2023/09/30

ウィーンごはん


今回単身でウィーンに行ったのは、所属している欧州日本人医師会の年次総会があったから。コロナのせいで、何と4
年ぶりの参加となった。
行く前は議会の準備もあって、かなりてんてこ舞いだった。

行きは夕方の便。空港までは電車で行くのだけれど、帰りの電車を調べてみたら、1本逃したら途中から代行バスになる。帰りは夜だし、電車とバスの乗り継ぎはリスキーだから、避けたいなあ・・・。という訳で、帰りの電車が確実にある駅まで車で行く事にした。
そうしたら、こんな田舎道でまさか!という工事渋滞に引っ掛かり、駐車場に着いた時に電車が入って来るのが見えたというギリギリ。
帰りは、飛行機の着陸から電車の発車まで20分しかなかった。着陸してから駐機するまで結構走るし、それから実際に降りるまでにも結構待つし、空港を出て地下の駅のホームまでも距離があるし・・・流石に無理かなと思ったけれど、何とか乗れた!電車は1時間に1本程度だし、翌朝から仕事だったので、よかったー。

レストランなども実際に行ってみた事がないのにネットの印象で決めなくちゃいけなくて、予約もなかなか返事がこなくて何度も電話したりプランBを考えたり、ちゃんと取れているかどうか不安で、おいしくなかったり雰囲気が悪かったらどうしようとか、色々心配だったので、無事に済んで満足して貰えてよかったー、へなへなへな・・・という感じだった。

天気予報は雨で、夜かなり激しく降っていたけれど、観光する時は降られなくて、よかった♪

* * * * *

初日、金曜の晩は、到着時刻が皆バラバラなので、深夜0時まで開いているイタリアンレストランで、だらだら飲食しながら、少しずつ合流。



私達は雪だるまと呼んでいたけれど、よく見ると雪うさぎ?




皆でシェアして、次々色々食べた♪

ウィーンに着いた時には「蒸し暑っ。持ってくる服を間違えたな」と思ったのに、このテラス席は吹きさらしで寒くて、他の人から上着を借り、更にお店の人に毛布を出して貰ってしまった。




私達がウィーンに着いた時にまだ仕事していた人もいて、その日の到着が全員揃ったのは閉店直前。
ドイツ、イギリス、イタリア、スウェーデン、ハンガリー、キプロスから、総合診療科、ペイン、産婦人科、内科、眼科、麻酔科の医者と医学生たちが集合。翌日には更にチェコからも合流。




次の晩はウィーン料理。名物の仔牛のカツ。ここのもおいしかった!
重いおやつの後、まだお腹が空いていなくて無理かと思ったのに、結局平らげてしまった。(重いおやつが何だったかは、また次回♪)




デザートはやっぱり、あたたかいアップルパイ。


最終日、解散してから、いつも凄くお世話になっている先生と二人で、Naschmarktのレストランでお昼ご飯。



茸のグーラッシュ。

食べながらふと話す気になり、お会いしなかった4年間の大変だった事を打ち明けて、凄くすっきりした。普段はこの話しをすると結構疲れてしまうものなのに、おいしく食べて飲みながら、笑いも交えて。精神科医でもなく、アドバイスとかじゃなくて単に聞いて貰っただけで、この違いは何だろう、と自分でも思った。医学的知識があるから的外れな質問がないし、打てば響く感じで説明しなくてもすっと解って貰えるというところなのかな。先生の労いの一言一言が、乾いた心にすーっと染み込んでいった感じで、とても有難かった。
(もしかしたら患者さんが私に話す時もこんな気持ちなのかな、と思ったら、ちゃんと丁寧に話しを聞こうと、改めて心した。)

そういえば今回は、初めてモヤモヤなしに、ビールやワインも楽しめました♪





2023/09/28

答え


心優しい皆さん、クイズに付き合って下さって、どうも有難うございました!
さあ、何枚目の写真で答えが判るかしら。




到着して、他の人を待つ間、まずコーヒーで喝を入れる。
仕事を片付けてからの準備でバタバタだったけれど、弾ける決意のマニキュアだけは、何とか。




宿泊したホテルの中庭。




可愛いピクトさん。色んなバージョンがある。




オットー・ワーグナー・スタイルの素敵な駅舎。




外側も素晴らしい~!
線路際の柵とかも、凄ーく素敵。




珍しいタイプの躓きの石


という訳で、答えはウィーンでした♪

ブレスレットはセセッシオンで。「ミュシャの鶴」と書いてあったけれど、現品限りで、検索しても出てこないので真偽のほどは判らないし、銀も結構ペラペラ。でも兎に角アールヌーボーっぽさが気に入った。
内臓たちはウィーン大学の「Narrenturm」という病理学博物館で。患者さんに説明する時に絵を描くのだけれど、3Dモデルもあると解りやすい時もあるかなと思って。





2023/09/26

ただいま!



