2024/08/02

やっと、なのか?


あれ、まずいかな?と気付いたのが、去年の秋。いよいよ心許なくなってきたのが、冬のボーナスを出してから。
それから今迄、自分の物は殆ど何も買わず、お先真っ暗な想いで、当番医バイトを入れまくり、兎に角我武者羅に働いてきた。

一番酷かった時は、スタッフの給料をマイナス限度額の枠内で支払えるかどうか気にしないといけない位、本当に崖っぷちだった。請求書も全部期限ギリギリまで寝かせておいたり。
何度も書いているけれど、普段の生活とは桁違いの額が動くので、個人で何とかできる範囲じゃなくて、やっぱり会社として何とかしなくちゃいけない。

ところが先日、先払いしていた2022年分の税金の超過支払い分が戻って来て、それが何故か予想外に多くて、一気に息がつけるようになった。と言っても、その年度分は別口の後払いがくるので、そこに補填して消えるのだけれど、それでもその後払いができる目途が立っただけでも、もう全然違う。「この後払いは逆立ちしてもできんわ。滞納って、罰金程度で済ませるにはどうやってやればいいんだろう」と戦々恐々としていたので。
でも何で、税理士さんの前計算より多く払い戻されたんだろう。私の計算とも合わない。まさか「間違いだったからやっぱり返せ」とか言われんだろうなあ・・・と、確定通知書が届くまでは落ち着かない。

(税務署の計算が済んで確定通知書が来ると、それによって私の年収も確定するので、年収によって決まる年金や健康保険料などの計算をし直す事になる。先払いしていた金額によって、後払い請求がきたり、逆に払い戻しがあったり。
私の問題は、医院が回るようになってからは税金を多めに先払いしておいたのに確定申告が滞って払い戻しに辿り着かず、先払いしていなかった初期の後払いだけが続々と届いてしまった事。)

余りにも崖っぷちで今年は税金の先払いを半年間止めてしまったし、保険年金等の後払いが全部済んで冬のボーナスも出せるところまでいかないといけないので、まだもうひと頑張り必要だけれど、束の間の深呼吸。




向かって右の写真はイスラエルの紅海、
左の絵は久留米の「Under the Moonlight」。





2024/07/30

小5女子の喧嘩


少し前の話し。

妹こぐまが、仲のいい友達AちゃんとBちゃんが喧嘩していると言って、心配していた。
事の始まりは、Aちゃんを以前いじめていた子達が「Aちゃんと話しをしたい」と言うので、仲直りしたいのかと思ってBちゃんがAちゃんのアドレスを教えたら、仲直りどころかまた言いがかりをつけてきて、Aちゃんが傷付いて、アドレスを教えたBちゃんに対して怒っていると言う。

「前にいじめていた子達はもう違う学校だし、一緒に遊んでいる訳でもないし、一体何を理由に言いがかりをつけてきたの?」と訊いたら、

「イスラエルかパレスチナか、どっちの味方?って訊いてきて、Aちゃんが『パレスチナ』って答えたら悪口雑言が始まったんだって」

凄いな、おい。小5の喧嘩のネタが国際問題かよ。
私が知る限り、その子達のうちの誰も、当事者国民でもそれに類する国民でもない筈だし、そんなに宗教的でもないと思う。
そしてそれ、どっちに答えても攻撃できる、罠やん。聖書でキリストに言いがかりをつける場面を思い出しちゃったよ。




こぐま達、夏休みに入りました。
私はもう少し頑張ってから。





2024/07/27

税務調査


一難去ってまた一難じゃないけれど、今度は税務調査。
2020-2021年分を、今頃調査するんだって。
税理士さんは「私があなたという人を知る限りでは、たとえ何か出てきても些事だから、心配しなくても大丈夫」と笑い飛ばしてくれたけれど、全然一緒に笑えない。

