2024/08/03

やっと、なのか?


あれ、まずいかな?と気付いたのが、去年の秋。いよいよ心許なくなってきたのが、冬のボーナスを出してから。
それから今迄、自分の物は殆ど何も買わず、お先真っ暗な想いで、当番医バイトを入れまくり、兎に角我武者羅に働いてきた。

一番酷かった時は、スタッフの給料をマイナス限度額の枠内で支払えるかどうか気にしないといけない位、本当に崖っぷちだった。請求書も全部期限ギリギリまで寝かせておいたり。
何度も書いているけれど、普段の生活とは桁違いの額が動くので、個人で何とかできる範囲じゃなくて、やっぱり会社として何とかしなくちゃいけない。

ところが先日、先払いしていた2022年分の税金の超過支払い分が戻って来て、それが何故か予想外に多くて、一気に息がつけるようになった。と言っても、その年度分は別口の後払いがくるので、そこに補填して消えるのだけれど、それでもその後払いができる目途が立っただけでも、もう全然違う。「この後払いは逆立ちしてもできんわ。滞納って、罰金程度で済ませるにはどうやってやればいいんだろう」と戦々恐々としていたので。
でも何で、税理士さんの前計算より多く払い戻されたんだろう。私の計算とも合わない。まさか「間違いだったからやっぱり返せ」とか言われんだろうなあ・・・と、確定通知書が届くまでは落ち着かない。

(税務署の計算が済んで確定通知書が来ると、それによって私の年収も確定するので、年収によって決まる年金や健康保険料などの計算をし直す事になる。先払いしていた金額によって、後払い請求がきたり、逆に払い戻しがあったり。
私の問題は、医院が回るようになってからは税金を多めに先払いしておいたのに確定申告が滞って払い戻しに辿り着かず、先払いしていなかった初期の後払いだけが続々と届いてしまった事。)

余りにも崖っぷちで今年は税金の先払いを半年間止めてしまったし、保険年金等の後払いが全部済んで冬のボーナスも出せるところまでいかないといけないので、まだもうひと頑張り必要だけれど、束の間の深呼吸。




向かって右の写真はイスラエルの紅海、
左の絵は久留米の「Under the Moonlight」。





12 件のコメント:

  1. 戻ってくる物があって良かったね。
    経営者は、なん一家と大変だなぁと改めて思った!
    良くやっているよね。偉い!

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    1. mさん、こんにちは。
      その年の分は戻って来るというのは判っていたのですが、何故か思っていたより多かったんです。普通は先に通知書が届いてから支払いなのですが、これも何故か先に支払いがきていて、有難いのですが首を傾げています。

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  2. 今のタイミングで税務署へ行き、不安なことを相談すると良いですよ。

    税金絡みの法律は現場判断も多いので、「もし○○という状況に陥ったら、どうすれば良いですか?」や、「コロナ時の起業だったので税務面でイレギュラーな事態が多く、少し対応に困っている」と悩みを打ち明ければ、分納や支払い猶予の条件などを教えてくれるはずです。

    なお、税理士はあくまで民業なので、基本的なことには強いですが、政治都合で決めた時限的な税務優遇措置や各種手続きには疎い傾向があります。

    カネ絡みの嫌なことは、精神的な余裕があるうちに進めるのが吉ですよ。
    税務署職員には守秘義務があるので、医院の経営状況について外部に漏れる心配はないと思います。

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    1. ご心配有難うございます。
      税金に関しては初期分の後払いは済み、今年半年ストップした分以外はもう全部先払いしてあって、恐らく全部超過しているのであとは払い戻しを待つだけなんです。

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  3. ひかり3/8/24 11:33

    うわ…本当にどこまでもいつまでもスッキリしない感…
    いやになっちゃいますよねえ!(プンプン)
    兎に角束の間であっても一息つけそうで、良かったよかった。お疲れ様!
    私も先日気づいたのですが、税務関係も守備範囲があるというか、
    税理士でも全てを網羅できない分野もあって、そこは色々なプロやその窓口の人から情報やアドバイスをもらって補完して
    いった方が良いのだな~というのを勉強しました。ドイツでも同じなのかしら。

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    1. ひかりさん、こんにちは。
      まあねー、確定申告を滞らせたのは、そもそもこっち側なので、自業自得・・・たはは。
      そう、だから私が今使っているのは医院に特化した税理士事務所+ファイナンシャルアドバイザーで、最初の担当者の時は素晴らしかったの。医院着工前に全部きちんとしないと、後で税金が凄ーく面倒な事になるからってビシビシ指摘してくれて。でもその方が辞めてから仕事がめっちゃ滞るようになり、もうすぐ他の税理士事務所に移る予定です。

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  4. 3/8/24 10:45の追記です。

    税務調査が入った理由は恐らく、夜遅くまで明かりがついていて、小さな医院なのに人を多く雇っており、自費診療も行っているから儲かっているはずなのに収入が低くない?! という疑いをかけられたせいではないでしょうか。

    なので、いっぺん税務署へ行き、保険医組合が吝い件や家庭医報酬減額について説明し、税金の後払いや還付についての疑問や不安を話しておいたほうが、くまさんの精神衛生上にも良い上に、税務署の誤解も解けて一石二鳥だと思います。

    そして可能なら、「腰痛で悩む税務職員さんがいらしたら、気軽にご相談下さい」と営業をかけるとなお良いですね。
    腕の良い日本人女医に鍼灸治療を行ってもらいたい潜在的な患者さんは多いと思います。

    経営者は資金繰りで悩み、安眠できなくなると悪い方向へ舵を切りやすいです。どうぞご自愛下さい。

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    1. 税務署は最初から「不動産(建物)を見に行くのが目的」と宣言していたのです。で、今回の支払いとは無関係の、既に確定済みの開院(工事)直後の年度分。
      安眠は大事ですよね!アドバイス有難うございます。

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  5. melisand4/8/24 15:08

    報酬計算書は思ったより少ない金額、今回は多い金額で、ハラハラさせられますね。これが転機になって経営が上向きますように!

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    1. melisandさん、こんにちは。
      有難うございます!
      経営自体はそんなに悪くないと思うのですが、先払いと後払いの調整がまだまだ下手なのでしょうね。本当にジェットコースターみたいです。

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  6. 私は自営で仕事をした事がないので、話を伺っていると本当に大変なんだと胃がキュとなりそうです。勿論、良い事もあるとは思います。くまさんは十分すぎるくらい頑張っているのでね。どんなエールを送れば良いのだろう。。。苦あれば楽あり。を信じ、体験もしている私ですが、、、。

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    1. cocoさん、こんにちは。
      はい、こんなエール、とっても有難く嬉しいです♪
      皆さんの応援に支えられて、何とか歩き続ける事ができてきたのですから。

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