2024/09/16

冬が来る前に


一週間働いた後、金曜日の夕方から土曜日の朝まで当番医。

当番医明けの土・日は窓掃除。家族のセラピーと関係ない2階分がまだ残っていたの。
夏休み中、遊び歩いていて何もできなかった。それが急に肌寒くなってきたので、「ヤバッ」と慌てて。本格的に寒くなる前に済ませておかないと、冬に窓掃除はできないからね。網戸も張り直し。

実は網戸は、真夏よりもこれからの季節の方が大事なくらい。
というのは、日が短くなって外が暗くなると、明るい窓に虫が寄って来て、換気する時に中が暖かいのにひかれて入って来てしまうので。

それに窓ガラスも、斜光線が差し込むようになると、一気に汚れが目立ってくるからなー。




ビフォー&アフター

このブラインドは夏前の窓掃除の時、「ま、ここはガラスだけでいいか」とサボって拭かなかったら、覿面だね。




できた! スッキリ♪

9月は3週末連続で当番医を入れてあるので、窓掃除できる時にやっておこう!と、心の中で「冬が~来る前に~」と歌いながら二日連続で頑張って、自分で予想していたのの倍、片付ける事ができた。よくやった、ワタシ。





うわー、懐かしい!そんな人、いたねえ!というのが、時々お薦めで出てくる。
親に小言を言われながら夜更かししてMTVを観ていたキラキラの高校時代を思い出して、何だか元気になったよ。
そもそも80年代って、眩しい位の元気溌剌だった気がする。

当時は洋楽の映像というのはMTVとグラミー賞の時くらいしかなくて、MTVは週に一度、確か金曜日の0時から3時4時頃まで。検索も早送りもできないので、好みじゃない人の時には眠りこけそうになりながら、いつか好きな人が出るのを只管待ち続ける。「この人好き!」というのは一期一会で、曲の最後に出るアーティスト名と曲名を大慌てでメモし、CDレンタルに行ってカセットテープに入れるという・・・今では考えられないよねー。

この曲は気に入ってレンタルしたのだけれど、映像は多分1回位しか観ていないと思う。なのに、かなり細部まで覚えていたわ。





2024/09/14

夏休みに食べた地元料理


来客があったので、ここシュヴァーベンの郷土料理も一通り食べました。




マウルタッシェン。大きなラビオリみたいなもので、挽き肉がぎっしり入っている。
このレストランは、一人前が4個で、更にお代わり自由なんだけど・・・




1個がこんなに大きいので、お代わりなんて無理!
「絶対に満腹にさせてみせる!」という強い意思を感じるよ。

* * * * *



おらが村の山羊祭りにも行きました。前夜祭は、
山羊バーガーに、山羊ソーセージ。




メインのお昼は、山羊シチュー。どれも、言われなければ山羊肉だとは判らない位、くせがない。
あれこれ食べたいし、売り上げが村の団体の資金になるので、二日連続で行く事にしている。




この日は蒸し暑くて全員バテバテになってしまったので、ケーキは買って帰って家で食べました。
村のおばちゃん達が自慢のケーキを持ち寄って売るので、どれも凄くおいしいの。

* * * * *



レンズ豆とシュペッツレは、庶民のソウルフード。
学食や病院の献立がこれだと、普段は昼ご飯を取らない人も、いそいそと食べに行っていた。その頃は「そこまでー?」という感じだったのだけれど、今ではしみじみおいしいと思うようになった。

もう少しだけレンズ豆を煮崩れさせた方がよかったかな。
本来はブロッコリーなぞ添えずに潔い茶色料理なのだけれど、外食続きで野菜不足気味だったので。

* * * * *

ブロッコリーと言えば。

少し前、イースターに出し忘れたうさぎチョコが出てきて、妹こぐまが花がら摘みを手伝ってくれたので、お礼にやったら・・・

「まあ、あなた、イースターじゃないのに、何しに来たの?!」
「すぐに食べるわ!」

と大喜び。うさぎがキャーッと震えると、

「大丈夫。私のお腹の中には、イースターに食べたあなたのお母さんが待っているから!」

・・・消化不良かよ。


「でも、そうしたら狩人が来て、妹こぐまのお腹を切って、うさぎの親子を出すかもよ」と言ったら、

「うーん、代わりに石を詰められるのは嫌だな。

・・・

そうだ!

ブロッコリーを詰めて貰おう!

