2023/10/23

バタバタ一週間と賞品ごはん



先々週末は何と、6年ぶり?にジョギングに連れ出された。
「皆で行こう」と言われて、「まじかよ・・・私なしで行って欲しいわ・・・(皆が出掛けている隙に、私はのんびり♪)と思ったのだけれど、兄こぐまのモチベーションを上げるために、渋々付き合う事にした。この村に引っ越してから、初めてだよ。

でも、いざジョギングしてみたら、やっぱり体がすっきりした。そりゃ、私もいい加減運動不足やしねえ。ほんのちょろっとジョギングしただけなのに、5千歩いったって。

* * * * *

先週は色々あった。

私は今迄の自分の雇用主達と比較してかなり被雇用者寄りだと自負しているのだけれど、それでも不満が出てきたみたいで、その対応に悩まされたり。
「一体どこまでやればいいの?」と泣けてくる程ショックだったけれど、まあ雇用主というのは不満を持たれる運命なのだと割り切り、誰が正しいとか正しくないかとかの議論ではなく、兎に角皆がそこそこ満足してくれるような相対的な結論に持っていくべきなのだろうけれど、私にはまだ結構難しい。
(それが事実かどうかではなく、そういうネガティブな考えに至ってしまった事自体が問題な訳で、そうならないように配慮するのが私の役割なのだろう。なので、「そうじゃない」と否定したり、誰が悪かったのか議論するよりも、「何故、何がきっかけで、そういう印象になったのだろう」という点から改善して、未来を建設する感じでいきたいもんだ。)

私達の同級生が上級医をしている病院に、知人が計画手術で入院する事になったので、仕事を済ませてから、お見舞い&同級生に会いに行ったり。
当時私の寮の近くに住んでいて、一緒に勉強したり料理したり、帰省シーズンに私が寮で一人ぼっちになるので実家にも何度か連れて行ってくれた同級生。今度、副ボスになるんだって。裏表がなくて面倒見がいいから、下につく人達は幸せだろうなー。
外出したついでにIKEAにも寄って、引き出し整理用の小箱など、ちょこちょこ買い物。

また別の日は、学校でガス・薬品漏れ疑惑があって、妹こぐまが同級生何人かと一緒に学校から救急車で病院に運ばれてしまったので、昼休みに迎えに行ったり。
妹こぐま自身は全然大した事なくて、救急医が「知っていたら、病院じゃなくてママのところに運んだのに!」と言った位。病院まで片道25km位だから、結構遠いのよ。
私がお迎え最後で、他の子のママが一人、親切にも残ってくれていた。妹こぐまは一人で救急車に乗せられて、私が仕事があるので誰も迎えに来られないかもと凄く心配していたみたいで、ギューッと抱きついてきた。仕事があっても迎えに行くに決まってるやん、というのは大人の考えで、まだ携帯電話も持たせていないし、仕事は大事でなかなか動かせないというのを解っているだけに、さぞ気を揉んだ事だろう。可哀想に。

その後、兄こぐまが数学が解らないというので、一緒に勉強したり。
数学の内容自体は大した事ないのだけれど、用語のドイツ語を知らないのと、記号の書き方が日本と違ったり(「÷」が「:」、「x」が「・」。で、「x(エックス)」を筆記体で書かないので、日本の「x(かける)」と混乱する)、数字も一の位を十の位の前に読んだり、分数も分子から読んだりするので、喋って教えるのは結構頭を使う。晩の診療が始まるギリギリ前までやったので、休まらなかったー。

また別の晩は、兄こぐまとプレゼンテーション競争したり。
「中世のお城の生活について」のプレゼン、兄こぐまが全然やらないので、「よし、ママと競争しよう。兄こぐまが勝ったらチョコレート。私が勝ったら兄こぐまの手打ちパスタ」と言ったら、俄然やる気を出した。
お陰で私までプレゼンを作る破目になったけれど、私が本気を出したら勝負にならないので、適当にささーっと。審査員(夫と妹こぐま)は、賞品のチョコレートを分けて貰うか、パスタを食べたいか、で迷っていた様子。わはは。
結局引き分けで双方賞品を貰える事になり、兄こぐまも自分の改善点が判ったみたいで、めでたし、めでたし。




前菜。手前のはモッツアレラ、奥のは羊のチーズが載っている。




私がリクエストした、茸とハムの手打ちパスタ。




兄こぐまがはまっているデザート。苺を潰して混ぜながら食べるとおいしい♪





13 件のコメント:

  1. 兄こぐまくん、手打ちパスタができるなんてすごいですね〜!何がきっかけだったんでしょう?

