2026/08/28

夏休みは窓拭きから


例年通り、夏休みは家中の窓拭きから始めている。

何度も書いているけれど、私は窓拭きというのは決して好きではないのだけれど、窓やブラインドがうざーっと汚れているのは精神衛生上絶対によくなくて、それをきれいにしていくというのは、私にとって、曇っていた心の目を晴らす作業のようなもの。なので、重い腰を上げて、何とか頑張る。

でも、飽くまでも休みなので、「あともうひと頑張り」はしないと決めている。
「もうちょっと、やっちゃう?」という考えが出た段階で、既にかなりやったという事なので、その日はそれでおしまいにして、あとは欲望のままに自由時間。
窓拭きは日の差さない時間帯しかできないので、朝早くから頑張っておくと、その後のダラダラ過ごしてもいい時間が長くなって、休みを満喫しています。




窓の光がピカッ・パキッとなった♪ 
寝室の壁ランプは、眩しくないように間接照明。コードの始末がまだだけれど、とても素敵な光で、奮発した甲斐があった。




キノコみたいな傘は好きな方向に傾ける事ができて、本を読む時に自分の方を明るく照らしたりもできるの。




兄こぐまは友達の家に泊まりに行ったので、妹こぐまとトランプパーティー。
チョコとココナツをまぶしたケーキは、妹こぐまが友達の家で焼いてきたもの。



2026/08/26

ドイツの離婚について


日本の離婚は紙切れ一枚でもできるけれど、ドイツの離婚は大変(結婚した国の法律で離婚する事になるのだとか。なので、たとえ日本人同士でも)。

私は専門家ではないので正確ではないと思いますが、昨秋に弁護士さんと税理士さんから聞いた事をそのまま、ざっと豆知識として横流しします。必要な方は、自分できちんと調べ直して下さい。
どちらも相談は時間(分)当たりで支払うのが普通なので、ネットなどで予習して、自分が何をしたいのか、その理由や譲れない点をまとめ、質問を用意しておくといい。

* * * * *

離婚する前に、まずは1年間の別居が必要(離婚裁判は10箇月経てば始められる)。家庭内暴力やアル中などの場合は、別居期間をすっ飛ばす事もできるのだけれど、かなりドロドロの大変な事になるのでお薦めしないと言われた。

別居は家庭内別居でもいいのだけれど、公証人役場か弁護士を使って、開始日をきちんと証明できるようにしておくこと。
片方が別居を求めれば、もう片方は拒否する事はできない。
家庭内別居というのはシェアハウス(WG)のような感じで、寝室を分けて自室を持つ事と、それぞれが自分で生活する事が必要。あとは共有スペースで構わない。

そして、離婚には裁判が必須。

お金の分け方は・・・

  • 結婚後得た財産は、公証人役場で夫婦財産の別産制(Gütertrennung)や放棄宣言(Verzichtserklärung)などをしていなければ、名義を問わず全て、離婚時に半分ずつ。
  • 所有不動産については、公(öffentlich bestellter Gutachter)に、現在の価値を計算して貰わなければならない。例えば家が古くなって価値が下がる事もあれば、逆に物価上昇で価値が上がる事もある。売り払って半分ずつするか、片方がもう片方から買い取るか。
  • 銀行口座については、離婚成立日の口座残高だけでなく、別居開始日の口座残高も計算に使われる。夫婦の年間収入額は、収入から保険・税金・年金・ローンなどの支払いを引いた分。
  • 別居が年の変わり目を跨ぐ場合、最初の年は夫婦一緒の計算で納税、次の年は別々の計算で納税。
  • 個人の年金も、お互いの受給(予定)額を半分ずつ分け合う事になるので、格差があったとしても無くなる。
  • 個人のローンは、共同責任(Bürgschaft)のサインをしていない限り、そのまま。これは半分こにしない!
  • 片方に収入がない場合、別居中及び離婚後1年間は、今迄の生活レベルが保てる程度の仕送り。
  • 子どもを養育する側に、しない側が養育費を支払う。これは収入の有無に関係なく。

これらの内容に関しては、弱い立場の主婦が守られていて、基本的にはとてもいい事だと思う。

でも、私の立場になってみて。内助の功どころか負担を増やすパートナーを抱え、一人で二人分働いて何とか家を建てて火の車の家計を回しているのに、更に家の半分をもう一度相手から買い取っての二重払いになるのだ。しかも医院というのは商業用不動産なので色々複雑で、私が買い取るのは相当高くつく。
買い取るための新たなローンを通すのは勿論、夫婦共同のローンを私個人に組み替えるだけでも、恐らく相当難しい。(現実に支払っているのが私一人でも、共働き前提の二人分枠で何とか通せた金額なので)
「離婚したら?」なんて、そう気軽に言えるものじゃないのよ。