うん、あんたブロッコリー大好きだもんね。





2024/09/11

夏休みに食べたもの色々


夏休みも終わり、日常が戻ってきました。
実は色々あってどん底だったりもしたのですが、そちらも一旦落ち着きました。




どうしても手が回らず、荒れ放題の果樹園にも、プルーンがなっていた。




梯子を担ぎ出すまでの余力はなくて、手の届く分だけ。




それで、もの凄く久しぶりにプルーンケーキも焼いた。
昔はしょっちゅう焼いていたの、妹こぐまはもう覚えていなかったよ・・・しくしく。




久しぶりに、ちゃんとパン屋さんとお肉屋さんで買って来て、ブランチ。




こちらのアイスコーヒーというのは、コーヒーフロートのこと。
アイス一玉だけなので、糖質制限があっても、何とか。





2024/09/06

シュタイフ博物館@Giengen an der Brenz



30年以上前のシュタイフ。私の人生の五本指に入るプレゼントだった。一緒にドイツに来る事になるとは、当時は夢にも思っていなかったなー。




さて、シュタイフ博物館にも行ってきました。




前回行ったのはもう10年以上前で、兄こぐまがこんなに小さかった! 妹こぐまは初めて。




創始者のマルガレーテ・シュタイフは小児麻痺で車椅子生活だったのだけれど、チターを人に教えて稼いだお金でミシンを買い、裁縫を習い、洋服を作って売り、子ども服の世界にはまり、たまたま作った象の針刺しが大ヒットし、そこから世界初のぬいぐるみ工場が始まったのだって。




私は今のシュタイフにはもう殆ど心動かされないのだけれど、昔のは本当に丁寧に作ってあって、個性的。




素敵なフェルトの鶏。




物語の主人公とか・・・



マザー・グースとか。




たかみーを連想した人、手を挙げて!



この顔、好き。




姉が子どもの頃から大事にしている不思議な犬のそっくりさんを見つけた。
説明書きを読んだら何と、Waldiという1972年ミュンヘンオリンピックの公式マスコットだった!正体が判り、実家の一同びっくり、「マスコットかー、それでこんな色なのかー」と納得。




売店で唯一惹かれた子。買わなかったけどね。





2024/09/03

アルザス余談@Strasbourg



スフレンハイムに着いてから、突如私のスマホのインターネット接続がなくなった。帰宅してから検索したら、私のスマホの設定の問題だった事が判明。でも、接続切れてからじゃ、検索もできんやん!それに国境を越えてからもスフレンハイムまでは機能していたので、設定の問題とは思わなかったよ。
準備なし・フランス語もできないのに、ナビなし・車に常備していた筈の地図もなしでストラスブールに移動し(しかも初めて有料道に出くわし、料金の払い方が最初解らず、プチパニックになった)、暑い中を歩くのが嫌でぐだぐだになっているこぐま達を連れ、勘で店を決めてご飯を食べ、観光もし、道路標識だけを頼りに何とか帰り着いた自分を褒めたい。




四種類のタルトフランベを注文して、四分の一ずつで「はい、次!」と回して食べた。




前に一度乗ったメリーゴーランド、もうちょっと恥ずかしい年になって、最初は「いい」と遠慮していたのだけれど、だからこそもう最後のチャンスかも知れないし、と薦めたら、乗ってやっぱり大喜びしていた。
ここのメリーゴーランドは、本当に美しくて素敵だなあと、改めて感心。色々な動物がいて、豚なんて「誰が乗るんかな?」と思っていたら、嬉しそうに乗っている子がいた。




何と創業1900年らしい!3乗り8ユーロ。




パティスリーのアイスはやっぱりおいしい!のだけれど、一玉2.30ユーロになっていた・・・。
誰もいなかったのに、私達がゆっくり悩んで買っていたら人が寄って来て、人が人を呼んであっと言う間に行列ができた。

おいしいものを食べて、メリーゴーランドにも乗って、こぐま達もやっと御機嫌になりました。




帰路、アルザスと黒い森をつなぐ峠の夕暮れ。振り返り、これだけ上って来たのね。




買ってきたおいしいパンとチーズで晩御飯。





2024/09/01

アルザス陶器の村、Soufflenheim



まずはツーリストインフォメーションで地図を貰う。赤土の壺の絵が描いてあるのが全部、スフレンハイム焼きの工房。
後になって気付いたのだけれど、大体12-14時くらいが昼休みで閉まってしまうので、要注意!

お店と工房がくっついていて、あちこちで「工房見たい?」と見学させてくれた。陶器祭りの時はバタバタしていてそれどころじゃない感じだったので、却って空いている時期に行くのがいいのかも。




絵付け中。




絵付け済み、釉薬をかける前。




窯。





作っている様子を見ると、一気に親しみを覚えるようになる。
ちょっとした不良品は凄く安く売っているよ。

家の番地のプレートが可愛かったのだけれど、数字が揃っている店がなかったという・・・。




以前買ったのも出してきて、皆の買い物の記念撮影。お店では情報過多&食傷気味になってしまうのだけれど、家で見ると、やっぱり素敵♪
工房によって作風が違うのは勿論だけれど・・・




使っている土や焼く温度まで違うのは知らなかった!
ある店で「うちのは高い温度で焼いているから、使う前の目止めは不要」と言われて、びっくり。較べてみたら、確かに粗さや硬さが違う。本来のスフレンハイム焼きは赤土だって。

暑い日でこぐま達がぐだぐだになったのと、昼休みになってしまったのとで、全部は回れなかったので、もう一度行きたいなー。


スフレンハイム焼きの工程、マップやそれぞれの工房サイトへのリンクなど。英語もあり。これで予習してから行くと、効率的に回れるね。