2024/05/30

少し落ち着いた


家の中が片付き、夫婦でトラウマとも向き合い、経営についても考え直し、色々と落ち着いてきた感じ。

私は食べ物を捨てるという事にもの凄く罪悪感があって、殆どした事がない。変質しない限り、賞味期限も全く気にしない。
(油分のない物はかなり永遠にもつ。油は酸化するので、古いのは絶対にダメ。具合悪くなるよ。←経験済み)
けれど、糖尿病になって食べられなくなっても未だ諦められなかった頃に大切にしまい込んだままの物とか、引っ越しの後ずっと台所がなくて放置されていた物とか、流石に変質してしまっていたので、大分整理した。
頂き物なら折角の心遣いを無駄にして、おいしさを追求している製造者の思いも無駄にして、勿体ない、ごめんなさい、ごめんなさい、という、胸が潰れる思いだったけれど、食べて体を壊す訳にはいかないのだから、仕方がない。
最近は流石に諦めを学び、頂いても自分で食べられない物は、思い切りよく横流しして他の人に食べて貰うようにしている。そこに至る前のダメダメだった私の残骸に、さようなら
私の宝箱はまだまだあるのだけれど、はじめの一歩を決心した事で、何でも食べられたあの頃にはもう戻れないのだと心に刻まれ、これまた少し心が整理されて落ち着いた。




庭の芍薬。花びら1-2枚にだけ濃い色がすーっと入っていて、淡いピンクのぼかしが夢みたいにきれい。





2024/05/29

晴れ晴れ


写真を撮る時には、無意識にゴチャゴチャが写らない向きに撮るので、余り判らなかったと思うけれど、実はうちのリビングスペースには、床が見えない位、夫と子ども達の物が積まれていて、まるで物置きの片隅で生活させて貰っているみたいだった。
要るものも要らないものも、「後で整理しよう」と兎に角わーっと段ボールに投げ込んで、半分口が開いていて埃だらけになったそれが、山積みで崩れかけている。そんなの、あかんに決まっとるやん!
私のものじゃないので触らせて貰えない。そして、こればかりは周囲が何か言ってどうこうできるものでもなく。
折角の夢の家が物置きになっているのを見るのが嫌で嫌で、休みの日でもつい医院に籠ってしまう位だったの。

ずーっとそんな状態だったのが、一旦片付いて、心、晴れ晴れ。




やっと出せた、バリ島の木製モビール。




物に埋もれていたハンス君にも、やっと寄り付けるようになった。




休暇中ずっと、降ったり照ったり。食卓から面白い雲が見えた。




夫の作り置きの煮込みに、私が炒め野菜とサラダ菜を添えて、簡単ごはん。

まだ家具が揃っていないので片付けられないという部分もあるのだけれど、兎に角リビングスペースが片付いたのが、めちゃくちゃ嬉しい。少しずつ、少しずつね。
はー、窓拭き頑張った甲斐があったわ!





2024/05/28

カーブをやり遂げた



この休暇で、家の中は片付いて、段ボール箱の山に囲まれた暮らしからは脱出。

経済的には、崖っぷちギリギリのところに立っていたのが、週末にも当番医バイトを入れられるだけ入れてバリバリ働いて、半歩下がれた感じ。とは言え、まだもう一山ある(まだあるんか!)と判ったので、これが最後ではないのだけれど、あと半年位で片が付くのではないかな。
でもね、毎回「これが最後の山」と思ったから越えられてきたんだろうな。最初からこれだけ山が来ると予想できていたら、精神がもたんかったわ。そういう意味では、見通しがつけられなかったのも、悪い面ばかりじゃない。

私はもう絶対に自殺はしないけれど、経営苦で自殺してしまう人の気持ちがふっと解る気がする瞬間があったりした。
何人もの人に給料を出すという事は、即ち自分の日常生活の何倍ものお金が動くという事で、悪い方に転がり出したらもうどうにもならない、自分独りでどうこうできる額ではないので、追い込まれていくのだな。

ドイツ語で、「Gerade die Kurve gekriegt(何とかカーブをやり遂げた)」という言い方をする。「トンネルを抜けた」とまでの安心感はないけれど、一つの難所を越えたという感じ。