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    1. Corvallisさん、こんにちは。
      もともとは、夫が手打ちパスタを作るのを手伝っていたのです。また昔の写真、出しますねー。

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  2. こうもこんなにたくさんの出来事があるなんて!大変だったね。
    妹こぐまちゃん、無事で良かったね。
    楽しくみんなで、お城のプレゼンテーションしたり、イイね!
    ヤギチーズのカプレーゼに手打ちパスタ!苺とヴァニラアイス!
    デザートも凝っていて、美味しそう!
    大変な事ばかりだったけど、このお料理やデザートで癒されるね!

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    1. mさん、こんにちは。
      はい、いろいろ大変な一週間でしたが、いい〆でした!ふふ。

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  3. そうなのです。外国で子供を育てると、例えば数学ならこちらも、正三角形とか二等辺三角形だとかの用語から覚えないとならないのです。割り算など、私が子供の頃に日本で習ったやり方とは全く違って、もうびっくりでした。
    一の位と十の位をひっくり返すという全くもって理不尽な数字の読み方、何故なのでしょう???15年くらい前だったか、OECDのとある調査結果で「ドイツ人大学生の numeracy は日本の15歳(義務教育修了年齢)よりも低い」というのを見たことがあります。さもありなん、と納得してしまいました。
    真逆なのは、英語をはじめとする外国語教育でしょうか。これはやはり流石です。ただ、こちら(オーストリア)の学校で教わる英語は正統 Oxford English なので、主にアメリカ英語を習った日本人としては、面食らうようなこともありましたが。
    ま、そんなことはともかく、
    兄こぐまくんはお料理が好きなんですね!旦那さんにしても、お料理をしてくれる男性陣、いいなあ。くまさんのお宅の食卓は、誰が作ったものでもいつもとても美味しそうです。

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    1. mamabearさん、こんにちは。
      そうなんですよねー。色々大変。
      私は未だにドイツ語で数字を聞くのが苦手です。英語も違いますよね!

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  4. 立場が変われば見る角度が変わるので、それはあるあるですねーそして、人間は誰しも良い環境であってもそれが当たり前のことになってきて、新たな一段上の欲求が出るのでしょうね。
    今9月に発売された、思考の穴 アン・ウーキョン(woo-kyonng Ann) 韓国出身のイエール大学心理学教授が「thinking 」と言う講義をまとめた翻訳本を読見始めているのですが、人の考えにはバイアスがかかる。と言っていますーわかりやすく面白い本です。

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  5. 第二弾、長い文章を書いて投稿されなかったら嫌なので。。(笑)
    妹こぐまちゃんにはいつも私もキュンとさされます。くまさんの後ろから私もムギュとハグしちゃいますー可愛すぎる。
    プレゼンがイーブンで他の家族は両得でしたね。お兄ちゃんの料理はいつも素晴らしい。❣️

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    1. cocoさん、こんにちは。
      いつもお手数をおかけして、すみません!
      そうなんですよねー。私も病院で被雇用者だった時の事を考えると、そんなもんだと頭では解っているのですが、うち以外を知らない子はちょっと旅に出したくなってしまいます。
      妹こぐま、cocoさんの分もハグしておきますね♪

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  6. 人間関係は難しいものですが、雇う/雇われるという関係が入るとさらに難しいですね。メンタルをやられないよう割り切るべきところは割り切って、適当に気晴らしをするのも雇い主の仕事かなと思いました。くまさんが倒れると全員仕事がなくなってしまいますものね。
    若い頃は運動にあまり興味がありませんでしたが、最近は1日30分は歩かないと落ち着かなくなりました。若ければ多少不健康でも乗り切れるけど、もうそれではだめだと感じています。

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    1. melisandさん、こんにちは。
      本当にその通りですね。「気持ちよく働けて、他所よりちょっといい待遇」を続けていけたらなあと思います。

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  7. 私が主ではないですが、どちらかといえば
    雇う側になっているので
    頷けるところが沢山あります。
    どうやったらモチベーションを上げて、前向きに働いて
    もらえるか、というところと、経営のバランスをとって
    いくことが、永遠の課題なんだろうなあとおもいます。
    色々お疲れ様でした!

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    1. ひかりさん、こんにちは。
      私が被雇用者だった時を振り返ると、待遇を改善して貰って「よっしゃー!」とバリバリ頑張れるのって、何か月間か、結構短かったんです。なので、面倒だけれども、小分けにしてしょっちゅう改善していくのがいいのかなーと思っています。

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