2024/12/30

数年来の懸念事項を片付けた!


医院の冷蔵庫の霜取りの後、更に冷え込んできた。これはもう、今やるしかない!

というのが、新しい冷蔵・冷凍庫が来てから、古い冷凍庫は地下室に置いたまま、ほぼアンタッチャブルになっていた。
もともと主に私の日本の食材入れ(海苔、だしパック、香辛料、お茶など、冷凍しておけば、もの凄ーく長持ちするの)として使っていたので、なければないで何とかなってしまう。
三階の台所から地下室ってやっぱり遠いし、うちの地下室は一旦外に出て入るので、夜や天気の悪い日は行きにくく、余計に「まあ、いいや」となる。
しかも、昔の冷凍庫は毎年の霜取りが必要なのに、もう何年も霜取りしていないので、これ以上開閉したら駄目だと思って、もうほぼ一切触らずに放置してあった。

それを地下室から三階まで、夫と二人で何とか運び上げて、台所と同じ階の物置部屋に設置。
動かしたら続けて霜取りをしないといけないのだけれど、外を通るので雪が積もっていたりすると足元が悪くて運べないし、冷凍庫の中身を外に放り出しておけるような冷え込みの頃は日も短いし、夫の体調もあるし、そもそも私が休みでなければいけないしで、タイミングが揃った今しかない!と。

数年ぶりの霜取りは流石にもの凄く大変で、氷壁と格闘している気分になったわ。しかも誰かさんが冷凍パセリ(青のりみたいな形状)をぶっちゃけていて、それが霜に混じり、パッキンの隙間にまで入り込んで貼り付いていて、掃除してもしても、拭いても拭いても、ネバーエンディング・パセリ。こんな、パセリの香りに包まれた霜取りは初めてだったよ。




新しい冷蔵・冷凍庫は霜取り不要なのだけれど、家族がめちゃくちゃな使い方をするので、この際そちらもきちんと掃除して、私のものとしっかり分けて整理。

いやね、一緒に混ぜて使うのが凄くストレスだったの。
大事な海苔の上に氷みたいな重いものをどかどか置かれたり、長く冷凍貯蔵するものの上に直に新しく冷凍する温度差のあるものを置かれたり、べたべたの汁が私の物の上に垂れていたりで、もう何度叫んだ事か。

数年来、心の重石となっていたものを片付けて、スッキリ♪
そして今回きちんと分けられたから、私の心の平安も保たれるし、家族にも口うるさく言わずに済むわ~。

* * * * *

昔は食材も、ストックを全て把握できていて、冷凍庫も活用し、無駄なくきちんと使えていた。それが引っ越し以来ぐちゃぐちゃになり、暗黒期もあったし、台所が使えない時期もあったし、その後は忙しくて整理できなかったりで、色々と無駄にしてしまった。

本当に心が痛むけれど、駄目にしてしまったものとも向き合って、処分し始めた、その続きをまた一段階、済ませる事ができた。まだまだ終わりではないけれど、兎に角前に進む事が大事かなと。




今見たら、この冷凍庫を買ったの、もう20年前だったんだ!アパートの台所の冷蔵庫には製氷室すらついていなかったので、どうしても欲しくて、カタログ通信販売で買ったのよねー。

本当は買い替えた方が消費電力が少なくていいと聞くけれど、貧乏学生カップル生活の思い出も、子ども達が小さかった頃の思い出も、いっぱいあるので、壊れるまでは使いたい。



因みにこのチューリップは、紙ナプキンを使って私が作ったもの。
放置していてごめん、もう少し頑張ってね。





2024/12/29

冬休みの仕事、始めました


医院のサイト、最初に作ったのはサービスが終了してしまい、その後はフェイスブックしかなかった。FBは便利だけれど、嫌いな人もいるからねー。
新しいサイトのサーバーを探すのが面倒で放置してあったけれど、突然「そうか、このBloggerで作って、ブログじゃなくてサイトとして使えばいいやん!」と思いついて作ってみた。(→こちら

そこに自動翻訳のオプションがあるのに気付き、「お?便利かも?」と使ってみたら・・・



「噴水で練習」「実質的な休暇」「練習見学」

って何やね!特にタイトルは、何でそうなったのか一瞬理解できなくて、「え?」と固まったよ。

* * * * *


医院の冷蔵庫の霜取りもした!
薬品用冷蔵庫は最高8度、最低2度という決まりがあるので、外気温が完璧な時に。

既述したかも知れないけれど、私は小さかった頃、「要冷蔵」を「よ~う(『よく』の関西弁)冷蔵」だと思っていた。わはは。




冷凍庫じゃなくて冷蔵庫なんだけれど、薬品用冷蔵庫って温度が3度くらいの設定なので、どうしても霜がつくの。しかもスイッチもコンセントもない直付けなので、ヒューズを落とすしか電源を切る手段がないという・・・。




