秋の或る日、釘打ちの音が高らかに鳴り響いてきた。夫は居ない。
えー、こぐま、自分で何やってんの?
ところが、延々と打ち続けて、鳴り止まない。流石におかしいと思って外に出てみたら、お隣りさんが「キツツキが来ていたよ!」と教えてくれた。
(キツツキは用心深く、私が外に出た途端に飛び去り、その飛影しか見えなかった。)
庭に幾らでも老木があるし、この近隣で一番新しい家だから虫を探すには不適だろうに、ここで一体何がしたいのさ?
真っ新な雪を踏みたくなる感じ? そこに壁があるから、とか?
その後もしつこく何度も来ていたけれど、偽カラスを置き、キラキラの鳥よけをぶら下げ、何度も外に出て追い払ったら、何とか止まった。
蜂が巣を作ろうとしたのも、ここの窓。何が寄せるのか。
そして、犯人じゃない子が写っている。こうやって止まれるのか。
うちの壁は木材を貼ってあるのだけれど、この面だけは隣家に近い部分があるので防火壁になっていて、そこをやられた。
先日来て、ツルツルの素材の板を貼ってくれた。「普通に穴を閉じるだけだと、きっとまた来て開けるから」「これなら硬いし、滑って止まれない」だって。
最初は梯子をかけていたのだけれど、余りの高さに梯子が急傾斜になり、「この角度で作業は無理」と諦めて足場を組む事にされ、「事故だけは勘弁して~」とハラハラしていた私は、ほっとした。
同じ日、庭師さんも果樹の剪定に来てくれた。右の方に写っている、スラッとした女性。
チェーンソーも使いながら一人でガシガシ作業して、カッコイイ♪
因みに、こういう職人さん達の時間当たりの値段は、私の当番医バイトのそれよりも高い。(こちらの職人さん達って、後片付けが甘い事も多いけれど、掃除に時間を使わせたら、もっと高くなるよー。あと、安全靴を履いているので、靴は脱げない。)
でもね、もう我慢せず、プロに託せる部分は託してしまおう!と決めたので、また頑張って働こうっと。


くまさん、こんにちは。
返信削除こんなに広大なお庭があるのも羨ましいけれど、果樹があるなんて更に羨ましいです!いつか、どんな果樹があるのか教えてくれると嬉しいです^^
はるさん、こんにちは。
削除写真中央の一番大きな木は胡桃です。あとは、りんご、梨、プルーン、ミニプラムが複数本ずつ植わっていました。
かなりの老木も多くて、少しずつ枯れていくので、私が新たに植えたのは、プラム、杏、桃、日本の梨、柚子、さくらんぼ、ヘーゼルナッツなどです。りんごもそろそろ新しいのを植えるべきなのですが、品種が多過ぎてまだ決められずにいます。
か、壁に穴を?!
返信削除脳震盪起こさないのかと一瞬思いましたが(笑)
どちらにせよ大迷惑な話ですね…
我が家の方でもキツツキのドラミング?音は聞こえますが
超高速連打(タララララ!という感じ)
なので最初は分かりませんでした。
トンカチの音に聞こえるとは相当な強者…
庭もまた楽しみですね~
ひかりさん、こんにちは。
削除そう、私達も「キツツキ、頭大丈夫か?!」と思いましたが、工務店の人によると、時々だけれどまあある事で、却って化粧板の方が硬くて嫌いなんだってー。
うちに来たのは、丁度プロのトンカチ位の速さで、人間以外の可能性は考えもしなかったよ。隣人が何かやっているのか、いや、それにしては壁に直接響くし・・・と外に出た次第です。
しっかり考えて仕事をしてくださる職人さん、すごいです!
返信削除そして、それらの仕事に見合ったお給料が設定されているシステムも、仕事に対する敬意があって、いいなーと、ドイツ留学中(もう四半世紀前)から思っていました。
でも、実際にその実態を聞くと、「じゃあ、医師も植木屋さんも、敬意の量は同じってこと?」と、すこし、モヤモヤしました。でも、もしかしたら、同じプロとしては、一緒なのかもしれない・・・
それが、頭脳流出になったりしたら大変だな、とも思いつつ。(日本の研究職はアメリカに行くのが普通になってきました・・・。それこそ、事務職と研究職、給料がほぼ同じ、しかも、医学部も文学部もどこもかしこも一律同じ・・・。)
三兄弟の母さん、こんにちは。
削除まあねー、職人さんは戸外の肉体労働で、天候や時間に左右される大変なお仕事だし、訪問の往復もあるし、そこから保険年金税金を引かれたら普通の収入なんだろうなと。
ただ、ドイツの開業医の報酬はちょっと低過ぎです。普通の往診が、鍵110番よりも安い。
更に、当番医の時給は保険医組合が決めていて、私が病院を出て働き始めてからの約十年間に全く賃上げされていないので、搾取されている感があります。
一緒にモヤモヤして下さって、有難うございます!
キツツキが壁に穴をあけるというのにもびっくりしたけど、その穴が妙に等間隔なことの方に気を取られました。これ、すごくないですか?
返信削除梨の木さん、こんにちは。
削除そう、そうなんです! まるで最初から開いていたかのように、しれっと。
だから隣人に「キツツキが穴を開けたよ!」と言われても、最初見つけられませんでした。
一番下のが小さいのは、多分私が外に出てきて逃げざるを得なかったからかなと。さぞ後ろ髪を引かれる思いだった事でしょう。わはは。
それにしてもキツツキよ、一体何がしたかったのか・・・。