2025/09/05

初めてのブルンスビュッテル


今回行ったのは、友人一家が住むBrunsbüttelという街(↓下のマップの赤い点線)。車で片道800km強、約9時間の旅でした。




前に行ったハンブルクの港よりもっと、エルベ川の河口。
北海とエルベ川との境目くらいで、一応まだ川なのだけれど、潮の満ち引きもあるし、夫が舐めてみたら水はしょっぱい。




そして、北海とバルト海をつなぐキール運河の入口でもあるので、船の交通の要所となっている。
潮の満ち引きによって水位が大幅に変わるため、運河の入口に閘門(こうもん)があり、水門を閉めて水をポンプして水位を調整し、船の通行を可能にしている。
現在、更に大きな閘門を建設中。

因みにこの運河を作らせたのは、ホーエンツォレルン家のヴィルヘルム一世(完成時はヴィルヘルム二世)。それで当初は、「ヴィルヘルム皇帝運河」という名前だった。

* * * * *


運河の対岸へ渡るフェリーは、筏みたいな形。法律でお金を取ってはならない事になっているんだって!




この背後のは、救助筏12名用。座っているのは浮きベンチ(!)10名用。その人数が上に乗るのは無理だから、周りにつかまるのかな?
筏は真ん中は木製だけれど、周囲の浮き輪部分は金属製で、これで浮かぶのー?!と、びっくり。




昔の掩蔽壕(えんぺいごう)。この壁の分厚さを見よ!
余りにも頑丈で、壊すのが難しいのだとか。




閘門に入っていた、フランス軍の船。各国で協力し合って、未だに大戦時の機雷を探して処理しているんだって。見ていたら、手を振ってくれた。

旅行記、続きます。






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