因みに離婚にかかる費用は:不動産の価値計算(計算して貰うだけで、何十万円!)、弁護士、公証人役場、裁判。夫婦共同のローンを個人に組み直したりすると、銀行にもがっぽり取られる。
どれも、「扱う金額の何%」という料金計算が多いので、不動産があると相当きつくなる。

裁判というのは、居住地によって管轄の裁判所が決められていて、幾ら傍聴不可で守秘義務があっても、田舎だし、開業医として働いている立場で、家庭内の問題を晒すのは、かなり嫌な感じ。

はっきり言って、「なんで私、日本で結婚しなかった?!」と思ったわ。
(日本式で協議離婚すると、裁判の記録がないのでドイツでの再婚は難しくなるけれど、再婚なんてしたくもないし。)

* * * * *

それでも「もうお金の問題じゃない!」と、離婚に向けて色々と準備して、今迄9か月間、非公式に家庭内別居してきたのだけれど、現時点での結論としては、私はやっぱり離婚しない事にしました。
一番の理由は、この9箇月間はほぼ安定していて、こぐま達にとっての彼の存在のプラス部分とマイナス部分を天秤にかけたら、プラスになったという事。

「離婚だけしておいて、安定している間は同居(いつでも放り出せる)」というパターンも考えたのだけれど、どうせ一緒に居るのなら、役所や銀行に大金を支払うのは、私にとって無駄な苦しみになる。

* * * * *

今回こういう事になって実感したのは、ドイツの結婚の重さ。

日本社会では、法ではなく倫理として、大人になっても「親が子に対して責任を負うのが当たり前」という部分がある。

ドイツ社会では、成人した子に関しては、全く何の義務も責任も問われない。成人したら、子は自分の人生を自分で背負って歩むべきで、子が悪い事をして親が謝る事もなければ、子が路頭に迷う事になっても引き取らなくていい。もし、成人しても自立できない事情があれば、親ではなく社会が面倒をみる。
(義実家が夫を一時的に引き取ってくれたのは、親子の責任感とかではなく、「こぐま達が苦しんでいる。子どもというのは大人が守るべき存在」と、義妹が主張して、義両親を説得してくれたから。)

それに対して結婚は、自分の意思で作る運命共同体で、相手の分も背負うという契約。だからそれをやめるには、きちんと裁判もしなければならず、弱者が泣き寝入りする事のないようにする。

どちらがいいとか悪いとかではなく、違いをしみじみ感じさせられた。




十日目で小さくなった花束。
まだ嬉しく思えないけれど、結婚22周年。



2026/08/24

夏休み前の写真あれこれ



暑かった日、ブラインドを下して暗い診察室の中、ブラインドの紐の穴から日が差し込んで、丁度ここをスポットライトみたいに照らして、とてもきれいだったので、パチリ。
パンダは、高校生の時に恩師から頂いた子。




へえー、そうなんだ!! 普段は読みもしないんだけど、たまたま。




久しぶりに夜間往診当番医をした日、兄こぐまに晩御飯をおねだりしたら、一旦断られたけれど、考え直して「食べたくなったから」と作ってくれた♪




自分で好きなようにトッピングするの。

* * * * *

待望の雨が降り、暑さがやわらぎ、遅ればせながら私も夏休み♪



2026/08/20

私でも蠅を捕まえられる道具


夫は、飛んでいる蠅を素手で捕まえる事ができる。パクっと拳の中に入れて、外に出すと飛んで行く。
妹こぐまは、止まった蠅をコップで捕まえる事ができる。コップに閉じ込めて、下から紙を差し込んで蓋をして、外に逃がしに行く。
でも私は、素手は絶対無理だし、コップでは逃げられてしまう。蠅が窓に近付いた時に、それっと全開にして、団扇で外に追いやるのが精一杯なのだけれど、蠅は何故かUターンしたり、開いていない窓に執着したりして、なかなか上手くいかない。
子どもの頃、祖母の家でハエたたきで「空中で蠅を叩き落とす(叩き潰さない)」という技をやっていたけれど、そもそもハエたたきという物自体が嫌い。