さあ、もうひと頑張り。





2024/05/26

子ども部屋、その後


去年の夏に何とか使えるようにした子ども部屋、その後。




兄こぐまのはゲーマー部屋になっている。

出来上がって呼ばれて見た時はびっくりして「ちょっとー、甘やかし過ぎじゃないの?」と思ったけれど、このコンピューターは、夫が1年以上かけて特価パーツや中古品を買い集めて組み立てたので、凄く安くできたのだそう。まあね、お祝い金なども全部つぎ込んだと言うし、うちはテレビすらないのだから、まあいいよ。

ギムナジウムで孤立していたのが、担任の先生が替わった今年からやっと友達が増えてきた。皆住んでいる村がバラバラで、バスを乗り継いで行かないといけないので、なかなか行き来できないのだけれど、オンラインゲームで一緒に遊んで大騒ぎしている。

そして初めて、「ぼくも誕生日パーティーしたい」と言い出した。
うえーっ、遂に来たか・・・と内心げんなりしつつ、「自分の部屋もない、かわいそうな子」で、家の中がぐちゃぐちゃで昼間でも寝ている人がいて恥ずかしくて友達を呼べないとか、そもそも呼ぶ友達もいないとか、そういう子ども時代でここまで来たのだから、いいよ、いいよ。
パパにピザを焼いて貰って、クラスで「寝太郎なんだぜ」とか言われていたパパの株も上げておきな。




妹こぐまは
夫のお下がりのノートパソコンに、少し買い足して貰った。
アルザスで買ってきたアンジの額絵を飾り、カフェカーテンを付けてやったら、大喜び。

同じ村に仲のいい友達が3、4人いて、しょっちゅう行き来して、泊まりで遊びに行ったりして、楽しく過ごしている。

第二外国語の希望を出すのに、友達がフランス語を取るので一緒に取りたいと言い出したのだけれど、フランス語だと誰も助けてやれない(夫は当時フランス語を取っていたけれど、壊滅的でAbiのネックになったらしい)。個人的には語学で世界が広がるのは大歓迎だけれど、Abiが絡むとなると人生を左右し兼ねない。妹こぐまの性格では、一人で語学を勉強してAbiのレベルまでやるのはかなり厳しいでしょう・・・と、親子で話し合って、妹こぐまは自分でラテン語にすると決めた。ラテン語なら夫が助けてやれるし、兄こぐまもラテン語を選んだので、3人で一緒に勉強できるから。

* * * * *

夫がそれぞれのベッドサイドに壁棚を吊って、ベッドも壁に固定して、一応完成(兄こぐまの部屋の壁はまだ塗られていないけど・・・わはは)。
実は今迄家族4人一緒に寝ていたのだけれど、この機会に自分の部屋で寝るようになった。




もう二人とも大きくなったので、夜中に具合が悪くなってもトイレまでは辿り着けると思う。けれど私達の寝室は別の階なので、2年前にパリで買ってきたこの呼び鈴をトイレに取り付けた。結構大きな音がするので、これを鳴らされればすぐ目を覚ますでしょう。
川沿いに園芸店スタンドがずらりと並んでいるところで、うわあ、素敵!と一目惚れ。見本の方がいい音だったので、釘付けされていたのを外して売って貰ったの。ようやくぴったりの場所が見つかって、よかった!





2024/05/25

心の窓



お天気が悪くて庭仕事ができないので、窓拭き。

本当は花粉の季節がきちんと終わってからやりたかったのだけれど、窓が汚れていると心が曇っていくので、よっしゃ、やるか。
うちは本当に顕著で、私が窓を掃除すると、夫が片付けを始め、家の中が動き出す。なので、セラピーのつもりで頑張るのだ。

去年、上の三角窓だけ「まあ、いいか」と放置したら、夫が「気になる」と脚立を出して来て、これだけに丸一日かかっていた。しかも、夏の直射日光を浴びて、滝のような汗をかきながら。
今回も「まあ、いいか」と思いかけたのだけれど、それを思い出して、うーん、やっぱりやっておくか。夫にはもっと他にやって欲しい事があるからね。




