トイレって、ただでさえイメージが悪いし、ここはギリギリの狭さなので、楽しくしたい。
これは、無色透明なガラスの裏に、プリントの色が貼ってあるタイプ。プールみたいな奥行き感があるので、壁に埋め込んだ方がきれいだと私は思う。
それで、モザイクガラスを買って、ちょっと遊んでみた。余りきちんとせず、目測で適当に。これはプリントじゃない、色ガラス。
ガラスって、可愛いなー。
水性の糊の塗り壁なので、ふやかせば外せるの。
気をよくして、今度はバスルームの天井際にもモザイクガラスを。
こちらは壁が乾いた後だったので、接着剤で貼り付け。両手を高く挙げての作業で結構しんどいので、何日にも分けて少しずつ。
写真ではよくわからないと思うけれど、バスルームの照明は、ピンクや緑の混じったようなガラスなので、このモザイクガラスも、表面に軽くオーロラ加工(?)がしてあるものを選んだ。
最初、金茶系でやってみて、「うーん、全部これじゃなくて、もうちょっと楽しい色も欲しいかも」と、一辺は緑系に。若草系と深緑系を自分で混ぜてみた。
このステンドグラスは、窓ガラスの部分見本で、ステンドグラス工房の店じまいの時に、確か20ユーロで買ったもの。こちらで「ティファニーガラス」と呼ばれるもので、縁のガラスは透明と不透明が混じった模様になっている。
飾る場所をずっと決められずにいたのだけれど、ここにぴたりと収まった。ガラスなら湿気は平気だし、受け具で壁から僅かに離れているので、ガラスに光が通って、ちゃんときれいに見える。
お風呂に浸かっている時って、天井位しか見るものがないから、色々と飾ると気持ちいい。
祖父母のお風呂場のタイルが、色とりどりのをランダムに組み合わせてあって、どの一角が好きかを、お風呂に浸かりながら祖母と言いっこしていたのを思い出した。
表面のオーロラ加工はちょっとラメみたいになっていて、角が反射し合ってきれいになったのは、嬉しい驚き。
若草緑がやや軽薄な色だったので、洗面台の一角は渋めの青にしてみた。
ステンドグラスがちょっと青味がかっているし、洗面台の棚部分が濃グレーだし、モザイクもアースカラー同士になるので、色味が違っても何とかまとまるかな、と。余りにもバラバラの色になり過ぎないよう、ところどころに緑も入れて。
新しい家って工業製品ばかりで素っ気なく、昔の家みたいな手作業のあたたかい感じに欠けるのだけれど、こうやって自分で「手作り」を加えていけばいいのか。
すっかり忘れていたけれど、こういうのこそ、私の趣味であり、好きな分野だったなー。モザイク壁画を作りたくなってきたよ。
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