台所で作業している時など、妹こぐまを呼んで頼む事が多いのだけれど、コップを蓋して両手で持つので、私が料理を中断して窓やドアを開けてやらないといけない。

それで、友人の家で存在を知った捕虫器を買ってみた。



(写真は新品&ガラス細工の蠅です。蓋を少し出した状態)
上部のバーをスライドさせると、薄い蓋が滑り出てくる仕組み。そろそろと閉めれば蠅はどくので挟まらない。蠅に触れるのは内側だけで、ハエたたきのような不潔感がないのがいい。

いやー、これ、楽々、簡単。開口部が結構小さくて難しいかと思ったのだけれど、コップよりも手が遠いからか蠅が逃げず、私でも捕まえられるわ。

■捕虫器(←Amazonリンク)
日本にもあるんだ! 
因みにドイツ人には、蜘蛛が苦手な人が非常に多い。日本人がゴキブリに対して騒ぐのに準ずる位。なので、これも「蜘蛛キャッチャー」と名付けられていたりする。



追記:


偶然いたので、動画を撮ってみた! 今迄の苦労は何だったの?という簡単さ。



2026/08/16

熱気球の大会 2026


2023年に初めて見に行った熱気球の大会、今年は妹こぐまを誘って、スタート地点に行ってみた。最終日の日の入り時、大会の最終飛行。



スピードではなく、正確さを競うので、スタートはバラバラ。




巨大なのが、続々と立ち上がっていく。




最初は大きな送風機で空気を送り込む。




或る程度膨らんだら、バーナーで火を入れて、熱を送り込んで浮かばせる。バルーンは結構動くのに、
よくまあ、焼けない・融けないなあ!




浮力と戦いながら、最後の調整。




さあ、行くよー!




いってらっしゃーい!

地上要員は、浮かんだ途端、見守る事すらせずに、脇目も振らず撤収。
前の大会で、気球を先回りして風の計測をしている地上要員を見かけたので、色々やる事があるのだろう。




動画も撮りました。




水色の数字が最終順位。

何かもたもたしていて、やっと出発して一旦上がったと思ったら、引っ掛けそうな低空飛行になっていた彼等、ちゃんと辿り着くんかいなと心配していたけれど、2位のチームだったんだ!
素人目には解らないもんだなー。

* * * * *


この新バージョン(と言ってももう古いけれど、当時)の存在は知らなかった。ドイツ語とフランス語のミックス。



2026/08/13

11年ぶりに見られた!部分日食


部分日食でした。前回見られた時は、こぐま達まだ小さかったので、覚えていないって。その後もう一回あった時は、お天気が悪くて見られなかった。




日没までだったので、見晴らしのいい丘の上で観測。今回はフィスラーのスチームプレートを持って行った。快晴!




写真では判らないけれど、肉眼では月が斜め後ろから照らされて光って、月の輪郭が二重になっているように見えた。

日食中の不思議な光線も、写真に撮ってみたけれど判らない。それらとか、日食が始まった途端にすっと涼しくなるのとか、やっぱりその場でなければ体験できないので、こぐま達を連れて行けてよかった。




約90%の部分日食で、これがピーク位。上下左右が逆に写るのね。
持っている指の隙間かな?も、ピンホールになっていて、同じ形。




月が、向かって右から左へと動いていく。




日食が進み、影の向きが反対になった。




日食の状態で、日の入り。


友人と一緒に行って、通りがかりの人にも何度か下敷きを貸して見せてあげたりして、皆で楽しみを分かち合えて、よかった♪

本当はこの夜、流星群もあったのだけれど、前夜が夜間当番医だったのと、当日も翌日も仕事があったので、そちらはパス。



2026/08/10

残暑お見舞い申し上げます


ドイツもまた暫く暑い日が続くようです。でも、前回程には酷くない予報だし、夜ちゃんと気温が下がるので、何とか。

ただ、またも日照り続きで毎朝の水遣りは欠かせない。
地面はカチカチ、そもそもずーっと寒くて育っていなかったのが、急に日照りの猛暑になって、今年の畑の出来は悪い。



雹に当たってしまったけれど、ようやく色づいてきて、毎日一個食べるのが幸せ。

* * * * *

今年も数日間バルーンカップをやっていた。
熱気球は日の出と日の入りの前後しか飛ばせないそうで、早朝に換気しながら水遣りしていると、丁度見掛ける感じ。




この朝は、うちの真上を通っていった!
見に行った話しは、また今度。




これは熱気球じゃなくて風船の歌なのだけれど、熱気球を沢山見ると、自動的に頭の中で流れる。

当時の私はドイツ語なんて全く解らなかったので、内容を知らずに聴いていたのだが、実は、若者が「賢い大人」の戦争を皮肉る、かなり強烈な歌詞。
今の政治家達は、当時の東独のやり方に負けず劣らずと言うより、輪をかけて酷いかも。