自分へのお土産。

週末は単身で出掛けていたのだけれど、これでどこに行ったか判ったら凄い。
コメント・メールのお返事、もう少しお待ち下さい。


追記ヒント:買ったのは二つのミュージアムショップです。




2023/09/22

もうすぐクリスマス



医院では四半期ごとの検査が結構あって、三箇月先の予約を入れる事になるので、受付の壁に四箇月カレンダーを掛けてある。
それが、もう12月まで出ている。
年末には翌年の休暇も大体決めてしまわないと、予約が入れられない。それはスタッフ全員で話し合って決めるので、クリスマス食事会の時にやる事にしている。
それで、「クリスマス食事会、いつにしようねえ」と言ったら、スタッフにひえーっと仰け反られた。まあ、まだまだ夏気分だもんね。
でも、こぐま達は既に「もうすぐアドベントカレンダー!」と叫んでいるよ・・・やーめーてー。

今年はほぼ同時進行で、家族旅行(日本)、社員旅行(アルザス)、医師会旅行の三つをオーガナイズしたので、かなり大変だった。また来年も行きたがっているという事は、もうすぐまた計画が始まるのか・・・ひーっ。

来月から、バイトで週1回来ていたスタッフが正式に社員になってくれるし、あっと言う間に冬のボーナスの時期になるし、税金の大きな後払いがあるしで、大丈夫かいなという気持ちもあるけれど、いや、もっと厳しい綱渡りをしてきたのだから、今回も出来る筈!そして、これさえ乗り越えたら、もう次の綱渡りはない筈!と信じて、ガンバロウ。

今迄、規定以上に有給休暇を出してきたのだけれど、スタッフのモチベーションのためにもそういう待遇の可視化は必要かなと思って、ちまちま数えてみたり、昇給や賞与を振り返って書き出してみたり。

事務仕事も頑張って進めたので、今のところToDoリストは殆ど片付けたし、医療情報誌も溜まっていない。これ、私にとっては非常に稀な状態。

今年のクリスマスには24時間当番医が入っているので、誰かが代わってくれない限り、全く楽しみじゃないクリスマス。ちぇっ。



兄こぐまが手打ちパスタでカルボナーラを作ってくれた。

スーパーで患者さんが「ハロー」と挨拶してくれて、兄こぐまが「今の、患者さん?」と訊くので、「それは答えられないの(うちの患者さんかどうか、ですら守秘義務。なのでこちらからは挨拶もせず目配せ程度)」と答えを拒否したら、「ぼく、家族なのに」と泣かせてしまった。挨拶してくれる人の事をいちいち「誰?どこで知り合った人?」と訊くの、答えられなくて困るから、ホントやめて欲しいわ。
抱き締めて「通院している事を隠したい人だっているでしょ」
ついでに「そもそも公の場で『患者』という言葉を使うだけでも、耳にした人は『あの医者は外で患者の話しをしている』と誤解して噂にするかも知れないから、その言葉は使わないで」など、李下に冠を正さずの説明もしたんだけれど、「ママはぼく達に内容なんて何も話さないのに」と、なかなか納得してくれず。
でも、「ぼく、今日はもうお料理しない」と拗ねていたのが、やっぱり作ってくれたから、大体解ってくれたのかな。




これは、妹こぐまが瘦せ細るほど何日も酷くお腹を壊していて、食べたいのに食べるとすぐにお腹が痛くなり、トイレに直行、というのから、やっとお粥が食べられるようになり、梅干し粥から玉子粥になった日。
なので、妹こぐまが羨ましがらないよう、妹こぐまが苦手な茄子をメインにした、野菜とマウルタッシェン炒め。晩御飯は、これにサラダ菜をたっぷり添えて。茄子LOVEの兄こぐまと夫は大喜びだった。

