2023/03/04

小学生と楽しむウィーン



映画「第三の男」にも出てくる大観覧車。高さ65m。

私は子どもの頃から昔の白黒映画が大好き。
医学生時代、大学の教室で白黒映画の上映が毎週あって、ワンコイン位の安さだったので、いつも楽しみにしていた。「第三の男」もそれで観たのだった。
因みに冬には大学のホールでクラシックコンサートも定期的にあって、学生は当日売れ残った席を5ユーロだか10ユーロだかで買えて、それにもせっせと通っていた。



こぐま達は観覧車自体、初めて。
ゴンドラが大きいので心配したのだけれど、少人数ずつしか乗せないので、窓際の取り合いになんてならなくて、よかった。

観覧車の傍は結構大きな遊園地になっていて、スリル満点の乗り物がいっぱいあって、もう少し大きくなったら楽しめそう。



お!プラネタリウムがあるやん!
という訳で、翌晩はプラネタリウムへ。これもこぐま達には初体験。

上演時刻の貼り紙がよく判らなくて、施錠されているガラス戸から覗き込んでいたら、受付の人がわざわざ出てきて翌日の上演時刻を教えてくれた。なんて親切~。



王宮内にあるスペイン乗馬学校。公演は週末だけなのだけれど、週日には古典馬術トレーニングを見学する事ができる。
たてがみを編まれ、キラキラのベルトで尾も整えられ、惚れ惚れする位美しい白馬たちだったよ(トレーニング中は撮影禁止)。

二階席は1列だけで、多くの人が座席の前に立って見下ろしていた。高所恐怖症の人は駄目かも、という高さなのと、石にもたれていると段々お腹が冷えてくる。
一階の座席は確か3列位で、立ち見席はその後ろになっていた。
暖房していないのかな、という位の室温。解説は独語・英語。



街中には馬車がいっぱい。「クララみたいー」



20分で55ユーロという値段を聞いて、すっと諦めた兄こぐま。
「でも、それでもどうしても乗りたかったら、乗せてあげるよ」と言っておいたら、お昼ご飯の後、セセシオンの中で「もし、もしね、この後まだ時間があるのなら、やっぱり乗りたいな」と、遠慮がちに言い出した。
んもー、愛い奴め!よっしゃ、まかせとき。



兄こぐまがおねだりをするのは、本当に珍しいの。嬉しかった♪

「この町を歩けば必ず目に入る装飾過剰の建築物、曲線や渦伏線や人柱像で構成された柱列や、複雑な円や方形の組合せからなるファサード」(中野孝次「ブリューゲルへの旅」より)

に、私は是非、屋内のシャンデリアを付け加えたい。勿論、愛を込めて。





6 件のコメント:

  1. 観覧車と馬車に乗ったんだね。
    羨ましい!ウィーンで馬車に乗ってみたいなぁ。
    ウィーンの街は、美しいね!

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    1. mさん、こんにちは。
      はい、とても美しかったです。
      馬車は高いのですが、揺れ方や音がハイジで観ていた通りの感じで凄くわくわくしましたし、目の高さが変わるので街を見るのもとても新鮮でした。

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  2. melisand5/3/23 13:08

    兄こぐまちゃんを馬車に乗せてあげられてよかったです。ほんとうによいご旅行になりましたね。
    スペイン乗馬学校も昔行ったきりですが、再訪すべきかもと思いました。知識が増えた今なら、後駆の踏み込みっぷりや収縮と伸長のめりはり等も楽しめそうです。

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    1. melisandさん、こんにちは。
      トレーニングは知識がなくてよく解らなかったのですが、馬と人が一体になった美しさに見惚れました。
      今度は是非週末の公演も見てみたいです!

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  3. アルペン大好き妻5/3/23 20:26

    やっぱりウィーンは見どころ満載ですね。再訪問決定ですね♬
    私たちも何回か行ってるのですが、見てないところありすぎです(笑)。
    ウィーンで馬車、気持ちよさそう!いつかゆっくり回りたいものです。こぐまちゃんたちも楽しかったでしょうね♬

    さあ、次はどこかしら?

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    1. アルペン大好き妻さん、こんにちは。
      ウィーンは本当に見どころが一杯です。言葉も通じるし、都会の割にのんびりした感じで、「おのぼりさん」しやすいなーと思いました。

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