2026/08/07

女性の宴の話題



いつもの4人組で集まりました。

家に帰ってから、妹こぐまに「そんなに長い時間、何を話したの?」と訊かれた。

最近のドイツ語の崩れ、外来語の混じり方、文学や詩の翻訳で失われる言葉の美しさ、異文化の翻訳の難しさ、様々な語源。
昔の文学では無視されて描かれない女性の姿、男性偉人の妻たちの隠された偉業、女性の社会的地位・・・

と聞いて、途端に興味を失った妹こぐま。わはは。

あ、でも、高尚な話しばかりしていた訳じゃない。
A「お腹いっぱいー、もう食べられない!」とソファーに寝転び、
「ローマ人の気持ちがわかるわー」
「ま、ローマ人だったらきっと、女は食卓にもつかせてもらえなくて、男限定だけどさ。」
B「それにしても暑いわね。ローマ人なら、横から美女に扇がせるところ」
C「いや、そこは、美男でしょ!筋肉隆々で・・・薄着の!」
「薄着の?!」と皆で大爆笑。




考えてみたら、この中に一人も生粋のドイツ人はいないのに、ドイツ言語論。
ま、私以外は全員言葉のプロ(ドイツ語の先生と作家)だもんね。

* * * * *

実は今、久しぶりに和訳の「イリアス」(←Amazonリンク)を読んでいて、その表現に色々と思いを巡らしていたところで、実に興味深い話題だった。

女性の美称として「白い腕(かいな)」「銀(しろがね)の足」「眼光輝く」などはわかるけれど、「牛眼(うしめ)」と言われて嬉しいものなのかー。脚注には「ホメロス以後は明らかに単なる女性の美称」だって。あ、そう・・・。

男性は「脛当美々しき」とか、肩幅とか重要らしい。




人物の名前を「〇〇の子」と呼び換えたり、別の名前があったりするので、読み始めはちょっと混乱して、メモして栞に。でも、ロシア文学の登場人物の名前程ややこしくない。
神々はもう常識として説明なくガンガン登場するので、検索して背景を調べたり。

登場人物の事をきちんと解っていなくても充分面白くて、一旦読み進んだのだけれど、もう一度戻って読み直して理解を深めているところ。
医学生時代に初めて読んだ時も、戦いのシーンの表現の医学的正確さに痺れたのだけれど、今読んでもやっぱり痺れるわー。
もうね、こういうのを読むと、現代文学なんか私は要らんわ!と思う。



2026/08/04

笑顔で仕事できるように


私の仕事用サンダル、そろそろ一番下の層がなくなってきた。靴底直しに出そうかなと思ったけれど、足元がシャキッとしていない医者というのは、だらしなく見えるかなあ。
それであちこち物色して、最終的に、白に青いラインの最安値のか、当院カラーの黄色のか、どちらにするかで凄く迷った。30ユーロの差。

一番安いので、その分さっさと買い替える方が、清潔感があっていいやん!
とも考えたのだけれど、

毎日履く度に、合わない色で、気持ちが沈むかも知れない。割り切って見ないようにするのも、心が荒む。それって絶対によくないよね。それに、白と青って病院っぽい威圧感が出て、患者さんにもよくないかも。
今のサンダルは、もう4年以上履いているから、差額は1年に10ユーロ以下。
それで毎日にやにやしながら働けるのなら、お金の価値があるんじゃない?
と考え直して、気に入った方を注文。




うん、やっぱり黄色にしてよかったと思う♪
(でもこの色を製品にしてちゃんと売れるというのが、ちょっとびっくり。一体誰が買うの?!)




