2026/06/29

早起き生活


何度も書いているけれど、熱波中は、朝4時5時には起きて、家中の窓を全開にして扇風機も回し、換気して家を冷やす。
(本当は夜の間ずっと開けておきたいのだけれど、雨が降るかも知れないし、防犯上も心配なので。)

そして、しょっちゅう窓の様子を見て、外気の方が熱くなるギリギリまで粘って、熱が入り始める前に、窓もシャッターも閉める。



きちんとやると、室温は安定。
この写真は午後2時半頃。クーラーなしでこの温度差は凄いと、いつも思う。晩にまた窓を開けられるようになる直前でも、室温はせいぜいこれより1度上がる程度。
それ迄住んでいたアパートは古くて断熱が悪く、最善を尽くしてもここまでいかなかったので、これは本当に有難い。

但し診療のある日は、人の体温があるし、人の出入りの度に熱気が入ってきてしまうので、もう少し上がってしまうけれど、それでも30度以下で、何とか我慢できる。

それにしても、熱い(感覚として「暑い」じゃない)。私が子どもの頃には「体温より高い気温」というのが考えられない事で、「どういう状態なんだろう?」と、一所懸命想像した記憶がある。

* * * * *

ドイツに来て初めて感じたのが、扇風機の威力。
日本にいた時は、扇風機なんて、全く涼しいとは思わなかったもの。
一番緩い風で、首は振らせず、風も自分に直接当てず、ただ単に部屋の空気を僅かに動かし続けるだけで、全然違う。
これは多分、こちらの気候や家に合っているからなのだろう。

あと、場所による外気温の温度差。
隣り合った窓でも、入って来る風の温度が全然違うの。なので、どの窓を開けて、どの窓を閉めるかというのを、小まめに見ないといけない。
うちなんて、おまけに付けたみたいな、家で一番小さい窓が、一番長く涼風を入れてくれて、その威力にびっくり。

* * * * *

今週は涼しくなるらしいので、早起き生活も終われるかな。



ここは午後の日差しがきつい所なのだけれど、一番最初に植えたブドウが大分茂ってきて、涼風が入るのが断然長くなった。緑の力って、凄い!
木陰って、人工の屋根で作った日陰と、風の温度が全然違うのよね。

本当は剪定するともっときちんとした印象になるのだけれど、今はまだ兎に角わさわさ茂っていて欲しいので、剪定は最小限。
ブドウの収穫はおまけで、主目的は日陰作りと階段の装飾。

一昨年追加で2本、去年更に追加でもう2本(デラウェアと巨峰!)植えたので、ここは緑に覆われる予定。冬は葉が落ちるから暗くならないよ。




2026/06/26

ドッカン料理のすすめ


NHKニュース

これを見て、さもありなん、と思った。

「和食は健康にいい」という過信のようなものがある。
更に、日本は基本的に炭水化物天国。

何かと、おにぎりや麺で済ませたり。
皿数が矢鱈と多い御馳走でも、お上品なサラダとか、小皿に野菜が2、3切れとかでは、バランスも何も、そもそも全然足りやしない。

私自身、日本での社会人時代の食生活を振り返ると、本当に酷かったし、体調もしょっちゅう崩していた。
野菜と肉を本当にしっかり摂るようになったのは、自分が糖尿病になってから。それも最初は「一体何を食べればいいの?!」という位、難しかった。つまり、それだけ炭水化物に頼った食生活だったという事。

* * * * *

それに加えて、隠れ貧困など、「きちんと食べられない」というニュースもよく目にする。でもその割に、買い物の中身は加工食品だったり、「〇〇の素」とかタレだったり。そこにお金を使うのは勿体ない。

ドイツはとっても有難い事に、基本的な食材は、相対的に(円換算するのでなく、ドイツ国内の「ものの値段」を比較して)安い。
お菓子とか加工食品とかは「こんなものが、この値段?」と震える位高いし、勿論高い食材もあるのだけれど、安い物を選ぶ事は可能で、兎に角飢えずには済む。

