安曇野の温泉付きコテージ

私にとって松本は第二の故郷なので、帰国時には必ず行く。そして、やっぱり温泉付きの宿がいい。と言うのは、この辺りには日帰り温泉も沢山あるのだけれど、入浴料＋往復のタクシー代を考えると温泉付きの宿の方が結局安くついたりする事に気付いたし、何と言っても空き時間に何度も入れるのがいい。

それで今回初めて一泊したのは、AMBIENT 安曇野コテージ。

建て方に「ひえーっ」と、びびった！

一軒ずつ異なるデザイン・大きさなのにも、びっくり。

もっと小さなログハウスみたいな、半分キャンプみたいなのを想像していたのだけれど、きちんとした一軒家で、家具もしっかり入っている。食卓は勿論、ソファーセット、薪ストーブまで。台所の調理器具や食器も、かなり揃っている。

私達のコテージの寝室は一階に大きな和室、二階にベッドが二つ。バルコニーには、バーベキューセットまであった。

甥っ子からシュペッツレ・プレスをお土産に頼まれていたので、使い方のコツを教えながら、一緒に作ってみた。お相手はレトルトのカレーやシチュウ。

あとはスーパーやお弁当やさんで買い込んできたもので宴会。

（実は朝市みたいなところで、凄くおいしそうな食材を沢山見かけたのだけれど、キッチンがこんなにきちんとしているとは思わなかったので、「うわー、食べたい！」と思いながら何も買わなかったの、後悔！）

さて、何故わざわざここに泊まったかと言うと・・・

これよ、これ！なんと、コテージ全棟にそれぞれ温泉が引いてあるの！何たる贅沢。ざぶんと浸かった時、「ああ、このためにだったら、死にもの狂いで働くの、全くＯＫ！」と思った。

最近は温泉に行っても塩素が入っていて、楽しみの邪魔をする。でもこれは勿論、塩素なしの、かけ流し。

余りにも勿体ないので、お湯を溜めた後はちょろちょろにしてある。

二面が窓になっているので、開ければ露天風呂みたいな気分。

最終チェックアウトが１１時で遅かったので、朝ごはんの前と後に、２回も朝風呂しちゃったよ。

＊　＊　＊　＊　＊

覚え書き

• コテージなので、断熱は悪い。明け方寒くて目が覚めたけれど、お布団が沢山あったので、もう一枚重ねたら大丈夫だった。
• ４月末まで、別途「暖房費」というのがあるのだけれど、行った前日が３０度超えの暑さで、暖房器具は既に片付けられていて、使えなかった。清算の時にその旨伝えたら、支払わずに済んだ。
• 敷地内で猿の親子を何度か見掛けた。お風呂の窓の外側にも手形を見つけたので、ちょっと要注意。
• 源泉まで距離があるので、温泉の出し始めは結構長い間、管の中に溜まっていた冷たいのが出てくる。