先週、患者さんに「今朝、熱気球見た?」と訊かれた。見てない、と答えたら、とんでもないという感じで「なんでよ?!朝7時前だよ」・・・いや、平日のそんな時間に外で空見ておりませんて。
「今日はうちの村のスタートだったのに!今週は大会で、これから三日間、日の出と日の入りの前後1時間だよ。見に行きなさいね」と言われたので、行く気になり、土曜日の朝、仕事でもないのに目覚ましをかけて早起き。
天候や風向きによって、スタート地点が決まるのは本当に直前で、ネットを見て、出たらそれっと出発する。しかも、正確に「ここ」と出してくれる訳ではなくて村の名前だけなので、そっち方面に向かって車を走らせてみるだけ。同じ様にうろうろしている車もいっぱい。
谷の奥の方から、ぽこぽこ気球が生まれている。あそこに行きたかったけれど、ちょっと出遅れたな。出発地点が谷と判っていたら行ったけれど、山の上かもと思ったので、そうすると自分の村じゃないと土地勘なくて無理だし。
でもここは課題のチェックポイントの一つで、見どころ。ここにゴールが作ってあって、そこに如何に正確にマーカー(布付きの小さな袋)を投げ落とせるかで、点数を競う。
気球は上下にしか操作できず、左右前後には風(気流)を使うしかないのに、まるでエンジンでも付いているみたいに、すーっとゴールに近付いて進んで、凄い!
他にも、決められた範囲で、なるべく大きな三角や円を描いて飛行するとか、全部で六つの課題があって、それで点数を競うのだそう。
今回はドイツ、オーストリア、スイス、リトアニア、イタリア、イギリス、アメリカから29チームが参加で、過去の世界チャンピオン(あるのね・・・知らなかった)も何名か。
車を路肩に停めて見ている人もいっぱい。イタリア語の歓声も聞こえてきた。
マーカーを投げているところ、動画も撮ったよ。音量を上げると歓声やガスバーナーの音が聞こえます。
くまさん、こんにちは
返信削除バルーン楽しまれたようで良かったですね!
私はアジアバルーン大会のある田舎町で育ちました。毎年稲刈り後の秋で(着陸できる平野がいっぱい)、大会前1週間くらいは空に練習バルーンがプカプカ浮かんでいるのを見ながら徒歩通学でした。小学校の校庭にバルーンが不時着して、授業を中断して校庭に駆け出していった事もあったのですよ(笑)。田舎の小学生には珍しい外国人との交流機会でした。
くまさんの記事で懐かしい事を沢山思い出しました。ありがとうございます。
もいたろうさん、こんにちは。
削除こんな大会が存在するという事も私は知りませんでした。
見える所に行けるかどうか判らなかったので、家族を起こさず一人で行ったのですが、これは子ども達に見せてやりたかったなと思いました。来年は!
凄く綺麗です。確か、佐賀でも大会やっていました。今回は日本チームはいなかったのですね。スペインでも佐賀でも通りすがりに見ました。スペインは数少なく飛んでいたので、大会ではなかったと思います。こんな近くで見れたのは羨ましい。
返信削除cocoさん、こんにちは。
削除何人かのパイロット達の履歴に「Saga」の順位があって、へえー、佐賀でもあるんだ!と思いました。
熱気球の大会、観られてよかったね。
返信削除空に沢山の気球、圧巻!こんなに観たことがない!
mさん、こんにちは。
削除何年か前に沢山の気球を見かけて驚いたのですが、今思えばそれも大会だったのでしょうね(今回が6回目だそう)。
熱気球の大会、なかなか面白いですね。運もあると思いますが、赤い気球は上手だなと思いました。患者さんがくまさんに教えて下さったおかげで、わたし達も楽しめて感謝です。
返信削除melisandさん、こんにちは。
削除パイロット達のブログとか見ると、「投げ落とす瞬間に横から〇〇(速度や角度などの詳しいデータ)の風が来て外した」とか、「残りのガスが少なくなって攻められなかった」とか、色々あって面白かったです。
わぁ、熱気球大会!素敵な写真シェアをありがとうございます。患者さんにも感謝ですね♪
返信削除Cecileさん、こんにちは。
削除この日は曇天で「映えない」写真になってしまいましたー。見逃して叱られた日は、雲一つない上天気で、素敵な写真があちこちでアップされていました。