2025/05/21

兄こぐま、14歳


なかなか日本旅行記に進みませんが・・・


少し前に兄こぐまが14歳になりました。幾つになっても、やっぱりシフォンケーキで、やっぱりローソクを立てて欲しいんだって。

最初は夫のごはんを希望していたのに、ちょっと考え込んで、「やっぱりママに作って欲しい」だって。まあ、賢明な判断だと思うので、それが成長の証でもあるのかな。
注文は豚カツ。よっしゃ、まかしとき!




バゲットを小さく切って、更にフードプロセッサーにかけて、パン粉作り。面倒だけれど絶対においしいので、お薦め。




豚ヒレ肉は、塩をしてキッチンペーパーにくるんで、ビニールに包んで冷蔵庫に2、3日寝かせておく。キッチンペーパーは毎日交換。これをすると、雑味が取れて断然おいしくなるし、お肉のベタベタねちょねちょ感が消えて、触るのが気持ち悪くない感じになる。

小麦粉をまぶすのはシリコン刷毛を使うと、余分な粉を落としやすい。
私は少しの油で揚げるのだけれど、使うのは深鍋。そうすると周りに油がはねにくいの。慣れていないので、温度計は使う。




どんどん揚げて、ヒレ肉2本平らげた!




お腹一杯になり過ぎたので、デザートはお風呂の後で。自家製苺ジャムで、苺ヨーグルトアイス。




取り分けた分でカツカレー弁当。薄焼き玉子で仕切りを作ってみたの、我ながら名案♪と、自画自賛。

兄こぐまが「ママ、ありがとう!」と何度も抱き締めてくれた。

そして、はっと「ママの誕生日・・・御馳走あったっけ?」と思い出し、「ぼくが作ってあげる!」と、翌週末に手打ちパスタを作ってくれた♪


(この時は楽しかったのに・・・
やっぱりトンネル抜けてなかった。ちぇっ。)





2025/05/18

トンネル抜けたか?


2年前の日本旅行の後は事態が好転して、まあその後またダメになってしまったけれど、それでも当時はかなり前進を感じた。なので、今回も内心期待していたのに、戻って来て早々にやらかされて、短かったなあ、おい。
で、またもプチ別居。もう次回はないなというか、流石にもうあかんわと思ったのだけれど、それでも言葉にして伝えてみたら、今度は全くの平行線にはならず、初めて何か少し心に届いたみたい。

彼がこちら側に戻ってきて、一週間ちょっとが過ぎました。
大学図書館に行っても素面で戻ってくるし、家の事も庭の手入れもやり、薬の服用量も激減した。

そして経済的にも、本当はしっかりプラスになってから日本旅行がよかったのだけれど、いまいちゼロ付近から抜け切れず、残念ながらお金に余裕のない旅行になってしまったのが、旅行後にピョンと一跳び、一旦ではあるもののプラスに転じた。

一気に目の前が開けた感じ。




土曜日の朝。

いつも始動が遅くて、カンカン照りになってから始めては無駄に疲労困憊していたの。朝の気持ちいい時間帯にやるのを見るのは初めてかも。




放置されていた庭でひっそりと咲いていた。ごめんね。

実は日本旅行中も色々と思うところがあって心から楽しめない事もあったし、その後すぐにダメになったので、日本旅行の写真を整理する気になれなかったのだけれど、これから少しずつ出していきます。





2025/05/15

25年前の入学許可書



実家で色々と整理していて、私が祖父にファックスコピーした入学許可書が出て来た!

実物は多分、入学手続きの時に提出してしまったのだと思う。
今、25年前の日記を改めて出しているところで、「どんなんだったかなー」と思っていたので、嬉しい驚きだった。




でもさ、期日までに手続きしなかったら無効!と書かれているのに、その手続きが思うようにいかなくて、本当に生きた心地がしなかったよ。

* * * * *

おまけ。押し入れの整理をしていて、他に出て来たもの。



昔は紙が貴重だったから、広告紙で包んだり・・・(値段!)




裏が白い広告にお絵かきしたり。(高級エプロン、凄いキャッチコピーだな)




そりゃこれは、取っとくよね!


