2023/10/31

のんびり秋休み



明るい月夜。




秋の朝の長ーい影。




秋休み、本当は久しぶりにこぐま達をチロルに連れて行ってやりたかったのだけれど、宿が軒並み休み。なので家でのんびりする事にした。

私も疲れが溜まっていたみたいで、久しぶりに不整脈とか腸痙攣とか起きたので、余り色々頑張らず、だらだらのんびりしている。




夫と兄こぐまがまたダイエット&筋トレをしているので、糖質オフごはん。真ん中にどんと置いてあるのは、蒸しブロッコリー。
煮込みには、最後にお鍋の一番上にムール貝を入れる。こぐま達は貝が苦手なので、貝は全部掬い出して親二人で山分け♪
(お肉はかなり値上がりしたけれど、スーパーのムール貝は今のところ値上がりしていなくて、昔はちょっと奮発して買うものだったのに、今は貝の方が安い位。)




久しぶりに玉ねぎドレッシングも作った。暫く寝かせると、凄くおいしくなるの。生野菜だけじゃなくて、何にかけてもいい。

今回は、玉ねぎ700g、塩大匙3杯、オリーブオイル200g、白バルサミコ酢200gで。(本来のレシピは砂糖も入れて、グレープシードオイルと白ワイン酢だったと思う。でも、上等のオリーブオイルを頂いて、普通に出すとあっと言う間に平らげられてしまって勿体ないので。)





2023/10/29

新しいパン屋さん


うちの工事をしてくれた工務店が工事をしていて、建て終わったのを見たら、好きなパン屋さんの支店だった!
そして、開店のニュースの写真のバックに写っているのは・・・なんと、あのランプやん!

え、ホント?これは見てみなくちゃ!と、早速足を運んだ。




やっぱりー♪
こんなドイツの片田舎で、フィンランドのランプを採用するインテリアデザイナーがいたという事に、びっくり。

夫は最初「ぼくにも作れそう」とかほざいていたけれど、見れば見る程「やっぱり無理かな」になり、感心してすっかり気に入って、「うちにも欲しい!セールを見つけたら買って!」だって。(うちの寝室のランプは、半額くらいで買ったの。)
確かに、今の食卓のランプは借家時代に買ったものなので、大好きだけれど今の空間に対しては小さ過ぎるのよね・・・。


うちと同じような梁で、うんうん、あの工務店チックだよね。
ここでも患者さん夫婦に声を掛けられて、「ここを建てたの、うちの工事をしてくれた工務店なのよー」というところから、うちの工事の話しに花が咲いた。
我が家の歴史を保存した事を「素晴らしい!よくやったね!」、ついでに「家庭医になって貰って幸せ、大正解だった」と言って貰えて、嬉しかった。

因みに、うちを売ってくれたおばあさん、自分が生まれ育った家だったので売るのが悲しかったのだけれど、色んな人から「あなたが売ってくれたお陰で、こんな小さな村に、誰も夢にも思っていなかった家庭医院ができた!」と言われるのだと自慢気に話してくれて、これもよかったなあと思う。


燃料代をはじめ物価の高騰で、パン屋さんは今凄く大変。儲けの単価が小さいから、もろに影響を受けるし、皆も生活が苦しくなるとスーパーの安いパンに流れるしね。
でも、パン職人というのはドイツ文化の大切な担い手の一つで、決して失われてはならないと思う。このパン屋さんは地産地消でおいしいので、なるべく買って応援するようにしている。

(別の、この辺の最大手のパン屋さんは、売れ残りのパンを値下げとか寄付とかせずに廃棄していると聞いて、買うのをやめた。ロゴマークがクロワッサンというのも、何だかなあ。)