それでも最近は物価上昇が恐ろしい事になっていて、私は「その時安い食材で兎に角お腹を満たし、高い食材はお楽しみとして付け加える」という感じで買い物をしている。
その、「安い食材がある」というのが、本当に有難い。

例えば人参が2kgパックで2ユーロ以下になっていたら、半kg位人参サラダにすると、一度でなくなる。
キャベツは最近値上がりが激しく、大きなのだと4ユーロ位するけれど、それを一度に半個は食べる。
ブロッコリーも大きな一株が2ユーロ以下で、これも一度でなくなる。

私は基本的に大鍋料理だけれど、その時安かった肉と野菜を、文字通り一抱えは使う
使いさしにすると古くなるので、一度にあれこれ沢山の種類は買わず、少ない品目で、もうドカン、ドカンと。

そして、きちんとお料理するのは一日一食だけ。
あとの二食は、雑穀入りのパンとか、シリアルとか、茹で卵とか、青果とか、前日の残り物とかで、簡単に済ませる。
以前にも書いた事があるけれど、お弁当なんて、バランスも何も、たかが一切れ二切れ入れたところで栄養的には大した事はないので、考えるのは腹持ち・味・彩りだけ。

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二日分の買い物。これだけ買って約14ユーロ。
この日の「お楽しみの高い食材」はシメジ、1.99ユーロ也。




一日目、肉味噌の春雨サラダ。これで二人分。
ボウルに一杯の人参サラダも作るつもりだったのだけれど、予想外に人数が少なかったので、これだけ。




二日目、白菜、挽き肉、人参、しめじの煮物。味付けは塩コショウだけ。
暑い日には作り置きしておいて、冷蔵庫から出したてを食べる。
白菜一株、お肉500g+他の野菜(これ以上入れると、最初お鍋の蓋が閉まらなくて無理、という量)が入っていて、一度でなくなるよ。

* * * * *

何が言いたかったかというと、毎食毎食もの凄く頑張って皿数を多くしたり、お金をかけて「御馳走」にしなくても、ドッカン料理で栄養は摂れるよーという事。肉も野菜もどっさり入っていて、それだけで完結しているもの。



2026/06/23

ふるふる詐欺の後の雨乞い


ふるふる詐欺の二日後のこと。

16日間予報を見たら、連日晴天猛暑で、終わりが見えないどころか、雨マークが一切ない! まだそんなに続くんかー・・・げっそり。
空には雲一つない。これでは雨乞いもできんがな。
やけになって、アフリカの雨乞いの歌を歌ってしまった。

その30分後くらいか。

突然小さな雹が降りだし、その後は激しい土砂降り。
ええーっ、雲、どこから来たん?

* * * * *

雨がやんだタイミングで、兄こぐまを迎えに。
車を運転しながら、何となくまた歌った。

そうしたら、帰り道、また降り出した。

* * * * *

勿論そんなの偶然なのだけれど、余りにもタイミングが合っていたので、時代が違っていたら「雨乞い成功!」で、巫女になれた?!と、笑ってしまった。(そして、まぐれ当たりが続かずに、そのうち魔女として狩られたに違いない。チーン。)

まだまだ猛暑は続くけれど、一時でも気温が下がって、お湿りがあって、人間も植物も一息つけたのは有難かった。




こんなに暑くなる前のごはん。
人参、豚挽き肉、お豆腐を炒め合わせて、春雨と生のキュウリをあえたもの。

暑くなった今は、日が落ちる迄シャッターが開けられないので、ちょっと穴倉生活みたいで、こんな解放感がない。
でも、それだけでそこそこ涼しく保てるって、新しい家の断熱性はやっぱり凄いし、夜に気温が下がる正常さがこの地にはまだ残っているという事で、有難い。




予報が変わって、次の雷雨は一週間後か。
こうやって、いつも雷雨を心待ちにして暑さを乗り切るのだけれど、またふるふる詐欺になりませんように。また歌うか?! わはは。