でさ、この背後の金属板が冷却装置らしいのだけれど、上をこんなに鋭角にする必要性ある?拭く時に手が痛いっちゅうの(実際やっぱり怪我したわ)。

あと、この穴!
繋がっている排水出口がどこにも見つからないって、どういう事よ。普段なら殆ど水は出ないから蒸発したりするのかも知れないけれど、霜取りの時は大量に流れ込むと後が怖いので、穴を塞ぐように布を取り付けて下に洗面器を置き、水が布を伝って洗面器に行くようにした。はーっ・・・。

* * * * *

てな感じで、医院を閉めている時にしかできない事を、少しずつ片付けています。




2024/12/27

クリスマス


クリスマスイブの夜、私は当番医バイトでした。




兄こぐまが腕をふるって・・・




手打ちパスタのラザニアを作ってくれた♪

出動があって、「先に食べていて」と言ったのに待っていてくれて、夜遅い晩御飯になってしまった。




クリスマスの朝。早くに起きてくるかなーと、まだ暗いうちに準備しておいたのに。




まだ誰も起きてこない。




今年のプレゼントは全員に新しいMY半纏。
夫の、肘のところが擦り切れて大きな穴が開いて、そこから綿がたなびいている状態のを、貸して貰っては皆が着回していたので。
(私のは、高校生の時からずっと着ているのに、まだ大丈夫。何でそんなに破れるかなーと思うんだけど。)

「ふかふかー!」「(肌触りが)気持ちいいー!」「あったかいー!」と、大騒ぎ。こんな嵩張る物を運んでくれた友人サンタに感謝♪





2024/12/26

遅ればせながらの誕生日


大分前に、妹こぐまが11歳の誕生日を迎えました。

「誕生日パーティーかプレゼントか、どちらか一つ」というのがなかなか選べなくて、プレゼントを選んだのが確か8ー9日前くらい。
兄こぐまのイルカが大好きで、同じ子が欲しいと言う。
兄こぐまの子は日本から泳いできた設定だったので、そのいとこを呼び寄せる事に。でも、そんな速く泳げるんかいな?!しかも寒いし、小川から遠いところに引っ越してしまったし、心配の種は尽きず。

(注文が間に合わんかも・・・という大人の事情もあって、「南の海で道草食ってるかもよー」とか、予防線を張っていたの。わはは。て言うか、そもそも5年前と同じ子がまだあるのか?!と焦ったよ。)




無事到着して、家の入口でバスタオルにくるまっているのを、朝起きた妹こぐまに見つけてもらい、長旅を労われているところ。
因みに妹こぐまのこのバスタオルも、11歳になりました。生まれた時から使っていて、穴が開いていてもやっぱりこれがいいって。




当日学校にはチョコチップクッキーを持って行き、家ではシフォンケーキ。
なのだけれど、私の用事があったり皆が風邪をひいたりで、実際に焼けたのは2週間後。




今迄はちびちび食べていたのに、今年はガブガブ頬張るおいしさを発見したらしい。




そして誕生日ご飯は、更にその2週間後になった。
やっぱりおにぎりとお味噌汁がいいんだって。3歳の誕生日からずっと、ブレないなあ。お米300g分の梅干しにぎり、二人で全部平らげた。




おまけ。兄こぐま8歳の誕生日
二人とも小さかったなあ!



(↓Amazonリンク)
分厚い型で、今迄の型と焼き色が全然違う。

うちはいつもこのレシピ。

お味噌汁やスープに、肉団子を入れるのが二人とも大好きで、遂にこれを買ったらめちゃくちゃ便利。




2024/12/23

万歩計


私はデスクワークだし、家と医院が同じ建物なので一歩も外に出ない日もあって、一体どんなに歩いていないんだろう・・・と気になって、万歩計を買ってみた。



これはどこにも出掛けなかったけれど、家の中をちょこちょこ片付けた週末。4.7kmだそうで、家の中だけにしては、歩いているよね。




PWというのはパワーウォーキングの事で、3メッツ以上の歩数。家の中でパタパタ動き回っているだけでも、結構いくんだ。階段が表示されないのは残念。

* * * * *


これは仕事の金曜日。風邪気味の一週間の後でしんどかったのもあり、仕事の後はお昼寝し、だらだらコンピューターに向かっていた。一歩も外に出なかったけれど、3.1km。