窓拭きは、直射日光で熱くなっていると乾いてやりにくいので、小雨が降っている位の方がいいのよー。
そして、必ず窓枠から始める。窓枠:窓ガラスで掃除の労力は8:2位かな。ガラスを拭く事自体は、きちんとした道具さえあれば本当に簡単。




台所は網戸も張り替えて、すっきり。

窓拭きって、上ったり下りたりが激しくて、下半身がしっかり筋肉痛になったわ。
私はきれい好きだけれど、掃除好きでは決してない。普段から小まめに掃除していれば大変じゃないのに、やりたくなくて「もう限界!」というところまで放置してしまうので、余計に腰が重くなり、汚れていると家族も無頓着に怠惰になり、どんどん淀んで悪循環。

夫の部屋も然りで、「どうせシャッターを下ろして閉じこもっているから、窓は拭かなくても」と思いがちなところこそ、窓をきれいにするとシャッターを開ける気にもなるし、そうなると片付ける気にもなるというもの。なので網戸も張ってあげた。

夫が「どこもかしこもピカピカ!凄いね、気持ちいいね」と感激して、あそこもここも片付けたいと言って動き始めたので、頑張った甲斐があったかな。
休暇旅行は無理だったけれど、一緒に家の中を片付けて、毎日私が台所に立つのを凄く喜んでくれて、家族の絆が少し修復された気がする。


「私の窓の拭き方」(2022/06/08)





2024/05/23

家を飾る


最初に住んでいたアパートを出て、次のアパートは今の家ができるまでの仮住まいと判っていたので、必需品以外のものは段ボールから出さなかった。
今の家に引っ越してからも、まずは兎に角生活を整えなくちゃと、飾りを出す余裕がなかった。

一週間の休暇で、そういうのを今やっと少しずつ出してきている。




大好きなこれも。当時は大きいのを吊るす場所がなくて残念に思っていたら、ミニ版を見つけて飛びついたのだった。
ああ、でもこの家なら、大きいのがさぞ似合うだろうなあ・・・。




脚立によじ登って、スワロフスキーのサンキャッチャーもぶら下げた。プリズムになっていて、虹色の光がミラーボールみたいに部屋中に散らばるの。(左の窓の上に薄っすらと写っています。)
直射日光が長時間入る窓というのが難しいのだけれど、上の三角窓はシャッターもカーテンもなしなので、ぴったり。




貰って初めて見た時の、こぐまの顔!




曾祖父の柱時計も、やっと場所が決まった。犬や山羊の飼い主さんに、彼女のおばあさんの引き出しを頂いたので、それと合わせて。
額は取り敢えず掛けてみたけれど、やっぱり他のに替えるつもり。




アルザスで少しずつ買い集めたお菓子の型。

思い出の品を飾るという行為で家に心が吹き込まれる感じ、すっかり忘れていたよ。今迄、兎に角「生活できればいい」という感じで走り続けていたのだなあ。
家族も「違うね!」「きれい!」と大喜びしてくれて、そう感じる心がちゃんとあるという事が嬉しい。




晩御飯の後、食卓で読書。ふと目を上げるとテーブルの上のガラスの色がうっとりする程きれいで、夜の帳が下りていき、飾った物たちがそこに溶け込み、いつ迄でもここに座っていられる感じ。

「死の棘」(←Amazonリンク)は十代の頃に一度読んだきりで手放したのだけれど、何のご縁かまた手元にやって来て、今何となくそういう気分になって手に取った。真夏の灼熱の安アパートで、涼を求めて少しずつ移動し、最後は玄関に座り込んで読んだ事まで覚えていて、
作家としても内容も決して私の好みではないのだけれど、やっぱりそれだけの力があるという事なのだろう。そして飽くまでも文学なので、登場人物の言動について、今の正義感を振りかざしてあれこれ批判するのはナンセンスと思う。



2024/05/22

しんどかった


しんどくなると、私はビートルズ。
不安定で生きづらかった思春期に、私を生に繋ぎとめてくれたのがビートルズだったの。




I'll follow the Sunを歌いながら焼いた、チーズスフレケーキ。

うちの家族は食卓で繋がっているな、とよく思う。
おいしいものを一緒に食べると、不機嫌でトゲトゲしていたものも、何となく丸くなる感じ。
私が休みの時しかしてやれないのを心苦しく思っているのだけれど、お陰で特別感や有難みがあって、却って助かっているかも。

一般的には一番いい場所をリビングルームにするのだけれど、私達は食卓を置いたの、大正解だったと思う。




そして、森の散歩。キラッキラの新緑が気持ちいい!




