妹こぐまが算数教えてー、と言ってきた。
テスト範囲は・・・
小数点と分数が混じった計算。
かっこを使った四則計算。
累乗計算。
xやy。
妹こぐまの場合、ずらずらーっと厄介なのが並んでいると、パニックみたいに思考停止してしまう。
それで、とっくにできる筈の通分や約分を間違えたり、
自信がなくて字がどんどん小さくなっていくから、マイナスを見落としてしまったり。
あと、数字が化け物のように、想像できない、形のないものになっていて、
例えば「1.5」と聞いても、それが頭の中で「1個半」「2分の3」と繋がらない。
6xはxxxxxxなんだと想像できないから、「6x-x=6」とかやっちゃう。
落ち着いて、一つずつ順番に片付けていけば、最後にちゃーんと答えが出るんだよ。
どうやったら楽できるかなー♪ と考える怠け心の追求、それが算数。
マイナスは目立つように大きく書こうね。
二言目には「ほら、できた!」「簡単でしょ」「自分でできたやん!」を繰り返し、自己暗示にかける。
普段なら、頭が疲れてきて嫌になる前におしまいにするのだけれど、
翌日は、私の仕事と妹こぐま帰宅のタイミングが合わないので、もうその日しかなくて、晩御飯の前と後と、2回に分けて頑張った。
* * * * *
妹こぐまが最近やっとチキンを克服し、兄こぐまが晩御飯に「チキンが食べたい」と言うので、うーん、算数するから料理する暇がないなあ・・・と困って、そうだ!オーブン焼きにしよう!
最初に鶏モモ肉とじゃが芋だけオーブンに入れて算数を始め、あらかた火が通ったところで、他の野菜を加えた。
骨がパラッと外れる、丁度良い加減にできて、おいしい、おいしい、と二人とも大喜びだった。
お忙しくも平和な毎日を過ごされているようで何よりです。
返信削除頼りにされ、あれもこれも大人の仕事が溜まっていることでしょうに、なんとか応えてあげたいと実行されるのが素晴らしいですね。信頼関係はこういうことの積み重ねで築かれるのでしょう。毎回は無理だとしても時には子供を優先するという瞬間をもっと持つべきだったと後悔しています。家族にあなたたちは大事な存在だと行動で伝えるべきでした。私は酒の方を大事にしていると思われていたでしょうね。
よしおさん、こんにちは。
削除有難うございます。こぐま達には色々と我慢させざるを得ない事が多いので、短い子ども時代、叶えてやれる「お願い」位は頑張ってやらなくちゃ、と思います。
「家族よりも、何よりも、最優先」になってしまうのが、依存症というものですよね。実は、それを毎回突き付けられ思い知らされるのが、一番つらかったです。後悔なさるのは偉いと思います!昔、恩師に「それでも、生きよ。生きるなら、よりよく生きよ」と言われた事が、ずっと私の中にあります。