本当は、25年前の日記手紙のオリジナルを探していたのだけれど、結局見つからなかった・・・がっくり。私の手元にあるコピーは、全部揃っていないんだよなー。





2025/05/13

TUPLUSのスーツケース


リクエストがあったので、私のスーツケースをご紹介します。

そもそもスーツケースというものに対し、私が常に抱いていた不満は、「何故段ボールより詰めにくいんだろう」という事。それで段ボールをキャリーに載せた事もあるのだけれど、怪しまれて税関で検査されたのが鬱陶しかった。
強度の問題もあるし、じゃあ音楽や撮影関係などの機材用のボックスはどうだろうとか、そちらから検索を始めて、辿り着いたのが、TUPLUS(中国)のバランスシリーズ。それ迄のスーツケースの概念からぶち抜けていて、買った当時(2023年)には本当に唯一無二で、凄く気に入った。

因みに私のその他の条件は・・・
  • 四輪走行で車輪はなるべく大きめ。
  • 預ける荷物はやっぱり布よりハードケースがいい。
  • ファスナーは嫌。
  • 大き過ぎるのは扱いが厄介だし重量オーバーしがちなので、そこそこの大きさ。



私のは62L。
変なカーブをつけてない、潔い直角・平面。ハンドルも完全収納される。
側面の持ち手はシリコンみたいな柔らかい素材で、使用後でやや膨らんで見えるけれど、押さえればペタンとなる。
素材は全く弾力がない、レゴみたいな硬さ。色はやや濁った感じ。
車輪だけ日本製(HINOMOTO)。大きめで、非常に静かでスムーズ。車輪にストッパーがないけれど、余分な物を付けると壊れやすいし、横に置けば済む話しなのでOK。




中も、内ポケットが一つだけでまっ平らの、自由な空間。角の丸みも最小限。
蓋と身の深さが違うので、自然に蓋側には軽めのもの、身側に重い物を詰めるようになる。
そしてワイドハンドルは中央にくる。後で述べるけれど、これ、大事。




比較:これが私にとっての「普通」のスーツケースの形。61Lだというけれど、感覚としては先述のTUPLUSよりもかなり小さく、少ししか入らない。
蓋と身が同じ深さで、ハンドル収納部が内側に出っ張っている。そうすると、身の側には余り詰められず、蓋側に重い物を詰めると開閉がいちいち大変だし、仕切りの布が破れてきたりする。「同じ深さなんだから蓋と身を逆に使えばいいやん」と思うかも知れないけれど、身側は仕切り布じゃなくてバンド固定なので、逆に使うと開閉の時にボロボロこぼれてしまって苛立つ。
(商品写真では、この出っ張りが目立たないように上手に撮ってある事が多い。)




写真では判りにくいけれど、蓋側の仕切りはメッシュ。そしてこのハンドルがどういう風に収納されているかと言うと・・・




こうきたか!という感じで、凄い。
内側はほぼ出っ張りなし。
スーツケースに詰める時は、どのみち台形気味になるので、口の部分にパイプがあっても全く問題なし。

スーツケースを店舗で買う時というのは、空っぽなので、どれでもスイスイ押せる。ぎっしり詰めて初めて、差が出てくるのだ。
多くのスーツケースはハンドルの幅が狭くて端っこについているので、操縦(?)する時、てこの原理の逆をやっている事になり、重い荷物がなかなか言う事を聞かず、長距離を押すのはかなりしんどい。
このスーツケースは、ワイドハンドルでしかも中央に位置しているので、本当に操縦が楽。子どもでも楽々押せる。段差で持ち上げる時に「え?こんなに重かった?」と改めてびっくりする位。

手荷物バンドは固定できないけれど、上部も平面なので、突き刺さず単に載せて押しても、余りずり落ちない。
唯一の心配は、全く弾力性がない素材なので、他の荷物とぶつかった時に割れないかな、という事。
不満は色だけ(私はもっと彩度の高い色が好き)。

定価は高いけれど、上手くセールに出会えれば、お薦め。今の為替ならドイツより日本で買う方が安いかも。

* * * * *


先代はこれ。30年位使った、私の相棒。

当時は四輪走行がダメダメで、ヨーロッパの石畳には大きな車輪でなければ身動きが取れず、若かったから二輪走行でも引っ張れた。
二輪走行の利点は、置けば自走しない事。そしてこういう型の二輪だと、電車の通路や改札、人混みの中でもつっかえずに通れる事(昔は自動改札に幅広タイプはなかったのよ)。車輪が飛び出していないので、預けても壊れにくい事。

