ベルリン女子会

金曜日、朝５時前に起きて、ベルリンへ出発。

朝６時前の電車なのに、パン屋さんがもう開いていて、助かった！乗り換えは１回で短いので、これがなかったら夕方まで食いっぱぐれるところだった。

刑事コロンボで、犯人の医者が「普段読む時間がなくて溜まっている医学誌を休暇旅行に持って行って読んで捨ててくるから、帰りの方が荷物が軽くなるものだ」と説明するくだりがあったけれど、正にそれ。私は殺してないけどね。

重いのを持って帰りたくないから、片道数時間、真面目に勉強。

発車した時はまだ真っ暗な中で読んでいて、途中ではっと顔を上げたら雪景色になっていた。

ドイツの新幹線、めっちゃ長い。指定席が一番遠い車両だったので、１４車両分となると、歩いても歩いてもなかなか辿り着かないったら。

金・土の一泊二日で、女性による女性のための心臓循環器内科の勉強会。

言うならば大きな女子会のようなもので、凄くのびのび楽しかった。

取っ払われてみて初めて、自分もそういう枠組みの中で生きているのだと気付き、自覚がなかっただけに驚いた。たまには解放されてみるもんだね。

朝食ビュッフェにプレッツェルがなくて、塩漬けニシンがある辺り、北ドイツに来たんだなー。

帰路。頼んでおいたタクシーが時間通りに来なくてホテルを出るのが遅れ、やっと来たのがホテルの駐車場出口が判らずに迷い、更に工事現場とか信号とかで遅くなり、私はもう諦めて「もう無理しなくていいから無事故で行って」と言ったのだけれど、運ちゃんは諦められず暴走してくれて、ギリギリ定刻前に着き、ホームまで全速力で走って何とか乗り込めた。それを逃すと途中から最終電車になるところだったので、ひとまず、ほっ。

ところが常の如く電車が遅延しまくり、予定していた乗換駅で下りると後が危なそうだったので、遠回りして違う路線の大きな駅（そちらの方が最終電車が遅い）で乗り換える事にして、やっと帰宅。はー。

残念ながらベルリン観光の時間は一切取れなかった。

その翌日、日曜日は朝から晩まで緩和ケアの勉強会で、週末終了。流石に疲れたわー。