鳥の囀りに囲まれ、時々立ち止まって空や緑に見惚れ、2時間位歩いたら、ささくれ立っていた気持ちが落ち着いた。


おっとの暗黒時代のトラウマ、ずーっと蓋をしてあったのだけれど、重い腰を上げて遂に蓋を開けたのです。やっとの事で小康状態になっていたのをまた壊すのは、一大決心が要ったのだけれど、各々心の奥底で納得していない部分があり、いつかぶっちゃけ合うしかないのは解っていた。そして予期してはいたものの、やっぱりしんどかった。
でも、これをやるという事は、また前進するという事なのだ。





2024/05/20

トラックはこぶよ、見ちゃった



こぐま達が小さかった頃、こどものとも年少版が大好きだった。これは確か、帰国セールの人からおまけとして頂いた本。




こうしてどんどん大きな車に乗せて貰う話し。




先日、こんなの見掛けて「うわー、『トラックはこぶよ』やん!」と一人で興奮してしまった。どんな運転手さんだったのか、想像が膨らむ。





2024/05/16

兄こぐま、13歳



少し前に兄こぐまがティーンエイジャーになりました。声変わりもして、最近素っ気ないけれど、やっぱりシフォンケーキ。「ぼくが40歳になっても、40本のローソク立ててね」だって。

* * * * *

私の休みの日だったので、「久しぶりに頑張るよー」と前々から宣言。

朝起きてまず、ダイニングと台所の窓拭きからスタート。次の休暇にきちんとやる予定なのだけれど、もうどうにも我慢できず、簡単にざっと。
窓が汚れていると心も曇るというか、淀んだ空気の中に怠惰に引きこもっていく感じで、特に夫への影響が顕著なの。




さっぱりしたところで、ケーキを焼き、人参サラダを作り、先日都会のアジアンスーパーで見つけた蓮根で、お煮しめを作る。
おせち料理の時にいつも思うのだけれど、お煮しめの匂いに包まれるのって、心安らぐ幸せだなー。




型を逆さまにして冷ましているシフォンケーキの、下の隙間からふがふがと匂いを吸い込んでいる図。




このオーブンにもやっと慣れてきた感じ。




今年は初めて、オムライスじゃなくてお寿司がいいと言う。日本で食べて気に入ったんだな。握り寿司は大変だし手に入るネタの種類が少ないので、ちらし寿司にした。
お煮しめと人参サラダは好きなだけ載せて食べてね。




アジアンスーパーで大奮発して初めて買ってきた鰻も!・・・なんだけれど、タレが片栗粉でドロッとさせてあって、これ、ちゃう・・・でもまあ、男性陣が大喜びしてくれたから、よしとしよう。
あとは錦糸玉子、スナックキュウリ、アボカドとスモークサーモン。

初めての蓮根が大人気で、おかわり、おかわり・・・と。私も蓮根は大好きで、大きなパックだったので、久しぶりに堪能できた。
錦糸玉子も、この倍くらい作ってもよかったかも。

(煮しめのおつゆが沢山残ったので、暑い日に冷しうどんにしたら、皆大喜びだった。最近は加工食品とかジャンクフードとか一杯食べているみたいだけれど、おだしの味はちゃんと解るんだー、と、ちょっと安心。)

* * * * *

誕生日に私が仕事で、義母が来て私抜きで盛り上がっていて私は蚊帳の外、というパターンが最近多かったので、家族水入らずのお祝いは久しぶりだった。

豪華なプレゼントもお出掛けもなし。なんだけれど、こぐま達はそういうので文句を言った事が一度もない。
「ごめんね。この危機を乗り越えたら、また旅行しようね!」と言ったら、嬉しそうに頷いた。