2026/06/21

猛暑中のふるふる詐欺


この街では、全国的に有名な中世の騎士祭りがあるのだけれど、その週末は大体いつも、暑さのピーク。
この時期に炎天下でやるって、そのうえ甲冑や毛皮を身に着けている人もいて、正気の沙汰かよ?! 時期ずらそうよ!と、毎年思う。



(金曜日の晩だけ、マーケットが入場無料。丁度妹こぐまが街に用があったので、ちょっと寄った。妹こぐまが選んだのは、揚げパン。揚げたてカリカリ、中はふんわりで、凄くおいしかった♪)

* * * * *

早起きして、日が差す前は、ドアまで全開にして、家中の換気。
その後は東側から、そして上の階から順に、窓とシャッターを閉めていく。
そして、猛暑期間中は雨が降らないので、庭の水遣りとパトロール。若い苗木はまだ弱いので、時々見てやらないと。

村の人に「あなたのお隣りさんが、何もかもあなたが一人でやってる、って言ってたよ。草刈りまでやってるんだって?!」と、心配された。

でもまあ、猛暑中はカラカラに乾いて雑草もそんなに育たないので、草刈りの頻度が下がるのだけは嬉しい。

* * * * *

乾いた猛暑が何週間か続き、その後で激しい雷雨が来て、暑さが収まるというのが、通常の流れ。

猛暑が始まってまだ2、3日という晩に、雷雨の予報が出ていた。お、途中のお湿りクーラーか?!それは嬉しい。

空が真っ黒い雲に覆われ、強い風が吹き始め、ピカピカゴロゴロと盛大に雷は始まったものの・・・結局、雨は降らず。翌朝起きて、カラカラに乾いた地面を見た時の失望感と言ったら。
これ、結構よくある事で、私は「降る降る詐欺」と呼んでいる。あーあ。



2026/06/18

ハーレー祭り


休暇中の小旅行、おまけの話し。




リューデスハイムはライン川沿いのワインの産地で、ツグミ横丁が有名。
何だか爆音のバイクが多いなあと思いながら、展望台へ。




あれ? 街の真ん中に
Harley-Davidsonの旗が掲げられている。




ゴンドラにまで乗っているし!
この街にハーレーの工場かミュージアムでもあるの?何か街おこし?と最初思った。




丁度バイク祭りをやっていたのでした! 
ハーレーがずらりと勢揃いし、更に続々とやって来る。何と、数千から一万台のバイクが集合するのだとか。




ツグミ横丁も、刺青・革ジャンのバイカー達の割合が凄く高くて、ちょっと不思議な雰囲気になっていた。

昔、アメリカンロックやR&Bをやっていた頃は、ハーレーが憧れだったなー。
とてもそんなお金はなかったので、ブーツを買うので精一杯だったけれど。




こんなに沢山のハーレーを見たのは初めてだった。

MAGIC BIKE RÜDESHEIM



2026/06/14

知らなければ怖いのは当たり前


医者にとっては何でもない事でも、そうと知らなければ怖くなるのは当たり前。
自分だって医学を修める前はそうだったのに、それを忘れてしまって、「何でこんな些事で来たの」と不機嫌になる医者がいるのは、とっても残念。

そういう「些事」を一つ一つ診て、「これなら大丈夫」と説明するのが私達家庭医の仕事。
そもそも些事と思っていた事が、稀にこじらせてしまったり、何かの兆候である場合だってあるのだから、それを面倒がってはいけないのよ。




私の腕。うっかり腕まくりして草刈りをしたら、こうなった。腕の輪郭がボコボコになっているの、判るかしら。熱を持って、腫れて肌が引っ張られて痛いし、めっちゃ痒い。アレルギー反応が全身に巡ったらしく、胴にも少し発疹が出た。休暇中でよかった!