派手で使い込まれていると狙われにくいと思うし、気に入っていたのだけれど、何せもう年なので、二輪走行は重いわ。





2025/05/11

この一週間の元気の素



兄こぐまの前菜。




メインはハンバーガー♪




夕焼け。




笑顔。




鳥の声や風の歌に囲まれての散歩。


* * * * *

こぐま達の元気の素はお弁当なので、頑張った。




朝飛び起きて作ったお弁当。

全く予定外で、もう時間もなかったけれど、昨晩の残りのパスタがあったので、ベランダの浅葱を彩りに。あとはソーセージと玉子を焼いて、パプリカとサラダを詰めただけ。




翌日は心づもりした。

けど買い物には出られなかったので、あるもので何とか。炊飯器を仕掛けておいて、冷凍庫の豚挽き肉とベランダの葱、トマト、パプリカを炒め合わせた。




そのまた翌日も。

さっと買い物に出る事ができたので、スナップエンドウ、ソーセージ、玉ねぎを一緒に蒸して、玉子焼きとパプリカ。

* * * * *

どれだけできるか判らないけれど、この夏は少しずつでも庭仕事をしようと思って、まずは鉢植えの手入れから始めた。
今迄は家の中を片付けるのを優先して、庭はほぼ放置していたのだけれど、ほんの少しでもいいから、私の心と体の健康のために。




2025/05/09

夜のフライト、旅の荷物


今回は夜のフライトだったのだけれど、これがなかなかよかった。

前回電車が遅れて、飛行機に間に合うかどうか冷や汗をかいたので、次は絶対に前夜空港泊にしようと思っていた。
でも、本来なら電車で片道3時間弱の距離なので、晩の便なら、朝出れば幾ら何でも辿り着ける。
深夜の乗り換えはしんどかったけれど、飛行機で爆睡できたし。

そして帰りも、好天に恵まれた事もあり、実家で使った寝具を洗濯し、お布団も干して片付け、明るい中でゆったり荷造りし、最後お風呂に入ってから家を出る事ができた。




行きが満月で、写真では判らないけれど肉眼では「夕日?!あれ、さっき、あっちで沈んでなかったっけ?!」と混乱する位、明るくて赤かった。

* * * * *

多分皆さんもうご存知だと思うけれど、時差ぼけで寝つけない時にはMelatonin。2、3日も飲めば、大体治まる。

あと勿論、日中に散歩して、お日様の光を浴びる事も大事。
夕方寝てしまいそうになるこぐま達に、「寝るな!寝たら、あかん!」と雪山ごっこ。

* * * * *

飛行機への持ち込み荷物は、私は余りこだわらないし、赤ちゃん連れでなければ最小限。何をどうしたって、そんなに快適になる訳でもないし、たかが1日の事だしさ。
  • ネックピローは私の必需品。靴によってはスリッパも。
  • 私も家族も、電車や飛行機ではアレルギーが出やすいので(多分シートやカーペットのせい)、抗ヒスタミン剤。
  • 移動中は手や唇がバシバシになりがちなので、クリーム。
  • 歯磨きセット。乗り換えの空港とか、到着してすぐのトイレとかで、さっと磨くとスッキリするので。
  • ペットボトルの空き瓶。コントロールの後、どこかで水を詰める(空港によっては水飲み場があったり、飛行機の後方にセルフサービスがあったり)。
  • 消毒液。旅の途中は色々汚いので。

服は薄手のものをいっぱい重ね着。
移動・外出時にズボンよりもスカートを選ぶようになったのは、トイレで床に引きずる心配がないから。狭いトイレで手を洗う時などは、スカートを足の間にキュッと挟んで立てばいい。
下着類はもう穴の開いている古いのを持って行って、最後に使い捨てて帰ったり(洗濯が節約できるし荷物も減る)。

* * * * *


出発!赤いのが、前回の帰国前に買った私のトランク。
軽ーく押して本当に楽々動かせるので、段差のないところでは妹こぐまのトランクと運ぶのを交換してあげた位(実際の重量は勿論、私のトランクの方が断然ある)。




行き。これ全部お土産とか他人の物で、この隙間に自分の荷物をちょこっと入れた。トランクの中は重い物と壊れ物が混じる事が多いので、ぴったりサイズの段ボールがあったら取っておくのだ。

お土産はちょっと多めに買っておき、詰める時に何が幾つあるかをリストアップしておいて、飛行機の中で「どこで誰に会うか」と、「誰に何をあげるか」の最終リストを作る。じゃないと、国内移動の時に持って行くのを忘れたり、渡し忘れたりするので。





2025/05/07

日本で一番に食べたもの


日本には晩の到着だったので、その日は空港近くのホテルで一泊。

晩御飯は空港のコンビニで買ってホテルで食べる事にして、「何でも好きな物を選んでいいよー」と言ったら、皆が選んだものが、なかなか面白かった。



夫(写真右上):お寿司、シュウマイ&甘酢肉団子、プッチンプリン
兄こぐま(左上):カツカレー、カレーパン、カルピス
妹こぐま(右下):カツカレー、おにぎりせんべい、カルピス
私(左下):おろし竜田&わかめごはん、緑のたぬき、塩あげ餅