そして、パワーウォーキングが4分の1って、ままあ悪くないんじゃないかと。

* * * * *

お風呂の後はもう付けなかったり、仕事着と着替える時に移し忘れたりして、そんなに正確に計測している訳ではないけれど、いやー、結構はまるわ。
友人と森の散歩に行くと恐ろしく歩かされるので、その時の歩数を見るのが今から楽しみ。



YAMASA 活動量計(←Amazonリンク)
母が買って楽しそうに使っていたので、同じのを。
「活動量計」なので、歩数よりもカロリー総消費量が一番に表示されるのが、そこに興味のない私には残念。でも、「パワーウォーキング」「ジョギング」「エクササイズ」がある方が絶対楽しいので、やっぱりこれにしてよかった。





2024/12/20

ありあわせ弁当と隙間時間料理


冷蔵庫がガラガラの日の晩に、突然「明日のお弁当、お願い」というの、本当に困るー!



冷蔵庫にパプリカが眠っていたので、私の昼食用ソーセージ、台所の隅に転がっていたトマトとニンニク、ベランダのパセリで、トマトパスタ弁当。
玉子焼きくらい添えたかったけれど、卵すら買い置きがなかった。




また別の日。冷蔵庫に人参と古いキャベツだけあったので、古いソーセージ、ベランダの葱で、ソース焼きそば風パスタ弁当。ベランダのプランターには、本当に助けられるわ。

こんな残り物弁当を、何と妹こぐまは友達にも味見させ、「もう一口頂戴!」「もう一口!」と懇願され続けたそう。はー、こんな文化の国で、よかった。

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学校がお昼迄でお腹を空かせて帰って来る日の隙間時間料理は、ちゃんと考えて買い物してあるから大丈夫。


妹こぐまが最近じゃが芋大好きになったので、久しぶりに肉じゃが。じゃが芋は炭水化物なので、これだけで完結の一皿料理になる。写真を撮ったあとでお汁を足して、おつゆたっぷりで。こぐま達が大喜びでハフハフ食べ始めたのを見届けて、私はまた医院へ。

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最近風邪が猛威をふるっていて、私もかなりヤバい感じだったのだけれど、崖っぷちから乗り出した位で何とか持ち堪えた。今寝込んでいる暇はないからねー。
誰かさんに「君たち女性は強いから。僕たちには無理だな」と言われて、かなりムカッときたけど。風邪もひいていないのに「今日力出ないわ。何で起きられないんだろう」って、知るかよ!そんな台詞、私だって言ってみたいわ。





2024/12/17

もうすぐクリスマス


始業前で電灯をまだ全部つけていない、薄暗い医院が好き。


待合室。室内に電飾をつけると金魚によくないので、電飾は外。

先週は水槽のフィルターが水漏れを起こし、応急処置から交換まで大分時間を取られた。こういうのは待ったなしだからねえ。




手前右の白い素焼きの玉は、去年のクリスマスに当番医で往診した時に頂いたもの。左の木の星は患者さんの手作り。




これは何年か前、クリスマス後のセールで、気に入って買ったの。




この写真では伝わらないかも知れないけれど、一抱えもある大きな包みで、手作りクッキーやチョコレートの美しい盛り合わせを頂いた。

「ラウターバッハ(連邦保険大臣)があなた達にあんな酷い事をしているのに、それでもここに居続けて、変わらず私達全員に時間を取ってきちんと話しを聞いてくれて、問題があったらいつもすぐ対応してくれて、有難う。あなたと、あなたの家族のために。」と言われて、胸が熱くなった。
(そして、都会のインテリとかじゃなくて、単純労働パートをしている普通の村人からこの台詞って、凄いなと。他の患者さん達からも、「ラウターバッハがあなた達にしている事は、全く不当」「何か私にできる事ある?署名は?」「どこの健康保険に替えたら医院にとって一番いい?」などなど、言って貰えるだけで本当に励まされる。)

さあ、もうひと頑張り。




私の落とし物は、多分もう戻って来ないだろうけれど、願わくば、拾った人のクリスマスをちょっと潤わせたりしつつ、最終的に誰かを幸せにして、愛して貰えますように。





2024/12/15

負けるもんか


最近ちょっと荒んでいます。そのうえ、悩んで悩んで承諾した事がやっぱりなしになったり、大切にしていたものを落としたり、と色々冴えない。
そんな中、楽しみにしていたのが、ベルリンで一泊二泊の勉強会。