イラクサかも知れないし、植物の成分と日光で化学反応を起こす事もある。また、花粉のシーズンには、普段反応しないものにもアレルギー反応を起こしてしまったり、その反応も普段より酷い事が、結構ある。

私はこれが勝手に治まると知っているし、アナフィラキシーなど危険な兆候もなかったので、水洗いして抗ヒスタミン剤を飲んで待つだけだったけれど、これ、知らなかったらびっくりして医者に駆け込むのも当たり前だよね・・・と思う位酷かったわ。

因みにこういう時は、熱を持っている部分は冷やすと楽になるものの、塗り薬は殆ど効かない事が多い
ドイツで処方箋なしで買える飲み薬で一番よく効くのは、恐らくCetirizin。これは眠くなるので、晩の服用をお薦めしている。私自身は、それよりちょっと弱いけれど眠くならないLoratadinを使っています。



2026/06/12

ライン下り(ローレライ周遊)


初めてライン下りに行ってきました♪
この近くには何度も行っているのだけれど、ゆったりクルーズする時間を取れた事がなかったの。




結構大きな船で、殆ど揺れずに快適。中は軽食レストランになっていて、上のデッキにも上れる。
終日雨、時に雷雨の予報だったけれど、まあ出たり入ったりすれば何とかなるかな。




リューデスハイムから出発!

古城を巡る、往復5時間の旅。
片道を電車にしても、そんなに大幅に時間が短縮される訳でもなく、電車は遅延とか色々不安があるし、船着き場と駅の間を歩いている時に降られるのも嫌だし、それならまあ、船でのんびり往復するか。



















ローレライは「世界三大がっかり」だと聞いたけれど、いやいや、とんでもない。素晴らしい迫力の露頭だったー!




妹こぐまに「何でこんなに沢山お城があるの?」と訊かれた。あらー、前に中世のお城に行った時に説明したの、妹こぐまはまだ小さかったし、忘れたか。で、改めて説明。

途中で少し降られた程度で済んで、上出来。
景色がどんどん変わるし、私は全く飽きなかったよ。



2026/06/09

小旅行


休暇の最後は、友人一家に会いに、二泊三日で出掛けました。



この地方の名物、パプリカと玉葱のクリームチーズ。おいしかった!




シャガールのステンドグラス。写真に撮るとどうしても色が飛んでしまう。実物は、もっともっと素敵な青の洪水なのよー。




このネックレス、着ていたケンゾーTシャツに余りにもドンピシャの色(ちょっと彩度が低いけれど)だったので、買っちゃった。例のニットとも合う筈!

* * * * *

兄こぐまが難しい年頃で、歴史にも街にも興味なし、教会も博物館も入りたくない、店もマルクトも見たくない、歩くのも嫌、でも歩かないのも退屈。折角マルクト広場とか教会の中に座っても、わざわざ顔を伏せて自分の爪先を見ているし、船に乗れば突っ伏して寝ている・・・。

私なんて、出先の美しい街並みや、ステンドグラスの前でなら、何時間でも座ってぽかーんと眺めていられるのに。
(でも、只管退屈そうにしているだけで、文句は言わない。私が入りたい所には、嫌々でも黙ってついて来てくれる。だから、足を引き摺る音とか気にせず、伺いも立てず、私がやりたいようーに楽しんで振り回せばいいだけの話しなのだけれど、それがなかなか、ねえ。)

あーあ、一人ならもっと自由に弾けて楽しめるのにな、と思ったりもしたけれど、まあ、たまには連れ出してやらないとね。
最後にバーガーキングでセットを買ってやったら、久しぶりに「ありがとう」が聞けた。ので、終わり良ければ総て良し、という事で。



2026/06/06

experimenta(サイエンスセンター)


車で1時間半位の所にあるドイツ最大のサイエンスセンター、行ってみたいと思ってリンクを保存してから、既に1年以上。やっと行けた!




これ、どれが誰だか、実物だと結構判る。


↓動画にまとめてみたよ。


楽しかった!

