2022/09/17

ちょっと愚痴と、ドイツの野生動物園


夏休み後の一週間がやっと済んだ!
郵便物やメールが溜まりに溜まっていて、待ち構えていた患者さん達もいて、金曜日の終業後は流石にふらふらになってしまった。でも、大きな混乱はなかったので上等。

ただ、久しぶりに家庭の現状に気が滅入り、理由もなく突然あれこれ凄ーく嫌になってしまった。そりゃ、少し前のどん底時代の事を思えば、手が掛からないどころか、家事は殆ど任せられるようになっていて上等!なのだけれど、もうちょっとましな暮らしがしたい。
幸い今回は前のアパートみたいに汚部屋にはなっていないけれど、折角の夢の家なのに、物が山積みになった中での生活にも、うんざり。それが嫌で、私の夢のリビング・ダイニングにも食事の時しか行かなくなってしまっていて、仕事が終わっても医院に引きこもってネットの世界に逃げている。
いっそ、私の物をリビングに追い出して、夫に一部屋まるっとあげてしまうか。自分の物ならそれなりに整理できるもんね。

私が我慢ならないのは、きちんと整理して置いた私の物の上やら前やら隙間やらに、色々ぐちゃぐちゃ置かれて、自分の物にアクセスできなくなったり、自分の物が汚くなる事。あと、物置きなら奥から並べればいいのに、入り口や通路近くに突っ込んで積み上げるので、奥がガラガラなのに歩きにくくなる事。
もうこれは、完全に自分のエリアを分けるしかないんだろうな。

色々と頼んだ事も、「寒いから」と言って延ばされていたのが、「暑いから」に替わり、このまま行くとまた「寒いから」になっちゃうよ。
屋外の仕事なら「今日は雨」「雨の後で濡れている」・・・もうね、ハメハメハの子ども達より酷い。かと思えば、無理やっちゅうのに猛暑の午後に外に出て、すぐにギブアップして、「何かだるい」と何日も寝ていたり。こっちはそんな事言える身分じゃなくて、自分の体に鞭打って働いとるんじゃ。

なんて悶々と考え出したらどんどん腹が立って眠れなくなってしまって、いかんいかん。という訳で、閑話休題。
気を取り直して、夏休みの楽しかった事の振り返り。

* * * * *

この辺には、あちこちに野生動物園というものがあって、地元の野生動物を、何キロにも渡る広範囲で囲って保護している。他所の地方はまた違うのだろうけれど、ここ黒い森では勿論、森の動物。




こういう感じで、森の中の区域を柵で囲ってあって、その中に動物がいるのだけれど、何しろ広範囲なので、行っても動物に会えない事もある。

昔住んでいた町の野生動物園は、更に動物園の区域全体をもう一重に柵で囲ってあって、木の柵でできた扉を開けて入っていくようになっていた。
道は整備されているし入場無料なので、子連れの散歩にはとてもいい。

ただ、そもそも森のやや奥の方にあるので、動物園の区域に辿り着くまでに結構歩かなくてはならない。今回は初めて行ったところなので、私も道が合っているのか自信がなかったところに、根拠もなく「ぼくはこの道じゃないと思う。こんなとこにないよ」「ぼくもそう思う」とブーブー言う二人がいたのだけれど、動物園の柵が見えた途端に黙った。あやまらんかい!




猪って、弱肉強食とまではいかないけれど、もの凄いボス社会なの。昔、鼻づらで子どもを弾き飛ばして餌を奪うのを見た時には驚いた。うりぼうのキューッという悲鳴が、二十年近く経った今でも耳に残っている。




こぐまが、「どうして縞々がないのー?」と不思議がっていた。春に生まれて、もう秋だからかな。




立派な角を持った鹿もいた!
雨が降りそうになってきたし、余りの広大さに、この二つのエリアでギブアップ。




兄こぐまはボディビルダーの真似をしているところ。それにしても体積が増えたな・・・もうすぐ負けそう。足の大きさは既に超されてしまった。

くさくさしていたのは一夜だけで、また気を取り直して、改善策を考え始めたし、色々と楽しい計画も立てていくので、どうぞご心配なく!