故意に誤魔化してはいない筈だけれど、重箱の隅をつつく事は可能かも知れないし、そもそも書類を全部理解している訳ではないので、緊張して嫌ーな感じ。
珍しくチョコレートを食べたりして精神安定を図りながら、何とか準備。と言っても何をしていいかわからないので、あちこち片付けるのが関の山だけれど。
医院のスペースに私物を置いてプライベートで使っていないか、チェック。医院用に買ったけれど結局買い替えて片付けた物など、領収書を見て「これはどこにあるの?」と訊かれたら示せるように、物置のあちこちから集めて整理。
調査員が意地悪しようと思えば何でもできそうで、ゴミ箱の中身まで気にしちゃったよ。(例えば医院のゴミ箱に生活ゴミが入っていたら、「普段ここをプライベートに使っているの?」と追及されないかな、医院のゴミ収集代は経費なのに家庭ごみを混ぜているんじゃないかと疑われないかな、などなど、杞憂かも知れないけれど、心配し出すときりがない。)

さて、そんな大騒動の末に迎えた税務調査、10分も掛からなかった!
遠方からわざわざ立ち会いに来てくれた税理士さんと「一体何が知りたかったのかな?!」と後で顔を見合わせる位、あっさり終わって拍子抜け。




2020-2021年分のお金関係ファイル。開院の年は恐ろしい量だったなー。
データは全部渡してあるので、その場でランダムに見て確かめるのかと思ったら、持って行っちゃった。
まさか持って行かれるとは夢にも思っていなかったので、個人的なメモとか、もしかしたらパスワードとか、色々入っていたかも・・・。

しかも調査員さんが「来週は私は休暇だから、結果は再来週以降ね」という、またかよパターン・・・はー、スッキリしないのがまだ続くんかい!

* * * * *

大変だったけれど、ポジティブな副産物も。

旧母屋の一室は医院の物置として使うプランだったのに、夫の「取り敢えず」の物(空き箱などのゴミが半分以上)が突っ込まれて歩けない位の山積みになっていて、旧母屋は恐らく今回の調査には関係ないのだけれど、この機会を逃すもんかと「もしかしたら『物置はどこ?』と見られるかも知れないから」とせっついて、全部片付けて貰った。
とは言え、そうすんなり進む訳はなく、やいやい言い続け、本当に最後の最後、お尻に火がついてから、重い重い腰がやっと動いた。




医院専用の物置部屋ができて、今迄あちこちの隅に突っ込んであった物をきちんと集めて収納できた。

これでもう、要る物を引っ張り出すのに、階段の下の三角部分に潜り込まずに済む!置き場ができたから、消耗品もセールの時に買い込める!
・・・というレベルの苦労を強いられていたのだ。はー、4年だよ、4年。

今迄はガレージ位しか物置がなくて、埃や湿気から守らないといけないものは医院の戸棚にギチギチに詰め込むしかなかったのだけれど、これでやっと、医院の戸棚も整理できるわ。

* * * * *

それにしても、ぐったり疲れました。





2024/07/24

がっかり



保険医組合の2024年第一四半期の報酬計算書が、やっと出た。

* * * * *

普通の報酬は引き続き頭打ちカットがあるけれど、当番医バイト分は全額支払われる事になっている(じゃなきゃ誰もやらない)。
当番医バイトはかなり頑張って入れたので、バイト代は結構いい筈♪と、ワクワク開けてみたら・・・あれー?何か少ない・・・思っていたのの3分の2位か。
実は今迄、計算書の内訳など、全くちゃんと見ていなかった。でも、最近は当番医バイトを目一杯入れているので、何故少ないのか気になって、プリントアウトして細部までしっかり見てみたら、とんでもない事を発見した。

当番医バイトには時給があって、そこに出動があったり外来で患者さんを診たりすると、その分は点数請求になる。
それって加算だと思うのが普通じゃない?
違ったのよ、それが。

実は時給というのは最低保証額で、
①働いた点数が時給を超えたら、時給はゼロ
②超えなかったら、時給分から働いた点数分に流れるだけで、合計金額は時給のまま
という計算方法だった。なんじゃ、そりゃー!

例えば、時給が10だとする。
①点数で12働いたら、時給はゼロになって、貰うのは12。
②点数で4働いたら、時給は6になり、貰うのは10。7働いたら、時給は3になり、貰うのはやっぱり10。
10+4で14とか、10+7で17とか、貰えるんだと思っていたよ!

