日本旅行のおまけ。
機内で映画を観ると疲れるので、私は殆ど観ない事にしている。斜め前の人のをチラチラ観る位で充分で、ヘッドホンも未使用で返す事が多い。
ところが今回の機内、「9時から5時まで」があるのに気付いた。うわっ、懐かしい!ヘッドホンはどこだ?!夫を起して「どこに繋ぐの?!」と教えて貰う。
今調べたら、1980年の映画だった。え?70年代じゃないの?と思ったけれど、確かにファッションとか、年代でパキッと変わる訳じゃないものね。私がテレビ(多分、日曜洋画劇場)で観たのは数年後、十代前半の頃だった筈。
↓主題歌
いやー、改めて、面白かった!
ずっと忘れていたのだけれど、これ、或る意味私の原点になったのかも!と気付かされた。そう、この3人みたいな痛快な生き方がしたいと思ったのよ。
小中学生の頃の「将来の夢」が、英文タイピストとか秘書だったのは、この映画の影響だったんだな。(そこで「社長」と言えなかったところが、私の小ささでもあり、当時のジェンダーの固定観念でもあり。)それ位強烈な印象が、子ども心にしっかり刻まれていたのか。
しかし私の中での「バリバリいけてる秘書」というのは、社長を掌で転がして陰で操るような秘書、この「9 To 5」のようなキャリアウーマンだったのだから、いや、あんたそれ、お手本が違うよ!!
でも、こんな風にワクワク楽しみながらバリバリ仕事する大人になりたかった気持ちを思い出した。
当時の社会はこんなんだったよなー。それからもう45年も経っているのに、未だに変われていない根っこを感じたり。
そして今の私、何だかつまらん大人になってしまったなあ。ちょっと、原点に戻ろうよ!と、自分で自分に喝。この映画を観て笑ったら、自分の苦しみとか辛さとか、馬鹿馬鹿しくなっちゃった。痛快にいこうぜ、私。
* * * * *
ドリー・パートンが貧しい家庭で育ち、端切れのパッチワークの服を学校でからかわれた話しは、当時リーダーズダイジェスト(!)で読んでいた。
それについての歌を今初めて聴いた(別サイトで歌詞を見ながら)。
もう、もう、言葉になりません。
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