今はやっとよくなって、休み時間に駆け上ってお粥を炊いたりしていたのも、ようやく終わりました。



2023/09/20

夏休みにした体験飛行


夏休み振り返りシリーズ、最終回(かな?)。

夏休み中、地元の小中学生向きに色々なプログラムがあって、兄こぐまはコンピューターのバーチャル体験とか、自分で選んで行っていた。

そして、夏休み最終日にあったのが、体験飛行!
子どもは軽食ドリンク付きで、10分くらいの体験飛行ができる。小型飛行機が25ユーロ、グライダーが20ユーロという、破格の値段(過去に見かけたものは、倍以上の値段だった)。




待ち時間に、兄こぐまはシュペッツレ、妹こぐまはフライドポテト、夫はグリルソーセージ。




行ってみたら、大人も乗れるという!
夫は飛行機大好きなのに「ぼくはいいよ」と遠慮するので、「乗った事ないんでしょ、こんな機会なかなかないよ!」と、私が強引に薦めた。

兄こぐまと夫は小型飛行機を選んだ。奥の方に5機いて、一機に一人ずつ乗せて貰える。




私と妹こぐまはグライダーを選んだ。
手前、妹こぐまがパラシュートを装着して貰っているところ。




まず私が乗っているのから。バネみたいなので引っ張られて、パチンコのように飛び立つ。




飛んだ!!ザイルは上で切り離して、落下傘で落とす。




ほんの数秒だけれど、動画。

夫はなんと、ちょっと操縦させて貰えたそうで、大興奮。「こんな事なら、直前に飛行シミュレーターでもっと練習しておいたのに!」だって。ふふ。

みんな大満足で、よく働いた夏休みのご褒美で、いい〆になりました。





2023/09/17

ここまで長かった



スタッフルームに貼ってあるのは、以前の勤務先で「家族写真を色々持っておいで」と言われて作って貰ったもの。今は昔、だなあ。

* * * * *

家がまだ外壁だけだった時、誰かさんは内装を全部自分一人でやりたいと言い張って、でものんで寝ているだけの人にそんなのできる訳がなくて、家は建っているのに住めない状態で、目に見える進歩が殆どないまま月日が過ぎた。

住んでいるぼろアパートの惨状を知っている工務店の社長さんが「いつまでそんな事やってんの」と呆れて職人さんを送り込んでくれて、私も上手く介入して、一応住める状態にまで出来上がった。
義妹をはじめ義家族に助けられ、いつもコロナ規制の人数制限ギリギリいっぱいで作業し、何とか引越しに辿り着いた。
水車小屋の助っ人のお陰で、台所使えるようになり、ランプがつき。

でも、その後また停滞してしまった。
荷物を山積みにされるので、リビングルームに行くのも嫌になり。
買った家具も組み立てられず、子どもの荷物も客間に溢れ。
「いい加減にやって」と言うと怒り出すし、1日働いたら2-3週間寝込む感じで、進むどころか、溜まっていく感じ。
もうね、折角の夢の家なのに、なんなのよ!という状態だった。

それが、日本旅行の後からか。急に調子がよくなってきた。
家の中も大分片付けたり、電車に乗って大学図書館に出掛けたり。そうすると自信もついて、痛みも忘れる。

満を期して(?)、この夏休み。
最初は「週日は大学図書館に行きたいから、毎週土曜日に庭仕事をして、日曜日に家の中を片付ける」「子ども部屋の梁のやすりがけは、腕を上げての作業でしんどいから、毎晩シャワー前に10-15cmずつやる」などと言っていたけれど、そんなん、却下、却下。

プレッシャーに弱いので、かけ方を間違えると、へそを曲げて断固拒否する。なので、「如何にプレッシャーと気付かせずにプレッシャーをかけるか」というところが、一番の鍵となる。

更に、元々完璧主義者で、ほんの少しの歪みとかでも気になるタイプなので、兎に角仕事が遅い。幸い自分では「すぐに出来る」と思い込んでいるので、やる気は削がれないのだけれど、やっぱり目に見えてぐんぐん進んだ方が、やる気が続く。
なので、私は横をちょろちょろして、サポートしたり、お喋りに付き合ったりする事にした。床に散らかっている包装のゴミを片付けたり、釘を整理して次に使う分を用意したり、という下働きがつくだけでも、かなりスピードアップできるし、何より楽しいしね。