うちの地域の外来当番は①のパターンだけれど、往診当番は出動が少ないので②のパターン。
こんなのなら、点数請求してもしなくても、一緒やん。働いた分、カルテを作り、往診距離を計算し、開始・終了時間も記録し、漏れないように点数を書き入れて・・・と、事務仕事が結構手間だったのに、何の意味もなかったって事?!
かと言って、記録は医者の義務なので、放置する訳にもいかない。

もうね、がーっかり。

しかも実は、この当番医手当てって、保険医組合が全部出している訳ではなくて、私達医者が「当番医運営費用」として支払わされているのよ。だから普通に割り当てられる分の当番医の時給は、元々私のお財布から出たお金でもあり、自分の右手から左手に・・・という感じで、もう本当に何をやっているんだか。
(他の人の分まで引き受けて初めてちゃんとプラスになるという事ね。)

* * * * *

しかもね、「あんた働いたけれど、支払いませーん」の報酬減額分、この四半期の私のは、なんと12.7%にもなった!
働かされた後で、いきなり一割以上月給カットされているのと同じ事で、もう本当に酷過ぎる。

やる気なくすなー、もう。
と言っても、ゲルピン現状打破のためにはやるしかなくて、先日曜日も当番医でした。
きれいなお花に慰めて貰おう。





2024/07/20

体調を崩している暇などない


日曜日は血管超音波検査のリフレッシュ研修だったのだけれど、前夜何だか寝苦しくて、当日の朝目が覚めたら「あれ?やられた!」
何だか熱っぽいし、ふらふらして、足に力が入らない。ええーっ、こんな事態は想定外やったわ。

でも、人気コースでなかなか予約が取れないのに取れたのだし、結構高い受講料も払ってあるし、何とか参加したい。車で1時間位のところで、まあ何とかなるかな。
講義中はしんどくて座っているのがやっとだし、素晴らしい内容なのに眠気との闘い。実技の時は、数人のグループに分かれ、囲んで立って順番にやるのだけれど、立っておられず隅っこに座らせて貰い。お昼休憩はご飯を食べず、机に突っ伏して寝ていた。講師に「眠いんだったらコーヒー飲んで来たら?」と嫌味を言われ、ちょっと悲しかった。
最後の10分がもうどうしてもしんどくて耐えられず、そこで失礼して帰宅して、ベッドに横たわった時の楽々のびのび感と言ったら。ベッドって、素晴らしい!

帰宅してから翌朝まで只管寝ていたら、月曜日の朝には大分楽になっていて、仕事開始してアドレナリンが出て来たら全く大丈夫だった。ちょっとアドレナリン出過ぎて鼻血が出たが、空き時間はまた何もせずに兎に角寝るようにしたら、火曜日にはほぼ完全に元気になっていた。
かなり速くやっつけられて、Yeah!という感じ。

いやー、私のスケジュールって、バリバリ元気である事が前提なんだな、と改めて思い知った。
スタッフにも先日、「くまさん、いつも一番に来て、最後までいて、時間外の予定が一杯入っていて、一体いつ寝ているんですか?」と訊かれたところ。




今週もちょっと「大丈夫かいな」という位一杯詰まっていたけれど、この向日葵にうっとり元気を貰いながら切り抜けられた。

因みに超音波コースは、無理にでも行った甲斐があった♪
動脈ドップラーは今迄殆ど出番がなかったので、忘れていた事を色々と思い出させて貰って「ああ、そんなん、あったなあ!」という感じで、早速器械をいじって復習しているところ。
というのは、器械のボタン操作で画調整などしないといけないのだけれど、うちの器械には私が使わないようなマニアックな機能までてんこ盛りのうえ、英語の略語だらけで、器械の説明書は非常に簡略で、どこにどの機能が隠れているのか片端から押してみないと判らなかったりするのだ。でもまあそれは、うちの器械に限った事ではなくて、病院に置いてある器械なんて説明書は大体どこかに行ってしまっているので、知らない超音波器械を触ってみてLearning by Doingで覚えるのは常なんじゃないかな。折角カラードップラー機能付きのにしたのだから、もっと使おう。
それにしても、最近の器械は安物でも凄い。夜中に夫の頸動脈を借りて、二人で「学生時代の頃の器械と全然違うよね」と改めて感心。ちょっと奮発してこれにして、よかったなー。