皆それぞれ、欲望のままに選んだ「一番に食べたいもの」がこれだったのか。
私も普段は糖質ゼロに近い生活だけれど、日本では解禁。

ホテルの目の前にもコンビニがあったので、これを食べた後、デザートに雪見だいふくとピノを買いに行った。





2025/05/04

飛び石連休


飛び石連休は、続けて休みにするところも多いのだけれど、うちは休暇を取ったばかりだったので、頑張って働きました。




メイデーにこんなものが出現した。郷土愛、いいねえ♪

ダレカさんが早速やらかしたので、こぐま達を気分転換に村祭りに連れ出した。夕方いつもの犬と散歩に行き、1万2千歩位。
村人に、「あなたの医院は、愛があって本当に素敵。行くといつも、色々と写真や絵を見て回るの」と言われて、嬉しかった。

金曜日はスタッフなしのワンオペの日なのに、あちこちから代診を頼まれて、大忙しだった。

土曜日は当番医バイト。これまた、かなり忙しかったー。何人かの患者さんから「明日もあなたいる?」と言われて、いやー、流石に一日位は休ませてよー!と大笑い。

* * * * *

スーパーで苺が特売になっていたので、日曜日は否応なしに苺仕事。去年はジャムを作れなくて、「苺ジャム、今年は沢山作って~」と言われたし。



500gパック1.79ユーロ!だったので箱買いして、既に1パック食べた後。
まだドイツ産じゃないけれど、凄く甘かった♪
1.5パックを苺のティラミスにして、あとはジャムにしよう。




右手前の小鍋で瓶を酢水で煮沸消毒しながら。

私のレシピは、砂糖はBioの無精製きび糖で、量は果物の2分の1。これだと未開封のうちは常温(涼しい部屋で)保存できる。3分の1にすると発酵してしまったり、カビがきたりの確率が高くなる。果物1kgにつきレモン1個。
最初は蓋をして加熱を始め、香りが飛んでしまうので余り長く煮詰めない。シロップを少し取り分けてから、バーミキサーにかける。

(覚え書き:二鍋作るのはやっぱり大変。次回からは一鍋ずつ)




ジャムは開けたてがおいしいので、面倒でも小さな瓶を使うようにしているのだけれど、イチゴジャムは多分みんなガバガバ食べてしまうので、中と大の瓶にした。シロップはかき氷にかけても、苺ミルクにしても。

この美しい色が、すぐに褪せて茶色っぽくなってしまうので、シロップとお客様用のジャム何瓶かは、瓶ごと冷凍庫へ。昔は大半を冷凍していたのだけれど、最近は皆の食べるスピードが速いので、そこまでしなくてもいいか、と。
凍らせる分は少なめに入れておかないと溢れるよ。





2025/05/02

休みの後


帰宅したら、まず金魚の水槽掃除と水替え。生き物なので、これは最優先。
あちこちの埃を掃い、水回りの掃除。買い物。
医院の入り口のプランターの花がら摘み。
そして銀行関係の事だけは、兎に角まず済ませる。

(留守中の金魚の餌やり、植物の水遣り、郵便受けから郵便物を出すのは、知人にお願いした。ドイツでは長期休暇に出る人が多いので、鍵を渡して普通にやり合いっこする。)

溜まっていた郵便物、ファックス、メールなどは、診療を再開する前の晩に、スタッフ一名に片付けに来て貰った。というのは、医院再開の日は、待ってましたとばかりに問い合わせ電話の嵐になるので、その前に書類を整理して代診報告にも目を通しておかないと、すぐ対応できないからね。

保険医が二日以上医院を休みにする場合、代診者を立てなくてはならない決まりになっている。
どこもお互い様なので、大体年末頃に翌年の休暇のスケジュールを組み、近隣の医院同士で「ここ、代診できる人~」という感じで、代診をお願いし合うの。

だから急患はそちらで診て貰えるのだけれど、薬の調整や普段の定期検査などは自分でするし、急ぎでない人は代診に行かずに私の帰りを待っているので、休みの前後はどうしても予約がギチギチになってしまう。

診療再開して最初の二日間は、公式の診療時間は半日なのに、それぞれ11-12時間位ぶっ通しで働いたな。

そうして何とか日常に戻りました。




二週間のうちに、すっかり春になっていた。