが気に入って、去年初参加で、今年二回目。




帰りのベルリン空港。




ミュンヘンで一泊させられて、翌朝やっと出発。




虹色に輝く雲の合い間から、雪景色。




ただいま!

南ドイツの住宅地を空から初めて見た時には、「おもちゃみたい!こんなところに本当に住んでいるんだ!」と感動したのだった。





2023/10/20

中世の古城その2、Burg Eltz



二日目に行ったエルツ城は、300ヘクタール以上の森に囲まれている。こちらも破壊されずに残った珍しい城で、500マルク紙幣の柄になったり、ヴィクトル・ユーゴーやウィリアム・ターナーなども訪れている。
三兄弟が言わば長屋のように合体した別々の居城を作ったため、こんなに大きいのだとか。そのうち一家系は途絶え、残る二家系のうち片方がもう片方から全て買い取り、今は一家系の所有となっている。




上の駐車場へ向かう道が渋滞になっていたので、これは一杯だなと見切りをつけ、下の駐車場も一杯だったけれど隙間に何とか駐車。でも、上の駐車場が凄く近いという訳でもなく、どちらの駐車場からも、こんな森の中の道をかなり延々と歩くので、運動靴がお薦め。
Burgの割に勾配はそんなにきつくなくて、「あれ?そんなに登らなくていいのね。高い所に建ってるんじゃないの?」という感じ。




ぱっと視界が開けてこのお城が見えると、うわーっ!と思わず歓声が上がる。谷間の中の小高い丘の上に建ててあるので、山を登らなくてもよかった訳ね。

そして同時に見えたのが、橋の上の長蛇の列・・・。




しまった、こんな事と判っていたら、朝一番に行ったのに。
でもまあ、Burgの性格上広い場所がないから列が長くなっているだけで、これで45分待ちと言っていたので、まずまず。

この写真の右下の方にも・・・



要塞が作ってある。この谷間の底には小川が流れていて、雨水で足りなくなると、そこから水を運び上げたのだとか。




屋根瓦は黒い頁岩を削いだもの。壁はモルタル多目の石積み。




こういう豪華なのはトイレじゃなくて出窓。ローソクも高価なので、仕事するテーブルとか書斎とか、明かりが必要な場所ね。

ここは城内ツアーは撮影禁止だったので、写真なしだけれど、相当裕福な名家だったようで、凄かった。話し合いや決議をする部屋は、親戚や同盟の家々の紋にずらりと囲まれる威圧感。方々からの貢ぎ物の金銀財宝。豪華な作りの礼拝堂。寝室にもステンドグラス窓の礼拝スペースがあったり、ベッドも階段が数段ついている高さ。二室に一室が暖炉付き。トイレも20個もあるんだって。
(フランスではおまるを使っていた時代で、もっと大きな城でも一つもトイレがないことも。まあ、城外への垂れ流しとどっちがいいかは、さておき。)




ここのショップで売っていた、「実際に着用できます」の甲冑、2440ユーロ也。
うちの近くでも幾つか有名な中世祭りがあるのだけれど、そこに着て行ったら完璧だな。




さて、ツアー中に、直角のない五角形の部屋があって、「ここは基盤の岩盤を1センチたりとも無駄にしないよう、いっぱいっぱいに建ててあるので、不思議な形の部屋なのです」と聞いて、そうか!!と。
お城を出てからよく見たら、確かに岩盤の上に直接建てられていて、一部は外壁の足元にそのまま使われているわ。




お城に通ずる道の横も、こんな露頭。




前日のお城の入り口の階段で「どうして頁岩を斜めに使っているのだろう」と不思議だったのだけれど、そうか、あれがここらの岩盤なのか!と、遅ればせながら、やっとパズルが繋がったのでした。





2023/10/16

Braubachという町


中世の城への旅、ホテルはお城のすぐ麓の町にした。ブラウバッハって、失礼ながら全く聞いた事もなかった町。今回は「どうせなら」と欲張らない事にして、近いのが一番!と。




この手前の木立の陰になっているあたり。




小さなマルクト広場のテラス席で晩御飯。満席だったけれど、運よくテーブルが空いた!




折角ワインの産地に来たので、私は「ワインの魔女」という、ソースに葡萄を使ったカツにしてみた。
お相手にはフェーダーヴァイサーという、ワインになる発酵途中のお酒。アルコール度も低く、まだ半分ジュースみたいな甘さで、好きなんだけれど私は糖質制限があるので買わない事にしている。レストランならグラスで頼めるから、たまにはいいか♪




晩御飯の後、もう薄暗くなってからの散歩だったので、写真だと暗い感じになってしまったけれど、とっても素敵な町だった!




あちこちに葡萄の蔓が伝わせてある。そうそう、これがしたいの!




こういう細い家って絵になるよなー。




石と、木組みと、葡萄の木。




素敵な街並みなのに、空き店舗があちこちあって、ちょっと淋しい。早く景気が回復するといいね!




ホテルの目の前がライン川。船着き場に寄って周遊船も調べてみたけれど、今回は残念ながら時間不足。




川べりで丁度お祭り中だった。お城のライトアップも見られて、ね、泊まってよかったでしょ。