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13 件のコメント:

  1. 猪は子供の頃は可愛い。息子が小さい頃に。野生動物園に行って。こんな風に人目につく様な感じでなくて。森の木の下で。子供の猪5匹ぐらいが走っていくのをみました。親もいたのかしら?見えなかったな。

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    1. fuskさん、こんにちは。
      小さいうりぼうは可愛いですよね!でも親は怖い・・・。

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  2. あ〜、わかる。といってもこれは自分が散らかす方だけど。(^^;
    うちの場合は完全に自分の部屋は無法地帯。「足の踏み場もないから、少し片付ければ?」と言われてます。でも自分ではどこに何があるかわかっているので、この配置がずれると分からなくなって困る。
    そういえば掃除でも、「男にやらせると3割できていたら御の字」というのをどこかで見たような。こちらのサイトだったりして。(^^)でもサボってやっているわけじゃなくて、いくらやってもそんな感じなんだよなぁ。

    逆に「なんでこれができないんだ?」と彼女に対して思うこともあり、男と女の違いなのか、個々の性格なのか不思議です。

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    1. 川越さん、こんにちは。
      こぐま達が赤ちゃんだった頃は、床の上には何も置けなくて、史上最高に片付いておりました。嗚呼、今は昔・・・。
      ま、性格じゃないでしょうか。これを直すのは多分お互いにとってストレスなので、無法地帯にしていい部屋を作るのが一番かなと思いました。

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  3. 自分で言うのもどうか?と思うけれど、私は綺麗好き。
    部屋はスキっりと無駄な物はないので、整理整頓されてないと、
    イライラするなぁ。読んでてあぁ〜って叫んだよ。ハハ
    三人のショット!素敵だなぁ。こぐまくん、大きくなった!
    森の野生動物園、イイね。動物ものびのびとイイね。

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    1. mさん、こんにちは。
      あはは、叫びますよね。
      私も基本的にはきれい好きなのですが、片付けが好きという訳ではないので、他人の物まで片付けてやる気にはなかなかなれません。

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  4. もいたろう18/9/22 20:17

    おいおいおいおい〜
    社会で働いてたら雨の日も風の日も働くのです!ちょっとばかし辛くても!えいやって頑張るから生活が成り立つのです。晴天で暑くも寒くもなく自分の気持ちも乗り気で…と永遠に進まないならやるべき事をやってるとは言い難い。

    と、くまさんを飛び越えて言ってしまいました(ごめんなさい)。

    くまさん、グッと堪えてファイトです。もう少ししたら子熊くんに働いてもらいましょう。夫さんのような方は、誰かがやっていると「いやいや、もっとこうした方が良い」とか言って参戦されるタイプとお見受けします(笑)

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    1. もいたろうさん、こんにちは。
      あはは、全く、その通り!
      ハメハメハー、ハメハメハー、と思わず歌ってしまいますよ、もう。

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  5. 仕事でインドに行って来ました。出張先は自然が豊かでその辺に猪(やはり親子)がいましたが、コブラもいるらしいのでちょっと怖い。
    先日の炒り豆の件、最近は忙しいので出来合いのものを買っていますが、煮るまでは必要なくて水に浸けてから炒ればよいです。炒るのはオーブンでも出来るという話も聞くので意外と手間要らずかもしれません。

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    1. すみません。上で「める」と書いていますが melisand です。久しぶりなのでうっかり違う名前で書いてしまいました。

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    2. melisandさん、こんにちは。
      コ、コブラ・・・それは、ちょっとじゃなくて、凄く怖い!
      ほほう、水に浸けるだけでいいのですか。それならちょっと、やる気になれるかも。

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  6. ひかり19/9/22 19:52

    お、つ、か、れさま!
    マイスペースしかないな!これは!
    (がっくりだよねえ、ほんと)
    修行だね…相手に求めない、そして相手を許す…
    菩薩にみえるよ、くまさんが。

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    1. ひかりさん、こんにちは。
      発想の転換って、大事だなと思います。相手を変えられないのだったら、如何にしてストレスを減らすか。で、そういう風に部屋を作っていくように考え中で、またちょっと楽しくなってきました。

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