それが疲れが出て、晩御飯の時に脳貧血気味になってしまって、デザートを持って早々に部屋に引き上げる破目になった。ワイン片手に皆と喋り倒したかったのに、残念ー。
でもまあ、ホテルのベッドでゆったり本を読みながらデザートというのも、なかなか乙なものだったけれど。

* * * * *

同じテーブルの大先輩の昔話が最強だった。
彼女は離婚で揉め、医院も強制競売にかけられて全て失ったのだけれど、小さな空き物件に自分で壁を塗り、DIYの受付を入れて医院にし、そこから再スタートして、また全部築き直し、子ども達も育て上げたんだって。夫にどんな嫌がらせをされたかとか、ユーモアたっぷりに聞かせてくれた。

そっか、何がどうなっても、私という人間や医者としてのスキルは、誰も奪う事ができないんだ。全てを失って裸一貫になっても、自分の手だけでまた築けるんだ。と、凄く勇気を貰ったよ。





2024/12/11

クリスマス食事会



今年もクリスマス食事会の時期になりました。日本なら忘年会だけれど、こちらでは飲むより食べるのが主体で、ちょっと高級なレストランに行く。




デザート盛り合わせ♪




プチ家出を繰り返す位、そしてクリスマスカードに使いたい写真がない位、本当に苦しい1年だったけれど、無事に生き延びて食事会を迎えられた事に感謝。
気分転換するにも先立つものが必要な訳で、このマイナス沼から這い上がれたら、絶対に憂さ晴らししてやるー。





2024/12/08

ストラスブールで食べた物



まずはパティスリーで濃厚ケーキを楽しむ。
席が少ししかなかったのだけれど、たまたま食べ終わった人達がいて、座れた!




お店の人が試食品を指しておいでおいでしているのに、みんな外から遠巻きにして巨大チーズの写真ばかり撮っているから、気の毒になって入ってみた。

試食したらやっぱりおいしくて、わいわいやっていたら、次々にお客さんが入って来て、あっと言う間にお店が一杯になった。ひひ。




おいしいものを買い込んで、ホテルの部屋で二人宴会。
高いと言っても、外食する事を思えば全然高くない。チーズなんか、お土産に持って帰る分まで充分あったし。




翌日お昼の前菜。私はエンドウ豆のスープ、友人はハムやパテの盛り合わせ。

もっと軽いランチメニューのつもりで行ったら、クリスマスの特別メニュー期間で、しまった!こんな事なら、朝ごはん食べなければよかったよ。




私はシュークルート、友人は豚塊肉のビールソースがけ。
疲れていたのもあって、凄くおいしいのに少ししか食べられなかったけれど、残りは包んでくれると言うので無理せずに済んで、よかったー。
しかし、昔の私はドイツの二人前をぺろりと平らげていたのに、情けないったら。

後ろのテーブルの初老の男性、一人で食べに来ていて、このシュークルートをきれいに平らげ、パンでソースもきれいにぬぐい、ワインは一人で一本空け、ゆったりとデザートに食後酒まで。凄いなー。





2024/12/05

ストラスブールのクリスマス市



金曜日の晩、友人と二人でストラスブールのクリスマス市に初めて行って来ました。
今回はKehlP&Rに車を置いてトラムで行って、大正解。




屋台だけじゃなくて、お店を見るのも楽しい!
ショーウィンドウも、歩いている人も、お菓子の色合いも、やっぱりお洒落。




夜霧の中のライトアップが、とっても幻想的。




屋台も広場だけじゃなくて街中に広がっている感じで、回り切れない位。




左に写っているのが橋。

全く興味なくて足を引きずりながら嫌々ついて来る人達がいなくて、女二人でキャーキャー言いながら次々お店に入って見て回るのって、いいわー。


* * * * *



スフレンハイム焼きのクリスマスバージョンを発見。これは後ろ側。




じゃーん、前。この吹雪の感じが何ともリアルで親近感を覚え、余り使わない形だけれど買ってしまった。
(覚え書き:工房Beckのものだった)





2024/12/01

日本から



来客があったので、一緒に遊びに行ってきました。これは峠の雲海。




パーチー、再び。

この真剣な食いつきぶりを見よ!うちの家族は、高級和菓子よりも、こういうお土産が一番嬉しい。
豪華に何種類か盛り合わせにして食べても、これだけあったら大分何回も楽しめるね。