そして、ノッてきたあたりで私は作業から抜けて、私の作業に戻ったり、おいしい晩御飯を用意したり。

* * * * *

今回の転機になってくれた、日本旅行。

行く前は不安で一杯で、「家族以外は誰にも会いたくない」と宣言された。「言葉が通じないのは嫌だ」と言うのだけれど、うちの家族とだって言葉が通じなくても今迄ちゃんと楽しくやれてたやん!
私も、最悪の状態でモラハラだった時に「過去の日本旅行は全部、楽しい事は一つもなくて、苦痛でしかなかった(いや、その時は楽しんでいたくせに!)と何時間にも渡って延々と責められた後になっての全否定がトラウマになっていた。

私は今回は、久しぶりに友達とも会いたかったし、誰かお守りしてくれる人がいる時には一部別行動もしたかった。ところがそういう計画の話しをすると、すぐに機嫌を損ねて怒り出すし、色々と余計な事を考えて不安だけが独り歩きしてしまう部分もあるし、だからと言って何も言わないでおくと「言ってくれなかった」と怒り出すし、いつ何をどれだけ言うかが凄く難しくて、状況を見ながら情報を小出しにし。

実際に会ってみたら、言葉が通じなくても何とかなり、皆「凄くいい人!」「あの人達なら、話しは別」と大好きになり、楽しくて色々と自信がついたみたい。
遠方からはるばる駆けつけてくれたり、相手をして下さった皆さん、本当に本当に有難う。




別行動の時に御馳走になった最高のちらし寿司♪




昭和の香り漂う喫茶店で、王道の苺のショートケーキ。おいしかったー。



京都のラーメン&餃子♪ すんばらし。

話しはずれるけれど、「先生」とか「姉」とかって、幾つになっても立場は変わらなくて、年金とかパートの収入から、御馳走してくれるの。働き盛りの私が、と身の置き所がない感じだったのだけれど、この年になっても甘えさせてくれる人がいるって、それも幸せで。


今回こうして家の事が大進歩できたのは、本当に、皆さんのお陰です。
ありがとう。ありがとう。





2023/09/15

医院の手入れ


夏休みには、医院の手入れも、また少ししたよー。



まずは従業員室に折り畳み式の机をつけて、バックオフィス業務ができるようにした。
元々そのつもりで、コンセントとかLANケーブル接続口とかはここに用意してあったの。
机の高さを82cmと高めにして(開業の計画時に初めてメッセに行った時、私と第一スタッフにとっての理想的な机の高さを測って貰ったら、80-82cmと言われたのだけれど、既製部品が合わないなどの色々な制約が他にあって実現できなかったの)、股関節が直角より伸びている状態で座れるようにして、高めの3D椅子を買った。長時間作業する時は、メッセで買った椅子をこちらに持って来たらいい。




通路の鏡、開院当時にはコロナ規制でホームセンターが閉まっていて、取り敢えず家にあった古い鏡を取り付けてあったの。
今回ようやく、大きな鏡を新しく買って、取り付け直し。やっぱり鏡が大きいと開放感があって、いいわー。




アパートメントにも、やっとランプを付けて貰った。

これら全部、夫が取り付けてくれた!少しずつ、少しずつだけれど、前進しています♪




2023/09/13

終わってしまった夏休みごはん


この夏休みには兄こぐまが料理に目覚め、色々と作ってくれた!



前菜はトマトとモツァレラのサラダ♪




バーガー♪ 糖質制限のある私には、一つバンズなしで。




手打ちパスタ♪




手打ちパスタでラザニア♪



デザートまで(私は味見だけ)♪

兄こぐまは毎日料理したがって、凄ーく嬉しいのだけれど、夫を助手に使うので夫の作業が滞るのと、二人が今折角ダイエットを頑張っているのに真逆の内容だったので、これで一旦休憩にして貰った。兄こぐま料理は、ダイエットの息抜きとして週1回位にしよう、と決めた。

で、仕方ないので母料理再開。



暑い日には、グリーンサラダとキャロットラペを用意し、この日は挽肉と葱を炒めてクリームチーズであえたものを合わせて。




この日は挽肉と豆腐を、ガツンとニンニク・生姜・玉ねぎ・味噌で、焼肉風に炒めた。
お豆腐を使う時は、やっぱり片栗粉で少ーしとろみをつけた方がいいな。




そして夏休み終了、新学期初日のお弁当。
Maultaschenというラビオリのようなものを入れた、ドライカレー弁当。茄子、トマト、玉ねぎ、マッシュルーム、挽肉、豆腐、マウルタッシェンを炒め煮にして、火を止めてから最後に葱とパプリカを混ぜてこれはシャキシャキのままで。夏休みが終わるのでブルーなこぐま達を元気づけるべく、頑張った。