2023/10/26

今年も秋祭り



今年も行って来ました。おらが村の秋祭り。
ケーキが売り切れるのが早いというのを学び、まずはケーキから。




それから私は焼きソーセージとザワークラウト。こぐま達はカツ、夫はバーガー。




そのつもりで、屠殺プレートは前の晩に食べておいたのだ♪
パンの下に茹でた豚肉が二枚も隠れています。


去年は失敗したけれど、今年はちゃんと計画を立てて臨んだので、食べたかったのは全部食べられた!ひひ。





2023/10/23

バタバタ一週間と賞品ごはん



先々週末は何と、6年ぶり?にジョギングに連れ出された。
「皆で行こう」と言われて、「まじかよ・・・私なしで行って欲しいわ・・・(皆が出掛けている隙に、私はのんびり♪)」と思ったのだけれど、兄こぐまのモチベーションを上げるために、渋々付き合う事にした。この村に引っ越してから、初めてだよ。

でも、いざジョギングしてみたら、やっぱり体がすっきりした。そりゃ、私もいい加減運動不足やしねえ。ほんのちょろっとジョギングしただけなのに、5千歩いったって。

* * * * *

先週は色々あった。

私は今迄の自分の雇用主達と比較してかなり被雇用者寄りだと自負しているのだけれど、それでも不満が出てきたみたいで、その対応に悩まされたり。
「一体どこまでやればいいの?」と泣けてくる程ショックだったけれど、まあ雇用主というのは不満を持たれる運命なのだと割り切り、誰が正しいとか正しくないかとかの議論ではなく、兎に角皆がそこそこ満足してくれるような相対的な結論に持っていくべきなのだろうけれど、私にはまだ結構難しい。
(それが事実かどうかではなく、そういうネガティブな考えに至ってしまった事自体が問題な訳で、そうならないように配慮するのが私の役割なのだろう。なので、「そうじゃない」と否定したり、誰が悪かったのか議論するよりも、「何故、何がきっかけで、そういう印象になったのだろう」という点から改善して、未来を建設する感じでいきたいもんだ。)

私達の同級生が上級医をしている病院に、知人が計画手術で入院する事になったので、仕事を済ませてから、お見舞い&同級生に会いに行ったり。
当時私の寮の近くに住んでいて、一緒に勉強したり料理したり、帰省シーズンに私が寮で一人ぼっちになるので実家にも何度か連れて行ってくれた同級生。今度、副ボスになるんだって。裏表がなくて面倒見がいいから、下につく人達は幸せだろうなー。
外出したついでにIKEAにも寄って、引き出し整理用の小箱など、ちょこちょこ買い物。

また別の日は、学校でガス・薬品漏れ疑惑があって、妹こぐまが同級生何人かと一緒に学校から救急車で病院に運ばれてしまったので、昼休みに迎えに行ったり。
妹こぐま自身は全然大した事なくて、救急医が「知っていたら、病院じゃなくてママのところに運んだのに!」と言った位。病院まで片道25km位だから、結構遠いのよ。
私がお迎え最後で、他の子のママが一人、親切にも残ってくれていた。妹こぐまは一人で救急車に乗せられて、私が仕事があるので誰も迎えに来られないかもと凄く心配していたみたいで、ギューッと抱きついてきた。仕事があっても迎えに行くに決まってるやん、というのは大人の考えで、まだ携帯電話も持たせていないし、仕事は大事でなかなか動かせないというのを解っているだけに、さぞ気を揉んだ事だろう。可哀想に。

その後、兄こぐまが数学が解らないというので、一緒に勉強したり。
数学の内容自体は大した事ないのだけれど、用語のドイツ語を知らないのと、記号の書き方が日本と違ったり(「÷」が「:」、「x」が「・」。で、「x(エックス)」を筆記体で書かないので、日本の「x(かける)」と混乱する)、数字も一の位を十の位の前に読んだり、分数も分子から読んだりするので、喋って教えるのは結構頭を使う。晩の診療が始まるギリギリ前までやったので、休まらなかったー。