何はなくとも、こんな美しい風景の中で、家族揃って笑顔で食卓を囲めて、昔の暗黒時代の事を思えば、信じられない幸せ。
皆の幸せを守るために、ガンバロウ!と、決意を新たにしたのだった。





2024/05/11

七転び八起きで行きたい


何とか食べていけていると思っていたのは錯覚だったのか、と頭を抱え、しんどい決断も色々としなくてはならない感じ。
スタッフの言葉に勝手に傷ついたり。経営者としてお金のやりくりが回らないというのは「情けない」「恥ずかしい」という気持ちが私の中で凄く強くて、朝起きる度に「そう言えば」と思い出しては、がっくり落ち込む。
税理士さんやアドバイザーに「もう大丈夫」と言われて安心したのが早過ぎた。自分の感覚では「まだまだ」だったのに、人間って信じたい事の方に安易に流れるんだな。恨み言を言いたい気持ちもちらりとはあるけれど、結局は自分の計算が甘かったという事で、自分の責任。
投げ出す訳にはいかず、他の解決策もないし、踏ん張るしかない。

でも、今迄何度私が意を決してお願いしても、にべもなく断ってきた夫が、今度は色々と協力してくれると言う。今迄システム改善しようと思っても、変化を嫌うスタッフからすぐ反対されるし、私独りでは難しかったのだけれど、ボスじゃない夫が間に立って上手く仲介してくれれば、何とかなるかも。
そもそも最近は、夫が色々と相談に乗ってくれるようになって、私も話す事で頭の中を整理できるし、別の観点からの意見で目から鱗が落ちたりするので、とても有難い。




物置から白衣を引っ張り出してきて、マインツで開催されているドイツ医師会年次総会に合わせての抗議運動にも参加してきた。
平日の午前に医院を閉めてまでというのは大変だったのだけれど、ラウターバッハ連邦保険大臣が来るのに合わせて。




当番医も入れまくっている。
この日の当番医弁当は、スーパーで企画物のBio生椎茸がセールになっていたので、椎茸・牛挽き肉と豆腐のそぼろ・葱を玉子とじに。家族の分は丼にしたけれど、私はご飯の代わりにサラダ。




妹こぐまが学校の授業作ってきた顔。のびのびしていて、
凄く気に入った。

人生、楽あれば苦あり。だけれど、七転び八起きで行きたい。
負けるもんか。





2024/05/08

簡単、苺のティラミス



出始めの苺は、嬉しくてつい買いたくなるのだけれど、そのまま食べても味が薄い事が多い。そういう苺をおいしく食べるための、我が家の定番。
何度か書いていると思うけれど、改めてご紹介。




苺を4等分くらいに切って、無糖のヨーグルトであえて、フィンガービスケットを敷いた容器に入れて(一枚目の写真の状態)
一晩冷蔵庫で寝かすだけ。
食べる一時間前には冷蔵庫から出しておくこと。




ざっくり混ぜながら食べます。ビスケットが水分を吸ってくれて、味が濃厚になるの。「フィンガービスケットだけで、砂糖も生クリームも使っていない」と種明かしすると、もの凄くびっくりされる。
ケーキよりも軽いので、デザートにいいよ。





2024/05/04

メーデー


この辺りでは、メーデーというのは労働の日というより、お祭り&遠足の日。

あと、色々ないたずらをしてもいい日なので、庭や玄関先の飾りが持って行かれてどこかの噴水の中で発見されるとか、原付のサドルの上に歯磨き粉を塗られるとか、まあ色々。だから4月30日の夜には全部しまっておいた方がいい。




まずは4月30日に、マイバウム(5月の木)を立てて、前夜祭。
(横のクレーンと通行止めは隣の工事現場でマイバウムとは無関係)

昔はマイバウムのお祭りが若者達の出会いの場になっていたとか。
意中の女の子の家の屋根の上に、こっそり小さな木を立てておくのが、求愛の宣言になる、というのは、今でも時々見かける。




豪快なステーキサンド、4.50ユーロ也。




当日の朝、村の音楽隊があちこちで演奏して歩く。




5月1日には散歩する習慣がある。散歩と言っても、10km以下は少数派と言う位、がしがし歩く。




沢山歩いた後は、村祭りのソーセージやケーキで腹ごしらえ♪