2023/09/11

久しぶりのかき氷



今年こそ、今年こそ、と思いつつ暑さが過ぎてしまう事が何年も続いたけれど、こぐま達のプレッシャーに負けてやっとこさで重い腰を上げた
。作ってみると、こんな簡単な事を何故してやれなかったんだろう、と、我ながら呆れる。

苺のシロップは瓶ごと冷凍しておくと、色が鮮やかに保てる。
それが、違う冷凍庫にしまってあって、出してきて解凍しておくとか、かき氷器を物置から出してくるとか、ただそれだけの事が億劫だったの。




初めて作った時。一体何ができるのか、食い入るように見ています。




もともとは、小さい子にまだアイスクリームを食べさせたくなくて、手作りのシロップでのかき氷なら・・・と思って、しろくまくんを買ってきたの。
大量には作れないけれど、ちょこちょこ食べるには丁度いい。

頭から湯気が出そうな暑さの時、かき氷を食べるとすーっと中から静まる感じで、こんな少しの量で凄いなあとその威力にいつも感心する。



(↑Amazonリンク)

しろくまくんを久しぶりに出してきて、頭の部分をパカッと開けて氷を入れたら、こぐま達は「脳みそがかき氷になるの?!」と大騒ぎ。
「大人になったら自分のを1台買って、毎日かき氷を作る!」だって。そこまで好きなのに、ずっと作ってやらなくて、すまなかったなあ。





2023/09/10

寝室に本棚


読み聞かせなんてする年齢はもうとっくに過ぎているのだけれど、やっとの事で寝室に本棚を置き、子どもの本を持って来た。

昔は頑張ってずーっと読み聞かせしていたのに、子どもの本を置いた部屋が誰かさんの汚部屋になってから本を取れなくなり。引越ししてからも、なかなか段ボールが開けられず、やっと出したと思ったら、またも前にバリケードの如く荷物を積まれて寄りつけなくなり。

その間に、読み聞かせていた本も忘れられ、日本語の理解度も下がり、昔自分で読めていた絵本すら読めなくなり、もう散々。
私自身も「これじゃ、あかん」と思いつつも、寄りつけない本棚を見たくなくて、現実逃避でネット三昧して、放置してしまっていた。




下半分が子どもの本。日本から誰かが来るとなると、私がネットで注文しては運び屋をお願いしたり、姉が古本屋を回って買い集めてくれたり、皆さんに凄ーくお世話になって集めた大切な本たち。
大人が読んでも楽しい絵本がいっぱいなので、今更だけれど、また少しずつ読み聞かせていこう(自力で読めなくなっちゃったので、仕方ない)。


↓以下、昔、家族に送った写真の中から、我が家の絵本生活思い出写真をご紹介。



兄こぐま、約5か月。




1歳半。絵本の中で誰かが泣いていると、本を抱えてよしよしする。




足元に読み散らかした本。




2歳9か月。せがまれるまま次々読み聞かせしていると、あっと言う間に30冊とか。本棚がゴソゴソになる。




「だるまちゃんとうさぎちゃん」のうさぎちゃん帽子。



このぬいぐるみは、大事にしまってあった私のなので、一晩だけコロッケを食べに来て、また帰っていった設定で。




左の本の山は、寝つく迄に読まされた分。




妹こぐま1歳。本が好きで、読んで欲しくて持ってきた時に私の手が離せなくて読んでやれないと、涙をポロポロこぼしながら怒って泣き叫ぶ。

兄こぐまは文字に興味を示すのが凄く早くて、まだ喋れない時からこのパズルマットを指さしては「ん?」と訊き、3歳前にひらがな・かたかなは一通り読めるようになっていた。
対する妹こぐまは文字なんて全く興味がなく、小学校入学直前にようやくアルファベットを覚えたものの、日本語は殆ど読めない。きょうだいでも違うね!




平和やねえ。





寝室に本棚を置くと埃が大変なのだけれど、やっぱり気分で「これ!」と選んですぐ読めるのはいい。

高学年向けのおはなしの本もあるのだけれど、妹こぐまが日本語の理解力が低く、絵の少ない本にはついて来られないのが悩みの種。
どうせもうすぐ、聞いてもくれなくなるようになるのだから、一体あと何回読み聞かせられるかなという感じだけれど、頑張ってみよう。






(↑Amazonリンク)