また別の晩は、兄こぐまとプレゼンテーション競争したり。
「中世のお城の生活について」のプレゼン、兄こぐまが全然やらないので、「よし、ママと競争しよう。兄こぐまが勝ったらチョコレート。私が勝ったら兄こぐまの手打ちパスタ」と言ったら、俄然やる気を出した。
お陰で私までプレゼンを作る破目になったけれど、私が本気を出したら勝負にならないので、適当にささーっと。審査員(夫と妹こぐま)は、賞品のチョコレートを分けて貰うか、パスタを食べたいか、で迷っていた様子。わはは。
結局引き分けで双方賞品を貰える事になり、兄こぐまも自分の改善点が判ったみたいで、めでたし、めでたし。




前菜。手前のはモッツアレラ、奥のは羊のチーズが載っている。




私がリクエストした、茸とハムの手打ちパスタ。




兄こぐまがはまっているデザート。苺を潰して混ぜながら食べるとおいしい♪





2023/10/20

中世の古城その2、Burg Eltz



二日目に行ったエルツ城は、300ヘクタール以上の森に囲まれている。こちらも破壊されずに残った珍しい城で、500マルク紙幣の柄になったり、ヴィクトル・ユーゴーやウィリアム・ターナーなども訪れている。
三兄弟が言わば長屋のように合体した別々の居城を作ったため、こんなに大きいのだとか。そのうち一家系は途絶え、残る二家系のうち片方がもう片方から全て買い取り、今は一家系の所有となっている。




上の駐車場へ向かう道が渋滞になっていたので、これは一杯だなと見切りをつけ、下の駐車場も一杯だったけれど隙間に何とか駐車。でも、上の駐車場が凄く近いという訳でもなく、どちらの駐車場からも、こんな森の中の道をかなり延々と歩くので、運動靴がお薦め。
Burgの割に勾配はそんなにきつくなくて、「あれ?そんなに登らなくていいのね。高い所に建ってるんじゃないの?」という感じ。




ぱっと視界が開けてこのお城が見えると、うわーっ!と思わず歓声が上がる。谷間の中の小高い丘の上に建ててあるので、山を登らなくてもよかった訳ね。

そして同時に見えたのが、橋の上の長蛇の列・・・。




しまった、こんな事と判っていたら、朝一番に行ったのに。
でもまあ、Burgの性格上広い場所がないから列が長くなっているだけで、これで45分待ちと言っていたので、まずまず。

この写真の右下の方にも・・・



要塞が作ってある。この谷間の底には小川が流れていて、雨水で足りなくなると、そこから水を運び上げたのだとか。




屋根瓦は黒い頁岩を削いだもの。壁はモルタル多目の石積み。




こういう豪華なのはトイレじゃなくて出窓。ローソクも高価なので、仕事するテーブルとか書斎とか、明かりが必要な場所ね。

ここは城内ツアーは撮影禁止だったので、写真なしだけれど、相当裕福な名家だったようで、凄かった。話し合いや決議をする部屋は、親戚や同盟の家々の紋にずらりと囲まれる威圧感。方々からの貢ぎ物の金銀財宝。豪華な作りの礼拝堂。寝室にもステンドグラス窓の礼拝スペースがあったり、ベッドも階段が数段ついている高さ。二室に一室が暖炉付き。トイレも20個もあるんだって。
(フランスではおまるを使っていた時代で、もっと大きな城でも一つもトイレがないことも。まあ、城外への垂れ流しとどっちがいいかは、さておき。)




ここのショップで売っていた、「実際に着用できます」の甲冑、2440ユーロ也。
うちの近くでも幾つか有名な中世祭りがあるのだけれど、そこに着て行ったら完璧だな。




さて、ツアー中に、直角のない五角形の部屋があって、「ここは基盤の岩盤を1センチたりとも無駄にしないよう、いっぱいっぱいに建ててあるので、不思議な形の部屋なのです」と聞いて、そうか!!と。
お城を出てからよく見たら、確かに岩盤の上に直接建てられていて、一部は外壁の足元にそのまま使われているわ。




お城に通ずる道の横も、こんな露頭。




前日のお城の入り口の階段で「どうして頁岩を斜めに使っているのだろう」と不思議だったのだけれど、そうか、あれがここらの岩盤なのか!と、遅ればせながら、やっとパズルが繋がったのでした。