私が特に感心したのは、気象の模型。この動画では余りにも多くの子ども達が手を出しているので解り難いけれど、砂で山や谷を作ると地形図みたいに色がつき、雲の動きも変わる。そこにルーペみたいなのをかざして、雨を降らせて湖を作ったり、風で雲を集めたり、太陽で照らしたりと、色々できる。

兄こぐまの紙飛行機がよく飛ぶので、おじいさんに「どうやったの?」と話しかけられたり。




写真は腕に付けたチップに保存しておいて、自分だけの新聞を作ってプリントアウトもできる。
アカウントを作れば、自宅からアクセスしてダウンロードできたらしい。やればよかった!




ハムスターの回し車みたいなので、前に歩くとどんどんミクロの世界に入って行く。これはピロリ菌。




休暇中なので結構人出があったけれど、それでも殆ど待たずに遊べる位、兎に角沢山ある。あと、他の人がやっているのを横で見ているのも面白い。




小さな子ども用のフロアでも、こぐま達より大きなお兄ちゃん達がめっちゃ真剣に遊んでいた。あと、子どもを待っている親が、一人で夢中になって遊んでいたり。
やり方がよくわからなくて試行錯誤していると、そこにいる子ども達に「それ、こうやるんだよ!」と話しかけられたり。




これで様子がわかったので、もう一度行って、遊びまくりたい!


Bahnhofstr. 6
74072 Heilbronn

  • 係員の数が結構多くて、何でも訊ける。
  • トイレはきれいだった。あちこちに消毒液もある。
  • 入場チップで出入り自由。
  • 立体駐車場があって、入場チケットを買う時に駐車券を出すと、駐車代1日15ユーロのところが5ユーロになる。

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小さい子用はこんな感じ。これ、公式の動画よりいい。



2026/06/02

黒い森のくま園


黒い森のくま園に、初めて行ってきました。

人間が餌付けしてしまったり、違法に売られて見世物にされていたり、という動物達の保護園。多くは東欧や南欧から、はるばるレスキューされてきた。

こぐまを見世物に使うのは、おさるのジョージ(←Amazonリンク)の時代の、過ぎた話しじゃなくて、今でも「セルフィー用こぐま」とか、あるんだって。




いたいた。保護された動物達はトラウマがあって敏感なので、大声を出してはいけないのは勿論のこと、相手にしちゃダメとか、同じ所をぐるぐる歩き始めたら立ち去る事とか、色々注意書きがあった。




お昼寝していたのが、むくっと起き上がった。




意外に小さい。柵は少なくとも二重になっていて、向こう側は電気柵。

餌やりにも遭遇したけれど、ポーンと思いっ切り遠くの茂みに投げるので、食べているところは殆ど見られず。
でも確かに、じーっと見られながら食べるのは、人間でも気になるもんね。




茂みの中から姿を現したのは・・・




オオカミ。犬連れの家族がいて、それを観察しに来ていた。
お互い無言で、じーっと見つめ合う。オオカミもパタパタ尻尾ふるんだ!




それぞれの区画は広くて、姿を見せてくれない子達の方が多い。
オオヤマネコも遠くにちらっと姿を見せたらしいけれど、「えっ、どこ、どこ?」と言う間に隠れてしまい、私は見そびれた。




ちらっとこちらを見に来ては、またすぐに姿を隠す。いいよ、いいよ。




こんな感じで、本当に広々としている。

人間のせいでもう自然界では生き延びられなくなった、或いは人間に近くなり過ぎて害を及ぼす恐れが出てしまったこの子達が、せめてこの保護園で幸せな余生を送れますように。

そして日本の熊被害も、本来の姿じゃない、とても不幸な展開だと思う。
また棲み分けができるようになりますように。


Rippoldsauer Str. 36/1
77776 Bad Rippoldsau-Schapbach

* * * * *

こどものともって、やっぱり凄い。



2026/05/30

セルフィー下手


私はスマホ歴が短くて、セルフィーというものに慣れていないので、本当に下手。
セルフィーで集合写真を撮ろうとしても、スマホを落としそうになったり、自分の顔が切れたりして、こぐま達にげらげら笑われる始末。




妹こぐまが、「ママ、こうやって持つんだよ!」と教えてくれた。
人差し指と小指を鉤型にしてクリップみたいにスマホをがっちり挟み込み、その間の2本の指は真っ直ぐ伸ばして後ろを支えるんやと。




