2025/11/08

頑張った秋休み(1)片付け編


ミラノ旅行記、ちょっと中断して・・・少し前の秋休みの話しを。

一週間の秋休み、頑張りました!
もうね、床が見えない生活とか、掃除機を見ながら食事とか、つくづく嫌だ!
私は断捨離というのは好きじゃなくて、物にぎっしり囲まれて暮らすのは全くOKなんだけれど、何がどこにあるのかを把握できていて、何でもさっと出してきて使える状態である事が大前提。

いつもなら、土・日はゆっくり休んでから活動開始するのだけれど、今回は目一杯やりたくて、金曜日の終業後にすぐIKEAに行って、色々と材料を仕入れ。
IKEAで棚を買っても、組み立てて貰えなくて置きっ放し・・・というのが多かったけれど、もう自分で組み立てちゃう。やってみたら、めっちゃ簡単やん!




折角の素敵な吹き抜けも、酷い状態で、後ろの物には手が届かないどころか寄り付く事すらできず、
極小の玩具の部品なんかも転がっているので、掃除機もかけられなくて、綿埃だらけ。これで「場所がない」って、当たり前やろ!
家中がこういう状態だと想像してみて。
こうなってしまったら、もう、子ども達にはお手上げ。そりゃ、無理やわ。




床にすら置ききれない物は、夫が何でもかんでも、がさがさーっと段ボールに入れて積み、しかもきちんと詰めていないから、場所も取るし、積み上げた段ボールが潰れて崩れてくるし。
「その時、床にあった物」をがさがさ放り込むので、色々なものが、あっちの箱、こっちの箱、と分かれて入っていて、もう何が何だか。
取っておいても、どうせどこにあるかも判らない状態では、意味ないよね?!

子ども達のノートやプリント類は、前年度の分だけぴっちり箱に収め、あとは全て捨てる事にした。のだけれど、ビニールのカバーやクリアファイルなんかは古紙に入れられないから、ごみを仕分けするだけでも大変!
あと、ガラクタの中に、大事な玩具のセットの部品が紛れていたりして、それは私には判らない。
なので、これらは自分達でやらせて私は手伝うだけにしようとしたら、妹こぐまは地道に頑張ったけれど、兄こぐまが逆ギレ。
(後で「あなたの態度はOKじゃなかった」と言おうとしたけれど、いや、待てよ。私が一番伝えたいのは、道理じゃなくて私の感情の方。それに、兄こぐまが学校の先生に酷く扱われていた頃のノートとか、見たくもない気持ちも解る。
それで、「さっき、あなたの言動が私を悲しくしたよ」という表現にして、「私が勝手に全部捨てる訳にいかないでしょ。要る物かどうか、いちいち訊かないと判らないもの。だから本当ならあなたが自分でやるべき事だけれど、面倒だし大変だから代わりにやってあげてるんでしょ」と説明したら、「そんなつもりじゃなかった」と、反省していた様子。はあー・・・)

ほんの数ページしか使っていないノートとか、勿体ないなあと思うけれど、まあ、私も子ども時代は「新しいノートで心機一転」というの、あったもんねえ、と小言を飲み込む。
でも、買って間もないのに「これもう使わない、いらない」とか、ちょっとムッとする。もう要らないものも、きちんと整理したら、お下がりとしてあげられるよね?確かに面倒臭い仕事だけれど、喜ばれるよね?と、これはちょっと説教。




吹き抜けスペース、完了。子ども部屋が小さいので、部屋の前の共同スペースを大きめに取ってあったのが、やっと使えるようになった。あとはランプだな。

いい玩具は、年下の子が来た時に一緒に遊べるように、きちんと棚に整理。
手前の白いキャビネット(上に座れる)は非常用梯子を入れるために、新しく買ったもの。これまた、いざという時にパッと出せないのでは、意味がないから。上に座布団代わりに置いてあるのは化繊じゃないウールなので、火事の時に何かの役に立つかも。あとは、古い柔道着の帯も入れた。これも木綿で凄く強いので。




私の物は、もう夫の物と混ぜて置かない事にした。私の棚は整理してあるからスペースが残してあって、その手前や隙間に勝手にちょこちょこ置かれるのが、凄いストレスだったの。
それで、夫の勉強部屋に置いてあった私の本棚を、全部リビングに担ぎ出して、食器戸棚の後ろを、図書館みたいな隠れ家スペースにしてみた。
リビングに夫の物がごちゃごちゃ山積みになっているよりは、私の物がリビングに出ている方が気分いいもの。棚の中身は、またゆっくり整理しよう。




左の馬鹿でかい食器戸棚、壁に足をつけて「ふんぬーっ!」と踏ん張ったら、一人でずらせたよ。




台所も、棚の横の床に色々積んであるのが嫌だったので、棚を拡大。もっとみっちり棚板を入れられるけれど、取り敢えずはこれで。
ついでに、中も見えない位汚れて炭だらけだったオーブントースターも掃除。




夫の部屋の、私の物を出して空いたスペースに新しく棚を二つ入れ、夫があちこちの床に積んでいた物を集めて納めた。
こりゃ、床が見えなかったのも当然やわ。洋服も、山の一番下にあったのなんて、絶対に着ていない、デッドストック。




トレーニングルームの床の隅に積んであったものも、ここは暖房が入っていないどころか、床は外気と接しているサンルームで、温度差からの湿気がくるので、小さなワゴンを買って収納。本当は壁棚を吊るといいのだけれど、そうするとドアが開かなくなってしまうのだ。




ついでに職人さんも来てくれて、ふわふわの断熱材が剥き出しになっていた、ガレージの壁を閉じてくれた。

それで、ガレージの棚を動かしたついでに、古~い(賞味期限切れなんて生易しいレベルではない)食材も、断腸の思いで処分して、整理。もう食べられないと判っていても、勿体なくて捨てられなかったの。
折角の頂き物も食べる余裕がなかった、そんな過去の日々とも、これでお別れ。

約十年前に自分で漬け込んだ果実酒をざばーっと捨てたら、凄くいい匂いが立ち込めて、あ、早まったかな、と思ったけれど、どうせ私も砂糖入りのは飲まない方がいいので、もういいのだ。




あちこちに散らばっているものを整理してまとめるという事は、「あ、これはあっちだ」と、兎に角歩き回るし、階段を上ったり下りたり。もの凄い運動量だった。

まだ使える物は、人にあげるものはきちんと整理し、誰も要らなさそうなものは処分。

ごみも一体どれだけ運び出した事か。
夫がインターネットで注文しては、中身だけ取り出し、梱包材ごと山積みにしてあった抜け殻を、箱を一つずつ潰し、梱包材を分別し。

でもね、我慢して生きるのはもうやめる!と決めたから、頑張った。
9日間フルにやって、時間切れ。なので、未完の部分や改善点はいっぱいあるけれど、取り敢えず目鼻立ちがつくところまで漕ぎ着けて、これでかなり気持ちよく生活できそう。




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