2022/12/24

凍てついた夕暮れの散歩


厩のアドベントの後は、奥の森を散歩。
うちの谷から上がったところの森は、結構平らな台地になっていて、とてもいい散歩コースなのだ。広くて、たまーに人に会うくらいで、丁度いい感じ。













キーンと冷え切った空気の中、キシキシと雪を踏みながら歩き、
余りの美しさに時々立ち止まる。



昔。大切な人の死を、この遠い異国の地で知り、寝ても覚めても泣き、雪原の中を一人で歩いては泣き、もうこのまま雪に埋もれてしまいたいと思った事がある。
それ以来、余りにも美しい雪原を歩くのが、ちょっと苦手になったのだけれど、妹こぐまと子犬のお陰か、この日は初めて大丈夫だった。





にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へにほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ 

8 件のコメント:

  1. かなぶん24/12/22 16:41

    妹こぐまちゃんとワンの後ろ姿がいいな~*
    小さな頃から自然の中に連れて行ってくれる親に恵まれ
    すっと自然と融合できる大人になる これって贈り物ね 
    キシキシ。夕暮れの少し青い雪。立ち止まった時の音。。

    Happy Xmas (War Is Over)ヨーコ+レノン を贈らせて下さい

    返信削除
    返信
    1. かなぶんさん、こんにちは。
      犬のご主人様にあちこち案内して貰って、世界が随分広がりました。
      かなぶんさんにも、Happy Chrismas!

      削除
  2. 広大な雪景色が広がっているね!美しい!
    雪の散歩は良いよね。寒いけどね。
    凛とした凍てついた風景。冬ならではを楽しもうね!

    返信削除
    返信
    1. mさん、こんにちは。
      はい、この日は本当に寒くて、車に戻ったら両脚つりました!で、帰宅してお風呂に飛び込んだら、足の指がまだら模様になりました。

      削除
  3. 白一色の世界は美しいけれども、人の心には厳しすぎるときもあるように思います。妹こぐまちゃんがくまさんの心を温めてくれたように、この日の思い出が妹こぐまちゃんを支える日もくるかもしれませんね。でもそんな哀しみは知らずに過ごして欲しいと願わずにはいられません。

    返信削除
    返信
    1. melisandさん、こんにちは。
      そうなんですよね。美しいからこその悲しさとか畏怖とか。「怖いぐらいに美しい」というの、言い得て妙だなと思います。

      削除
  4. 悲しい思い出が妹こぐまちゃんや子犬で癒される。本当に人生はいろいろな事が起こりますね。振り返り見たら楽しい思い出は倍になり、悲しい思い出は半分にはなりませんが悲しみが倍になることは少ないのが救いですね。Merry Christmas💗💗💗

    返信削除
    返信
    1. cocoさん、こんにちは。
      そうですね。日薬という通り、少しずつ少しずつ。
      cocoさんにも、Merry Christmas!

      削除

「コメントの投稿者として表示するID:」のところは、「名前/URL」を選択して、ハンドルネームを入力してください。URLはお持ちでなければ空欄のままでも大丈夫です。
「匿名」を選ぶと、ハンドルネームの入力はできず、「匿名」と表示されます。「匿名」の方には基本的にお返事しません。