そうすると、空いた親指でシャッターを押せるという訳。なるほどー!
私はスマホをがしっと握って、ボリュームボタンでシャッター切っていたよ。
(因みにこのスマホに映っている家は、写真じゃなくて、電源が入っていないスマホのガラスが鏡になっているの。快晴の旧市街♪)

でもね、小さくて軽くて色々できる自撮り棒を見つけて、買っちゃった。


今ってどんどん進化していて、凄いな。
プラスチック部分がどれだけもつか・・・。まあ私は基本的には一眼レフを使って、スマホは自撮りや動画だけなので、そんなに出番はなくて大丈夫な筈。

本当は、スマホで撮影するのは落として壊すのが凄く怖くて嫌で、私のスマホ程度の画質なら小さなアクションカメラみたいなので充分な筈なのだけれど、それはもっと余裕ができたら、だな。



2026/05/27

募金活動マラソン


仕事中に携帯電話がしつこく鳴る。ちらりと見たら、妹こぐま。
引き出しに突っ込んで無視していたら、更に何度も鳴る。今度は兄こぐま。
「鳴らして出ない時は仕事だって言ってるのに・・・帰って来たら叱らなくちゃ」と思っていたら、最後には学校からも電話が入り、妹こぐまの具合が悪いので迎えに来てと言われて、泡を食った。
無視して、すまぬー!

その日は、学校で募金活動マラソンがあったの。
親が「一周いくら」とスポンサーになり、子ども達が走った距離によって募金する。ちょっと意味わからんけど、まあ子ども達にとっては授業が潰れるイベントで嬉しく、学校は「自分が頑張った事で募金になる」というのを意図しているのか。




そりゃま、我が子達のこんな姿を見たら、募金するよね。
一周1.1kmのコースで、一周する度に胸に下げているカードにスタンプが押される。

妹こぐま、なんと十周(=11
キロ!)も走ったそうで・・・しかも生理中。
そりゃ、あんた、具合も悪くなるわ!
青白い顔で毛布にくるまっていて、「気持ち悪い~」と吐く寸前。やれやれ。

小5から高3までの約400人の生徒で合計4000キロって、凄いな。みんな、そんなに走れるんだー。

兄こぐまは、最初から「ぼくはもう走らない事にした」と言っていて、友達とダラダラ歩いて3キロ。普段ジョギングしてるくせに!
でもまあ、強要されないというのは、いい事か。



2026/05/25

トルコからの交換留学生



交換留学生を迎えるのに、私は仕事があるので大丈夫かなーと心配していたのだけれど、
学校側がしっかり予定を組んでくれていて、ほぼ毎日グループで出掛けていて、晩御飯も食べて帰って来たりするので、親は殆ど何もしなくてよかった。

そのうえ子ども達だけで夜中まで遊び歩いたりしていたので、更に接触が少なかった。
田舎なのでバスが少なく、車であちこち送り迎えはしたのと、フリーの日にちょっと遠出したけれど、その程度。
まあそもそも、大人と一番距離を置く年頃かなー。却って大学生くらいになった方が社交性があるよね。

窮屈だけれど、兄こぐまの部屋で一緒に寝て貰った。
兄こぐまはお客のために我慢するのは初めての経験で、振り回されてちょっと嫌になっている部分もあったみたいだけれど、それもいい経験だと思って、見て見ぬふり。
その分私に当たられて、いつも必ず言う「ありがとう」もなくなって、しんどかったけれど、まあ兄こぐまもいっぱいいっぱいなので、仕方ない。

うちに来た子は、結構甘やかされて育っているんだろうな、という感じで、好き嫌いもあって食が細くてちょっと困ったのだけれど、最後の晩、出先から帰宅して大慌てでトマトパスタを作ったら、「このソースがおいしい!」と初めてお代わりしてくれて、ほっとした。
つい土地の名物を出しがちだけれど、やっぱりまだ子どもで、食べ慣れた「普通のごはん」がいいんだね。