向かって一番左が初代。真ん中が二代目。今回は、いつものサイズは細身しか残っていなくて、革はのびるからいけるかなと凄く迷った挙句、やっぱり一サイズ大きいのにした。

並べてみて、びっくり。靴底が擦り減っただけじゃなくて、クッション材のコルクもここまでへたっていたんだ!
特に親指や踵のところが、えらい事になっていて、これはもう、靴底を張り替えるかというレベルじゃなかったな。



コルクが潰れてぺちゃんこで、割れているうえに、こんなに反り返っている。
初代は上の部分が革じゃなかったら、横もこうして破れてきた。でも、まだまだ履けて、履き潰すには至っていない。強いね。

今迄は初代を缶詰当番医用にしていたのだけれど、今後は二代目を当番医用にして、初代は外用つっかけに、とローテーションさせよう。




初代の箱を見て、びっくり。セールとはいえ、当時はこんな値段で買えたのか!これでも結構思い切って買った記憶があるんだけど。今はどんなに安くてもこの1.5から2倍はするかな。

因みに、こういうオープンなつっかけサンダルは、実は医療用にはNGです。
転んだり、注射針を足に落としたり、病院ならベッドを押していて足をひいたり・・・という事故があった時、労災として補償されない可能性がある。
なので、私も病院勤務時代はきちんとした靴を履いていた。どうしてもサンダルがいいなら、前が塞がっていて、踵にバンドがあるもの。

でも、今の仕事ではもう、事故の危険は非常に小さくなったので、労災のリスクと自分の快適さや足の健康を天秤にかけて、自己責任でこちらを履いている。
革もコルクも呼吸するので、とっても快適。

余談:BIRKENSTOCKとかCROCSとか、日本で流行り始めの頃、もの凄いハイブランドで身を固めた人が得意気に履いているのを見かけたりしたけれど、それは、こちらではちょっとあり得ないかな。飽くまでも実用サンダルという位置付けです。

* * * * *

私は昔は、お金はプライベートで使いたくて、だから仕事で必要な物はなるべく安く済ませたかった。
その考えを変えてくれたのは、実は夫。働き始めでまだお金がなかった頃、何かを買うのを迷っていたら、「仕事は毎日のことで、お金をもたらしてくれるもの。だから、ストレスなくベストの状態で働けるよう、仕事に使うものこそ、投資を惜しまないべきだ」と言われて、そうかー、と感じ入った。

好きな物に囲まれて仕事するのって、やっぱり凄く大事。

更に最近は、言霊というか、言葉の力というものを凄く感じる。
だから、日々のパスワードも、なるべく気持ちよく笑顔になれるものを使うようになった。

前にも書いたけれど、聴診器の刻印も同じこと。自分の名前なんて見ても面白くも何ともないから、見る度に「うふふ」となる刻印にして、よかった♪




この麻の葉のダイヤフラムも、壁の子も、見る度に、にやにやしちゃう。
加えて、素敵な刺し子布巾が仲間入り。勿体なくて使えなくて、まずここに。なんと、麻酔科医のお手製です。すごっ。



2026/08/01

村の泉まつり


今年も村の泉まつりへ。



ソーセージとパンが4ユーロ。カツとフライドポテトとサラダが13.50ユーロ。
田舎の村人たちは舌が肥えているから、どれも凄くおいしいし、樽ビールが飲めるのも嬉しい。

赤ちゃんからお年寄りまで老若男女が集い、大人は話しに花を咲かせ、子ども達は自由に走り回って小川で水遊びをしていて、関係ない大人も横目でちょっと気を付けてやっていたりして、いい村だな~。




妹こぐま、初めて村の青少年音楽隊で演奏。しかも、合同練習の日、私達はハンブルクだったので、妹こぐまはぶっつけ本番。
それで「(上手く演奏できないから)出ない」とずっと言っていたのだけれど、楽譜を届けて根気強く誘ってくれる人がいて、前日に「やっぱり出ようかな」と。

「わからない音があったら、飛ばす事にする」と言うので、その発想に仰け反ったけれど、まあ名案と言えば名案か・・・わはは。
小さな音で目立たなーいように吹いていて、実際時々飛んでいたわ。

消防団も音楽隊も、スポーツやカーニバルの団体でも、こういう青少年の部があって、それが「Nachwuchs(後に続いて育つもの)」と呼ばれて、村全体から凄く大事にされていて、皆が大らかにあたたかく見守ってくれるの、凄くいいなあといつも思う。




お揃いのTシャツも貰った。
JUKAというのは「Jugendkapelle(ユースバンド)」の略。

うちはヨハネ騎士団が500年以上にもわたって駐屯した村なので、ヨハネ騎士団の十字架が村の紋章になっている。

楽器は楽団のを借りています。