お土産に一式持って来て、トルココーヒーの淹れ方を教えてくれた。この小さなポットで、かき混ぜながらゆっくり加熱するの。
そう言えばシリア料理店でも、シリアコーヒーは注文してから出てくるまで結構待つもんね。

* * * * *

お別れパーティーはBBQの筈だった。仕事を済ませて、お肉さえ買って行けばいいから余裕!と思っていた。
ところが当日のお昼頃、兄こぐまから「持ち寄りパーティーに変更だって」と連絡が来た。ええーっ・・・。

パーティーは夕方の5時から。私は1時まで診療があり、その後往診も入っている。

兄こぐまに「イーストだけ買って来て!」と頼み、診療時間終了後すぐに迎えに行き、パン生地を用意して、発酵させておいて往診へ。
その後スーパーに具を買いに行って、大慌てで日本の総菜パンを作り、オーブンから出したてを冷ます暇もなく盛り付けて、何とかパーティーに。




パン24個。頑張った、私。

ソーセージは勿論豚肉ではない。ベジタリアンのためにコーンマヨも。

* * * * *

出発の朝、駅まで送って行った。
周りは親も含めかなり泣きまくっていたのだけれど、うちはシーンとしていて、なんかクールだったわ。
私って冷たいかなあと反省しつつ、まあ英語が苦手でそんなにコミュニケーション取れなかったし、仕方ないか。

実は兄こぐまは他の子達の方が気が合ったのか、うちに来たゲストを置いて、他の子達と遊び歩いたりしていた。それってホストとしてどうなんよ、とも思ったけれど、本人達が気にしていないようなので、小言は飲み込んだ。
でも、兄こぐまが遊び歩くのに忙しくて気もそぞろで、周囲が自分の思い通りに動かないと苛々していたのは、やんわりと指摘。

お別れした帰り道、兄こぐまに「どうだった?」と訊いたら、一言目に「大変だった」ではなくて「楽しかった」と言ったので、結果オーライかな。
「よく頑張ったね。いいホストであろうとしていたの、ちゃんと見ていたよ」と褒めておいた。

因みに兄こぐまがトルコから帰って来た時、一番のカルチャーショックは車の運転だったそう。で、トルコからのボーイズはシートベルトをしたがらず、「罰金高いよ!」と何度も言って、渋々ようやく、だった。


初めて原書で読んで、エドマンドが魂を売ったのが、プリンのためじゃなくてロクムのためだったと知った時は、「え・・・これのために・・・?」と衝撃を受けた。当時の日本でプリンと訳したのは、本当に凄いと思う。




2026/05/20

Outletシティ


うちから車で1時間位のところに、大きなアウトレットシティがある。ヨーロッパ最大級だとかで、街全体がアウトレットモールになっている感じ。

トルコからの交換留学生、ここに行くために、こちらが引く位お金を持って来ていて、お願いされて友達も一緒に連れて行った。
まあね、家族親戚みんなに頼まれた買い物もあったみたい。でも、おませさんで、毎日鏡の前でしっかり整え、しょっちゅうセルフィー撮っているし、彼女もいると言うし、ついて行けない・・・。
兄こぐまなんて、トルコのパンを山盛り買って来たのがお土産だったので、まだまだ中身が子どもやわー。ファッションに興味は出てきているけれど、他の人の分の買い物なんてまだ絶対お願いできない。)




実は私は、中心モールには初めて行ったのだけれど、
行ってみてびっくり。
紙袋を持っていない人の方が少ない位、皆ふわふわ浮かれて買いまくっている。そしてとっても嬉しそう。皆最初から買う気で行っているから、凄い経済効果だな。

GUCCIの前には入店制限の行列までできていた。ブランド率の低いドイツでは珍しい光景。でも、本当のお金持ちはアウトレットなんて行かない訳で、だからギラギラした小金持ちの外国人が並ぶ、ちょっと独特の雰囲気。

ファッションだけでなく、生活用品などもある。私が覗いたお店では、3割引き位が多かった。
お菓子を見ると、スーパーで定期的にセールされるのより、僅かに高い程度。
つまり、セールを待たずに、同じ位の価格で一年中買えるという訳。あと、品揃えが凄くて、スーパーでは見た事ないフレーバーとか、レアなものもある。
なので、何かイベントがある時とか、よさそう。
キッチン用品も、お鍋なんかはセールに出会う率が高いけれど、小物は定価で買う事が多いので、新生活のスタート時とかにいいかも。
服は私はいつも半額以下のセール品の中から買うので、3割引きではまだ高いなあという印象。

* * * * *

そもそも私は最近のブランド服には全く興味なくて、本を持って行ってカフェで待っているつもりだったのだけれど、リーバイスがあったので、「お!」と入って・・・

約30年ぶりに買っちゃったよ。しかも、初の女物リーバイス!

日本でロッカーやっていた頃は、女物で合うサイズがなくて、男物しか買えなかったの。ストレッチジーンズなんてなかった時代で、きついのを無理してはくのが格好よかった。
でも、ただでさえ男物は腰回りがきついうえ、出産後は体型が下膨れになって、当時のジーンズをはくのは流石にしんどくなってきた。

ドイツに来てからは田舎暮らしで、型とサイズの揃ったジーンズショップというものに出会わず、結局ユニクロジーンズを買って間に合わせたりしていたのだけれど、流行の型は好きじゃないし、何かきまらない。
この歳では、ジーンズはもう卒業なのかな、と思っていた。




私の好きなブーツカットがあった!はいてみて、「これよ、これ!」と思わず顔がほころぶライン。
しかもサイズが揃っていて選び放題。苦しまずにはけるよう、ワンサイズ上のゆったり目にした。
(こちらではズボンは、太さと長さが書いてあって、基本的に裾直しなしで買う。久しぶり過ぎてサイズの見当が全くつかず、試着室で自分のを脱いで確認したという・・・)
ジーンズ2本合わせて定価239.90ユーロのところ、149ユーロ也。「定価」が正しいかどうかは別としても、やったー♪ やっぱり下半身がきまらないと、凄く残念な感じになるのよ。
3本買えば209ユーロだったのだけれど、まあ、そこまではがっつかず。

定番ジーンズって余りセールにならないし、ワゴンセールではサイズがなかったりするので、好きな型のぴったりサイズが安く買えるなんて、アウトレットいいやん!と思った。
こうして私も、ふわふわ・にこにこ組に仲間入り。

皆の熱気につられて上着まで買いそうになってしまったけれど、2着買わないとそんなに安くならないので、こちらは思い留まった。のだけれど、後になって考えてみれば、頑張って働いているんだし、それ位買ってもよかったかも。ま、次の機会があれば。

* * * * *

多分もう何度も書いているけれど、私の中でブランド品というものは、ロゴなしでも選ぶかどうかが基準になっている。

最近のブランド品は、兎に角ロゴを付けまくり、洋服でも見えるところにタグを付けたりする。あれ、私は大嫌い。なので、目立つタグは取ってしまったり、油性マジックで黒く塗りつぶしたり、刺繍されているロゴはリッパーで糸を抜いてしまった事もある。

そもそもロゴが見えなければ勝負できないブランドなんて、ダメダメやん。実力勝負しなよ!




ボーイズとは別行動だったので、コーヒーとラズベリーヨーグルトケーキで休憩、集合時刻まで時間潰し。
ケーキも最近本当に高くなって、4ユーロ前後。怯んだけれど、連日の事でかなり疲れていたし、帰りの運転もあるので、エネルギー補給は大事!と贅沢。

トルコの子達が大金を持って来ているので、それを見せつけられる兄こぐまが可哀想になって、「もし本っ当に欲しい物を見つけたら、買ってあげるから私を呼ぶんだよ(←お金を渡すと、そんなに欲しくなくても買っちゃう事がある)」と言っておいたけれど、何も見つからなかったそうで、ほっとした。